ヘイトスピーチってなに?

今日の午前は職員会議。つまり2学期前日ってことです。で、職員会議のあとは「classi」の研修会。うーん、ベネッセやしなぁ。てか、cybozuとかもあるしなぁ。一方向の連絡とかできるみたいだから、それはそれで楽やけどなぁ。
で、午後は人権教育研修会です。講師は金尚均さんです。
今から3年前、ようやく人権教育研修に予算がつくようになって、1年目は阿久澤さんで、去年は松永さんでした。で、今年はヘイトスピーチについてやりたいなと。講師でお呼びしたい人はたくさんおられます。が、今回は尚均さんかなと。理由はいくつかあります。ひとつは京都の人であること。もうひとつは法学者であること。そして、「保護者」という当事者であることです。とりわけ2番目が大切です。というのは、わたしは社会学系の考え方をしてしまうし、他の教員も社会学系だったり直感だったりするのがほとんどで、法的な解釈ってのは新たな観点じゃないかなと思ったのです。
で、講演開始。
あたりですo(^^)o。
かつてゼロ島さんから「法律の役割は線引き」と教えてもらって「なるほど」と思ったことがありましたが、そういう感じです。もちろん「法解釈」というのはあるだろうけど、でも、線引きなんですね。
で、法学者だからかもしれませんが、とても細かく論理を組み立てていかれます。なかでも最後の「表現の自由」とのからみは圧巻でした。ヘイトスピーチが「不快」ということであれば、「表現の自由」が勝つ。なんといっても民主主義の保障のための数少ない武器だからです。が、ヘイトスピーチはそうじゃなくて「人間の尊厳」との天秤になる。だからこそ、そちらに重みがある。
単にこれだけのことなんだけど、そこへ向けての論理の組み立てがすごい。というか、その組み立てがあるからこそ、最後の「当たり前」な結論に重みがある。
そうそう。今回ほど「民主主義」という言葉を聞いた人権教育研修会はなかったですね。そういう意味でも、とてもよかった。

てことで、講演後は感想文を読んでもらったり、よもやま話をして時間調整したあと、近くの居酒屋へ。同僚ふたりも来てくれて、いろいろ話。
楽しい夜はふけていくけど、明日は始業式かよ…。

日本の教育に今こそ求められる同和教育の財産

朝はリハビリ。なので車出勤です。朝は楽やな。でも、帰りが電車の時間にとらわれないから、ルースになるんですよね。
リハビリを終えてガッコに行って、少しおべんきょです。今のテーマは3つのペーパーをどうからませるかです。ペーパーを読み込んで、明らかにしたことをコンパクトにまとめて、並べて、からめる。ただし、脱出するのは決めてるので、そこへ向けてトントントンと落ちていく感じにしなきゃなりません。難しい。
てことで、昼になったので中断。
午後は地元の小中の人権教育研究会の夏季研です。どことも開催は苦労するけど「やらなきゃならん」って思ってるのがいいです。まぁいまや会長さんは同年代。加配経験者もたくさんいます。みんなけっこう危機感を持ってます。
てことで、若い衆を連れて参加。到着したら会長さんとあいさつ。さらに講師さんが到着されたので、またまたあいさつ。今日の講師さんは原田琢也さんです。関西インクルーシブ教育研究会でいつもお世話になっています。で、今日の講演のタイトルは「日本の教育に今こそ求められる同和教育の財産」です。と、地元の教育長が来られたのであいさつ。みんな一緒にがんばってた仲間です。ただ、若い衆はびっくりしてたけどね(笑)。
で、開会あいさつ。熱いです。長いです。でも、そうなるんやろなぁ。ただ、その内容は、すでに講演を先取りしてるよ(笑)。
てことで、講演開始。
いつも研究会で聞いてる感じと少し違います。それはたぶん、研究会は自分の最先端のところをしゃべっておられるのに対して、今日は自分の根っこをしゃべっておられるからでしょうね。
例えば校内暴力全盛期の頃のことや、理不尽なほどの校則で抑え込んだころのこと。そういうことがあって「学校ってなんだろう」「教育ってなんだろう」となる。ただ「なる」って書いたけど、そこへいくのがすごいです。わたしなんか、実践が楽しくて、そこへいかなかったですからね。
そんなあたりから、同和教育の歴史や財産の話。コンパクトにまとめられてます。わかりやすい。そこから現状分析へ。
なーるほど。同和教育というか人権教育がなぜメジャーにならないのか、わかりました。学校教育が「排除」の構造を潜在的に持ってるのに対して、人権教育は「包摂」なんだ。ところが、同和教育って「特別措置」でやったから、特別なものになっちゃったんだ。てことは、その「特別なもの」をどう「あたりまえのもの」へと変えていくかですね。
そこでひとつは「力のある学校」です。さすがは阪大人科です。ただ、そこにも落とし穴がある。そこで「インクルーシブ教育」です。ここが原田さんの真骨頂です。日本はサラマンカ宣言に同意してるから、インクルーシブ教育をやらなきゃならないんだけど、基本はさっき言った「排除」なんですよね。てか、もっと言うと「みんな同じ扱い」という同化が前提にあって、その数少ない例外のひとつが障害であると。そして例外として排除される。それが、日本型インクルーシブ教育であると。まぁなんか変なわけです。
てことで、原田さんの主張はインクルーシブ教育に同和教育の財産を入れろと。なるほど。
なんか、関西インクルーシブ教育研究会での原田さんの根底にあるものを垣間見た気がしました。
てことで、講演のあとは若い衆を連れて講師控室へ。しばし懇談です。若い衆、少しびっくりしてました。まぁいろいろあるねん。
てことで、出張はおしまい。お次は大阪へ。今日は恒例の会議です。まずはKうさんと軽く燃料補給。今日は暑いからこれです。

しばらくするとメッセンジャーが。モルタル職人さんでした。「ピルスナーウルケルの生!どこ!」という内容で、反応早いなと(笑)。
で、会議はさっくり終わって、飲み会へ。でも、10時半前に出て、さあ帰ろう。

青木ヶ原樹海の向こう?

今日から出勤しなきゃなりません。イヤやな。てか、たぶんおべんきょは進まないな。ただ、やらなきゃならんことは夕方に30分あるだけなので、それ以外の時間はフリーです。
と思ってガッコに行ったら、自分が主催の会議があることを思い出して、やばかった…。
てことで、それ以外の時間はおべんきょです。昨日再発見したペーパーにまつわるさまざまなのを探さねば。と思ってあちこち探しまわったけど、ないですね。てか、ふと思い立って『教育社会学研究』のサイトを見に行ったけど、2013年のレビューのあとジェンダー系のペーパーで掲載されたのはふたつだけみたいです。どうなってるんだろ。
ただ、そうなると、「再発見ペーパー」と結びつくとも言えるかな。なんか、だんだんといけそうな気がしてきました。

で、夜はおべんきょ後輩が『ディスタンクシオン』を貸してほしいというので、渡しがてら角打ちへ。この人、部落がらみのおべんきょをしておられるので、ちょうどいいかと。
で、呑んでたら、いつもの通りYさんが運動話をぶっこんで来られます。ちなみに、渡り歩いた運動団体は日本共産党系→自由民主党系だったんだとか。マニアックやな。他にもいろいろカミングアウトがあったりして、今日もスリリングな角打ちでした。
さぁ、明日は書く時間あるかな…。

体調悪いけど

朝、のそのそ起きたら、みんなものそのそ起きてきました。なので、朝ごはん。昼前にはみんなは帰ったので、片づけをしてからおべんきょです。
が、ダメです。なんか頭が動きません。二日酔いなのか?はたまた寝不足なのか?両方か…。なので、昼ごはんで久々にビールを1杯。そして1時間ばっか昼寝。そしておべんきょです。
とにかく手をつけてなかったところを少しずつ整えて、使いたいけど手に入らないのをお願いメールしたりして。なんとかかんとか「本命」のところまでたどり着きました。が、ここからがキツイ。それでも前半は6月に書いたのでいいはずです。問題は後半ですね。21世紀に入ってから、様相はガラリと変わっています。とにかく難しくなってる(笑)。そりゃそうです。ジェンダー研究がメッチャ進んでますからね。
そんな中、ターニングポイントととらえていたペーパーがあります。なので念のために再読。
あり?ありあり?ありありあり?これ、ターニングポイントなんてもんじゃない。探してたのはこれやんか。てか、3ヶ月前の自分ってホントに頭悪かったな。たぶんペーパーを理解できてませんでした。まぁ難しいからね。
てことは、いくつかのを並列において、脱出口にこのペーパーを置いたらいいのかな。で、おとつい見つけた出口へと向かう。
というところで力尽きました(笑)。
でも、少し気が晴れたかな。さぁ、ビール飲みながらおべんとのネタでもつくろうか。明日から出勤だわ(;_;)。

そうそう。今日は五山の送り火か。例年のようにテレビで見ましょう。んー、お盆とか関係ない主義だけど、子どもの頃から見てきた五山の送り火が、今年はメッチャ縮小ですね。やはり少し寂しいな。

お盆、唯一のイベント

今日もこもって…。と言いたいところですが、今日もリハビリです。これで午前がつぶれるのが痛い。まぁでもしかたないです。
午後はおべんきょ。ようやく「書き方」を思い出しました。が、とにかくペーパーが手に入らない。まぁタイトル見ればだいたいどんな内容かわかりますが、それはなんぼなんでもアカンやろ。ということで、ダウンロードできるものをつないで、縄をないます。
まぁ、いろいろセンセの呪縛なんかもあるけど、それはそれとして進めていって、夕方までがんばりました。でも、いまやってるセクションの6分目やな。まだまだです。まぁでも、昨日は「型枠」を見つけたから、よしとしましょう。
で、今日も手羽元を圧力鍋に放り込んで、点火!続いて「気のおけない」友だちを迎えに行って、宴会です。
このお盆休み、ひたすらリハビリとこもりんしながらおべんきょでした。今日は唯一のイベントです。今日のメインイベントはこれ!

「タコ焼き」です。もっとも、タコは高いので、中はウィンナーとチーズですけどね。キャベツを入れるのは京都風です。
みんなでコロコロやって、ハフハフやって、グビグビやってたら、11時過ぎ。もう泊まっていきな(^^)。

見つけたかも…

朝、6時過ぎに目が覚めて、ウトウトしながらも考えているのは「おべんきょ成果」です。たぶん、「青木ヶ原の樹海で五里霧中」なのは、全体を通す「型枠」が見つかっていないからです。それがないから、レンガが積めません。てか、これまで2本のおべんきょ成果があるのにって話なんですが、実は両方とも「型枠はどんな感じなのなぁ」と思っていながら書いてたという。ほんとによく書けたもんです。
ただ、今回はさすがにそういうわけにはいきません。で、レンガが積めないということは、レンガの上には何も載せられないということです。まぁ、ツケがきたわけです。
てことで、この間苦しんできたのですが、朝ウトウト朦朧としてたら、突然「あり?」ってなりました。
もしかして、見えた?
新しいことはなにもないです。すでにやってきたところに「型枠」はありました。ただ、それが「型枠」ってわたしが気づいてなかっただけなんです。
てことで、あわててメモ。
で、リハビリです。リハビリは気分転換になるのかなぁ。今日のリハビリは新たなチャレンジをされたとか。なんでもそのためにいろんな文献をあさって勉強されたとか。すごいなぁ。
午後は再びおべんきょです。出口がわかったので、そこへ向けてレンガを積む。ただ、それが難しい。うんうんうなってたら、肩が痛くなってきて、思わずロキソニンに手を出してしまいました。
やはりリハビリ、ハードだったな。

ゴリ夢中

今日も朝からこもりんです。
てか、8日から16日はこもるって決めてました。もっとも、8日は研究発表会があって、9日はバイクの修理をしてもらって、昨日は病院に行ってということで、本格的にこもったのは10日と11日しかなかったりはするわけですが。しかも夜ふかしをして朝寝坊してるから、ほんとにダメです。
なんでダメな日を送ってしまうかというと、「青木ヶ原の霧の中」にいるからです。五里霧中です。ちなみに、かつて持ってたW31Kに入ってたWnnがタコで、きちんと変換できるのは「私の名前は中野です」で、あとは例えば「ごりむちゅう」を「ゴリ夢中」と変換したのでした。その次に買ったW41CAは神機だったなぁ…。
まぁそれはおいといて…。
とにかく青木ヶ原をさまよいながら、ひたすら「作業」をするしかありません。1300くらいの中からいろいろ探して、それを分類した中から意味を見つけて。でも、この作業に意味があるかどうかはわかりません。わからないけど、やるしかない。まぁ、前のセンセが「あれ、密かに好評だったよ」って言ってくれたからやってるんですが、今のおべんきょ場所の人たちにウケるかどうかはわかりません。
さらに問題は、順番です。わたしが何をしたいのか。それがはっきりしないと順番は決まりません。いや、はっきりはしてます。が、迷いがある。その迷いは、もう断ち切らなきゃならない時期です。えいやと決めました。
そんなこんなで、とにかく7時までがんばって、ようやく前に書いたところと接続できました。なにをやってるんだろ…。
リフレッシュのために近くに飲みに行こうかと思ったけど、やんぺ。夜ふかしやめて、明日こそ早起きしなくちゃ。

少し書く

朝、目が覚めると…。7時過ぎです。こんなのではダメです。5年半前のことを思い出すと、ほんとにダメです。でも、つい夜ふかしをしてしまうので、朝寝坊してしまいます。
とにかく今日は昨日の続きです。とりま6月に書いたところがあるけど、今回新たにやり直したので、それに沿って書こうかなと。
でも、なんだかノリが悪い。なんなんだろ…。
昼前に病院へ。今日はリハビリと診察です。肩が痛いとメンタルが落ちます。すると書く気も起きなくなる。ほんとにヤバイです。リハビリは相変わらずです。診察は…。
医「やはり癒着してますね」
い「受動術ですか…」
医「やりましょう(ふっ)」
せっかくなので、記念写真をば。



家に帰って昼ごはん。少しビールを飲んで、気合を入れてみたり。その後、とにかく書きはじめました。書かなきゃ前には進めません。のつこつしながら、7時頃までがんばって、ダウン。
アカン…。

曇のち薄晴れ

「おべんきょ成果」の今書いてるところは、実は6月くらいにも書いてはいたんですよね。でも、ダメ出しされたりしてて頓挫してたところなのでした。
で、今何をやっているかというと、原点回帰を試みています。前のセンセにこないだ言われたけど、案外「原点」はうまく書けてるなと思います。なので、それにならうというか、バージョンアップしようというか。
で、おとついから作業をしてましたが、どうも出てくるデータがおもしろくない。まぁそれが現実だというとそれまでなんですが、なんかイマイチです。簡単に言うと、2日かけた作業がムダになるってことです。これが1年前なら「まぁええか」となるんですが、この時期だとそうはいきません。困った。
ちなみに、おもしろくないデータしかないと、筆も進まないというものです。どんどん時間だけが過ぎていきます。困った。
そんなこんなで夕方まで悩んでいました。ちなみに、こんなところで悩んでいることがセンセにバレたら「なにやってるねん」と怒られそうです(笑)。
で、のたのたとやっていたのですが、最後にやろうと思っていた分類を試みると、なかなかおもしろい結果が出てきました。おもしろいというか、思い通りの結果といったほうがいいかな。このデータは使えそうです。そう思うと、とたんに気が軽くなりました。これで明日から文章にとりかかれそうやな。

1日こもりん

今日から基本的には、こもっておべんきょ成果を書きます。
今日は昨日分類したものを数え上げなきゃなりません。とりあえず手書きの表に「正ちゃんマーク」をかきはじめたのですが、なにかが違う気がしました。どうやったらいいかな。
EXCELだ!
とは思ったものの、「正ちゃんマーク」を書く機能なんてあるはずもないです。使えるのはcountifくらいなもんです。えーと…。
ドロップダウンリストだ!
てことで、ドロップダウンのつくり方を検索(笑)。んなもん使うことないからね。ついでにalt+↓でリストが出てくるのがわかったから、これでキーボードだけで選べます。
それにしても、何年たっても同じことやってるんだなぁと、あらためて実感します。それだけに、医療現場においてすら一般的じゃないってこなんですね。そうそう、看護系の動きがおもしろいってことがわかりました。あと、やはり2015年はターニングポイントだったんだな。
そんなこんなでいくつか特徴的なところがわかったところで、さらにマニアックな集計を試みました。が、なんだかおかしい。昔とずいぶんと傾向が変わってます。ありり?うーん。
夕方6時半くらいに肩の痛みがピークに達して、やんぺ。しかし、ヤバイな。