朝、目が覚めるとほとんど人がいません。そうか、みんな帰ったのか…。
残ったのは4人ですが、昨日の夜に焼けたパンと今回料理スタッフで参加してくれた上の子どもがつくったオムレツの朝ごはん。さらに残ったパンはフレンチトーストにしたりして、なかなか豊かな朝ごはんになりました。
で、片づけをしておたふくへ。今回のおたふくはIずみちゃんとわたしのサシ呑みです。なんか最近どんどん人が減っていってるんだけど、まぁそれも時の流れというものです。
でも、Iずみちゃんとのサシ呑みは楽しい!まぁ、それはそういうものですよね。考えてみたら、かれこれ15年くらいのつきあいです。お互いがお互いへのリスペクトがある(たぶん)から、言葉のキャッチボールができるんですね。向かいのおじさまが「楽しそうやな、なんでそんなに笑えるねん」とあきれておられましたが、たしかに自分でもビックリするほど笑います。でもそれが自然なんですよね。
てことで、フラフラになるまで飲んだところで、とりあえずお店を出て、そこにやってきたダメダメ先輩と合流。そこからまたまた公園呑みがはじまったりして、どうしようもない夜がはじまりました。ヤバイよ(笑)。
投稿者: ituki
花はないけど
今日は毎年恒例にしようとしている京都市内某所での花見です。「いつ頃からやってますか?」と聞かれるんですけど、本人もわかりません。「昼ごろから」「何時くらいですか?」「さぁ」としか答えようがありません。
とりあえず会場について、わたしはテーブルセッティング。パートナーは会場に落ちているごみ拾いをしてくれます。ありがたや(;_;)。
そうこうするうちに、少しずつメンバーが集まってきて宴会スタート。今回はカフェの店主も来られて、先週のカフェで残った燻製なんかも持ってこられました。
そうこうするうちにKうさんも来られて、いよいよ焼肉開始です。やはり花見には焼き肉でしょう。ほんとうはカンテキでやりたいんだけど、今回はやむを得ず焼肉プレートです。でも、これはこれで肉が柔らかく焼けておいしいんですよね。

途中、買い出しに行ってもらうと、買い出しのネタだけではなく、一升瓶をぶらさげて帰ってこられました。今年も差し入れがもらえたようで、ありがたいことです!
途中からIルソンさんも来たりして、飲んだくれの午後は盛り上がるのでした。でも、少し寒くなってきたので、とりあえずここは撤収です。みなさんのご協力のおかげでサクサクと撤収はすすんで、会場は玖伊屋へと移行します。
わたしはいったんUりんさんの車で家に荷物を持って帰って、東九条へと向かいます。東九条に到着すると、すでに宴たけなわです。そりゃそうだわ。そうこうするうちに、次々と人がやってきて、これはかなり盛況なのではないかなと。
玖伊屋のおもしろいところは、いろんな人が来ているというひとことにつきます。単一な人しか来てなかったらそこにあてはまらない人は来ても「同じような人」に出会えない。でも、玖伊屋ならなんなとそこにおられたりします。今回も、ふとくちをついて出たような悩み相談を受けた瞬間「ちょっと待って、この人の前でもう一回しゃべって」なんていうことがあって、いい出会いがコーディネートできたかな。
でも、はしゃいでいるうちに、これ以上はしゃがせたらダメと思ったまわりの人たちに、強制的におふとんの中に放り込まれて沈没しました(笑)。
26年目だけど
家に帰ると、母親が来ています。今日は父親の命日です。でも、パートナーとわたしの結婚記念日でもあります。
てことで、母親のおごりで大量に買ってきた肉で久しぶりのすき焼きです。いやぁ、うまかった!でも、食べすぎだな…。
それにしても、つくづく「その他」なんやな
今日は「なにもない」日です。てことは、仕事ができます。てことで、ゆるゆる出勤。パソコンに火を入れて、仕事開始です。
今やっているのは、来年度の人権学習の教材づくりです。今年度の担当者の総括の中で、「来年度は年度当初にすべての中身を渡そう」なんて言ってしまったので、今やらなきゃ間にあいません。
それにしても、テーマを見て教材を見たらなにをどうするかわかるだろうと思うんだけど、それに「展開例」をくっつけて、「導入◯分」とか「留意事項◯◯」とかいう表がなぜ必要なのかと。さらにいうなら「実施要項」とやらが必要みたいなんだけど、なぜにそんなものが必要なのかと。単なる授業じゃんと思うのですが、ひとつのことをやるには、とてつもなくその前に「形式」が必要らしいです。てことで、そんな書類の前でイライラしながら作文していました。
で、ヒョイとホワイトボードを見ると、特定の担任さんの前に赤丸が書いてあるのを発見。どうやら女性教員の印のようです。24人中5人。めっちゃジェンダーバランスが悪い。と思いながら、ふと
「わたしの前にはこの印はつくんだろうか」
と思ったので、そこにいた同僚に聞いてみると…。
「さぁ…」
って、あんたがその印をつけたんちゃうん(笑)。
「どちらかというと…、女…、かな」
まぁそんなもんでしょう。「どちらかというと」なので、「女の印」はつかないみたいです。
「じゃぁ、男ですか?」
というと、別の教員が
「それもちがいますね…。どっちでも…ないんじゃないですか…?」
と、遠慮がちにおっしゃいます。まぁ、わかっていましたけどね。
「でも、わたし、子どもが成人してパートナーと離婚したら性別を変えられるんですよ。で、性別変えたら印はつくんですかねぇ」
と聞くと、
「さぁ…」
という返事。
とてもとてもおもしろいです。
「じゃぁ、性別ってなんなんですかねぇ。なにによって決まるんですかねぇ」
みなさん、無言です。とてもとてもおもしろいです。
「もしかしたら、この職場の男性の数ってチンコの本数で決まってるんですかねぇ」
とぶっ込むと笑われたので、さらに
「もしかしたら、チンコ2本ある人、いるかもよ」
って笑って返事すると
「いや、わかりませんよ。いるかも」
と返されたので、フリーダムな職場だなと。
てことで、「どちらでもない性」ならしいです。
そんな時に思い出すのが、やはりパトリック・カリフィアですね。
しかしわたしは、この<大いなるジェンダー分割線>にとどまり、苦くはあるが貴重な何かを見続ける。この眺めは、危険なほどの高みからではあるが、心躍る愉快なものだ。
「どちらでもない」ことを突きつけられた時の「苦さ」は、たとえそれが自分が選択したものの結果であるとしても、やはり「苦い」のです。でも、一方、それを引き受けるという生き方を選びました。なぜなら、そこからしか「次」がないと思っているからです。少なくとも、今日、「性とは何か」というもやっとボールは投げられた。それが、文科省の言っていることに対してできる、ひとつのことだと思っています。
家メシ
朝、メッチャしんどいです。職場に着いて、なにか薬でも飲んでみようかと思って袋の中を見ると、アリナミンAがありました。なぜか「TENGA MEN’S CHARGE」も2本あるのですが、それは飲むのはやめておきました。
で、あとは淡々と仕事です。とにかく今年度の人権学習のすべての指導案と教材を4月に出すと決めたから、ひたすらそのことを考えて、表だのなんだのをつくります。にしても、なんでこんな表なんてほしがるんだろな。そんなの、教材を見たら瞬間で時間の割り振りくらいわかるだろうと思うんですけどね。
で、5時にはフラフラになって、お家へ。考えてみると、GID学会の頃から、家で晩ごはんを食べたのは一日だけ。あとはずっと外でした。さすがに疲れました。で、今日は久しぶりの家メシです。
別に豪華なごはんでもないし、まぁ淡々としたごはんなんだけど、暖かいごはんと味噌汁と残りものでもおかずがあれば、それでいいですよね。おいしくごはんをいただいて、あとはテレビを見て、ダウンです。
最終会議と来年度へのキックオフ
今日は午後から某人権教育関係の会議で出張です。もう何回来たことだろうという場所に来て、何回入っただろうという部屋に入って、いつものメンバーと来年度のことについて話し合いです。ここで、年間5回ある講演の内容が決まります。講演の内容は「今喫緊の課題」もあれば「忘れちゃならない課題」もあれば「まわらからは時期尚早と思われている課題」もあります。つまり、ぶれない軸を保ちながらも、時代の風を読むこと、それも大きな風に惑わされない敏感さを持つことが要求されます。これは難しいです。でも、たぶんわたしは得意かも。それは、常にメインストリームにいないというわたしの特性なんだろうな。
例えば、在日朝鮮人教育運動では、かなり早くに日本籍・ダブルのアイデンティティに興味を持っていたし、特例法論議の時には若年層問題に興味を持っていたし。たぶん、みんながやってる課題は「みんながやってるからええやん」と思って、それよりも自分の興味のあるところに向かっていくという趣味的なところがあるのかな。あとは、情報かな。「京都の中の教員」という、ものすごく狭いところには、わたしの居場所はないです。その「居場所のなさ感」が大切なのかもしれません。
てことで、来年度もおもしろい企画を打てそうな予感がします。
で、終わったら呑み会。考えてみると、いつまでもヒラ教員で若輩者気分でいるのですが、年齢的には管理職と同じくらいになるんですよね(笑)。まぁ、管理職になる気なんてこれっぽっちもないし、管理職にしかできないことはあることはわかっているけど、管理職ではできないことをやっているつもりだし。そうなると、管理職とタメ口で論議もできるというものです(笑)。
てことで、散々悪態をつきまくって、たしなめられて、気持ちよく悪酔いした夜でした(笑)。
スキー談義
で、近くの居酒屋で呑み。そんなには飲まれないというY野さんも、呑む気まんまんで指定は新幹線の最終で、ちゃんと車を置いてこられたと。
話題ははじめのうちこそトランス関連の話ですが、そのうちお互いの性格の至らなさとかからはじまって、気がつくとスキー談義です。
楽しいなぁ。今シーズンが終わったところなのに、もはや来シーズンのことを考えてしまいますね。まぁ、釣り好きとスキー好きはそんなもんか…。
わたしはひ昨日はアーで、今日はイー
今日は朝から会議の1日、まぁ来年度の1年間が決まる日です。
かつて、30年くらい前に「新年度は4月1日からはじまるから、それまでは来年度のことをやってはダメ」とか言うアホな支店長がいましたが、さすがにそんな人はいませんね。が、いろんなことが同時に動きはじめるので、ニワトリ卵状態になるのはどうしたものか。まぁそれでも、いろんな頼みごとをしたら協力的な人とイマイチな人がわかるので、リトマス試験紙みたいな日ですね。
そうそう。今年度いっぱいでやめられる、とある若い女性教員とばったり会った時にいきなり
「あの、胸、触っていいですか?」
と言われたのには笑いました。なんでも、この一年間、ずっと気になってたとか。で
「いいですよ」
と答えると、触ったのち
「ご利益がありそうー」
と感動されちゃいました。どうやら、わたしの胸はビリケンさんの頭みたいなものらしいです(笑)。
でも、もしかしたらトランス女性の身体(胸)って、「双性原理」のもと、そういう「神性」を持ってるのかもしれませんね(笑)。
そんなこんなで、まぁ一日が終わりました。
で、夕方からY野さんと合流。マダンセンターに向かいます。今日はY野さんからインタビューを受ける日です。久しぶりにトランスをはじめた頃のことを思い出しながら、ライフヒストリーを話しました。
Y野さんの関心事は、トランス前とトランス後の変化のようです。それをインタビューを通じて追っかけたいみたいですね。
話をしながら、自分がなににしんどさを感じていたのかとか、それがどんなふうにして解決していったのかとか、さらに今の状態はどうかとか考えると、いわゆる「身体治療」はほとんど関係ないことが、あらためてわかります。例えば、トランス前のしんどさは仕事上の人間関係が一番の原因だったし、性別移行中のしんどさは生徒たちの視線だったけど、それは身体治療とはなにも関係なかったし、いまそれほどしんどさを感じてないのも人間関係がよくなったからだし、それでもしんどさがあるのは仕事上の問題だし。そして一番しんどいのは睡眠不足という(笑)。
てことで、たぶん身体改造は、QOLにさほど影響がないんじゃないかとか、もしも関係あったとしても、社会的なしんどさが改善されていることにプラスαとしてあるもんじゃないかなんてことを、あらためて考えたんですよね。
で、昼ごはんを食べて、おべんきょ場所に行って用事をすませて、再び大阪市内へ。ここで、少し悩み相談です。わたしに何ができるわけでもないのですが、まぁ「悩もか」とだけ話をして終了。
その後、久しぶりのインタビューです。もちろん、わたしは聞く側なわけで。実は、おべんきょの方をかなりサボっていましたが、本気でそろそろなんとかしないとえらいことになるなと思い、そのためのインタビューなわけです。
てことで向かったのはカラオケボックス。防音してあるかと思ったのですが、案外うるさいですね。てか、まわりから聞こえてくるのは、ほとんど怒鳴り声です(笑)。そんな中、ひたすら話を聞くのですが、おもしろい。人の話って、こんなにおもしろいんだ。今回のインタビューイーの方は、かなり準備をしてくださっていて、そこにはある種の意図と、それにそって再構成ライフストーリーなわけです。でも、その意図とは異なるものが、あちこちから顔を出してきます。それをつついて、何が出てくるかを待つ。そんなことをやると、インタビューイーの方もそうとう頭を使わなきゃならなくなります。かなり疲れてきたところで、でも話は佳境に入ります。そりゃそうです。ライフストーリーは後ろへ向かって「今」へと近づいていくわけで、記憶もより鮮明になるし、「今」に近づくに従って、そのインタビューイーに依頼したこちらの意図が明確になっていくわけです。
そんな時に「あと10分」のブザーが。
これ、良し悪しですね。いや、決して悪いだけではないです。だって、疲れてくるもん(笑)。
てことで、場所を変えて、少しおなかにものを入れながらインタビュー続行です。にしても、食べ物店はうるさい。なぜに音楽を鳴らす?お店はサービスのつもりかもしれないけど、聞きたくない音を強制的に聞かされるのはしんどいです。それでも、もう少し話を聞かせてもらって、ようやくICレコーダーをオフ。
2時間半くらいかな。ほんとにありがとうございました。
てことで、あとはのんびりビールを飲んで、今日も一日終了です。
筋肉痛の中でバタバタと
朝起きると、身体が猛烈に痛いです。でもまぁしかたないです。だって、一昨日昨日とコブとポールをやったわけですからね。と考えると、翌日に筋肉痛なんだからよしとしなくちゃならんでしょう。
そんなことを考えながら、北摂共和国のとあるラーメンで有名な街へ。今日はここにある中学校でお座敷です。実はこの日のお座敷のあと問い合わせがあって、こんな年度末に研修かと。みなさんえらいなぁ。と思ったら、わたしの前にも研修されてるとか。年度末に研修日があるんだ…。
担当の方の話によると、なんでもこの学校はマンモス校だとか。なので、教員にもいろんな方がおられて、そこに少し刺激を持ち込みたいようです。刺激なぁ。まぁ、ところどころのツボに刺さればよしということにしてもらいましょう。
ということでしゃべりはじめたのですが、これがなかなかハードです。なにせ、全身筋肉痛とうことは、頭の中はスキーモードなわけです。しかも、こないだプレゼンをいじった気がするのですが、どこをいじったか覚えがありません。これはこまった…。でもまぁいいやと、いつもの調子でしゃべりはじめました。
にしても、アカンな。やはりネタが古すぎるようです。笑いが湿ります。いや、ネタのせいじゃないですね。もう少し根本的な話で、たぶん言葉が滑ってる感じです。滑舌が悪い。これはアカンなと、途中水を飲んだり、話のペースを少し落としてみたり。でも、湿り気のある笑いは最後まで続くわけです。いや、もちろん、ずっとニコニコとウケてさる方はおられるわけで、ほんとにありがたいなと。
そんなこんなでお座敷が終わったわけですが、養護教諭の方が来られて質問されたり、帰り際に「長くてすみません」と謝ると「いえいえ、ぜんぜん長くなかったですよ」と言ってもらえたりして、少しホッとしてみたり。
そんなこんなで、今年度最後のお座敷が終わりました。
てことで、今年度は…。ろ、ろくじゅういっかい^^;;!