今日もウケた→ひょうたんからキャンプ

起床は6時過ぎ。4時間くらいか。完全に寝不足です。が、今日のお座敷のためにお風呂に入らなきゃなりません。てことで、大浴場に行って、しばしボー。にしても、湯シャン&ショートなので、楽ですね。
で、8時過ぎの「南風」にのって高知を出発です。御免の沿線で瞬間「アンテナ」が立つなど。途中からブログの更新→おべんきょ成果のリライトをはじめたので、大歩危小歩危はちらりと見るだけ。で、岡山で新幹線に乗り換えて広島へ。ここで、迎えに来てくださったN田さんと合流。向かうは邑南です。
途中「昼ごはん、なににしますか?」っことになったので「なんでもいいですよ、ラーメンでもOKです」というと「じゃ、天一で」ということになりました(笑)。

旨辛3倍を入れたからか、少しスープが薄めて塩辛い。まぁ、それはそれですね。
それにしても、道中陸上話で盛り上がったのははじめてです。楽しいドライブを1時間半ほどして会場に到着。が、そこから宿までの距離を測るなど。なにやってんねんです。
会場は石見養護学校。到着して、まずは校内見学です。子どもたちが楽しそうに活動しています。が、なんでこの子らが養護学校なんだろと思います。だって、教室には守り神がいて、横にはガチャガチャがあるんですよ!

なんでも、養護学校内でもいじめがあるんだとか。でも、そりゃそうですよね。だって、この社会の中に「できることがいいこと」という価値観があって、それが子どもたちに内在化しているわけです。なので、子どもたち同士の間でも「できること」の序列化がなされていて、それがいじめを生むわけです。そして、いじめている子も学外ではいじめられている。傷ついているんです。ふと「vulnerability」という言葉が頭をよぎります。
で、いよいよお座敷です。聞いてくださるのは石見養護学校の教職員・保護者のみなさんと、地元の障害者施設の職員のみなさんです。と思ったら、なぜかT野さんとO田さんが(笑)。いや、もう何回も話を聞いてるでしょ。
てことで、スタート。こないだべっぴんの会で話した時は、みなさん、あまりの早口に唖然としておられたのですが、今日はどうかな。と、ウケます。メッチャ笑って下さいます。これはやばい。あまりにも気持ちよすぎです。
なので、さっき考えた「なぜここにこの子が」という気持ちもまじえてオチのあたりを話しました。たぶん養護学校の人たちなら、あるいは障害者支援をしてぃる人たちなら、きっと伝わる話です。
てことで、2時間弱、楽しく話をさせてもらって、お座敷終了。本がそこそこ売れたのはうれしいけど、サインを求められてとまどうなど^^;。

で、服を着替えて宿までランニングです。実は距離を計測していただいたのは、このためでした。
それにしても暗い(笑)。街灯がないです。まぁ当たり前です。人が歩いてないから必要ないんですよね。時々くる対向車のライトで目がくらみます。でも、それはいいんです。アップダウンがきつい。まぁ織り込み済みではありますが、それでもきつい。でもだから走ろうと思ったわけですよ。下りは急がず、上りは淡々と。とにかく6分/1kmのペースを守りましょう。てことで、約7キロのアップダウンしかない真っ暗な道を走って、まもなく宿という、最後の坂を登ろうとした瞬間、右足のふくらはぎに異常を感じてストップ。まぁそれでも登り基調の道を46分走ったからよしとしましょう。
宿に着くと、みなさんもちょうど来られたところです。えーと。すんません。温泉にザブンと入らせてください。
てことで、20分遅れで懇親会スタート。豪華なごはんです。

お酒もうまい!
ちなみに今日のメンバーは4人です。瞬間緊張しましたが、課長さんがすごい柔らかい!あれやこれやの話をしているうちに
「いつきさんは浅香とは関係あるか?」
と。なので
「浅香はないけど日之出なら」
みたいな話。
なんでも、課長さん、浅香と交流をしていて、子ども会のキャンプをすることになったんだとか。でも、今年は台風で流れてしまって残念だったとか。
「えーと、トランスジェンダー生徒交流会のキャンプって受け入れてもらえますか?」
「いいよ」
マジか。
でも、山と川のキャンプは好きやなぁ。タタキもうまいけど、鮎もうまいぞ(笑)。
てことで、9時にお開き。まだ早いな。じゃ、もっかい温泉に行こうかなo(^^)o。

なんか、ウケたらしいo(^^)o→発達凸凹飲み会

朝、とりあえずバスに乗って、向かうは高知です。今日は高知県立大学でお座敷です。呼んでくださったのは、お友だちのまきまきさんです。考えてみると、ちょうど10年のつきあいなんですね。はじめて出会ったのは日本初のリビングライブラリの時です。
リビングライブラリといえば、その前に朝日新聞に記事が載ってて、「本のなかには性転換者もいる」みたいなことが書いてあって「へー、性転換者もかぁ。すごいな」と完全に他人事だったんですが、ある日まきまきさんからメールがあって「あの、人前で話せますか?」とかいう形でオファーをもらったという。ちなみにその時は「教員やってるんで」という、これまたあさっての方向の返事をしたんですけどね。
それから4回リビングライブラリがあって、この宴会を最後に、わたしの「本人生」は終わりました。
と思ったら、一度呼ばれたな
まぁそんな感じでゆるくつながっていたまきまきさんですが、このほど高知県立大学に就職されて、なぜか「来て」って言われたんですよね。

てことで、高知駅で合流。大学まで送ってもらって、少しクールダウン。
で、100人ほどの学生さん+教員さん相手にお座敷開始。ちなみに、はじめはまきまきさんが担当しておられる学生さん対象だったのが、「他の学年の学生も」「高知大の学生も」「ついでだからFDで」ってなったらしいです(笑)。
頼まれてたのは「ライフストーリー」と「社会モデル」の話です。てことで、富山大阪樟蔭女子大学パターンでいくことにしました。これ、かなり削りまくってるけど、なので逆に導入にはいいのかもしれません。少し大切に育てたいネタです。
それにしても、学生さんの反応がいい!ネタにはきちんと反応してくださるし、押さえてほしいところではガッツリメモをとられるし。となると、ついついのってしまってしゃべりすぎるというものです。なので、1時間のネタが1時間20分になってしまいました。
でもま、時間内に終わったからよかったよかった。
話のあとは感想文タイムです。なんかみなさん、すんごい量を書いておられます。すごいな。さらに帰り道では学生さんが「まだ消化しきってないけど、すごく興奮しました」とか「また来てください」とか、さらにまきまきさんに「また呼んでください」とか言ってくださって、これは恐縮だなと^^;。
そんな感じで、無事お座敷終了。

で、ホテルにチェックインして、懇親会です。
なんか、元雑誌の編集さんで現薬剤師の卵さんとか、高知大学の学生さんとか、なかなかカオス的なメンバーです。ここでまたまた語ってしまうのがアカンところです。
にしても、おいしい!

さらにそのあとワインバーに行ったり。店の中がいっぱいなので、外飲みです。ストーブつけてくださいました。

いい感じです。

ここで飲んだ3人、どうやら全員発達に凸凹があるらしいことが判明。まぁその中でまだマシなのがわたしみたいですけどね(笑)。てことで、「いかに自分が短期記憶がないか」を競いあったり。
ここで、12時半まで飲んで、さらに部屋飲みをして、寝たのは2時かよ…。あしたは大丈夫なのか?

整体みたいなもん→複合差別とダブルマイノリティ

朝、けっこうすっきりしています。やはり7時間くらいは寝ないとダメらしいです。まぁまぁな体調でガッコに行っていきなりスパートをかけます。取り出しです。でも、さすがに試験前日とあって、まぁまぁな感触です。とにかく苦手なものはしかたないです。人生であと3回の数学のテスト、なんとかうまくやり過ごしてくんなって感じです。
3・4時間目は相変わらずの自学タイムです。子どもたちは自らの課題と向き合い、わたしも自らの課題に向き合います(笑)。
静かな教室は思考が進みます。
とにかく、やりたいこととやったこととできたことがうまく並んでません。少し歪んでる。これをまっすぐにするのが今回与えられてるお題です。「やったこと」は変えられないので「やりたいこと」と「できたこと」を変えるしかない。少しいじっては離れて見るを繰り返しながら微調整をしていくと、「おっ」って思う瞬間があるんですね。そんなのを繰り返しながら、2時間で脳みそが「ヤダ」って言ったので、頃合いもよく断念。

午後は休みをとって、「世界人権宣言70周年記念大阪大会」です。お目当ては「複合差別」のシンポジウム。シンポジストは金友子さん・田中一歩さん・藤原久美子さん。
まずは金友子さん。アプロの在日コリアン女性実態調査に基づいた報告です。女性であるがゆえに攻撃しやすい存在としての在日コリアンの置かれた状況を語られました。あと、複合差別のめんどくさいところとして、「民族」で捉えると「女性」が消え、「女性」で捉えると「民族」が消えるというあたりも「なるほどな」と。
続いて田中一歩さん。いつもいろんな話をするけど、あらためて話を聞くのははじめてです。でも『部落解放 711号』を読んだりしてるから、知っていることもあるかと思ったけど、やはりあらためてガッツリ聞くとおもしろいですね。ちなみに、今回は(笑)わたしの名前が出てきました。やはりうれしいです。それにしても、「ミノの天プラ」は反則です。
で、藤原久美子さん。DPIの方なんですが、隣りに座ってたTじさんに「これ、ダメ・ピープル・インターナショナルの略で、わたし入ってるねん」というと、メッチャウケてました。で、内容は障害女性の話なんですが、「隠れた優生保護法」はいまだにあるんだなと。単に視覚障害であるというだけのことなんですけど、「子ども育てるの大変だから生まないほうがいい」とか言われたり。あー、でも、わたしも「子どもがかわいそう」ってさんざん言われたな(笑)。あとは性暴力の対象になりやすいって話、聞いたことはありますが、あらためて「だよな」と思うわけです。
で、みなさんの話を聞きながら、でも、ふと「ダブルマイノリティの持つ可能性」ってのも考えられるんじゃないかなと思いました。
「複合差別」ってとらえ方は「被差別者」としてふたつの要素を持つわけですが、「ダブルマイノリティ」というとらえ方は、もしかしたら「ふたつのアイデンティティを持つ人」というとらえ方になるのかなと。すると、例えばAとBというマイノリティ性を持つ人とAとCというマイノリティ性を持つ人がいて、Aという共通の要素を通じてBとCというふたつの課題がつながる可能性があるってとらえ方もできるんじゃないかなと。
なんてことを思ったけど、これってすでにベル・フックスが言ってるなと。
てことで終了。おもしろかったo(^^)o。
ちなみに、「ダブルマイノリティ」の話を金友子さんに話に行ったら「そんなことより、また飲みましょう」みたいな話になったので、また企画せねば(笑)。

集会後はもちろん総括です。気がつくとE井さんとかRンダさんとか、なんかもうエレガントな人々と一緒になって、なかなか楽しい総括になりました。さらにそのあとTじさんとサシ飲み。アホなことをいっぱい言ってしまって反省。でもまぁ、研究会はしましょう。

すごい資料→アウトリーチのスピリッツ

今日は第2のふるさとの人々と一緒に「現地研修」です。なので、勤務先の駅で降りずにその先へ。降りると知りあいがウェットティッシュを配っておられました。そうか、人権週間か。こないだの香山リカさんの中止問題についてちょこっと話をして、でも迎えに来ていただいたので、そのまま集合場所へ。そしてマイクロバスに乗って、向かうは舳松人権資料館です。
到着したら、とりま舳松の歴史についてのレクチャーです。が、当然舳松オンリーになるわけもなく、部落史の講演になったりします。と、一緒に行ってた先輩と顔があって、思わず苦笑い。でも、舳松の解放運動史になると、とたんに顔つきが変わるのは当たり前。それを聞きに来たんですよね。
で、ひとわたり舳松の歴史について学んだら、次はフィールドワークです。
フィールドワークって、なにがおもしろいのかというと、歴史と今が結びつくこととか、そこに住んでた/る人の生活と触れあえることとか、さらにはそこにない歴史を想像することとか、そんなあたりかなぁ。ちなみにそれは「土地」とつながるので、例えばトランスというかセクマイ系でいうと、東京にはある。考えてみると、三橋さんに案内してもらった吉原から回向院とか新宿界隈とか、メッチャ豪勢なフィールドワークだったよなぁ。ほんとにおもしろかった。大阪は…。堂山はおもしろいけど、歴史的にはどうなんだろ。京都は…。ないか…。いや、セクシュアリティ系はありますけどね。
で、実際にもともとの「塩穴」と呼ばれていた頃の土地面積の狭さとか、坂田三吉の生家の狭さとか、いろいろおもしろかったです。
そのあとは大原さんの「啓発」にかかわる話。
大原さんとは一度?お会いしていて「お久しぶりです」なんですが、それはそれとして、とてもいい話を聞かせていただきました。やはり啓発がらみで語るのは当事者じゃなくて非当事者だなと。非当事者がどう変わりどう学び、いまどう生きているのかってのが大切なんですよね。なぜなら、他の非当事者にとって、そこにこそ自己変革の可能性を見出すからです。逆に言うなら、当事者の語りは自分の体験じゃだめってことです。そんなのは「理解と共感」でとどまってしまう可能性がとても大きい。仮に当事者が話すなら、非当事者並のことを話さなきゃならんってことです。
ま、そんなことを考えながら、舳松フィールドワークは終了。

バスに乗せてもらって帰ればいいものを、ちょいとおべんきょ場所で降ろしてもらって、おべんきょ会場に乱入。その後、Hがしさんに同行して「日本エイズ学会」に乱入。さらにDISTAへ。ここでSWASH主催のワークショップ&講演会「当事者活動の難しさ」の打ち合わせをしておられて、そこに乱入です。講師のティ二さんとSWASHのみなさんの話を聞いてたのですが、メッチャ勉強になりました。
テーマはアウトリーチについてのものでしたが、とてもおもしろかったです。もちろん、ここでのアウトリーチはセックスワーカー対象なんだけど、その手法とかスピリッツは、学校の中のマイノリティ生徒へのアウトリーチと似てるなって思いました。
わたしにとってのフィールドは教室なんですね。たいていの教員はセンター(職員室・保健室・図書室など)にいるけど、そこから撃って出る(アウトリーチ)んですよね。その時にどういうふうにアプローチするのかとか、心がけるべきことはどうかとか、どんな情報を伝えるのかとか、どうやってセンター(例えば交流会)につなぐのかとか、ヒントがいっぱいありました。
でも、そんなに長居はできなかったので、そのことをティ二さんに伝えたら、喜んでくれてました。
あと、帰りがけに4月1日のフェミニスト・フロートでコーラーしてたセックスワーカーの人が
「あの時「いつきさんがいる」って思ってすごくうれしかったけど、「女は最高」ってコールをどう聞いていたのかが気になって、終わってからみんなで話してた」
って言ってくれました。なので
「「おかまも最高」って言ってましたよ(笑)」
って言ったら、ホッとしたような笑顔で
「わたしも言ってました」
って言ってくれました。
てことで、記念写真になぜかわたしも入ってしまったり^^;

どうやらお茶大の件でフェミニストvsトランス女性が再燃したみたいだけど、少なくとも「ここ」ではそれはないなとあらためて思いました。
やはりそれは、「coming out story」でA久○さんとかRささんとかSっさんとかが言ってくれた「葛藤の共有」とつながるのかなって思いました。

てことで、ものすごく充実した1日でしたが、さすがに疲れた(笑)

ゆるやかにスイッチが入った

朝起きるとメッチャ眠いです。そりゃそうか。でも、それにしてもボーとしてます。あかんな。

今日は月曜日。授業と会議にまみれる1日です。覚悟しなくちゃね。とはいえ、どうせ図書室学習です。1・4時間目は「取り出し」はなしです。苦手な子も苦手なりになんとかやってる感じです。てか、質問受付をしてると、切れ目なく質問に来ます。
問題は6時間目です。こちらは苦手な子が全力で逃げたり遊んだり。でも、今日と水曜日しかありません。朝の時点では「取り出し」はしないでおこうと思ったけど、「やはりやるか」ということで、30分ほどやりました。ちなみに、一番マークしてる子は、今回は取り出しはせず。この子は「なんとかしなくちゃ」っていう焦りがあるから、「これしてね」ってことを確実にやってくれてます。一度それに委ねることは大切かな。「教わってできること」から獲得する「教わること」への信頼感はもちろん大切だけど、「教わったことを自分で吸収してできること」から獲得する「自信」はもっと大切です。
てことで取り出ししたけど、残り15分を無駄に使ってるんですよね。とにかくまわりの子をなんとかしなくちゃならんな。

そんなふうな1日だったけど、頭の中は全然別のことを考えるようになりました。なんか、ゆるやかにスイッチが入った感じです。考えてることは、もちろん「おべんきょ成果」の修正です。
心を無にして、再度コメントを読むと、何をアドバイスしてくれてるかが少しずつわかってきます。
たしかにな。「はじめに」は「最後に書くもの」ってことを忘れてました。「おべんきょ成果」は、「はじめに」から書きはじめて、「先輩成果」を書いて、自分のところを書くんだけど、書いてる最中に「もっと先輩!」ってなったりするんですよね。そしていろいろ書く中で、だんだん自分がやろうとしたことと、やってることと、できてることの間にズレが出てくるんですよね。そこで、その3者を修正しながらフィニッシュするんだけど、その最後のことをしてなかったってことです。
で、今日はそのことがクリアにわかってきたんですね。なぜそれがわかってきたかというと、脳みそが完全に「おべんきょ成果モード」に切り替わったってことです。
考えてみれば、この日のあとやってたことって、「おさんぽ」したり、「ただ笑わせたかっただけ」だったり、「変態の宴会」をしたりしてて、その間を縫ってゲンコをふたつ仕上げたりで、ほんとにどうしようもない状況でした。そんなこんながすべて片づいて、まぁ週末はお座敷祭りだけど、でも頭はそちらに切り替わったんでしょうね。
ここから2週間。ラストスパートです。

玖伊屋→カフェ・ド・まきぐち

朝、しんどいです。特に足がしんどい。うがーとなって、Iちくんにマッサージをしてもらったり。で、足がなんとかなってきたので、とりまランニング。28分ほどでやめました。しんどくはなかったけど、時間の問題です。それにしても、前に走ったのは…。23日か。アカンなぁ。
で、朝ごはんを食べたり、シャワーを浴びたり。
で、最終の片づけを皆さんにお願いして、Iずみちゃんとわたしは京阪で移動開始。向かうは枚方です。今日は「カフェ・ド・まきぐち」です。前回はKよぽんのパワー全開でしたが、今回はIずみちゃんがいるので、また別のパワー全開になるんだろうな。楽しみです。
てことで、会場…てか、牧口さん家に到着。今回は牧口さんがたぶらかした人とか、牧口さんの教え子さんとかがおられます。教え子さんが来られるとかすごいわ。
で、話はいきなり不健康系の運動話からスタート。ほとんど誰もついていけません。続いてプログラマの話になります。これもついてこられる人を選びますね。
てか、小さな子どもを含めて10人もいたら、共通の話題なんてありえないというか、そこで可能な共通の話題は、確実におもしろくないです。
そんな時は自己紹介です。これなら、それぞれの人が「話題のターン」を持てますから、その人の得意分野を知ることができます。そうするとおもしろい!例えば「自分が楽になるために障害者のデイケアを立ち上げた」とか「流しの看護師」とか「超ブラックな企業話」とか、その人ならではの話題が出てきて、それでまた場が盛り上がります。
なんか、わたしはそのうち「教え子さん2」が連れてこられた子どもさんとひたすら遊びはじめてしまいました。アカン、飲んで遊んだら酔いがまわる(笑)。
そんなこんなで、3時ごろに帰らなきゃならない人とか、5時くらいに帰らなきゃならない人なんかがボチボチ帰られて、残ったのは教え子さんとIずみちゃんとわたしの3人です。これはヤバイです。が、あいもかわらず、わたしは横になって撃沈です。
てことで、9時頃にお開き。わたしは教え子さんに車に乗せてもらって駅まで送ってもらいました。
帰りの京阪の中で小腹が減ってることに気づいて、頭の中がラーメンでいっぱいになりました。が、出町柳近辺にはラーメン屋がない。いや、あるにはあるんだけど、日曜定休です。思わず「天一本店までタクシーで行って、天一本店から家までタクシー」とか頭に浮かんだけど、あまりのダメさ加減に断念。家に帰ってTKGをいただきました。

さぁ、寝なくちゃ…。

今年も楽しんだ→茂利屋→玖伊屋

今日は去年に引き続き東大阪の大学におじゃまさせてもらいました。にしても、まだ2年目なんですよね。てか、正確には2年たってないのか。それにしては佐藤さんとしょっちゅう呑んでる気がします(笑)。
てことで、8時前にスタート。近鉄を乗り継いで河内小阪へ。途中、石切とか枚岡とか、なつかしいです。京都府南部の第2のふるさとに住んでた頃は、大阪に行くのは近鉄でしたからねぇ。
ちょいと早めに着いたので、ここは少しだけおべんきょです。2〜3文書いて、プチ修正(その1)終了。
で、いよいよ2限目開始です。内容は去年と同じくこの日にやった「新ネタ(番外編)」です。ところどころで笑いも出て、よかったよかった(^^)。
で、昼ごはんは今年もおいしいおべんとです。おべんと食べながら、「おべんきょ成果」へのアドバイスを読んでもらったり。すると「なるほどねー」みたいな感想でした。
なんでもアドバイスをする人は「そこをよくわかってる人」と「そこをぜんぜん知らない人」の組み合わせだそうな。なるほど。そういうことなのね。だからひとりのアドバイスはピンポイントでついてきて、もうひとりはザックリしてるんだ。
てことで、午後の3限目です。今度はこないだ富山で話したパターンです。たぶんあのネタ。すんごいコンパクトなんだけど、60分程度に収めるためにはあれくらいコンパクトでいいんだろな。特に今日は教職志望の学生さん相手なので「子ども」に特化してるからね。
こちらもそこそこウケました。
で、4限目は「coming out story」の上映会です。うーんPCの音の出力が小さいから一番後ろは聞きにくい。しまったなぁ。でも、みなさん、真剣に耳をすませてくださいました。
てことで、本日の3時間のお座敷終了。ところがみなさん、帰られない。コミュニケーションカードにビッシリと書いておられます。さらに感想を言いに来てくれたり、質問をしに来てくれたり。
「人権学習をする時、そこにいる当事者の子への必要な配慮は?」
鋭い質問をしてこられますね。
「特にいらないと思います。というよりも、その子が自分のことを感想に書けるような人権学習をすることと、その子が書いてくれたら、そのことについて、その子と話をすることかな」
たぶん、人権学習って「終わってから」が大切なんですよね。

で、佐藤さんと鶴橋へ。名店・茂利屋です。

でも、そんなに長居はできません。ちなみに佐藤さんも「作文」をしなきゃならんとか。お互い忙しいです。
で、わたしは環状線→新快速→地下鉄と乗り継いで、鶏屋さんへ。ここで丸鶏を買って、なぜかそこに来てくださってるUりんちゃんの車に乗って、東九条へ。今日は玖伊屋です。なんでも1階は東九条マダンの打ち上げだそうです。そんななか、2階でしみじみスタッフドチキンをつくるなど。そうこうするうちに、お客さんも来られて、少しずつにぎやかになってきました。
てことで、ダッチオーブンオープン。

よしよし、今年もうまくできたな。
そんなこんなでにぎやかな夜は更けていきます。

前を向く

こないだメールが来たけど、今日が締め切りのゲンコがふたつあったことをいいことに、あれから自分のゲンコどころかコメントすらまともに読んでませんでした。
なんか、コメントって、返ってきた瞬間は自分の全人格を否定されるくらいの勢いがあるんです。それは、その前にメールが来た時も同じでした。
ちなみに、さらにその前はそんなでもありませんでした。なので「そこまで書いていいんですか」みたいな感じだったし、ピークもあっけなかったです。
でも、今回は違います。とにかくコメントを理解するところからはじまります。さらにその「理解」は、コメントのハードルを下げるところからスタートします。なので、前回は〆切12日前でもひどい状態でした。
そんな状態でしたが、昨日月末〆切のゲンコを手放したから、今日からやるしかないなと。
てことで、コメント読みはじめたのですが…。あり?もしかしてできそう?確かに「プチ修正で桶」とあったけど、ほんとにプチ修正ですがな。まぁもちろん修正は修正ですから、なかなかにやっかいです。てことで、参考文献を読んでみたりもしたのですが、わかる!わかるぞ!みたいな。
なんかできそうな気がしてきました。

きっと伝えたいんだろうな

朝、目が覚めた瞬間に「アカン」となりました。パートナーが「どうすんの?」って聞いたので、迷わず「1時間年休」って答えました。
それにしても、1時間年休をとれば、普段より1時間40分ゆっくりできるの、計算があわんなと。まぁ、理由は簡単です。ラッシュアワーなので接続に余裕を持つために早めに家を出てるのと、普通しか走ってない時間帯ってのが理由です。
てことで、ガッコに着いてもフラフラです。どうしたものやら。まぁでもそれくらい低いテンションのほうが、たぶん子どもたちにとっていいんでしょうね。
そうそう。図書室の書架を見るとこんなになってました。

なので、さっそく子どもたちに自慢。
い「きのう「へんこつ」に行ったの、これ書いた人なんやでー」
生「えー、この絵、かわいい!」
い「中もええんやで」
生「ほんまや!「好きな下着をはく」ってあんたのことやん(笑)」
生2「(笑)」
い「そやけどな。昨日お金を払った記憶がなくてな、謝りのLINEしたんやけど、既読がついたままなんやわ。怒ってるんかなぁ」
生「あー」
い「大切な友だちなんやけどなぁ」
生「元友だちな(笑)」
い「…」
どうやら子どもたちは教員の傷口に塩を擦りこむのが好きらしいです(笑)。
ちなみに、午前いっぱい仕事してて返事をするヒマがなかっただけらしいです。やれやれ、でも、そりゃそーだ(笑)。
で、今日はなんとしてでも今やってるゲンコをやりきってしまいたい。てことで、文字数オーバーの原因部分をバッサリ切り落として、そこに簡単に結論だけを書いてみたり。はたまた抜け落ちていた大切な論点を補足してみたり。
で、1回読んでみて、そのまま「えいっ」と送信です。まぁ、文字数オーバーは変わりませんが、主たる原因は英単語を入れてることとURLを記載してることなんで、なんとかなるでしょう。てか、あかなんだら、またどこかを切るだけのことです。

夜はムラのお母ちゃんと話。
このお母ちゃん、40歳くらいかな。メッチャおもしろい人です。前に子どもを成績のことで怒ってたんで、わたしは子どもに向かって「自分のことを棚に上げてな」って言ったら、お母ちゃん爆笑してはりました。まぁ、よくぞ初対面のお母ちゃんにそんな暴投したなと思いますが、受け取るお母ちゃんがすごいです。
で、子どもを前にしてお母ちゃんと「ムラ話」です。子どもも自分がムラなのは知ってます。が、それがどういう意味があるかはわかってないんですね。
母「あの人もそうやで。この人もそうやで」
みたいな話をしながら、例えば結婚してる人を見たら、みんなムラ同士みたいな話をされます。
それにしてもお母ちゃん、自分がムラ出身ということをしなやかに受けとめておられます。なぜなんだろうと思った時に「あっそうか!」と。
お母ちゃんの世代は、京都の同和教育の最後の花が開いた時だったんですよね。それまではジャマする人がたくさんいて、なかなかできなかったことが、ようやくできるようになった頃なんです。まぁ言うなれば、わたしの担任時代です。
母「あんたのお父さんもな、青年部の人にあちこち連れて行ってもらってたんやで」
い「それ、全青とか全奨とかですか?」
母「あー、わからへんけど、そんな言葉聞いたことあるわ」
ここのお父ちゃん、若い頃はそうとう言わしてたらしいです。そんなヤンチャなお父さんをあちこちに連れて行ってた青年部ってすごいです。で、当然お母ちゃんもそういう時代の空気を吸いながら生きておられるわけです。なので、自らを否定しなくていいってこと、まさに部落問題を社会の問題としてとらえておられるってことなんですね。
でも、子どもは違う。お母ちゃんとわたしの会話に、ところどころで「そんなところに生まれたのはアンラッキー」みたいなことをポツリと話したりします。そのたびにお母ちゃんは笑って返されます。
もしかしたら、お母ちゃん、子どもにムラのことを伝えたかったのかもしれません。でも、なかなか機会がなかった。そんな時に、わけのわからんヤツが突然あらわれて、ムラの話をお母ちゃんとはじめた。それを聞かせたかったのかな。
それはこのお母ちゃんだけじゃないと思うんですよね。まさに今の保護者世代は「京都の同和教育の最後の花が開いた世代」です。たぶん「伝えたい」「伝えなきゃいけない」って思っておられる。
その思いを実現するきっかけづくりができたらうれしいな。

当事者だからつながるわけじゃない

朝、机の上に授業アンケート結果がおいてあります。なんでも「分析しろ」と。なにをどうやって分析しろと。なにをさせたいのかさっぱりわかりません。てか、分析苦手やし(笑)。
てことで、今日は午前は授業にまみれます。とはいえ、3人講座は1時間でほぼ終了。まぁ、二項分布に2時間もいらんわな。
で、午後はとりあえず1月末の講演依頼をしてみたり。ターゲットは「浦野茂さん」。
みんな「発達障害についての講演」とか言ってて、でもそんなのを医者から聞いてもなんにもおもしろくありません。で、社会学からのアプローチをしてる人と思って探してたら、おられたんですよね。ちなみに『概念分析の社会学』にも書いておられるから、これはいくしかないなと。
で、依頼のメールを書いたあとは、少しゲンコをいじるなど。なんかやってたら、とりあえずはできたけど、なんだかなぁ…。てか、1600字ほどオーバーしてるし。まぁ、一晩寝かせたら減るでしょう(笑)。
夜はIっぽ&Kんちゃんと呑み。まずは「へんこつ」に行ったけどいっぱいで入れず。お次は「崇仁新町」に行ったけど「ちょぼ焼き屋さん」が閉まってたので断念。しかたなく「KIMURAYA」でワインを飲んで時間つぶしをすることにしました。
Iっぽくん、12月5日にシンポで話をするので、それにまつわる話をしたかったらしいです。まぁ、本命は「へんこつ」ですけどね。
シンポの中身は「複合差別」というか「ダブルマイノリティ」というか、そんなあたりです。
考えてみると、わたし、ダブルマイノリティの友だち、多いです。なんでなんだろな。たぶんそれは「属性」でつながることを拒否してるからなんじゃないかな。そしてその原体験は、まさに「教員」であるところにあるんだと思うんですよね。
なんか、共通の属性を見つけた時、それが少数であればあるほど「おぉ」ったなって、それだけでつながりを見つけてしまうことってよくあります。でも、もちろんそんなものでできるつながりは細くて脆いものです。じゃ、わたしのつながりは?もちろん「実践」を通してです。「存在」じゃなくて「やってること」です。じゃないと、わたしは誰ともつながれなくなる。逆に実践を通せば誰とでもつながりうる。
たぶんそんな考えが「「〜たち」という言葉」とか「「〜たち」再考」のあたりなんですよね。
で、属性だけだと「その属性」としてのつながりしかできないんだけど、「実践」だとさまざまな属性を持つ人とつながり得る。そしてなにより、ダブルマイノリティの場合、「ある属性」が「もうひとつの属性」を排除してしまうことがよくある。そんな時に「属性ではない」ことこそが、つながりに結びつく。
まぁ、そんなことを考えながら、「KIMURAYA」を出て、再び「へんこつ」へ。今度はあいてましたo(^^)o。
うまいわ。

で、お腹もいっぱいになったところで、なぜか「お福」へ。ここでダメダメになってしまいました。
無事帰れるかなぁ。