何回目のピークだ?

今日は授業まみれの1日です。でも、ほんとうにピークに登りきらなきゃ、あとがどんどん詰まってきます。
でも、前回の勉強会で火をつけたからか、諦めてた子どもたちが諦めるのをやめたから、ひたすら質問に来ます。もちろん頭の中ではずっと「おべんきょ成果」について考えてます。まぁ、数学の質問受付程度であれば脳みその一部を使えば答えられるってことかな。でも、CPUのバッファが足りない脳みそなんで、今考えたことを保持できません(;_;)。なので「ちょっと待って!」とメモメモφ(..)
そんなこんなで、子どもたちの質問に答えながら、はじめの2章をネチネチとまとめあげていきます。このあたりまで来たら、編み物とか悠長な感じじゃないです。ネチネチです。まぁ、編み物の間にパテを塗り込む感じですか。
で、空き時間に書式を変えます。なにせ、わたしは「、。」派なんですが、「,.」を使えと書いてありますし。さらに他のところもずいぶんと書式が違います。
で、なんとか書式を変えたところで「チェックお願いしまーす」とやってきたのは掃除当番の子どもたちです。ふだんそんなこと言いにこないから、たぶんなんかの「ノリ」なんでしょうね。おもろい子らです。「OK」と行くと、「チェックでーす!」とかやってるから、絶対に「ノリ」ですね(笑)。
で、定時であがって、久しぶりに接骨院へ。身体がガチガチです。
で、家に帰ってごはんを食べて片づけしたら、「おべんきょ成果」の読みなおしです。読んでいたら、やはり新たな発見があります。どうする?入れこまなきゃならないでしょう。で、またまた文章の組み換えです。で、21時半くらいにようやく何度目かのピークに到着。
でも、これ、たぶん、というか絶対に明日の朝変更点が出てくるぞ(笑)。
まぁ、そうやって固めていくんでしょうね。
イムリミットまで、あと3日。

とにかく登る

朝、目が覚めると、やはり阿○Zさんの家でした。みなさんまだ寝ておられるので、しばしネコに遊び相手になってもらいました。で、コーヒーとか柿とかをごちそうになって、帰宅です。ヤバイな。地面が揺れる。
それでも家に帰って、なんとなく「トゥンセラーメン」をズルズル。なぜにこんなに辛いのが食べたくなるんだろ。
で、「おべんきょ成果」と向き合います。センセから送られてきたコメントが難しい。短いコメントだけど、何度か読み返して、だんだん意味がわかりはじめました。
てことで、リライト開始です。
まぁ、「ま、えっか」と思って書いたところはきっちり見破られています。それは前にもあったことです。成長がないです。
でもま、前の時は3年間前のセンセにペースメーカーになってもらって完成したんだけど、今回はひとりでやったのが成長かな。
で、いろいろ本を読んで、考えてとやるのですが、おもしろいもんですね。前に理解できなかった箇所が、なんとなくわかります。その「前」っていつのことかというと、3日ほど前のことなので、ほんとに「こんなもんか」と思いますね。とにかく本を読み込んで、前に間違った「目」をつくってたらしい編み物をほどいて編み直して。
自分が自由にかけるところは楽ですね。思うままに書くのですが、書きすぎるど字数オーバーになります。20000字以内ということなので、「そんなにいらんわ」と思ってたけど、気がつくと「19982」とか出てきます。えらいこっちゃ。
てことで、とりあえず、5時くらいに「ピークかな?」というところまで来ました。なので、センセに送ったんですけど、なんか不安だな。ピーク感が希薄です。なんだろ、あの「ネチネチやった」感じのあとの「あっけなさ」がない。たぶん、明日の朝、センセに送ったのを後悔するんだろうな。でも、送ることで気づくこともあります。
でも、たぶん今が9.8合目。

焼肉&トーク

今日はSTNの秋の交流学習会です。場所はいろいろ考えた結果のcocoroom。今回はスペシャルゲストとして、シゲせんせーに来ていただくことにしました。
で、昼ごろにcocoroomに集合。まずは肉の仕入れです。Sゅんすけに教えてもらった肉屋まで自転車を借りて行きました。さらにその肉屋でキムチのおいしい店を教えてもらったり。
そうこうするうちに、参加者の皆さんが続々と来られて、とりあえずカンパイです。
今回は、どちらかというとクローズ系の集まりにしました。やはりカミングアウトしてない人もおられるし、そういう人が安心してこられる場、安心して話せる場が必要かなということです。
で、問題は、いつどのタイミングでどんな感じでトークをするかなんですが、はじまって間なしにわかりました。ムリです(笑)。
てことで、とにかくみんなで交流しようかと。なのでわたしもワインをグビグビ(笑)。肉をパクパク。
でも、みんなも楽しそうにやっておられますね。あちこちで話に花を咲かせておられます。やはり、こんな時間が必要なんだろな。
てことで、17時ギリギリまでやって、そこから近くのスナックへ。もちろんわたしはべろべろです。
で、みんなはもう1軒行くのかな。わたしは離脱です。で、向かうはキタ。なぜか先日この人から「呑みましょう」という連絡が入って、では行こうかと。で、到着すると、A久○さんとかEのいさんとかもおられます。でもわたしはすでにべろべろです。
こんな感じ。

てことで、フラフラになりながらお開きになったのですが、どうやら帰れないらしいです(笑)。

ESD、おもしろい!

今日は午後から大阪の南小学校の研究指定校の発表会です。南小学校と言えば、6月に研修で行ったところです。あの時に、今日の研究発表会のことを聞いて、ぜひ来たいと思っていました。ちなみに「おべんきょ成果」が火を吹きかかっていますが、まぁなんとかしましょう。
てことで、おにぎりを食べながら心斎橋へ。到着すると、山崎校長さんがあいさつしてくださいました。2回しか会ってないのに、わたしのことを認識できるってすごいな。尊敬です。で、あたりを見渡すと、Kよぽんとかこの日に会った古川さんとか、こないだもおられた全同教の事務局長とか、志水宏吉さんとか、いろいろ知ってる人がおられます。そうこうするうちにE井さんも登場。とにかく南小学校の研究発表への期待感がすごいことがわかります。
で、授業見学。6年生の「2050年未来のミナミ」です。子どもたちが5つのグループにわかれて、それぞれが「現在の姿」「未来の姿」「そのためにすること」を発表するのですが、おもしろいのは、「未来の姿」からスタートするんですね。「バックキャスティング」っていうらしいです。そんな子どもたちのプレゼンに山崎亮さんがガチでコメントされます。
どこかでこんなことを考えたなと思ったのですが、シティズンシップ教育です。
あとおもしろかったのが、プレゼンのスキルです。
「そのために必要なことが2つ!」
「1、〇〇なこと!」
「2、△△なこと!」
みたいな。とにかく、ひとつのセンテンスが短い。これ、担任さんもやっておられました。つまり、担任さんと生徒さんの間で統一してるんですね。そうそうプレゼンも今日は2分。質疑応答が3分。めまぐるしいのですが、たぶんそれが集中できる時間なんですね。
とにかく、プレゼンの内容も含めて、すんごいおもしろかった。
で、そのあとは学校としての研究発表。これがまたおもしろくてわかりやすい。テレビのニュース風の構成で、掛け合い漫才的にやりとりをされます。かなり練習したやろな。しかも細かいところでウケをとろうとします。個人的には「ヤホーで検索」でした。ググらずにyahooかよと。もっとも滑っておられたので、たぶんみんな「ヤホー」でやってるのかなと。
最後は山崎さんの講演。これがまたおもしろい。たぶん、いいたいことはとてもコンパクトです。それはglobalではなくlocalであること。internationalではなくinterlocalであること。localを深く掘ることで、他のlocalとつながるということ。その一点です。その一点を、コンパクトなセンテンスで泉佐野市の公園や観音寺市の商店街の事例を引きながら、繰り返し述べられます。
でもそうだよな。だって、わたしも「交流会は各地に小さいのがあることが大切」って思ってます。なぜなら、それぞれの地域にはそれぞれの課題があって、そうやってそれぞれの課題と向き合うからこそ、他の地域と共有できると思っているからです。
てことで、大いに笑わせてもらって、さらに「今宵もはじまりました」なるとても楽しくくだらないグループまで教えてもらって、講演も終了。ちなみに、そのグルーブには、講演中に参加申請しました(笑)。
いやぁ、すんごい刺激されました!

一度手を離す

今日は完全オフの日です。なので、「おべんきょ成果」をやりましょう。とりあえず、今日が自分に設定した暫定的な〆切です。
まずは、昨日見つけたけど、難しすぎて読めなかったペーパーの読み込みからです。ふむふむと読んでいたのですが、あれ?わかる、わかるぞ!それどころか、他のペーパーとの関連もつきはじめました。
てことで、パソコンをパチパチ。しばらくパチパチしたら、本をペラペラ。パチパチペラペラ。
ふむ…。
18時過ぎに、ん?つながった?
とりあえず、今日はこれでいったんfixです。
一度手を離すと、隙間が見えてきます。それは明日以降の話です。

やきにくー

で、懇親会。遅れて来てくれたIっぽ&Kんちゃんを混じえて、10人くらいで近くの焼肉屋さんへ。うーん、焼肉屋さんで焼肉食べるの、いつ以来だろ。
とりあえず、10人もいるからドカンと頼んで、わさわさ食べましょう。それにしても、たいていこういう時は「焼き係」なんですが、今日はゲストだからか、F島さんが焼き係。なんだかドンドンお皿に肉を入れて下さいます。もうしわけないと思いながら肉をいただいて、ワインをグビグビ。最高です。
至福やなぁo(^^)o

今日は午前はバタバタです。なので、やらなきゃならない事務作業をこなしましょう。まずは来年の運命を決めるペーパーの記入です。とはいえ、時間がもったいないので、質問受付の合間にやりましょう。
「教えてー」
「こら!大切な紙書いてるところやし、机揺らすな」
「何書いてんのー?」
「転勤の紙」
「えー転勤すんのー」
「ほれ、留任希望」
「やったー」
えーと、「やったー」ってことは、喜んでるのか?まぁ嫌われてはいないということですな。よかったよかった。
その後、薬物乱用防止教育講演会の準備をしたり。まぁ人権学習やってるから自分で言うのもアレやけど、ほんとに体育館でスクリーンと放送を使うことが増えました。ここしばらく毎週ですからね。てことは、担任さんの出番が減るってことですから、それがいいことなのか悪いことなのか。
で、午後からはしばし「編み物」です。
わたしは振り出しがここなので、どうしてもそっちへそっちへと流れていきます。で、ここは居心地がいいんだけど、もうひとつ広いところに行ってみたいなと。となると、編みこむ毛糸の色を変えなきゃなりません。それが難しい。なぜなら、持ってる中にその色の毛糸が少なくて、どうしても手持ちの中でやろうとしてしまうからなんですよね。
なので、新たな毛糸を物色しなきゃならないのですが、またまたこれが難しい。それでも、なんとか少しずつ新しい毛糸を見つけて編み込みはじめました。
それにしても、いくつかのブロックはできるのですが、それらをつなげていくのが難しい。うんうんうなりながら、時間が来たのでタイムアップ。

今日の夜は空港近くの「人権センター」でお座敷です。
最寄りの駅まで迎えに来ていただいて会場へ。やはり人権センターの雰囲気はいいですね。しっくりときます。はじまるまでかなり時間があるので、考えごとをしながらウロウロ。そのうち眠くなってしまいました。考えてみると、昨日の夜は遅かったし、今日は脳みそ使ったから、眠くてあたりまえです。ヤバイな。
そうこうするうちに、こちゅかるさんがお友だちと来られて話をしていたのですが、気がついたら会場は満席です。なんでも動員なんてかけなくてもこれだけ集まられるとか。すごいな。
で、お座敷開始。
空気は柔らかいです。さすがは北摂。予告なしに投下するネタにもついてこられます。となると、調子に乗りはじめるというものです。となると、スピードがあがります。今日は手話通訳の方がおられるのでゆっくりにしようと思ってたけど、ダメポです。すんませんすんません。
それでも、そのかいあってか、ちゃんと時間内に終わりました。

マジでやばい

今月末が〆切のおべんきょ成果。遅々として進みません。とにかく、考えがあっちに行ったりこっちに行ったり。それでも、やらなきゃはじまらないし、出さなきゃはじまりません。まぁ、宝くじと一緒で、買わなきゃあたらない。
幸い、今日は出張日なので、午前はあいてます。と、その前につくらなきゃならないプリントをつくって、印刷して。そうそう、昨日の某国営放送の人にもメール送らなきゃ。ついでにおとつい謀議をした人にも同じ内容送りましょう。
そんなことをしてると「今日中」という話が舞い込んてきたり、
スマホ返して」
「いや」
「えー」
「うそー(笑)」
みたいなしょーもないやりとりしたり。

まぁ、おべんきょ成果は落ち着いて、まわりに資料を広げなきゃ書けないものとはわかっていますが、とにかくなにかと騒がしいです。ま、しゃーないです。
それでも、ほんの少しだけ光が見えたかな。でも、その光の先は深い闇だったりもします。
文章書くのが「縄をなう」感じだとするならば、おべんきょ成果を書くのは「編み物」ですね。縦と横を編み込みながらひとつの模様をつくっていく。だから、横への広がりがある。でも、難しい。

で、午後から出張です。あー、こちらも1月末にはテンパるだろな。早めに作業をしようとするんだけど、なかなかそうもいきません。とにかく、早めに上流の作業をしてほしいんだけどなぁ。

で、夜は恒例の会議。みなさん、年々忙しくなるなかで、それでも集まって論議をしています。そんななか、K野さんにメール打ったら、返事とともに「統計学の本を知らないか?」と。そんなの、文系かつ質的系のわたしに聞かれても(;_;)。よほどミョンスさんを紹介しようかと思ったけど、思いとどまりました。で、最終的な答えは

値がひとつ(テストの点数みたいな)の時は、分布を見て、中央値と再頻値と平均値を気にするのと、散らばり具合(分散)を見ます。あとは、目標とする値よりはずれたの(例えば「最低30点以上とってほしい時に29点以下」)がどれくらいいるかですね。
それから、相関図を見るときは、相関はあくまでも相関でしかなくて、因果とは結びつけないことです。これ、たいてい統計でだますときに使う手口です。
で、この程度であれば、高校の数学Aの教科書に書いてあります。

でした。
いや、数学の教科書はうまくできていますよ。文系の人間からするとね(笑)
一方、論議の方もおもしろい。ついついわたしも「この場面でこの言葉が出てくるのは、背景として操作的なものを感じるから、ここは聞き取りを深めるべきではないか」とか言ったりして。まぁ、一介の高校教員なので、えらそうなことは言えないわけですが、「発話は行為」ですからねぇ。

てことで、これまた恒例の飲み会です。到着するなりS井さんが「いつきさん、今日は1時間しかないじゃないですか!」と。たしかに。
でもま、今日も会議前にこんなことやって

ガソリン補給したから1時間くらいでいいでしょう(^^)

トリプルブッキング

今日はどうせ1日授業にまみれる日です。まぁなにもできません。それでも、試験範囲は終わってるから、図書室学習です。なので、もしかしたら雑用がひとつやふたつはできるかも。
てことで1日がはじまりましたが、なんか、子どもたちの雰囲気が違います。質問に来ます。ふむ、いい傾向です。特に、前回、重点的に見た子らが来るのがいいです。たぶん「コツをつかめばいけるかも」と思ってくれたのかな。でも、今回もべったり教えるのはイマイチです。なので、今回はコツだけ伝えて「答えを見てもわからなければ必ずおいで」と伝えました。
まぁ今回の試験範囲は「指数・対数」です。コツさえつかめば簡単です。だって、ここの分野って「a^b=c」がベースで、cを求めるのが指数法則で、aを求めるのが累乗根で、bを求めるのが対数ってだけのことです。さらに、新たな単元に入った時はできなくても、そのあとのテクニックを知れば簡単にできるとかいうこともあるので、「わからん」とか焦らさないのが大切です。「Not harry」です(笑)。
今日は副担やってるクラスの担任さんがお休みなので、代わりにショートホームルームにも行きました。
「研修旅行の班、ひとり移動なんやろ?誰か動くねん」
「誰も動きたくないねん」
「ほなジャンケンか?」
「いやや、ジャンケンで決まったら気ぃ悪いやろ」
「ほなあみだでいこか」
「いやや、気ぃ悪い」
決まりません。でも、そのうち
「オレ、あみだでもええで」
という子どもが出てきたので、黒板にあみだを書いてあみだくじです。で、言い出した子どもが移動することになって、その子は「ウソや!」と呆然。クラス中大爆笑です。平和やな(^^)。
そんなこんなであっという間に1日が終わって、お次は「打ち合わせ」らしいです。
ちなみに、わたしは基本的には打ち合わせはキライです。もちろん、決めなきゃならないことがあって、それも会わないとどうしょうもない場合はしかたないです。でも、そんなことはほとんどありません。でも、打ち合わせが好きな方もおられます。たいてい「こういうことは電話では失礼、ましてやメールでは失礼なので、ちゃんと会って」と考えておられるていねいな方です。でも、会って、紙をもらってとなると、その紙を保管しておかなくちゃなりません。となると、場所をとります。さらに探すのがたいへんです。これが「失礼ランキングトップ」のメールだと検索かけたら一発です。なぜにそれがわからんかなと。さらに一番問題なのは、時間をとられるということです。これがきつい。
でもまぁ、今日は職場からの帰り道なので、接骨院を予約してあったし、まぁダブルブッキングだけど、そちらは遅れて行くかと。
で、打ち合わせを終えて、接骨院まで歩きながら、「今日の次はいつ接骨院に行けるかな」とカレンダーを見た瞬間、心臓がとまりそうになりました。アカンやん。今日、某国営放送の人と会う日やった!
時間を見ると、すでに1時間の遅刻です。とりあえずすぐに電話をしたら「いいですよ」と笑っておられます。人物がデカイです。そこからあわてて地下鉄の駅まで走って、電車に飛び乗って、駅からまたまた走って、1時間半遅れで合流です。ほんとにもうしわけないです。トリプルブッキングだったんだ…。
それでも約1時間、教育をめぐる諸状況についていろいろ話をしました。まぁ、外部から評論家的に傍観していたらわからないような動きは、内部にはあるんですよね。で、それはたぶんあまりにも地道だからわからないものなんです。でも、評論家的ではなく、研究者的にリサーチしたら、当然わかるものなんです。で、某国営放送に限らず、マスコミの方がそういう観点を持つかどうかってことです。まぁ、果たして参考になったかどうか、わかんないですけど…。
てことで、8時半に駅で見送って、9時過ぎに家に帰って、あとはビールです。
疲れた…。まぁ、トリプルブッキングのうち行けなかったのは接骨院だったので、よしとしましょうか…。

みつけた!

今日は2日目。フィールドワークです。コースは2コースあって、ひとつは狭山現調コース。もうひとつは丸木美術館→武州鼻緒騒動コースです。わたしは狭山現調はいったことがあるので、ここは丸木美術館→武州鼻緒騒動コースかなと。
途中のバス車内は熊本のお友だちの隣に座って、DVがなぜ起こるのかみたいなジェンダー関連の話です。
で、丸木美術館に到着。丸木位里・俊さんといえば、わたしはこないだの返還跡地巡りで行った佐喜真美術館の「沖縄戦の図」しか知りません。ほんとにわたしは、この手のゲージツを通した平和・人権関係には疎いんですよね。
で、「原爆の図」を見はじめたのですが、なんかもう、だんだんしんどくなってきました。てか、あれだけ「死」と隣合わせの人間を延々と描き続けるその精神力はどこから来たのかと。その強烈な精神力にやられてしまったみたいです。
なので、部屋を出て、奥の方へ。そこには丸木スマさんの絵が展示されていました。なんか、ほっこりとする絵で、「平和な時代を生きてはったんやろなぁ」と思っていたら、いきなり「ぴか」とか書いてあって「これかぁ」と打ちのめされてみたり。
で、さらに奥に行くと、「水俣原発三里塚」とか「南京大虐殺」とかの図が並んでいます。その中でも大作の「アウシュビッツの図」。いつものように、ボヤッと離れたところから見て、続いて端っこを見に行きました。列車から降ろされて延々と歩かれている人の列。その横には日常を送ってた人々の姿かな。その横には絞首された人々の姿でしょうか。そこでふと「あるかな」と、あるものを探しはじめました。と、あった!
 
胸にピンクトライアングルがついている人が!
そっか、丸木夫妻はわかっておられたんですよね。だって、もしもわかっていなかったら、ピンクトライアングルは気にならない。そしたら描くときに無視される。だから、描かれているということは「いないことにはしない」という意志のあらわれだということです。
思わずうれしくなって、そこにいる人に「ほらほら」と言ってしまいました。で、美術館の受付におられた方に「すごいものを見つけちゃいました!」と報告すると、わたしの手を引っぱって「どれ!」と絵の前までランニング。「これです!」と言うと「知らなかった」と。もちろん他にもたくさんおられるのでご存知の方もおられるでしょうけどね。
さらにバスの中で、山口のお友だちに写真を送ったら「丸木さん、見つけたいつきさんもすげー!」というメールが返ってきました。まぁ、変態が変態を呼んでくれたというだけのことです。
てことで、丸木美術館をあとにして、武州鼻緒騒動の関連地である岩殿観音へ。
武州鼻緒騒動は、鼻緒の売り買いのささいな口論の中に込められた差別が、やがて大きな騒動へと発展していったできごとで、詳しくはこんなサイトとかこんなサイトとか、さらにはこんな本なんかがあるので、そちらですね。
で、岩殿観音の台座を見せてもらったり。なるほどなぁ。
で、駅へと向かうバスの中で、ふたたび熊本のお友だちとジェンダートークです。
「あの台座に書いてあった200人は全員男なんだよね」
「ですよねー」
みたいな。

で、川越駅に到着して解散。
熊本のお友だちおふたりと一緒に焼き鳥屋さんです。おいしい焼き鳥とビール→日本酒の昼ごはんを食べながら、この2日間の振り返りです。話題はやはり昨日の講演。「そこじゃない」って話です。そこからそれぞれの実践を出しあい、共通点を探ります。で、結論は「伝えなきゃならないのは生徒の姿」でした。当たり前ですけどね。
で、2時過ぎにスタート。品川駅でおふたりと別れて、わたしは新幹線。さてと、スナックのぞみでも開店しようかな(^^)。
家に帰って、誰かにメールを送るの忘れてると思って、そうだ!蓮池さんだ!と気がついて、メール。すると
「いつきさん有難うございます!bentやなあ!」
とのお返事。よかったよかった(^^)。