自転車とたわむれる→しっぽ→ぼんちゃん

朝、目は覚めたけど、動きたくないので、うとうと。これができるのは…。今日しかないかも。てことで、惰眠の時間を死守。でも、10時をまわったところで断念。つくづく貧乏性です。
てことで、とりあえず行動開始。
まずは、パートナーの送り。
続いて自転車とたわむれる。下の子どもの自転車がパンクしてるとか。でも、フロントかリアかがわからない。てことは、両方ともしなくちゃならないってことです。まずはリアをバラしたけどパンクしてないです。せっかくバラしたので、かつて修理したところが不安なので再修理。で、フロントをバラすと、無事パンク箇所があったので修理。
続いて、わたしの自転車のタイヤ交換です。前に子どもにタイヤを買ってきてもらったら700×23Cのを買ってきて、これが細すぎて走りにくいのなんのって。なので、今回は700×28Cをチョイス。まぁこんなもんでしょう。ついでに、上の子どものリアハブのクイックが折れているとのことなので交換。てか、中空シャフトが折れてるよ。まぁ、暫定的にクイックだけでごまかしておきましょう^^;;
で、やっと髪の毛をカットしたりして。
なんかこのへんでものすごく疲れてきたのですが、今日は大阪に行かねばなりません。

とりあえず向かうのは鶴橋の「しっぽ」です。到着するとK野さん、暴走機関車、Aっちゃん、Mぎちゃんがいました。かなりアカンメンバーです。久しぶりだけど、楽しすぎます。なぜこんなに楽しい飲み会になるか、やっぱり不思議です。もちろん「なかま」ってのはあるんだけど、メンバーの問題じゃなくて、たぶんそこで行われている会話の中身なんでしょうけどね。
その後、ぼんちゃんの結婚パーリー会場へ。これがまた楽しい。こちらは、多種多様な人たちがいますが、メインがカウンターつながりの人たちなので、またまたいいんですよね。みなさん、楽しむときは底抜けに楽しみます。ぼんちゃんにもあいさつできて、よかったよかった。
さてと。でも、そろそろ帰らなきゃ…。

つながる

今日は午後から東大阪の某中学校でお座敷です。が、その前に、なぜかガッコで会議があります。まぁ、2学期がもうすぐはじまるわけで、「なぜか」はないか^^;;。
にしても、仕事に行くのがつらいです。なにがどうなってるかはわかっています。わたしのスケジューリングの問題です。それでもなんとか職場に着いて、なんとか会議に参加して、昼にはスタート、移動開始です。
にしても、東大阪はハードルが高いです。なにせ、「下位の対抗的な公共圏」の舞台です。人権意識とかいうレベルじゃない、すごい実践の街です。事前のメールも、わたしが書いたいろんな文章を読んでおられて、その上で「話が聞きたい」と。そんなところでなにを話せと…。
でも、それはそれです。話はじめたら、共通の話題もあるというものです。特に同年代の人々は爆笑しておられます。今日は「パターン2」の話ですが、やはり弘前大学での経験のおかけで少し話題が豊富になっています。ほんとにしんどかったけど、いい経験でした。で、その深まったところに、また反応して下さいます。
終わってからも鋭く深い質問が出てきたり、校長室にもどってからもひとしきり話をしたり。同じく同和教育にかかわってきたからこその関係なんでしょうね。そんな関係が、この中学校だけではなく、あちこちにあります。ほんとうに「この世界で生きてきてよかった」と思える瞬間です。
さてと。そろそろ5時です。帰りましょう。
鶴橋で乗り換えだけど、駅から出ず。大阪でも出ず。京都でも出ず。まっすぐお家に帰りました。そりゃもうクタクタだもん…。

パワーアップ

今日は午後から奈良でお座敷です。今回聞いてくださる方は、今までとちょっと違う人々なので、それを念頭において、プレゼンを少しパワーアップすることにしました。こんなことができるのも、弘前大学で話をする機会がもらえたおかげです。てことで、午前中は家でコチョコチョとパソコンをいじってました。
で、昼ごはんを食べて出発。
駅に迎えに来てくれたのは、高校の後輩と言えばいいのか、大学の後輩と言えばいいのか、はたまた某キリスト教系青少年育成団体のリーダーの後輩と言えばいいのか、まぁそういう人です。ちなみに、わたしは某キリスト教系青少年育成団体の人々とはほとんどつながりはありません。IっぺいちゃんとZのみくんと、今日のAわやまさんくらいかな。まぁ、最後が最後でしたからねぇ。ちなみに、今も傷は残っています。
というのはおいといて…。
会場に入ると20人くらいの方がおられます。みなさん、労働相談にあたられている方です。必然的に気合が入ります。
にしても、プレゼンは150枚くらいあるんだけど、しかも途中にビデオもあるんだけど、与えられた時間は90分。無理やろ…(笑)。まぁ、110分まではOKと内諾をもらっているので、その言葉を信じることにしましょう。
てことで、まずは「奈良ネタ」からですかね。
「奈良も京都も都があったってのが共通点ですよね。あ、「あった」って過去形にしたら京都の人に怒られますね。京都は現在形ですね。「天皇はんは、ちょっと東京に旅行に行ってはる」んですよね」
こんな話で笑ってくださるみなさんは、やはりあったかい奈良の人です。助かるわo(^^)o
あとはもうアクセル全開で話をしちゃいました。で、なんとか4時59分に終了。

で、あとは懇親会です。なんでも、奈良県内のあちこちで相談業務をしておられる人々が1年に1回集まる研修会とかで、そんなのにわたしが呼んでもらえるのは、まぁ、昔のよしみってことですかね。
近くの居酒屋で、みんなでわいわい。
そのあと「2軒目に行こう」となって、近くのお店でおいしいワインをいただいて、ようやく解散。しかし、帰れるかかなり不安です。そんな時は天一でパワーをつけましょう。
で、なんとか近鉄に乗せてもらって、京都へ。地下鉄で途中の駅であわてて降りちゃったのはご愛嬌。なんとか家にたどり着きましたが、明日、大丈夫なのか?

今回もほっこり

朝、ようやくゆるんだ頭で、しばしダラダラ。こんなにプレッシャーがない朝が来るとは(笑)。
その後、弘前大学に行って、宿泊費を払ったり、山下さんや今田さんにお礼を言ったり。
で、青森に移動です。再びおかっちさんとしょうこさんのおうちです。フェアウェルランチは、市場で買った魚介類。こいつをおふたりのお家で食べるという趣向です。
ホタテでか!エビ美しい!

そして、ほやー!

たまりません。ビールも飲んだところで、眠くなってきました。しばしネコと遊んだところで、今回も温泉です。3人で家族風呂でゆっくりして、さてと。そろそろほんとに帰らなきゃならない時間が近づいてきました。
あとは飛行機に乗って、一路伊丹へ。接続よくバスも地下鉄もあったので、あっという間に帰宅。ビールを呑んで、フィニッシュです。

初体験

朝、やはり緊張してるのか、6時すぎに目が覚めました。せっかくなので、プレゼンのチェック。んー、本番前だけど、やはり修正しましょう。
てことで、弘前大学に向かいます。
実は、「社会とジェンダー」という科目を今年度は夏季集中で開講して、その中日をわたしに担当させるという、かなり無謀な企てが今回のメインイベントです。
話は、去年の11月に遡ります。この日に芸術系の話をした人が今田さんで、その時いつもの調子で「呼んで」って言ったら、ほんとに呼んでくださったのですが、それがスポット参戦じゃなく、ガチの講義という。しかも、夏季集中の中日となると、基本は5コマしゃべらなきゃなりません。そんなにネタはないですよ。どうするねん…。とにかく、ポスター発表公開フルボッコ大会のあとの最大のプレッシャーです。
とりあえず、講義の開始は10時です。
1時間目は自己紹介を50分(笑)。これはいい。
2時間目は「セクシュアリティを知るために」を1時間半です。これ、かなり勉強しました。さらに、勉強だけじゃあれなので、Kうさんからもプレゼンもらったりして^^;;、必死でつくりました。でも、結果的にはよかったです。ほんとに「流れ」がよくわかりました。にしても、学生さん、よくついてくるなぁ^^;;
ここで昼休み。一息ついて…。あ、アカン。本職の仕事をひとつし忘れてた。あわてて書類をつくってメールで送って。
で、3時間目は「L/G/B/Tsのおかれた状況」です。これがまたまた新ネタです。ふだんはトランスジェンダー生徒交流会を中心に話をしてますが、今回はこれまたガチで話をすることにしました。でも、わたしはトランスについてはある程度わかるけど、LGBについてはまるっきりの素人です。なんしか、知ったかぶりにならないように、ここしばらくおべんきょしてました。とは言え、やはりダメですね。「なでる」程度の話しかできない自分が情けないです。とにかくこのDVDに手伝ってもらったりしながら、なんとか終了。
そして、4時間目は「トランスジェンダー生徒交流会を題材に」です。ここはわたしの専門分野です。サックリと話をして、最後に国連事務総長のメッセージを流して終了。ちょっと泣いちゃいました。
最後の5時間目は「カミングアウトストーリー」の上映です。わたしでは伝えきれない「柔らかさ」が、きっと伝わるかなと。
てことで、17時15分に無事終了。あとはコミュニケーションカードを書いてもらうだけです。なんと、最後に提出されたのは18時。45分間もしっかりと書かれたわけで、びっくりです。
それにしても疲れた。でも、この疲れは、きっと財産です。

あとは呑み会です。今田さんや山下さん、学生さんや同僚さんたちと向かったお店は「かだれ横丁のthunderbird」というお店。ビールはハートランドだし、肉もパスタもおいしいし、ワインもおいしい。さすがはいい店をご存知です。そんなお店で、「おべんきょ」について語りあったりセクシュアリティについて語りあったり。とても刺激的なひとときが過ごせました。
その後、近くのお店でギネスをいっぱいいただいて、今日の飲みは終了です。
さてと、明日は帰るだけ。
でも、今田さんは明日なんだよな^^;;。

ひさびさのトーク

今日の午前は、明日のお座敷というかなんというかの弘前大学へ。ここで、ひとコマだけ講義を受けることにしました。なにせ、今日なにを話されるかによって、明日の心構えが変わります。てか、話せる内容は変わらないですけどね。
でも、途中からは、やっぱりプレゼンづくりです。すんません。授業中、マウスの音がカチカチしたりして。
で、今回の仕掛け人の羽渕さんにごあいさつ。その後、今田さんの研究室に行ってごあいさつ。ここからは、いろいろ手続きをしたりして、お昼ごはん。で、山下さんにもごあいさつ。まぁ、明日のための準備です。
で、ふたたびおかっちさんとしょうこさんの車に乗せてもらって青森へ。今日の夜は「カミングアウトストーリー」の上映会です。それも、どこかの会議室じゃなくて、男女共同参画センターのホールです。「そらにじ」のおふたりの力はすごい!なんか、わずか3年ほどで、まわりの人がどんどん変わっていく。いや、もしかしたら、もともと持っていたけど「出せなかった」のかもしれませんね。そんな「なにか」を引き出す力を持っているのかもしれない。とても不思議なおふたりです。
会場には平日夜というのに30人くらいの人が見に来られました。宣伝期間の短さを考えるとすごいです。
上映会のあとは、3人でトーク。どうなることかと思ったけど、ここでまたまたしょうこさんの「司会力」のおかげで、おふたりの質問からスムーズに会場からの質問へと話が流れていきました。聞いてくださるみなさんの顔が見えます。とてもなごやか。ほんとは8時45分までだった気がするのですが、結局9時前まであーだこーだと話をしちゃいました。
上映会のあとは、もちろん呑み会です。市場の中にある居酒屋ですが、これがまたうまい!食べ物も飲み物も最高です。青森、いいなぁ…。
最後はなぜかリンパマッサージまでしてもらい、半分寝かけの状態でお開きです。
さてと。弘前に行かなくちゃ。終電だ。

にじいろ偏平足

朝、さっさと準備をして、チェックアウトもすませて、朝ごはん。バイキングは食べ過ぎます。しんどい^^;;
で、電車に飛び乗って東京駅へ。続いて乗るのは、「のぞみ」じゃなくて「はやぶさ」だったりします。最終的にたどりついたのは、青森です。今日から合計4日間青森にいることになっています。
まずは、おかっちさんたちと合流して、「にじいろ偏平足」の茶話会です。とは言え、わたしは我慢しきれず、ビールを買ったりして。
で、茶話会。とにかく、ダラダラ話をする会ってことで、なんとも言えずゆるいです。国際学会における英語の話からカミングアウトの話まで、脈絡なく話しながら、でも、しょうこさんのゆるい司会のおかげで、それらの話題がゆるくつながるのがおもしろい。2時間半くらいの茶話会が終わって解散。
その後、わたしはおふたりのおうちへ。あさってのためのプレゼンづくりです。はっきり言って、わたしは力不足もいいところです。でも、チャレンジです。気がつくと、4時間近くがんばっていました。まぁそのうちの1時間くらいは映像編集でしたけどね。にしても、RZ5でよく編集できたなぁ…。
で、8時半にようやくひと区切り。「飲みに行こうか」とHりさんを誘って、向かうは「一心」という焼鳥屋さん。が、ここ、魚がおいしいとか。お店に入ると「ほやみず」の文字が!ほやー!うれしい。やっと食べられます。

うまい!つけあわせ?の「みず」もおいしい。いいなぁ、青森。
そうこうするうちに、おかっちさんとしょうこさんも合流。ダラダラお酒を飲んでクールダウン。
さて、お家に帰って寝ましょう。

今年もワチャワチャ

で、昼ごはん。メッチャおいしいお刺身定食です。こんなの食べてたら、他のもの食べられなくなるよなぁo(^^)o
で、「学校の諸問題」分科会に殴り込みをかけようかといったん会場にもどったけど、猛烈に眠くなったので、脱出してホテルにチェックイン。しばし身体を横にしてゴロゴロ。
その後、またまた電車に乗って移動です。到着したお店は「八十(はっと)」というお店。ここで「諸問題」系の人たちが呑んでいます。実は、他に用事がないときにはここで呑むのが楽しみなんですよね。だって、今どきお酒を飲んで討論してケンカができる場所なんて、なかなかないです(笑)。
てことで、今年も飲んでしゃべって2軒目行って、さらに飲んでしゃべってケンカして仲直り(笑)。
楽しかった!
でも、身体はきついな(;_;)

今年もやってきた

バスを降りたのは横浜。6時前に到着です。
とりあえず、大和まで移動してガストに入って朝ごはん。せっかくなので、火曜日のプレゼンをいじったりして…。一時間ちょっとの優雅な朝食(笑)を終えて、会場へ。今日は恒例の湘南教組の教研です。
今年は、わたしをこの教研に誘ってくださった方が病床におられて会えないのがおそろしくさびしいです。なにせ、生まれてはじめて出会った「ネイティブ「ベイベー」ユーザー」ですから。でも、このつながりが続いているのはうれしいです。
それにしても眠いです。そんな眠気を飛ばしながら分科会開始。
まずは女性部の活動報告。メディアチェック、今年もやっておられます。息の長いとりくみです。でも、形骸化しないかどうかが、少し心配です。そのためには、常に報告を通して検証しつづけることなんでしょうね。だからこそ、教研が必要なんでしょうね。
続いて、小学校からのレポート。小学校2年生と6年生の実践です。子どもたちのジェンダーバイアスは、なかなか強固ですね。たぶん、「学校」からの情報以外は、すべてジェンダーバイアスを強化する方向の情報なんじゃないかな。となると、きついですよね。なにせ、「意図的」な学校の情報に対して、それ以外は「背景にある」というか「隠れたカリキュラム」なわけで、その「前景」は魅力的だったりしますからね。たぶん、そういうことを考えたうえでのとりくみをしなきゃならないんでしょうね。
で、共同研究者からの発言。橋元さん、今年も冴えわたっています。そうか。国民健康保険第3号被保険者ができたのと男女雇用機会均等法が成立したのは、両方とも1987年なのか。なんか、引き裂く感じですね。そんな話から、東京オリンピックの話まで、おもしろい!
で、わたしはジェンダーラッキングの話をしておきました。
その後意見交流の時間。そうそう、忘れちゃいけない。思春期前の子どもについては「トランスジェンダーとも言わない」って話もしておかなくちゃ。

変則ダブルヘッダー

そう言えば、昨日O田さんから「今どきダブルヘッダーやってないですよ」って言われたのですが、やっぱり今日はダブルヘッダーです。それも、少し変則の…。
朝、起床は6時45分です。「今、夏休みなんよな」と自問自答しながら、とりあえずいろんなツールをダウンロード。で、demuxとremuxくらいはしちゃおうかと。あと、VLCの導入も決定。あとは、シャワーを浴びて朝のコーヒーを飲んで。かなりしんどいけど、スタートです。
今日の行き先その1は、北摂にある某中学校。なんか、アップダウンがきつくて、中学校についた時点でほとんど終わりかかっています。あかんあかん。
とりあえず校長さんにあいさつして、会場へ。あー、液晶テレビ…。たしかな楽だしきれいなんだけど、レーザーポインタが使いにくいんですよね。てことで、ワガママ言ってプロジェクタを用意してもらいました。
で、お座敷開始。話しはじめると、意外なほど元気です。これ、単純にアリナミンAが効いてるだけなのか、はたまたアドレナリンが出ているせいなのか。でも、いいです。やっちゃいましょう。
にしても、みなさん若い。それに比べてわたしのネタは古い。管理職レベルにしかウケないネタってどうよと思うのですが、しかたないです。それが持ちネタですからね。てことで、若いみなさんのビミョーな笑いと同年代のみなさんの爆笑をもらいながら、無事お座敷終了。質問もしてもらえたし、よかったよかった。

で、移動開始です。お次は三ノ宮。今日は全国キリスト教学校人権教育研究協議会の全国セミナーです。
ここ、かつては積極的に参加してましたが、あまりにも忙しくなってしまったので行けなくなってしまいました。が、今年は多文化行政分科会でコーディネーターをやってほしいとのお声がかかったので、久しぶりに行くことになりました。とは言え、わたしの仕事は講師選びです。さてとどうするかと思っていたのですが、「わかりにくい人」ということで、日本籍日本人でルーツがフランスという人と、対照的に「わかりやすい人」ということで、純血(笑)在日韓国人。このおふたりの対話の中で、たぶん「ルーツとはなにか」とか「アイデンティティはどこにあるか」とか、迷走をしてくれるんじゃないかなという目論見がありました。
実際話を聞きはじめると、なかなかおもしろい。定型的な語りとも言うべき話と、定型のかけらもない話がぶつかることで、少しずつ話がズレはじめます。例えば「自分にとっての韓国人のアイデンティティは国籍」みたいな話を出した時に、「わかりにくい人」の肯定の過程で矛盾を起こしてしまう。ところどころで「あれ?わからなくなってきた」ってなるあたりからが佳境です。キンタクンテの「ルーツ」とは違う、自分のルーツ。「わかりにくい人」にとっての「言わなければわからない10年」という言葉は、なかなかのインパクトでした。
で、わたしからの無茶振り。
「言葉と文化とアイデンティティで、どれが一番困ったというかめんどう?」
答えは
「言葉は努力すれば克服できる。文化はわかってもらおうとは思っていない。でも、アイデンティティは他者との関係の中にあるので一番困ったというか、いまも困っている」
これを聞いて、「やった!」と思ったのは、たぶんわたしひとりなのかな。でも、きっとそうなんです。「自分とは何者か」を、これまではあまりにも定型的な語りで回収をしてきたし、今も「大きな歴史」の中で理解しようとする。でも、そんなのとは無関係な「ルーツ」を持つ存在から、そこへの疑問が呈されたひとときだったかなと思います。
結論なんかないし、運動にもならない。でも、これを抜いて先へ進むことはできないんじゃないかということが、個人的にはぼんやりと感じられたひとときでした。

てことで、交流会には参加せずに、とにかく家へ。晩ごはんを食べて、しばし寝転んでメールの整理。
さてと、またまた移動開始です。
京都駅からバスに乗って、明日はどっちだ?