ダメな一日

今日はうちの教組の教育研究集会です。もちろん今年もレポートを出しています。今年のネタは「多様性ワークショップ」です。なんとなく「前にやった気がするなぁ」とは思っていますが、まぁええか。「多様性」が大流行のいま、これを出すことの意味はあるかな。
ということで、少し遅刻をして会場へ。
ほどなく一本目のレポート開始です。中身は沖縄平和学習のとりくみです。中学校におけるとりくみですが、なんか「いいなぁ」と思ってしまいました。中学校は分掌がはっきりとあるわけじゃないから、担任が分担してやらなきゃどうしようもありません。でも、それがいい。いろんな人が主体的にかかわっている感じが伝わってきます。まぁでも自分の担任時代も同じ感じだったんですけどね。
で、わたしのレポート。グダグダです。でもまぁ、「多様性の中に権利の不平等がある」というのが今回伝えたかったことなので、それが伝えられたらOKです。
で、特別報告。うーん、マジか…。ひどい話だな。
その後ランチタイム。Aっちゃんと「ビール買いに行くか」「そうですね」ということで、ふたりだけビールを買って宴会状態です。
教研が終わったら特別報告された方と一緒に「飲み」です。Aっちゃんはインタビューを受けるとかで、これも居酒屋に行ってやることに。ダメダメです。
家に帰ったのは夕方だけど、すでに酔っ払い状態で、ふとんに横になった瞬間に寝てしまったらしいです。8時過ぎに目が覚めて、夜の分のビールを呑むなど。アカンアカン。これはアカン。
そんな一日でした。
明日はなんとかしなくちゃ。

ギリギリ

今日は1時間目と3時間目が「取り出し」です。一番心配している子が、なんか今回は切れ味がよくて、かなり勉強している感じです。ただ、本番の試験がどうなるかはわからない。まぁ、車の運転が教習所の中と外では違うようなもんです。
それでも、少しホッとしたり。
それはそうと、気がつくと再来週にリビングライブラリがあります。が、ひとり都合が悪い「本」がおられて、新たな「本」をこの間ずっと探していました。ようやく引き受けて下さりそうな「本」がおられることがAっちゃん経由でわかりました。ちなみにその「本」の方の名前で検索かけたら、実は知りあいであることがわかって世間の狭さを感じるなど。
ということで、連絡を取り始めたのですが、お忙しいんでしょうね。なかなか連絡がとれません。そりゃそうだ。平日昼間に連絡がとれる人はそれなりに少ないです。
それでも昼頃に連絡がとれて、ようやくなんとかなりそうな気配になりました。
来週はバタバタしそうだなぁ。

ひたすら仕事

朝、けっこう目覚めがいいです。なんかよく寝てます。たぶんお風呂効果かな。昨日は入浴剤を入れないってのを試してみたけど、やはり寝られました。てか、夜中に目が覚めないので、朝が楽です。
てことで出勤。
今日はひたすら授業です。
1・2時間目は6人講座。なんでもこの時間が5・6時間目のほうがいいそうです。なぜなら、時間が経つのが早いんだそうな。それは楽しんでくれてるからなのかなぁ。だったらいいなぁ。とにかく試験前の最後の授業なので、数学的帰納法を使った証明までやりきりました。これで2学期後半は統計ができますo(^^)o。
3時間目は取り出し授業。今日は三角方程式とグラフ。さすがにお尻に火がついてます。ちなみにこのふたつができたら三角不等式が解けるようになります。それが明日のテーマかな。月曜日は相互関係をやって、時間があれば加法定理をやりたいけど、たぶん無理だな。
4時間目は事務作業をやって、5時間目は再び取り出し授業です。こちらはかなりいけるようになってきたかな。よかった。
6時間目は7時間目の準備です。今日の7時間目は新採研。毎年使ってるプリントを引っ張り出してきましたが、「お題」とか書いてあって、何を聞いたんだっけと^^;。こんな時にここを書いててよかったなと。ありました(笑)。アルシーヴですね。
新採研は通常応接室を使うらしいのですが、あまり好きではないので「使わせてな」と言って放送室でやりました。
これが終わると4時半です。ちょちょいと雑務をしたらあっという間に定時です。
疲れた、帰ろう。ビールが待っている。

まぁ、専門じゃないからなぁ…

朝起きると眠い…。当たり前です。昨日寝たのは0時をまわってました。睡眠時間が足りません。もっとも、会議の他の人々はその時間帯はまだ呑んでただろうな(笑)。
午前は会議室授業。図書室を他の人が使ってるってこともあるんですけど、もうひとつあるのは取り出しの人数が多いんです。図書室だと、せいぜいが3人しか取り出しできないけど、6人はいます。2セッションやるってことも可能だけど、20分で終われるメンバーじゃないです。会議室だと机はくっつけたらそこそこの広さになるし、なにより黒板があるので説明がしやすい。
それにしても、子どもたちの動きをフリーにすると、グループがよくわかります。勉強拒否組がかなり減りました。あれがその後どう動くかですね。
てことで、ほとんど精気を吸い取られて午前は終了。
午後は6時間目の講演の準備です。今日は「オリパラ事業」ということで、障害者スボーツやってる人の講演です。
で、話を聴きはじめたのですが…。

うーん。どう言ったらいいんだろ。「フツーの人」です。
やはり講演って、それなりに難しいことなんだろなって思いました。同じ経験をすることって不可能なんだけど、仮に同じ経験をしたふたりがいたとして、そこから出てくるライフヒストリーはまったく違うだろうし、ましてやそこで感じたり考えたりすることはまったく違うんでしょうね。たぶん講演に値するところまでもっていくためには、それなりのものが必要で、ただ単に話せばいいというものではないんだろな。
さらに、自分の経験の何を切り取り、それをどう伝えるかってことも大切です。
今回は国際大会の遠征での経験を話されましたが、いきなりスリにあった話とかをされました。まぁ、それそのものは経験だろうし事実なんだろうけど、それを話す意味はどこにあるのかってことです。そしてそれを聞くことを通して子どもたちはどういうメッセージを受け取るのかってことです。
わたしは必要ないと思ったし、仮に話すなら、わたしなら少なくとものその国のイメージを悪くしない「仕掛け」をします。でないと、子どもたちはその国への悪いイメージをメッセージとして受け取ってしまいます。
で、講演をするってことは、そういうことを考えながら語るってことだし、すべての内容にメッセージを込めて話す、あるいはすべての内容にメッセージが付随して相手に伝わるってことを自覚して話すってことなんだと思います。

いま「オリパラ事業」ということで、特に障害者スボーツをやってる人があちこちの学校で講演をしておられます。でも、その人たちはアスリートなのであって、講演をする人じゃない。障害者スボーツをやってる人なら誰でも講演できるのか?あるいはさっき書いたことに自覚的になって話すのか?それは無理です。だって、話すためにスボーツしてるんじゃないからです。
「事業」である限り、予算がつきます。そしてそれは使わなきゃならない。そんな中で、いろんな人が講演「させられて」います。だって、予算がなければその人たちに講演を依頼することはありえないからです。
もちろん、中にはとてもいい講演をされる方もおられるでしょう。でも、それは別の話です。ほんとにこれでいいのかって思う、そんな時間でした。

で、放課後は職員会議。さっくり終わったのはいいけど、疲れた。
さっさと帰ってビールを飲もう。

有意義な一日ではあった

今日の午前は第2のふるさとに出張です。なので、少し朝はゆっくり。そうそう、昨日の夜少し考えたことを書き足しましょう。
で、パートナーと一緒に出勤。てか、こんな時間に出て間に合うのか…。1時間半違います。ま、わたしが転勤しないからアカンので、自業自得です。
午前の会議はいつもの通り、言いたいことを言う会期です。ただ、前ほどスリリングではないなぁ。少し論議が煮詰まってるのかなぁ。
で、駅まで送ってもらって、向かうは京都駅。とりま昼ごはん。

うーん、脂っこい。あと、焦げっぽい。麺がなんだか粉っぽい。前に来た時はこんな味じゃなかった気がするんだけどなぁ。スープそのものはおいしいんだけど、上に浮かんでる黒い脂がアカンのでしょうね。

てことで、向かったのは「人権大学講座」です。今日のテーマは「京都・鴨川河原の歴史~「四条河原」「五条河原」に生きた人びと~」。これは行かねば!
実は五条河原の話はかつて聞いたことがあります。あの時のタイトルは「中近世の「坂」の領域と風景」で、メインは弓矢町と物吉村でした。今回は「四条河原」が入っているわけです。となるとこの時にプラスして歴史的な知識が手に入るはずです。
会場に着くと、向こうで「やぁ」と手を振ってる方がおられます。おぉ!もと同僚ではないですか!現在は府教委のおえらいさんです。
い「主催者?」
同「講座を聞きに来たんですよ」
そりゃそうか。でも、少し時間ができたからということで、このマニアックな講座を聞きに来るとか、なんだか自分だけじゃなくてうれしいです。
で、講座スタート。
マニアックです。前回もそうでしたが、文書と絵図で緻密に四条河原の生活を描き出していかれます。すごいわ。自分の生半可な知識に、なにか1本の線が引かれる感じですね。後半は五条河原の話。こちらは前に話を聞いてるので「なるほどなるほど」でした。が、最後に四条河原の者と五条河原の者の違いを語られて、これはストンと腑に落ちました。
この人、某人権教育関係の講演に呼びたいな…。画策しよう(笑)。

とても豊かな気持ちになって、前のおべんきょ場所に移動です。実は読みたいペーパーがあって、それが前のおべんきょ場所にあるのが判明したんですよね。ちなみに「利用者カード」の期限が切れていて、ちょっとバタバタしたけど、無事コピーもとって、よかったよかった。

で、ペーパーを読みながら大阪へ。今日は恒例の会議です。まずはKうさんと合流して、軽く燃料補給。
今日も会議は楽しいです。てか、いつものようにボヤきまくりです。きっとみんな不思議に思いながらも目の前にいる人たちのために全力でがんばっておられるんだろな。わたしの役まわりは、その「不思議」を顕在化させることなんだろな。
そんなこんなで9時過ぎです。しまった。長引かせすぎた…。
てことで、いつもの飲み屋さんへ。おいしいお酒とおいしい料理をいただきながら、楽しい会話をしてましたが、あっという間にスマホが鳴りました。アカンアカン。帰りましょう。

ほんの少しだけ道筋が見えたかも

朝、目が覚めると8時前。絶不調です。てか、二日酔いです。どう考えても「裏メニュー濃い目」があきません。でも、おいしいしな。もう少し寝たいけど、とりあえずトイレに行こうと思ったら出されるのを待っているゴミ袋が目に入りました。捨てようかな…。と、子どもが起きてきて、さらにパートナーも起きてきたので、これは起きろということかと。
なんか、下の子どもが鍋いっぱいのポテサラを食べたいとか言ってたので、じゃがいも15個分のポテサラづくりです。マヨネーズがなくなったので、ついでにマヨネーズをつくったり。
それにしても体調がイマイチです。今日こそおべんきょしなきゃと思ってるけど、どうしようもありません。うがーってなってるうちに昼になりました。
とにかく書けないから読むしかないです。前に読んだものも再度読む。読んでいると、新たな発見があります。さらにreferenceを見ると「あり?読んでない」ってのが見つかります。即座にダウンロード。あぁ、これ使えるわ。そうやって絞り込んでいくと、ひとつのペーパーに突き当たりました。発表されたのは1988年。そうか、教員になってから3年目。これ、すごいわ。てか、誰のペーパーを読んでも、このペーパーが転機になってるって書かれてます。そして実際そうです。すべての論点が書かれてる。これ以降のペーパーはここで出された問題提起を掘っていく感じです。すごい。
と、モルタル職人さん(失礼(笑))から「かけんがかけん」メールが来て、少しやりとり。そこから少しずつ「わたし」がやろうとしてることが理解できはじめました。
たぶん今回の「縦走」にあたって、メッチャ大切なキー概念をこれで書いたんです。もちろん、新たな概念ではないです。すでに1993年にあきらかにされた概念に、ほんの少しだけ上積みしてます。で、1988年のペーパーからそこにいたる道筋にはたくさんの蓄積があります。さらに、わたしのキー概念につながる重要な手がかりが1996年に出されています。そして1999年の本へとつながる。
バラバラだったパズルのピースが少しずつはまりはじめます。いや、はまるというか、並べるというか。
そうやって考えると、わたしの「居場所」も明確になってきました。いまは背伸びをしてるけど、地に足のついたところでやっていこう。そこで書いて、その先に、今いるところに入っていこう。そう言えば勝負の日に「せっかく学校にいるんだから、そこをフィールドにすればいい」って言われてたんでした。5年たってその言葉が返ってきました。
わたしは何を上積みしたのか。そこで何が言えるのか。そのために2本のペーパーがある。
ほんの少しだけ道筋が見えたかも。

久しぶりのおさんぽ

今日は久しぶりのおさんぽです。話の発端は昨年度の全国教研でした。この時に滋賀の教組の青年部の人に「おさんぽやってるよ」と言ったら、ほんとうに企画されました。さらにハーフサイズのおさんぽの話を吹田のI田さんにしたら「参加したい」とかいうことで、吹田の教組の青年部も乗っかることになりました。じゃぁついでにってことで、京都の教組の青年部も参加することになり、やけくそになったのでM田さんとうりんちゃんも誘うことにしました。そこにもってきて、ふだんから街歩きの案内をされている藤尾さんも「参加したい」ということになって、なにがなんだかわからないおさんぽになりました。
ということで、首謀者のY地さんと藤尾さんとわたしの3人で、まずは「わかば」で腹ごしらえ。相変わらずうまいです。
で、マダンセンターへ。続々と人が来られて、総勢16人のおさんぽになりました。
まずはマダンセンターで部落問題学習のスライドを見てもらって、その後2時からおさんぽです。まずは南まわり。マダンセンターに帰ってきたら、すでに3時です。これはぜったいに5時半に宴会は無理だな。
マダンセンターで少し写真を見てもらっていたら、藤尾さんもご自分の写真を持ってきておられました。それにしても、同じ写真があったりするのがおもしろい。
で、北まわりから「ひかり公園」へ。晴れていて気持ちいいです。

そして柳原銀行。ちょうど崇仁小学校の企画展をやっていて、生まれてはじめて伊藤茂光の声を聴きました。ここで記念撮影。

続いて石碑です。藤尾さん、さすがに慣れておられるし、それだけじゃなくて気の使い方が細やかです。もちろん、わたしの知らないこともご存じなので、ところどころにツッコミがはいって助かります。
てことで、崇仁を出たあたりですでに4時半。6時に間にあうかどうかも疑問です。ここから五条→松原通→四条寺町です。

さらに巽橋と歩いて、ようやく三条へ。あまべをぐるりとまわっておさんぽが終わったのは6時10分くらいです。で、ようやくお待ちかねの「安さん」です。さすがは青年部、鉄板焼きをガンガン食べます。たいしたものだ。途中ラグビー観戦もあったりして、一次会終了。
ここからなぜかタクシーに乗って崇仁新町へ。アカンパターンです。で、定番の裏メニューをいただいて、お店のお父さんにあきれられるなど。てなことで、閉店まで粘ってしまいました。

なんとかかろうじて地下鉄に乗って最寄り駅まで帰ったものの、すでにバスのない時間です。しゃーないな。

いろいろ来た

朝起きるとそれなりにすっきり。とにかくお風呂に入る時間を変えたのはいいのかも。
ということで、ブログの更新をして、まずは猫の額の屋根を畳まなきゃ。まだ風は来ていないものの、台風対策です。やがてパートナーが起きてきて、死んじゃった鯉の埋葬をはじめました。今年度に入ってから鯉を飼っていましたが、このあいだ「冷蔵庫が壊れた」という連絡とともに「鯉が死んじゃった」という連絡も入っていました。誰も泳いでいない水槽は、やはり寂しいものがあります。
一方、わたしは廊下の片づけです。なにせ今日は午前に大物がやってきます。
ということで、新しい冷蔵庫が来ました。

大きい…。今まで冷蔵庫を入れていた隙間には入りませんでした。てか、隙間のサイズが60cmって、前のこの建物のオーナーさんはいったい何を考えてたんだろう。しかたないので、PCを置いていたスペースに冷蔵庫を置き、冷蔵庫を置いていたスペースにPCを置きました。

なんかおもしろい感じです。
お昼ごはんはパートナーがつくってくれたラーメン。外は「ゴー」とかいってます。台風、来たな。NHKはひたすら台風情報を流しています。チャンネル情報を見ると、丸一日台風特番です。去年の21号の時とは扱いが違います。まぁそういうことなんでしょう。
お昼ごはんの時にビールを呑むと、食後眠たくなってきました。アカン、論文読まなきゃ、てか書かなきゃと思うのですが、眠い。論文読んでいるうちにタブレットが手から落ちそうになります。危ない。まぁビール呑んだのが悪いんだろうけど、それだけじゃなくて、ここ1週間昼寝をしていないんですね。たぶんそれだな。わたしの身体は昼寝を前提としているので、昼寝を欲しているんだと思います。なので、昼寝。
ようやく復活して、論文読みはじめたら、台風の中なのに「ピンポーン」というチャイム。ゆうパックが来ました。ありがとうございます!差出人を見ると、おぉ!

中を見ると、おぉ!


とうとう出ましたか。やはりうれしいです。
てことで、がんばらねばと、論文をガシガシ漁りはじめました。てか、書けよ、自分^^;;。
と、いきなり下の子どもが
「空がオレンジ!」
とか言ってます。見に行くと、ほんとうにオレンジです。

禍々しい空!まぁでも関西を台風が過ぎ去っていったっていうことでしょうね。
さぁ、もう少しだけおべんきょして、あとはビール→お風呂で、一日を終えましょう。

好き放題

今日は某人権教育研究会の秋の研究大会です。これがあるから先週の金曜日今週の月曜日がしんどかったのでした。ただまぁそのおかげで、今朝はゆっくりと出勤です。
京都駅が近づいたところで、時間を調べたら、特急があるな…。駅からちょっと歩かなきゃならんし、その時間を考えるのと、今の体調を考えると、特急に乗ろうかな。チケットレスなら520円。高いけど安い。ということで、特急券をポチってしまいました。快適だ。
で、駅から20分ほど山越えをして、ようやく到着です。
開会前は、前会長とか、うちの研究会の前会長とか、はたまた事務局長とかと、大切なことからしょーもないことまでゴソゴソ話。なんでこんなことになったのかなぁ。一参加者なのに。で、まわりを見わたすと、みなさんまじめなかっこうで来ておられます。ジーンズに赤のパーカーとか、わたしひとりか。目立つな…。
開会行事のあとは冨田稔さんの講演です。
はっきり言って、言いたい放題です。なので、とてもおもしろい。てか、道徳教育の歴史と現状の話をする時に、奥歯にもののはさまったようなしゃべり方をしてもわかりません。そして単刀直入に話をすると政治とのからみになるのは不可避です。だって、道徳教育なんて政治そのまんまだもん。つまり、道徳教育について語ることは政治について語ることと同じってことです。もっと言うなら、道徳教育について語る時に「政治抜きに語る」とすれば、その行為そのものが非常に政治的であるということです。それにしても「廣済堂あかつき」ってどんな会社なんだ?
そうそう、「人権=自分らしく生きる権利」には笑いました。自分らしく生きるってなんだ(笑)?
お昼は近くにあるラーメン屋さんへ。「一喜蔵」というお店です。お兄さんが着ているTシャツがいい。

世界平和です。ちなみに頼んだのは「こってり」です。1日10食限定だとか。まだ早かったのであったのかな。かなり待ったけど、出てきたのはおいしそうな黒黄な色をしたラーメンです。

うまいわ。濃そうだけどそんなに濃くないかな。麺は細麺ですね。チャーシューが分厚い。全体的に量はかなりあるな。太りそうです(笑)。
てことで、午後の分科会へ。
ひとつめのレポートは小さな小学校での人権教育のとりくみ。なんかモヤッとします。まぁどんくさい子どもがいるみたいで、その子についてちょこっと書かれているんですけど、ものすごく不十分。そういう書き方をするなら、いっそ書かない方がいいかも。ただ、書いた限りはとりくみをきちんと書いてほしい。なにがモヤッとするかというと、「できないこと」をその子個人の特質にしてしまっていることですね。もちろん、その子個人の特質です。が、そのことと「達成できること」には違いがある。たぶんこの時に浦野さんと話したことが根底にあるのかな。例えば身体に障害があって空間の移動をする際に誰かの補助を得ることはOK。でも、それが知的に障害があってテストの点を取る際には誰かの補助を得ることはダメという価値観が学校の中にある。ともに「できない」という個人の特質があって、目的の達成のために補助を得るだけなのに、片方はダメで片方はOKなのはなぜなのか。おそらく勉強というものは個人が所有するものであるという前提があるんだろうけど、その前提そのものを見直すことをしたら、すんごい変わると思うんだけどなぁ。
2本目のレポートは小さな小学校での外国人の子どもへのとりくみ。はっきり言って、校長さんエライ。いろんなリソースを探しまくってお金もなんとか調達して、日本語教育をしておられます。なので、そのあたりの質問をしたら、校長は知りあいでした(笑)。そうか、Yさん校長か。みんなえらくなるなぁ。ただ、やはりこちらも日本人側は問われない。外国人だけが問われる。再び浦野さん登場です。「人間関係やコミュニケーション力というのは、相互行為の中に存在するものだから、片方だけがその責任を負うのは違うのでは?」みたいなことを言ったらぽかんとされました^^;;
3本目のレポートは中学校社会における授業実践。えーと、マニアックやな。なんでも山田孝野次郎さんになりきって大人への演説文を書くというとりくみらしいです。おもしろい。もちろん、当事者にはなれないんだけど、当事者が当事者に対して演説をするとして、「差別はいけないと思った」みたいな文章は書けないわけで、そういうことを狙っておられるようです。おもしろいわ。この方、いろんな人とつながっておられるみたいで、京都府内にこういう人がいるっていうのがうれしかったなぁ。
4本目のレポートは高校におけるLGBTについての教育のとりくみ。まぁまだまだなんだけど、でもカミングアウトした子どももいるみたいだし、これから伸びしろがあるよなぁ。なにしろ、教員自身が楽しんでおられる感じです。
ということで、すべてのレポートに質問をして、研究協議の時間もしゃべりまくって、好き放題をした1日でした。すみません。

家に帰ってPC見てダラダラしてたら、一本の電話。うちの研究会の会長でした。
「あのレポート、全国、どうや?」
えーと、なんでわたしに聞くねん(笑)。まぁでも、あと1年あります。そこまでよりよいとりくみにしていけばいいんだと思います。そんなことを話したら
「協力したってな」
とのお言葉。なにをせいと^^;;

まったり

今日は6人講座からはじまる日です。授業はつまってるけど、精神衛生的にはとてもいいです。なにせ、子どもたちはけっこうこの時間を楽しみにしてくれてます。不思議だな。でもまぁ、自分たちが知らない世界を知っているって思ってくれてるんだろうし、数学Bという科目も不思議な科目だし。
そういや、教員になった当時のカリで好きな科目は「代数・幾何」と「確率・統計」だったしなぁ。あと、数列も楽しかったし、それらがすべて詰まってます。
てことで、和から一般項を求めたり階差数列を使ってみたり。子どもたちに
「階差数列をつくることを「階差をとる」なんて言うんだよ。あ、教科書には載ってへんな。ちょっとプロっぽいやろ」
とかいうと、みんなうれしそうに笑ってました。穏やかやなぁ。
その後、2年生をふたクラス、試験範囲を終わらせて、ガッコを脱出です。今日は滝井参りの日です。8月は某在日外国人教育関係の生徒交流会があったので来られませんでした。久しぶりです。
「最近どうですか?」
「文章が書けません」
悩み深いです。
「それから?」
「冷蔵庫が壊れました。買い替えなくちゃなりません」
実は滝井参りの途中にまたまた冷蔵庫が動かなくなったという連絡がありました。まぁしかたないですね。やはり壊れてたんです。
そんな話をして、滝井参りは終了。続いて「まんまるの会」です。
今日のお題は「台風にまつわるあれこれ」です。みんな台風が来てる時にムチャやってます。もちろん、わたしも人のことは言えないわけですが(笑)。あと、去年の台風21号の影響は大きいですね。京都はたいしたことなかったけど、大阪の人はたいへんだってみたいです。それにしても
「人生ですべてを失ったのは2回。ひとつは阪神・淡路大震災で、もうひとつは台風21号です」
って話があって、深くうなづきながらも、トランスがそこに絡んでないことに思わず笑ってしまいました。
そこから当然のことながら話はまもなく来る台風19号です。関東の人たち、無事でありますように。
で、あとは宴会。今回はあまり人数も多くなかったので、けっこうのんびりまたーりとした集まりになりました。わたしも久しぶりに座ってごはんが食べられました。
そんなこんなで、またーりとした「まんまるの会」でした。