ここでウケたのはうれしい!

今日は午後から人権擁護委員のみなさんの研修会です。
これ、なかなかにハードルが高そうです。年齢層も高そうだし、もしかしたらまじめな人たちかもしれないし…。でも、とにかくチャレンジです。
ということで、エイヤとがんばってみました。
話の内容は、もともとは「トランスジェンダー関連」と言われましたが、相手が相手ですから、ここはやはり「禁を侵してみる」必要があるかと。なので、5月につくったネタをかけてみることにしました。
で、話しはじめると、これがみなさん柔らかい。午後一番できっと眠いだろうに、そんなことを感じさせない集中力です。それどころか、ところどころでメモをとっておられる方までおられます。ということは、まじめさと柔らかさが同居しているわけですから、すごいです。そしてなんと言っても、笑って下さる。これがうれしいです。そんなこんなで与えられた約2時間しゃべりまくってしまいました。
終わってからの「あいさつ」がまたよかったなぁ…。

それにしても、この夏のお座敷のレジュメを送りながら「基礎編」が減ってきたなと、あらためて実感しました。それどころか「禁を侵すバージョン」を要望されることも増えてきて、時代の変化を感じてしまいます。でも、こないだ「基礎編」を話して思ったんだけど、これ、今でも必要なんじゃないかなぁ。そんな気があらためてしてきたので、「2時間枠でヨロ」みたいなところには、ちょっと推薦してみたりして(笑)。

当事者と非当事者の線引き

今日は昼呑みしながらのインタビューです。もちろん、わたしは受ける方。でも、実はどんなインタビューかよくわかってなかったり。でもま、なんとかなるでしょう。
で、お店に入って趣旨を説明されて、なるほどなと。「アライをめぐる話」でした。

なんか、アライ論争ってあるみたいです。が、基本線としては「アライはアカン」みたいな感じなのかな。まぁ、根本的な話として「アライは「ally/foe」という軍隊用語で、それを使うのはどうよ」ってのがあったりして、ま、それはそれでいいよねとは思います。が、一概に「アライ」をバッサリと切ることにいかほどの意味があるかなと思うのです。
ちなみに、「アライ」=「非当事者の支援者」とするなら、当然のことながら「当事者とは誰か」という話が出てきます。これ、そんなに簡単なことじゃないです。いや、「疑いようもなくわたしは当事者なんだ」と思ってる人には「なに言ってんだ」ってことになるんだろうけど、そこで一度立ち止まりたい人にとっては、「そうだよなぁ」ってなることですよね。
例えば…。
かつて「日本籍朝鮮人」は「日本籍」ゆえに当事者とはみなされてこなかった。でも、それに異を唱える人が出てきて、当事者性を獲得していったということがある。あるいは、HIV訴訟の支援者の中にHIVポジティブであることをカムアウトせずに支援者としてかかわる人がいた。この人は当事者なのか支援者なのか。さらには、例えばDSDsの身体を持っていたとして、そのことでさほどの不都合もなく生きることができる人が仮にいたとして、その人が検査を受けないがゆえに自分のことを知らなかったとして、その人は当事者なのかどうなのか。そしてなにより、さまざまな人々が自分のことをどう定義するのかです。
てことで「アライの定義は?」と聞かれたので「自己申告でしょう」と答えました。
それにしても、なぜ「アライ論争」が起こるのかなぁということをあらためて考えた時、もしかしたらと思ったのが、「LGBT当事者」の中には、「アライとしての自分」という経験を持ってない人が多いからなんじゃないかなって、ふと思いました。
わたしは部落外の人間として、あるいは日本人として、解放教育や在日外国人教育にかかわっています。その立場は、まさに「アライ」です。じゃあ、その「アライ」であるわたしが、例えば自分の出自にであることに無自覚かつ運動にもかかわっていない「当事者」と比べて、なんらかの非難をされるべき存在かというと、そんなことはないと思うのです。というよりも、もしも先に述べたような人が、こんなわたしを非難するとしたら、それは「当事者」にあぐらをかいているだけだと、わたしは思います。
「○○でないお前に何がわかる」とは、わたしは言われたことがないけど、まぁ定型句です。今のわたしなら「わかるわけないやん」と言います。だって、わかるわけないもん。で、わかるわけないことをあえてこういう言い方をするとしたら、それは「当事者」にあぐらをかいているだけだと思います。そう思うわたしは、「なんらかの当事者(笑)」になった時に、「これだけは言わない」って決めました。わたしはあぐらはかきたくない。
で、もとにもどります。
そんなことを考えるわたしが、「アライとは誰か」と言われたら、先に書いたような「自己申告」です。「いや、でも、自分の利益のために「アライ」という言葉を自称する人がいる」なーんて話が出てきたら「困ったねぇ。でもま、しかたないんじゃない?」って言っちゃいます。なぜなら、たぶん、深くコミットメントしてる人は、すでに「当事者」だからです。その当事者性は、「いわゆる当事者」とはレベルが違う。そして、そんな人は、自分のことを「アライ」とも「当事者」とも言わない。例えばHがしさんみたいにです。
一方、「当事者」という言葉しかないなら、それに対置する言葉は「非当事者」しかなくなる。そんな時に「アライ」という言葉があれば、そこでとりあえずアイデンティファイすることができる。もちろん「とりあえず」だから、やがてはそこから離れたらいい。
そんな、「仮置き場」としての「アライ」はあっていいだろうというのが、わたしの考えなのですが…。
まぁ、最後はどうでもええんですけどね(笑)。

てことで、デカンタで頼んだワインを飲みきったら、かなりフラフラになりました。
さてと。帰ろう。

クッキングライブラリ

今日は横浜でJPATH準備委員会のイベントがあります。なんでも、わたしはいちおう準備委員会のメンバーだとか。なのでというわけではないのですが、とっても行きたい。
が、今日は阪大の学生さんたちのイベント、リビングライブラリで本にならなきゃなりません。てことで、豊中へ。
今回のリビングライブラリが斬新なところは、一緒にごはんをつくって食べながら話をするというところにあります。わたしはなーんも考えずに、とりあえず「お好み焼き」で攻めることにしたのですが、学生さんたちはそれぞれ自分の思い入れのあるごはんを考えておられます。なんか、そういうのがいいですね。

で、リビングライブラリ開始。わたしのグループは、ひたすらキャベツとネギを切って、粉をダシで溶いて。そんなことをしながら、ひとしきりお好み焼きについての薀蓄をひとくさりしゃべったり。やがて、お好み焼きを焼きはじめたところで、ようやく本題に入りました。
なんか、さりげなく本題に入るって難しいです。でもまぁ、そこはそれ「なぜこのテーブルに」という定番の質問から、「あー、そっかぁ。そういうことが…」となるのが楽しい。そこから、自分の中に潜って言葉を探します。その言葉は、もちろんパーツの組み合わせでしかない。でも、その組み合わせは無限にあります。そこから一番フィットする組み合わせを探す。それが楽しいんですよね。
そんなふうにして、しばしの語らいを楽しんで、後かたづけ。
一段落してから参加者の振り返り。
「図書館は飲食禁止なのに、今回は飲食するのでびっくりした」
なんていう感想が出てきて、ごもっともと。
あと
「これ、リビングライブラリじゃなくてクッキングライブラリですね」
なんていう感想が出てきて、ごもっともと。

その後、もちろん打ち上げです。が、この打ち上げ、居酒屋さんに余った食べ物を持ち込んでの打ち上げです。ええんか?と思うのですが、そこはE井さん行きつけなので、なんとかなるわけです。ここでもワイワイ話をして、2時間でお開き。せっかくなのでPくくねさんと、さらにサシのみ。
いやぁ、楽しい夜です。
が、横浜も気になるよな…。

長距離ドライブ

今日からやっと夏休みo(^^)o。とは言え、のんびりするというよりも、土日と平日の境目が融解してしまうわけで、たぶんかえって忙しくなります。
とりあえず、まずは赤点の子らの基礎補充。みなさん、熱心に数学を教えておられます。えらいなぁ。それに引き換え、あちこち歩きまわりながら、てきとーにちょっかい出しをするだけのわたしです。とある生徒に
「さき一昨日帰ったのは1時前で、昨日は12時前」
とか言ったら
「ファンキーな生き方してるな」
ってほめられました(笑)。

で、昼からは隣保館訪問です。子どもを真ん中にすえて、学校と地域が両側から話をします。それがとても大切です。地域では見せないその子の顔を学校は知っていて、学校では見せないその子の顔を地域は知っている。大切なのは、「知らない顔がある」ことを知ることなんでしょうね。だから、隣保館や中学校に行くのです。今回も、とてもおもしろかったし、いい出会いがありました。
「別に何もなくても、学期に1回くらいは来ますね」
とお願いして、隣保館めぐりも終了。ちなみに、一番遠い場所は三重の手前なので、まぁ、気持ちのいいドライブです。秋にはバイクを整備してツーリング気分になりたいな(笑)。

で、今日は帰りましょう。実は、放送部卒業生の「お泊り呑み会」があるんだけど、まぁ、行っていけないことはない感じなんだけど、ここで行ったら、ぜったいに体力使い果たすし、やめておきましょう。

走った→忘れた

今日は終業式です。今年は式典が長いのでどうなるかと思ったら、やはり長かったです(笑)。
で、終業式の日の午前の最後は恒例のスタンプラリー。赤点の子らが教科担当をまわって確認印をもらうのですが、かつてはすごい人数でしたが、最近はめっきり人が減って、楽勝です。
で、さっくりとハンコを押して、職場を飛び出します。今日は三田でお座敷です。途中、東九条でお買い物。電車の時間があるから、走る走る。買い物すませて、再び走る走る。メッチャ疲れました。

で、三田に到着。眠いです。コンディション的には最悪です。
お座敷の冒頭「眠いです」と宣言。のんびり話ができるかと思ったら、スライドの説明はじめたところで、なぜかいらんスイッチが入って、いつものペースでしゃべってしまいました。たぶん、聞いてるみなさんたいへんやろなとは思いましたが、あのペースを1時間半聞くと、たいていの人は慣れてくださるみたいです。途中からフムフムという顔がどんどん増えていきました。もっとも、言葉のシャワーというものはクセ者で、眠くもなるんですよね。たぶんみなさん、ベースはすごくお疲れなので、ところどころで気を失っておられる方もおられました。まぁ、しゃーないです。
でも、終わった時の拍手の大きさは、わずか20人くらいしかおられないのにハンパなかったので、たぶん話の内容は伝わったのかな(^^)。

で、今回の仕掛け人のお友だちとしばしクールダウンをして、大阪へ。
交流会の卒業生とRぽたんと3人で謀議です。
なんか、その卒業生、某所で話をしなきゃならなくて、何を話していいかわからないから相談に乗ってほしいとか。てことで、生活史を聞き出して、メモをとらせて、話をつくるお手伝い。
一般的にはどうなのかな。心の動きをしゃべるのかな。でも、「実践レポート育ち」のわたしとしては「あったこと」をつないでストーリーをつくります。「その時どう感じたか」は、聞く人が考えればいい。なぜなら、心の動きは自分ではわからないからです。

まぁ、3時間くらいでとりあえずストーリーができたので、お開き。
さてと、今日は早めに帰れるなと思ったら、新快速の中に、東九条で買ったものを忘れちゃいました(;_;)。
もうやだ…。

一歩踏み出す

なんしか、午後に出張があるとえらいことです。出張の前はひたすら準備。そして、ゴーです。が、眠いです。案の定、途中気を失いかけました。
で、家に帰って、いよいよ一歩踏み出すことにしました。
ずーっと前にまりあさんに助けてもらいながらパーツを買ったcore2duoマシンですが、XPからubuntuに入れ替えです。
インストールは、今やめっちゃ簡単です。ほっておいたらインストール完了。無線LANをUSBに突っ込んだら、あっさり認識しました。すごいわ。でと。このままだったら印刷でけんな…。プリンタドライバは…。世の中には転がってるもんですね。なんでも、ターミナルでスーパーユーザーになって、ゴニョゴニョしたら、あっという間にドライバも入っちゃいました。
しかし、この感じ、3.1の時代に帰った感じです。たぶん、あーゆーのが一番よかったんじゃないかなぁ。堅牢なOSの上にX-WINDOWを乗せる。
で、DVDstylerを放り込んだところで、「こんなもんにしといたるわ!」です。
あー、疲れた。よく寝られそうです(笑)。

長丁場

猛烈に眠い状態で、それでもなんとか1日を終えて…。まぁ、ちょっと気を失っていましたが^^;;。
新快速に乗って大阪へ。毎月恒例の会議です。
レジュメを見て、ぐぇ!ってなりました。多い。これは長丁場になりそうです。
で、会議開始。これがまた、論議が沸騰します。まぁそりゃ、「「genderをあらわす」ってなに?」みたいな話をしはじめたら、たいへんなことになりますよ。
てことで、延々3時間の会議があって、ようやくいつものお店へ。「来ないと思ってました」って、来ますがな。呑みを途中で切り上げたけど、結局終電には間にあわず。まぁ、そこはなんとかして帰るわけですが(笑)。
ぜったいに明日はしんどいよな。

柔らかい

朝、5時半にスマホのアラームがなって目が覚めました。しまった、切っておくのを忘れてた。かなり悲しいけど、目が覚めたものはしかたありません。とりあえず朝風呂に行ってみたりして。その後グダグダして、ホテルを脱出。
今日の午前は大分高教組女性部のお座敷です。
この学習会、かなり歴史があるようです。配布された冊子を見たら、「市川房枝」とか「中島通子」とか並んでいます。「すげー」とか思ってさらにページをめくると、「2016年」のところにわたしの名前が書いてありました^^;;。これはアカンな。
てことで、お座敷開始。なんですが、知ってる人がそこそこいます。中には「何度も聞いたやろ!」みたいな人もおられて、これはまずいなと。ネタバレしてるやん。とにかく、ネタをバラさないようにクギを刺して、話を進めていきました。
それにしても、空気がいいです。とても柔らかい。ウェルカム感がすごく伝わってきます。そういう空気に話を引き出してもらえるんですよね。知らず知らずのうちに会場が一体になっていきます。やはり、これが大分なんですよね。
なんか、話をすることを通して、逆にわたしがとても元気をもらいました。
終わってから、とりあえずビールをいっぱいもらって(笑)、しばし別室で個人的なよもやま話。それから、会場にもどって、フリートークとか閉会行事に参加して、さらにいろんな人といろいろ話。やはり、ややこしいケースを抱えている人がいるんですね。それにしても
「トランスと気づいた→手術したい」
という短絡的思考が蔓延するこの世の中はなんとかならんのかなぁ。

その後、悪い友だち3人と一緒に昼ごはんを食べて、しばしグダグダトーク。いいクールダウンです。
で、ソニックに乗って新幹線に乗って、なんとか帰宅。もう限界です。
ビールを呑んで寝よう。
ちなみに、新幹線の中ではビールは呑まなかった(笑)。

今年は大丈夫だと思う(笑)→煽る

朝、朦朧として目が覚めて、キャンプ上であることを認識しました。さて、どうするか…。
とりあえず、のそのそ起き出して、外を見ると雨が降りそうです。うーん、テントどうしよう…。と思うまもなく、霧雨のような雨が降りはじめました。ま、しゃーないです。雨には勝てません。それでもほどなく雨もあがったから、助かりました。
昨日つくったサムゲタンをたべたりしながら、ゆるゆると時間は過ぎていきます。片づけなきゃならないけど、片づけるのは億劫。それがキャンプの朝というものです。
それでも、なんとかかんとか必要最低限のものだけボチボチ片づけて、わたしは一足先にバイバイ。
電車に乗って、一路西へ。たどりついたのは、別府です。
とりあえず、お風呂です。なにせ、塩だく+汗だくなので、もう、どーしようもないです。
お風呂から帰ってきたら、今回の仕掛け人W田さんがホテルの前におられました。
てことで、今日の飲み会の場所に移動。あとは、飲んで食べてしゃべっての、あいも変わらずの楽しい時間を過ごしました。とりあえず、10時にいったん解散。別れ際に少し話をしてくれた人もいたりして、やっぱりいい時間だったんだなってことを再確認して、二次会へ(笑)。ここで、幹事のI永さんを煽りまくったりして、0時まで呑み。
さて、帰りましょう。ホテルに着いて、ベッドにもぐりこんだ瞬間、寝ちゃいました。