嵐が去って

朝はいつもの5時45分起き。
3年生のいない職場は、いつもより少し人口密度が少なくて、その分少し静かです。そういや、電車の混み方も少しマシでした。
午後からは根を詰めた雑務。20日にセンセと話さなきゃならないんですけど、優先順位は当然こちらが高いです。まぁ、作業なんで、作業しながら頭は別のことを考えたらいい。
仕事が終わると歯医者さん。ようやく最後の一本にかぶせがつきました。長かったなあと思ってたら、担当してくださった歯医者さん、独立されるとか。ありゃ。腕がいいなと思っていたんですけどねぇ。残念だけど、ご本人にとっては必要なことなんでしょうね。
そんなこんなで、つつがなく終わった一日でした。
だいたいはね。

ネタが尽きてきたなぁ・日教組教研(3日目)

朝、共同研究者の池上さんにあいさつすると、衝撃の報告がありました。そっかぁ。池上さんも埼玉からの参加かぁ。あれは2004年なので、13年の同期なんですね。
そんな感慨にふけりながらも、今日の討論開始です。さてと、今日は何をしゃべろうかな。今回のテーマは「疑う、気づく、つなげる」です。なるほど、ほんとうです。いまや、何が正しい情報なのかわからない時代です。そんな時代だからこそ、条件反射的に反応するのではなく、一度立ち止まって、疑う。それが気づきへとつながっていく。
じゃ、なにをネタにして発言しよう。ここは「カミングアウト」かな。「カミングアウトの必要がない社会」批判は某所に書いたので、そのあたりのことを念頭に置きながら発言しました。でも、これだけではダメですね。やはりSTNのことも話しましょう。ということで、こないだのシンポの報告などしてみたり。他にもおもいつくままにいろんなことをしゃべってしまいました。
なんか、やはりしゃべりすぎてしまったな。
てことで、今年の日教組教研も終了。

昼ごはんを食べようと、駅から少し離れたそば屋さんに入ると、DPI日本会議のSいさん・Nしおさんコンビがおられました。これ、去年も一昨年も同じことが起こった気がします。
てことで、わたしたちも一緒に食べさせてもらいながら、いろいろ異種格闘技戦をしたりして。で、日本酒おかわりしたところでヒョイと時計を見ると、新幹線の時間まであと15分。アカンやん^^;;
てことで、新幹線に飛び乗ると、そこには鳥取の「取り立て屋さん」とかS口さんがおられて、あいも変わらず偶然だらけの日教組教研だったりするのでした。

マイブーム?・日教組教研(2日目)

教研は今日からが本番です。
とりあえず8時半に会場について、あの人やこの人にごあいさつ。その後、分科会開始です。
今回のレポートを見ると、LGBTがらみのレポートの多いこと多いこと。なんかもう、隔世の感があるというかなんというか。ほんとにこんなことでいいんかなぁ。さらに、その大半は「LGBT理解教育」です。前置きのところに文科省の「配慮の事例」の一覧表をいれたものもちょこちょこ。ま、いいんですけどね。ただ、「なんだか感」はありますね。たぶん、どこかのわかりやすい解説本から説明を引用して、それに当事者の言葉をくっつけてるんでしょうね。もちろん、わたしも自分が知らない内容について新たに教材をつくるときは、たぶん同じです。だから、それはそれでいいのですが、それでももう少しなんとかならんもんかなぁと(笑)。
もうひとつ、ジェンダー平等の実践を見ていると「うーん」というものが多々あります。典型的なものが「男女の違いを理解したうえで互いのよさについて知り、ともに生きる社会をなんちゃら」みたいな。簡単に言うと「性別特性論」に依拠したものです。これもあきませんね。だって、こんなのどこかで自己矛盾を起こしてしまいます。
てことで、今日のテーマは「社会モデル」と「性別特性論」でいくことにしました。あとはひたすら手をあげて発言するだけです(笑)。

昼は「会いたい」と言ってくれてる高校生がいるとかで、A井さんが引き合わせてくれて、しばしロイホで昼ごはん。

そして、午後は再び討論です。さすがに疲れてきたのですが、なんとか集中力を…。切れました^^;;。

てことで、夜はA井さんのコーディネートで25人の大宴会。途中、他のところで飲んでいた人もやってきて、述べ人数30人くらいかな。しかも、予約が21時までだったのに、結局ラストオーダーの0時までいさせてもらって、えらいことになりました。
てか、アカンやん^^;;

トランジットだな・日教組教研(1日目)

朝起きると7時前。でも、ふだんよりは長く寝てますね。いつもがどれほど早起きか、あらためてわかります。で、8時には今日の会場に行かなきゃなりません。急いでご飯を食べて会場へ。で、PCとプロジェクタの接続チェック。今日はダメです。しばし試行錯誤して、結局「複製」をあきらめたらあっさり接続できました。

9時からお座敷開始です。今日は1時間半厳守で、しかも手話通訳があるので、プレッシャーはハンパないです。途中、少し時間があったので手話通訳の人と話したら、「関西の人はしゃべってる時に息継ぎをしない」って言われちゃいました。あー、なるほど。しかたないので「関西人は鼻から息を吸いながらしゃべってるんです」と言っておきました(笑)。
てことで、1時間半ぴったりで収量。その後、ちょこっと話をして、新幹線に飛び乗りました。そのまま東京→新潟です。さらにタクシーに載って県庁の近くにある会場へ。今日から3日間、恒例の日教組教研です。
会場に着くと、友だちが「やっと来たー」って迎えてくれました。うれしいなぁ。
わたしが着いた時は休憩時間でした。おかげさまで、そこまでの論議の中身をチェックすることができました。よし、発言内容は決まった!
休憩時間のあとは、オブの発言。そのまま終わりそうになったので、思わず県名札をあげちゃいました。論議に参加してないのに発言するのは、本来はアカンのですけど、視界の方は苦笑しながら発言を許してくれました。てことで、日教組教研1日目は終了(笑)。

その後、ホテルにチェックインして、軽くお風呂に入って汗を流して、インクルーシブ分科会の呑み会に乱入。ここは障害のある人やその家族の人がけっこう参加しておられて、なかなかおもしろい呑み会です。で、なぜか自己紹介がまわってきたんてすが、フツーの自己紹介ではインパクト負けするので、ちょいとブッこんだ話をしてみたり。
そんなこんなで二次会へ。これがまた、車いすユーザーがおられるのでおもしろい。狭い通路に入っていく時に、いろいろどけなきゃならないわけで、そんな時、思わず「すみません」「ありがとう」って言いそうになるんだけど、それを言うかどうかは本人なので、口チャックです。まぁ、そういう小さなことを意識化するのが、自分にとっての学びになる感じですね。
てことで、二次会が終わると12時です。
こりゃイカン^^;;。

なんでこんなところで^^;;

朝起きると、なんか調子がいいです。そりゃ、あまり呑まずに早めに寝たからから当然ですりやはり、アルコールを減らしてじゅうぶんな睡眠が大切なんだと、あらためて実感しました(笑)。
で、職場に着いて、まずはプリントづくりです。対数の計算のためには、どうしても指数の計算をしなきゃならないし、こないだのテストでコケた子らをなんとかするためには必須でしょう。その後、授業をやったら、午前が終わりました。午後はデスクワークです。気がつくと4時。やっとひと息。最後に「ながら」で仕事をして定時に退勤。
そのまま新幹線に乗って、「次の停車駅」へ。
なぜかホテルにチェックインして、なぜか立食パーティーでお酒を呑んで、さらになぜか鳥取の人と二次会で遊んで、なぜか兵庫の人と合流して三次会に行って…。
今朝学んだことはどこにいった?
てことで、明日を飲み過ぎと寝不足で迎えるんだけど、自業自得ですわな(笑)。

一日眠い祭典の日

考えてみると、ここしばらくひどい日々を過ごしています。カントク→お座敷→玖伊屋→出張ですから、まったく採点ができない。てか、月曜日の試験とか、まだ手元に持ってません。なのに、今日が成績会議です。どーせーと(笑)。
てことで、朝からひたすら採点の祭典です。
それにしても眠いです。頭の中と目の前に薄いヴェールが3枚くらいある感じです。
それでもなんとか採点をやりきって、成績処理をやって。そのあと別の試験の採点もやりきって、成績入力をして。いろんなことをやり終えたら、すでに6時。疲れた…。
でも、自業自得なんだよな…。

ほんとに似てるな

で、ニューエビスノで呑み会。の前に、八条から七条のプチおさんぽ。この最中の伊藤さんはおおはしゃぎです。あちこちキョロキョロしながら、「うわー!」「すごーい!」の連発です。これ、どこかの街で車に乗せてもらってる時のわたしの反応です(笑)。
で、呑み会開始。
Sう括指導主事は、昔からのつきあいです。そんな昔話をしてみたり、はたまた今の話をしてみたり。「この人はなぁ、「こわいことなんかないやん、やったらええやん」って言うんやけど、それがワシはできひんねん」みたいな。懐かしいな。20年前の話です。わたしは、今もあの頃のスピードで走ってるかな。まぁ、走ってるな(笑)。走り方は少し変えたけどね。
もしかしたら、クビにならずにすむかもねって思えた夜でした(笑)。

やっぱ、これやんな

今日は某人権教育研究会の総会です。なので、ふだんよりは少しゆっくり。でも、寝不足は否めません。
午前は、いわゆる総会。今日はけっこう質問が出てきたけど、事務局長さん、がんばれー(笑)。わたしの本番は午後ですからね。
で、午後は記念講演。講師は伊藤あゆさん@M原高校。こないだの打ち合わせは今日のためだったのでした。タイトルは「ともに学び、ともに生きる、とは何か?」です。どんな話が聞けるんだろう。
で、講演開始。
とにかく楽しそう。何が楽しいかって、楽しいんでしょうね。子どもたちの変容が楽しくて、自分がめくられていくのが楽しくて、自分が変わっていくことが楽しいんでしょうね。
子どもたちの姿が語られるから、すごくわかりやすい話です。でも、だからといって、単なる実践報告なんかじゃありません。そこでは、まさに「ともに学ぶ」とはなにか。「ともに生きる」とはなにかということが、たっぷりと語られます。
それにしても、M原高校って、やはり歴史に位置づいた学校なんですね。ただ、それだけだったらそれだけのことなんですが、そういった歴史をとても大切なものとして受け継ぎ今に引き継いでおられる。時として忘れ去られそうになった時、そこに警鐘を鳴らし、その「鐘」をみんなが受けとる。そういう歴史をつくって来られたんだなってよくわかります。
そういう教職員と子どもたちの姿に何度か涙が出ちゃいました。
で、質疑応答。「やはりか」って感じです。みんなノウハウを知りたがる。「発達障害の子どもの発達年齢はいくつくらいですか?」「クラスの人間関係をつかむのにHYPER QUなんかはしておられますか?」「アセスメント・シートはつくられていますか?」そんなん気にしてるはずがないじゃないですか(笑)。案の定、答えは「発達年齢を気にされるんですか?」「HYPER QUってなんですか?あとで教えてください」「アセスメント・シートをつくる前にいろんなことがあるので、それをひとつひとつクリアしてます」。なので、かなり時間が押してたけど、これはどうしても言ってもらわなきゃならないと思ったので、司会の静止を振り切って(笑)、わたしから質問。
「伊藤さんは、なぜM原高校でこういうことができると思われますか?」
すでに散々言ってこられたんだけど、そのさらに奥にあるものを伝えてほしかったんです。そしたら、伊藤さんの答えは
「自己開示です。教員も生徒も自己開示をします。そのための仕掛けがいっぱいあるんです」
です。
やっぱりそれなんだよな(^^)。生徒が自己開示するためには、その前に教員も自己開示しなくちゃならない。でも、そういうことができていれば「助けて」って言える。「助けて」って言ってもらったら、何をすればいいのかがわかる。そしたら、HYPER QUとかアセスメントシートなんかに頼らなくてすむ。そうしたら、そんなものをつくったり、そのための研修する必要がなくなる。その時間を子どもに振りわけられる。単にそれだけのことなんですよね。
終わってから、Sう括指導主事がやってきてニヤッと笑いながら「示しあわせたようなやりとりやったな」と。んなもん、示しあわさんでもわかりますがな(笑)。

[お座敷[高座][呑み]今年は中学生対象が多いなぁ

今日はおにぎりを持って、淡路島へ。淡路島中部の中学校でお座敷です。声をかけてくださったのは、どうやら直接面識はないけど同和教育の先輩にあたる人みたいです。事前のやりとりで「熱心な人やなぁ」というのが伝わってきます。いや、先輩に対して「熱心」は失礼なんですが、そういうことを感じさせる謙虚な人でもあります。
それにしても、淡路島は不便です。交通手段がバスしかない。しかも、高速バスだと、乗り降りが一方通行的なんですよね。簡単に言うと、淡路島内から徳島に行くのがたいへん。
てのはおいといて。バス停を降りるとY添さんが来ておられました。とりあえずお昼ごはんをおごってもらったのですが、これがすごい!淡路島牛丼。

淡路島産のタマネギがうまい!シャキーンとしてて、それでいて甘い。
その後会場へ。淡路島で話すのは、たぶん3回目です。そんなに話を聞いてどないすんねんとは思いますが「楽しみです」なんて言ってくださる方もおられるのはうれしいことです。
で、まずは中学校の生徒さん対象のお座敷。さてさてどうなるかな。並んでいる生徒さん、全員ジャージです。なんでも、この学校、普段はジャージで、制服はテストの時だけだとか。しかも、ウィンドブレーカーはクラブのものを着用だとか。なので、服装がバラバラです。いい感じですね。
話はじめた瞬間は笑っていいのかどうかとまどってる感が伝わってきますけど、すぐに笑いが起こって、これはいけるなと。あとはとにかく、ていねいに話そうかなと。今年はなんか生徒さん相手が多いけど、それでも全体的にはめったとありません。なので、内容はけっこう更新されます。しかも、生徒さんたちは正直なので、うまくいけてるかどうかはすぐにわかります。それだけにごまかしがきかなくて緊張もします。が、今日は少しその緊張がほぐれたかな。
生徒さん相手が終わったら、教職員研修会です。この研修会、みなさん生徒さんと一緒に聞いておられた方です。てことは、生徒さんたちに話してないことを話さなきゃなりません。んー、てことで、サードパターンで勝負です。こちらもまだまだ発展途上にある中身なので、微修正しながらの内容でした。が、ガッツリ関心をもってくださる方がけっこうおられて助かりました。
てことで、少しチャレンジングだった淡路島のお座敷も無事終了です。助かった(^^)。

で、バスに乗って、電車に乗って、ちょいと寄り道です。着いたのはカマパブです。Sゅんすけさんが明日でマスターをやめるとあらば、行かねばなりません。
お店に入って呑んでると、やがてM木ちゃん登場。そのうち、Kよぽんがフィリピンからのお客さんを連れて登場。Fぁよんは来るは、Rぼるてが来るわ、Yきみちゃんが来るわ、Yーきが来るわ。えらいことになりました。で、気がつくと終電が終わってるわけです(笑)。しゃーないな。大阪泊まりやな。ま、合宿やってるらしいから、そこに混ぜてもらいましょう^^;;。

使うか使うまいか、まぁ使おう

ハフィントンポストでこんな記者が流れてきたんですが、どうしたものかな。わたしは最近この演説をよく使っているのですが、やめるべきなのかな。
いろいろ考えたけど、まぁ、使い続けようと思いました。
潘基文さん、無能とかなんとか酷評されてたけど、あの演説が出た時「まさか!」と驚かれながらも絶賛をされました。そして今回は大統領選を睨んでの発言で「豹変した」とか「もともとそうなんだろう」とか言われています。
でもね…。
あの演説は、たしかに存在してるんですよね。仮にあの演説が潘基文さんの本意じゃなかったとしても、あの演説を出すところまで世界は動いたんです。そして、その世界の動きが潘基文さんの口を借りてあの演説を生み出したとしたら、それでいいんじゃないんかな。
そして、今回の潘基文さんの発言もまた、韓国国内のキリスト教の現実を映し出す鏡であるの考えるなら、世界は変わりつつあるけど、でも、楽観的であることはできないということもまた事実なんだってことだと思うのです。
潘基文さんの「揺れ」は、そういう世界を映し出している。そのことを踏まえて「叡智における悲観主義、意志における楽観主義」を実践すればいい。だから、やっぱり使い続けよう。