聞くのが怖いことと聞かなきゃならないことは違う

今日から2年生が研修旅行です。ちなみに、わたしが授業を担当してるのはほとんどが2年生&副担任も2年生なので、わたしが引率になれば「穴」がなくなるのですが、なぜか引率にはならない。まぁ、そりゃそうでしょうね(笑)。
なので、穴が開くおふたりの代講をするなど。
授業が終わったら、駅まで走って出張です。ちなみに、火曜日は出張日なので、本来走らなくていいようになってますが、代講があるから走らなきゃなりません。これ、1週間ずれてたら、代講できないから、えらいことになってたぞ(笑)。
で、午後からの会議で出た話題のうちのひとつが、外国籍の子どもの在籍把握の問題です。
いちおう、毎年文科省が5月1日時点での国籍別の在籍数の調査をしてきます。「把握できる範囲で」って言われるけど、できる限り正確な情報は出したいです。だって、把握すればするほど人数は増える、逆に言うと「不正確さ」は、すなわち人数が少なくなることですからね。
あと、国籍別より、ある種大切なのは、「在留資格」です。例えば「配偶者等」とかだと、親が離婚したら在留資格がなくなります。ヘタしたらオーパーステイで入管行きだっだ、ないわけではない。あるいは「家族滞在」も不安定です。さらに就労制限がかかってるから、原則的には働けない。働く場合は入管の許可を得ないといけないし、28時間/週の制限があります。てことは、例えばそれを知らずに子どもがバイトしたらヤバイことが起こりかねないし、ましてやその子が就職希望だったら「そういう指導のしかた」をしなきゃなりません。ちなみに、「日本で義務教育を受けた」とみなされる場合(渡日が小学校4年くらい以前だとか)は、就職が決まったら「定住」に切り替えられるので働けるようになるんだけど、そういうことも知ってないといけない。これ、就職だけじゃなく進学にも影響します。日本学生支援機構の奨学金(ローン)は、家族滞在の場合は「申込資格」がありません。そんなことも知ってないといけない。
「知ってないといけない」は、制度を知ってることはもちろんですが「目の前の子どもがそうであるかどうか」も「知ってないといけない」。
で、それは誰に聞けばわかるかというと、本人や親です。
京都では多くの学校が、入学時に新入生から住民票を提出してもらってます。たいていの自治体では、住民票を見れば外国籍か日本籍かはわかります。でも、ほとんどの場合、「国籍」「在留資格」「在留期間」の欄が「省略」になってます。これ、申請者が「省略」にチェックしてる場合もありますが、役所の受付で「どこに提出されますか?」と聞かれて「高校です」って答えると「じゃここはいらないです」って、役所の職員の判断で省略されてしまうこともあります。さらに自治体によっては、そもそも欄そのものがないところもあるとか。
で、一番簡単な把握の方法は、『入学の手引』に「外国籍の方は国籍欄・在留資格欄・在留期間欄を省略せずに出してください」って書くことなんですよね。
ところが、会議でそんなことを言ったら
「そんなことはできない」
って言いはじめる教員が出てくるんですよね。
「子どもが知らされてない場合、どうするんだ」
って。いや、子ども知ってるし。そしたら
「なぜそうとわかる」
ときます。だって、現行の住民票だって「日本籍ではない」ことはわかります。てか、そもそも自分の国籍くらい知ってないでどうすんねんと。だって、主権者教育受けて、投票行く気満々で、18歳になってハガキが送られてこず「なんで?」って親に聞いたら「あんた外国籍やし」って話ですよね。どのみちわかるんだから、知るのは早ければ早いほどいい。
でも、教員はビビります。
「そんなことは聞けない。文科省には協力できないって返せばいい」
「じゃ、在留資格の問題はどうするんですか?もしも『入学の手引』に書かなかったら、ひとりひとり確認をしなきゃダメですよね」

そりゃ、聞くのは怖いですよ。でも、その怖さは、「わたしの問題」なんです。だから、「わたし」が克服すべき課題でしかない。そして、こちらが覚悟を持ってたずねれば、ほんの少しいろんなことがあるけど、教えてくれます。なにより「なんのために聞いてるか」ってことが自分の中で整理できてることが大切なんですよね。
それは部落のことも同じです。障害だって同じです。自分の置かれた立場を自覚するところからはじまります。
でも、どうやらそうは考えない教員もいるらしいです。子どもに必要なのは「隠すこと」ってことらしいです。
まぁそんなことを考えながら会議は終了。

夜は恒例の会議→総会→飲み会です。こちらはホンネでしゃべれるから楽ですね。
でも、家に帰るのは遅くなります。そのためにスペアのおべんと箱を買ったんですけどね。で、家に帰るとおべんと詰めてくれて、明日の朝の準備も終わってました。ありがたや。
その隣にあったメモ。

なるほど(笑)。

マジか→英語が飛び交う飲み会

今日は午後から人権学習で使うDVDを借りに行かなきゃなりません。なので、5時間目の授業が終わったらガッコを飛び出して、とりま京都駅へ。京都駅ではちょっと寄り道してヨドバシカメラへ。狙いは「おべんと箱」です。
別に今のおべんと箱が気に入らないわけではありません。てか、気に入ってます。が、もうひとつ必要、それもできれば明日の夕方までにあるのが吉です。
とにかく夜に用事があると、帰りが遅くなります。いつも遅くに帰ってから、おべんとを詰めて、翌朝の用意をして寝るので、家に帰ってから30分くらいいろいろやって寝てます。すると、翌朝がきつい。でも、そうせざるを得ないのは、詰めるべきおべんと箱は、わたしが持ってるからなんです。
なので、スペアのおべんと箱があると楽だなと。
ところがヨドバシカメラにはない。いや、あるんですが、すべて保温タイプです。単なるおべんと箱がない。マジか…。保温タイプは、保温部分が大きすぎてリュックに入らないんですよね。まいったな。そうか、ドンキか!でも、先に府教委です。地下鉄に乗って、車内でドンキのおべんと箱を検索したら、いいのがない。マジか…。こちらは、とってもかわいいか保温タイプです。ネタでかわいいのにしてもいいんだけど、子ども用なので小さいんですよね。しかたないので、「河」に頼ることに。すると、あった…。今使ってるのと同サイズか?念のためにおべんと箱を取り出してものさしで図ってみると、同サイズでした。
てことで、こいつをポチって、案件がひとつ終了。
で、府教委までテクテク歩いて、さぁ建物に入ろうとしたら張り紙が。
「府教委は移転しました」
マジか…。てか、府の職員であるわたしは、なぜにそのことを知らない(笑)?で、移転先は…。丹波口?マジか…。
府教委があった京都市営地下鉄丸太町駅からJR嵯峨野線丹波口駅ってアクセスがメッチャめんどくさいじゃないですか。なんでも、阪急大宮駅からも行けるようですが、はっきり言ってめんどくささはほとんど変わりません。
でも、選択の余地はありません。地下鉄の駅までテクテク歩いて、地下鉄に乗って京都駅へ。これがまた、改札前でたたずむ人がいるんだよな。そんな人の間を縫ってひょいと電光掲示板を見ると、あと2分。えーと、嵯峨野線は端っこなんだよな。とにかく走って行くと、ピッタリ間に合って、ほっと一息です。
で、無事DVDを借りて、帰りの嵯峨野線。すし詰めです。マジか…。そりゃそうです。時間は5時前。花園大学の学生と京都先端科学大学の学生と立命館大学の学生が乗り込んでるところに、北嵯峨高校の生徒と嵯峨野高校の生徒が混じって、さらに嵐山帰りの観光客と太秦映画村帰りの修学旅行生が乗る時間帯です。しかも、京都駅の嵯峨野線のホームは先頭車両に乗らないとすぐに次に行けない。まぁこうなるよなぁ。

で、京都駅からはJR京都線。向かうは大阪です。
明日・明後日、大阪府立大学でこんな公開授業があります。でも、当然のことながらわたしは行けません。だって、授業と出張にまみれてるし、明後日にいたっては人権学習でしゃべらなきゃなりません。なので「行けない」とコメントしたら、Hがしさんから「前日夜は?」という悪魔のような誘いがあって、ついそれに乗っかってしまいました。
てことで、到着したのは「季節料理 四季」です。すでにI歩&Kんちゃんが来ていて7人分の座席を陣取ってくれてます。間もなくHがしさんも到着。ここにJessica Lynnさんとそのお友だち?、さらにBrian Davisが来られて、宴会開始です。
それにしても、なぜにみんなで昔の写真の見せ合いっこするんだろ。てか、わたしの見せたらライパル心を燃やして見せはじめるから、これ、洋の東西を問わず、「トランスはネタに走る」ってことなのかな。基本的にやることは変わらないってことですね。
そんなこんなで、シリアスな話もネタに走った話もいろいろ楽しんで、9時にお開きです。早い!いやこれ、はじめに「早めにはじめて9時に終わろう」って提案してました。
で、最後に記念写真をパチリ。

さぁ、帰りましょう。
なんと、家に着いたのは10時過ぎ。せっかくなので、職場用のコーレ-グースの詰め替えをして、その手で目をこすったら、ヒリヒリ。マジか…。
それでも普段通りの時間に寝られました。9時お開きは正解だな。でも、明日は不可能…。

身体を休める

Aっちゃんから「話しあいは9時スタート」という連絡があったけど、まぁいつものことなので予想通りかな。それにあわせて予定を組んでたから、ちょうどマダンセンターに到着です。気になってた「ラハナ・サルマス」と「パバ・レジェーナ」をひとくちずつ食べたけど、うまい!
ここからは話しあいです。今年の実行委員長を決めたり、スローガンを決めたり。こうやって、みんなでつくっていくのが「全国在日外国人生徒交流会」なんですよね。そして、単に引率をするだけじゃなくて、世話人としてかかわると、この過程に参加できるってことです。
で、昼前に話しあいを終えて、あとかたづけ。

わたしは友だちと合流して昼ごはん。
夕方には家に帰って、しばし猫の額で本を読んで。
あとはお風呂に入ってビールを飲んで、最後はハーブティー。これで1日が終了です。とにかく睡眠時間の確保です。

今年はなぜか少しコミットメント・事前合宿(1日目)

何が悲しくて、休みの日に限って5時前に目が覚めるんだと思ったけど、どうやら風が強くてパタンパタンいってる音で目が覚めたみたいです。
なんとか7時くらいまでウトウトして、そこで起きあがって外に出ると、猫の額の屋根が崩落してました(笑)。

しかたないので復旧作業。今回はかなり本格的に崩落してたので、直すのも根本的です。それならせっかくなのてついでにビーチベッドで寝ても雨がかからないように、少し屋根の位置を調整してみたりして、普段の倍な30分ほどかけて復旧終了。

この屋根は、強風が吹くとあえて崩落するようにできています。まぁそうすることで家本体を守ってます。チキチキマシン状態ってことです。
そこからは昨日つくったオリーブオイルのマヨネーズをつかってポテサラをつくったり、はたまたスクランブルドエッグをつくったり。せっかくなのでマフィンにはさんで朝ごはん。
で、しばしおべんきょです。なにせ今週、「やろう、やろう」と思っていたけど、まったくできませんでしたからねぇ。
と、子どもがやってきて「昼めしつくろか?」と。ありがたや。やはり休みの昼ごはんはトゥンセラーメンです。

うまいわ。その後、しばし本を読んだらスタートです。

今日は全国在日外国人生徒交流会の事前合宿です。とは言え、会場は東九条ですけどね。にしても、ここ4週間で玖伊屋をやって卒業生の会京都・在日外国人生徒交流会をやって…。ここに来るのは3回目か…。どんだけ東九条に来てるねん。
今日集まった生徒は全国から6人。この夏の全国交流会のリーダーとして各地からセレクトされて来た子らです。さらに夜には卒業生も来てくれます。引率教員も気心のしれた人ばかり。楽といえば楽な交流会です。
それでもはじめは初対面なので、少し固さが見られます。でも、自己紹介→深めの自己紹介をしていく中で、少しずつ固さがほぐれてきました。
やがて晩ごはんづくり。ちなみに、子どもたちのエスニシティを考えてメニューを決めるのがわたしの役割です。今回は「パパ・レジェーナ@ペルー」「タヴク・サルマス@トルコ」「チキンチョウミン@ネパール」そしてフィリピンは定番の「アドボ」です。ちなみにトルコ料理は子どものリクエストで「ラハナ・サルマス」に変更になりました。今回考えなきゃならなかったのが、ハラルのことと牛肉が使えないことと、アレルギーかな。そんな時の味方は鶏ですね。
買い出しから帰ってきた食材、山のようにあります。食べられるのか?それでもみんなでワイワイつくります。わたしも玉ねぎのみじん切りをしたり、卵の殻をむいたり、ジャガイモの皮をむいたり、はたまたお米をキャベツで巻いたり。普段はあまりやりませんが、今日はなんとなく手伝いです。
ようやくできあがりかかったところで、わたしは撤収。マダンセンターに泊まったら、絶対に寝るのが遅くなるし疲れがとれません。そろそろ身体が悲鳴をあげかかってます。
ごめん。明日また来るし^^;。

「おもしろかった」らしい

今日の授業はプリント学習。と思ったけど、あまりにも簡単なプリントなので、早い子は10分ほどで終わってしまうんですよね。そうなると、残りの40分がヒマになってしまいます。もちろん、課題は与えるけど、やるかどうかはその子次第です。てことで、はじめ15分だけ授業をして、プリントの時間は35分にしました。
さてさてどうなるか。
教室で教員と生徒の間にinteractiveな関係がある場合は、子どもたち同士の関係をどうつくるかってのが課題になります。でも、教員と生徒の間にinteractiveな関係がつくれない場合、子どもたち同士の関係があらかじめあって、教員を寄せつけない感じがあるんですよね。そういう場合にどうするか。とにかく、個々の生徒との関係をつくるしかないです。だから、どんな質問にも全力で答える。解決の糸口を提示して考えてもらう。こういう教員と生徒の関係づくりを通して、既存の子どもたち同士の関係を切る。interactiveな関係にある子どもを少しずつ増やす。そして、そういう子どもたち同士の関係を再構築する。
たぶん、そんなことが必要なのかなと思います。今はその最初の段階です。そして、プリント学習の時間が、それをやる時間なんですよね。だから、ここでの個々の子どもたちとの関係づくりは大切です。と同時に、「数学」でつながっている関係があれば、それを最大限尊重して、肯定する。そうすれば、「そういう関係は肯定される」ってことが明らかになります。
プリント学習のもうひとつの効果は「できる」気にさせること。そうすれば、諦めなくなります。なので、みんなのできぐあいを点検しながら、苦手な子が少しずつでもやっていたら「やってるね。OKOK」とつぶやく。
そんなことを繰り返しながら、35分間をめいっぱい動きまわりました。
職員室に帰ったらプリントチェック。楽しみなのは、プリントの最後にある「今週の授業を振り返っての一言」欄です。ここには子どもたちが気づいたことがいっぱい書いてあって、それを読むと自分が何に気をつけながら授業を進めなくちゃならないかがよくわかります。そんな中に、ひとこと「おもしろかった」と書いてる子がいました。
この子とは、ほんのちいさなひとことがきっかけで、すこしずつinteractiveな関係をつくりつつある感じなんですよね。こういう小さな関係を大切にしながら、クラスづくりをしなくちゃなと思いました。
さらに、放課後、気にしている生徒と会ったので廊下で立ち話。
「まさか、うしろの答え、写してへんやろな?」
「写してへんよ」
「そうか。あのプリントな、できぐあいはどうでもよくて、半分しかできていない子をチェックしてるねん。その子ができるようにするためにやってるねん。だから、写されるとチェックから漏れてしまって困るねん」
「今回、簡単やったし,自分でできたわ」
「そうかぁ。よかった」
少しずつ「芽」が出てきたかな。でも、まだまだこれからです。

何が違うのかな

今日から授業は「円の方程式」に入ります。まぁ点がとれるヤツです。覚えさえすればね。てか、「図形と方程式」の分野は「公式を覚えてあてはめる」だけで、それなりに点がとれます。なのに、なぜか点がとれないんだよなぁ。まぁ、公式を覚えてないのとあてはめられないんだろうな。なので、いかにそれらができるようにするかなんですけどね。
で、2つのクラスで同じ授業をしたんだけど、反応があまりにも違う。片方のクラスでは笑いが起きたけど、片方のクラスではほとんど反応がない。笑いが起きたクラスでは、隣で社会のノートを写してる子に「今日の授業、なんか知らんけど、おもろいで」と、暗に「聞いてみたら」って言ってくれたんですけどね。
たぶん、「笑い」って、緊張がカタルシスを迎えることで起きるものかなと思います。で、緊張は集中によって生まれます。集中してる人は、その場に参加してるんですよね。てことは、笑いが起きたクラスは、その場に参加してる子が多くて、すなわち集中してるってことになるのかな。
ちなみに、もうひとつのクラスでも笑いは起きたけど、それはある生徒を当てた時なんですよね。どちらかというと「いじり」の笑いです。まぁ、その子はいじめにあってるわけではないのがわかってるから、そこはスルーしたけど、まぁそんな感じです。「笑いの質」が低い。
いま、授業のやり方を「反応がないクラス」向けにカスタマイズしてます。とにかく、徹底的に苦手な子に点をとらせるための授業の工夫をしてます。で、そういう授業は、実は高得点層にも「利」があったりします。たぶん「笑い」のあったクラスは点が伸びるんじゃないかな。でも、もうひとつのクラスは自信がないです。いや、一部の子らの点は伸びるか。つまり、クラス内の格差が拡大するのかな。
2つのクラス、何が違うのかな。

そんなことを考えて職員室にもどってスマホを見ると、スパムメールが来てます。めんどくさい。おとついあたりから来るようになりました。
たぶん、来始めると、どんどん来るようになります。しかし、スパムメール出すヤツ、なにがおもしろいんだ?

で、夜はまんまるの会。
最近、参加者が変わりはじめました。いや、最近は違うか。常に変わり続けてるんだけど、今の変化が「変わった感」が強いのかな。ここ一年くらい、若いトランス男性が来るようになりました。
まんまるの会は受診者の会だから、当然みんな体をいじりたい。自己紹介タイムでもそんな話が出てきます。
「もっと自分の考える性にあわせた外見になりたい」
思わず
「充分そう見えるよ。実はね、トランスが一番「そう見える」と考えるハードルが高いんだよね」
もちろん、元ネタはこの本です。
と、他のベテラン参加者からも、そんな「はやる気持ち」に水を指す発言が。
「そうそう、少しハードルを下げると楽になるよ」
こんな感じがいいですね。
飲み会タイムでは、しょーもない話です。
ちなみに、まんまるの会に来るトランス女性は、不思議と「しょーもない話」をする人が少ない気がします。基本的にマジメかな。何が違うのかな。まぁ、まんまるの会のトランス女性には過酷な経験してる人が多いから、それはそれでしかたないかもしれません。
そんなことを考えながら、9時くらいから「やぱいかも」って思いはじめました。なにがヤバイかというと、明日のことです。朝起きられないかも。なので、9時半くらいにおいとま。トントン拍子て電車が来たので、さっと帰れたけど、それでも家に帰ったのが11時過ぎ。あかん、睡眠時間が足りない(;_;)。

早く寝ると楽だ

今日も昼間はなんだかんだと雑務です。時間割上はけっこうあいてるはずなんだけど、なぜかあかない。とにかくずっと雑務をしてる気がします。
なんなんだろ…。
なので、おべんきょするための道具を持って行ったけど、使うことができず。あぁ、でも、昼前の少しの時間「うーん、わからん」と思って前読んだところを読み返したら、なんとなく落ちてきて、それはよかったです。
で、定時にあがって、帰りの電車でもおべんきょ。付箋を貼ったところをパラパラ読んでるうちに「あー、そーゆーことかー」って思えるようになってきたから、それも成果かな。それにしても、なんでこんなに時間がかかるんだろ。

帰りに実家に寄って、少し用事。にしても、早めに帰って「猫の額でおべんきょ」と思ったけど、それがなかなかできないのがつらいところです。
それでも、家族そろって晩ごはんを食べて、録画してあったマツコを見てゲラゲラ笑って、10時頃からハーブティー飲みながら報ステ見て腹を立てて、10時半くらいにおふとんに入ったら、すぐに寝てしまいました。
これで7時間ほど寝られます。2日連続、ハーブティー&7時間睡眠かo(^^)o

そこじゃないんだよな

今日は午後から会議で出張です。つくづく出張が多いなと思います。でも、午前は何もないから、雑務をしたりおべんきょしたりしようかなと思っていたら、1時間目は会議でした。これ、いらん(;_;)。
しかも、雑務がけっこう大きいのが来て、半日ほとんどそれでつぶれました。でも、ひとつ大きな懸案事項が処理できて、それはそれでよかったなと。

で、午後からの会議は京都府南部の人権教育担当者の会議です。約半数が去年からの継続メンバーなので、話がそれなりにはずみます。さらに特別支援学校の方もおられるので、観点が豊かです。
そんな中、話題はこないだの加藤さんの話の感想へとなだれこみました。
それなりに好評だったのはうれしかったんだけど、なんか違和感が…。そうか。みんな「薬物依存」の「薬物」に焦点化した感想なんだ。そこじゃないんですよね。加藤さんの話は「依存」に重きをおいてるんです。つまり「依存」を「心の弱さ」みたいな定義不可能で個人的な問題とするのではなく、その人の置かれた状況と結びつけて考えるという、いわばreflamingすることによって、社会的な問題としてとらえるところに、真骨頂があるんですよね。だからこそ「 The Opposite Of Addiction Is Connection.」なんです。なので、そんなことをちょこっと話したうえで、「AIDS文化フォーラムin京都」のプレフォーラムの宣伝をしてみたり。

で、夜は久しぶりに家に帰って晩ごはん。なんか、残り物チックなわりに種類がたくさんあっておいしい。そして「少ないか?」と思ったら充分。やはりいいなぁ。
寝る前はいつものハーブティー。

ほっと一息つきながら報ステ。
と、「「老後資金2000万円不足」報告書は「受け取らない」麻生大臣」とのこと。アホかと。自分に都合の悪いことは認めないってことですね。政治家がやるのはそこじゃない。そういう現実と向きあい、その現実をなんとかするのが仕事やろ!
ほんまにアカンで、この内閣。

もぐら叩き→それでもここでは継承はなされてるよな

今日の授業の組み立てを考えて、さぁやろうと思ったら、ひとクラスは「府立高校模試」なるものでつぶれました。やれやれ。で、もうひとつのクラスがなかなかです。
今日は15分だけ授業をして、残りの時間はプリントなんですが、やらない。てか、できない。
もちろん黒板には解き方というか、公式の使い方を図式的に書いてあるんだけど、それを見てもわからないんでしょうね。もちろん、多数の子はやります。が、やらない子とできない子が目立ちます。やらない子は、まぁいいんです。でも、やらない子ができない子を引っ張ってやらさない。てことで、そこのつながりを切りながら、ひとりひとり教えていくんですけど、ほとんど5〜6人の子の家庭教師を同時にやってる感じです。これ、他のクラスなら「教えあい」に持ち込めるんだけど、教えられる子がいないから、それができない。なので、教えてる時はやるけど、他の子を教えに行ってる間はできない。もぐら叩きです。
こうなるのはわかってたんだけど、なぜそれがわからんかなぁ。まぁ、「日本の競技スポーツ」、特に「高校における競技スポーツ」はコーチの言うとおりにやって、自分たちで考えるってことを要求しないことが、まだまだ多数やからなぁ。でも、授業はクラブとは違うんですよね。モチベーションも強制力もまったく違う。
まぁでも、「落とさない」ためには年間トータルで点をとらせるしかないので、こんなことを続けて、少しずつ「やる子」を増やしていくしかないかな。

で、グッタリ疲れた次は府立高校模試の採点です。これがまためんどくさい。まぁ、採点が好きな教員なんていないと思いますけどね。これ、早めにやってさっさと終わってしまえばいいんだけど、あとの方になると自分のを終えて他の人のを助けたりするハメになったりするので、延々とやらなきゃならないです。
こんな採点、府教委が人を雇って処理すればいいはずなんだけど、教員にやらせるんですよね。まぁお金がないらしいけど、アカンやろと。「働き方改革」と反対の方向だし、人を雇えば雇用が増えて、もしかしたら収入や消費が増えると税収も増えるわけで、そうしたら府の予算がないのも好転するはずなんだけど、その前のところで財布の紐をしめるんだよな。

で、疲れきったところで定時で退勤。
京都駅で「阪急北千里線的な名前」のI田さんたちと合流。夏のお座敷の打ち合わせです。ちなみに、わたしとの打ち合わせの前は「堀家さん」としてたとか。他の講師を見たら「幸重さん」「李信恵さん」とあるので、ぎょえーな感じです。でも、I田さんはこういう人を知ってるわけですから、よほどあちこちで人とつながっておられるんだろな。それだけじゃなくて、男女共生部会のお三方も若いです。みなさんにわたしの問題意識を伝えると、「あぁ、それ!」と、打てば響くように返ってくる。
なんだかんだ言っても、大阪では京都よりは同和教育・人権教育の継承がなされてるよなぁと思いますね。もちろん、京都でもやってるのはやってるんだけど、打ち合わせを飲みながらやるという発想はたぶんないな。だって、わたしが飲んでる時間帯は、みなさんクラブで忙しいのが京都の現状です。それを変えないと、たぶん継承はムリやろな。もっとも「働き方改革」の真反対ですけどね(笑)。
そんな感じで、疲れた日の最後は「希望」で終わった気がしました。
で、お開きは9時。これはうれしい。二次会もなく、帰りましょう。家に帰ったら、ハーブティー飲んで寝ようかな。

今日も交流会

朝、あまり起きたくないけど、目が覚めたからしかたないです。布団の中でゴロゴロ。とにかくしんどいです。それでもS水くんが起きてきたので、なんとなくタイカレーラーメンをつくってふたりでわけわけ。でも、みんななかなか起きてきません。しかたないので、「ほろよい」をあけて、昨日の残りの鍋に火を入れて、朝ごはんです。
それでもそうこうするうちに、みんな起きてきて、グダグダと話。でも、あんまりゆっくりはしていられません。今日は11時から「京都・在日外国人生徒交流会」です。今回はどれくらい来てくれるかなぁ。
そうこうするうちに、Aっちゃん登場。Aっちゃんのところの生徒が来て、うちの生徒も来て、卒業生のOンニョンさんも来て、ゆるゆると交流会がはじまりました。まずは買い出し。今日のメニューは定番チヂミと水餃子、そしてトマトと卵のスープです。
わたしの担当は、水ぎょうざの皮をこねること。これはメニューが決まった瞬間にやらないと間にあいません。
1時半くらいにようやく完成。机の上に並んだごはんを見ると、いかにも交流会です。
 
みんなでいっぱい食べて、みんなでいろいろ話をして。「えー、話することない」とか言っていても、つっこめばいろいろ話があるはずです。そんなふうにして、2時間ほど自己紹介。そして片づけ。
最後に全国に行く人を決めて、今日の交流会は終了。
帰り道Sゅんすけと一緒だったけど、さすがに「呑みに行こうか」とはどちらの口からも出ませんでしたwww。