きょうと教研→こもりん

きょうは教組の教研集会です。各地では中止になっているところが多いみたいですが、うちの教組は人数が少ないから、逆に開催できたりします。
てことで、朝から会場の部落解放センターへ(笑)。いや、うちの組合は解放同盟と仲よしというか、そもそも結成集会も部落解放センターでやりましたからね。
午前はレポートが2本。1本目はわたしです。ネタがないからここに書いたものをそのまま使いました^^;;。まぁでもオリジナルだし、チラシも配布したからよしとして下さい。2本目はAっちゃんです。毎年恒例ですね。ちなみに内容はここに書かれた「すき間性教育」にヒントを得た「すき間人権教育」の実践です。ちなみに「すき間性教育」を書いた人もうちの教組の人だったりします。それにしても、ふたりとも同じ雑誌にかかわっているのがなんとも…。てか、性教協の話が部落解放センターで出るというのがおもしろい。
それにしてもAっちゃんのレポートは初々しいです。なんか、「もうサイコー、これで終わっていい」とか言ってるので「ようやくスタートラインに立てたね」と言っておきました。
で、午後はえん罪被害者の方の講演です。が、すみませんが帰りました。いや、メッチャ聞きたかったんです。が、しかたないんです。おべんきょ成果が火を吹いてます。
てことで、おべんとをもらって家に帰って、おべんきょ開始です。
なんとか今日明日で今やってるところを突破したい。ここの「詰まり」をなんとかすれば、一気に進むはずです。まずは、一番苦手なところの最終修正。いや、今朝気づいたんですよね。その後、次に苦手なところの修正です。何が苦手かって言うと、難しい本を引用するのと、歴史をひもとくってヤツなんですね。でも、歴史から学ぶといろんなことがわかるからなぁ。
で、6時半頃にダウン。疲れた。ビールを呑もう。
てところで、筋トレするのを忘れてるのに気づきました。アカンな…。

年休とって仕事はデフォルト

今日から中間試験です。なので、午後はリハビリからの年休でおべんきょです。
が、ひとクラス試験が返ってきてるし、おとついの感想文も返ってきてるし。このあたりの「仕事」は放っておくとヤバくなったりやる気がなくなったりする類のものです。
なので、持ち帰ることにしました。
年休とって仕事をするのもアレやなぁとは思いますが、しかたないっちゃしかたないです。他の仕事もそうかもしれないけど、うちらのギョーカイではデフォルトですね。
そうそう。仕事をしてる間はPC仕事ができないので、その間にPCには別の仕事をしてもらうことにしましょう。
てなことで、4時くらいまでそんな感じで、そこからやっとおべんきょです。
実はせっかくメモした紙を職場に忘れてきたので、それを思い出しながら修正をかけます。あれをここに動かして、これをあそこに動かして。アカン、つながらない。てか、つなぎを入れるんだっけな。てことで、本を漁ってみたり、翻訳サイトにかけてみたり。
うーん、むずかしいなと思っているうちに、どんどん煮詰まってきました(笑)。なので、やんぺ。ビールを飲みましょう。
でもまぁ、なんとなく「道筋」がわかってきて、展望も出てきたから、プレッシャーが少し弱まった気もします。まぁ相変わらず歯茎の腫れはひかないけど。

ストレスかなぁ

朝起きると、なんか、痛い。はじめは虫歯かな、いや親知らずかなと思ったけど、歯茎ですね。どうやら腫れてるみたいです。職場に着いて朝ごはんを食べようと思ったけど、口の奥の方というか、「蝶番」のところが痛いから、うまく口が開かないというか、噛めないというか。これはヤバイです。
たぶんストレスですね。
この間、ちょいといろいろあったし、「おべんきょ」にほとんどのリソースを傾けてるし、でも仕事はあるのはあるし、来月は土日の用事をいくつか入れてしまってるし、そういうのを総合的に考えると、スケジューリングがものすごくきつい。そういうプレッシャーがメッチャかかってます。
まぁ、誰に聞いても「円形脱毛症になった」とか、いろいろプレッシャーがかかるらしいから、歯茎くらいならマシなのかも。

午後になって某所からニュースレターが送られてきました。さっそく自分のところをアップ。
そうか、これもあったな…。

私からはじめる 私たちの多様性社会

今日は2年生の人権学習です。うちのガッコでは2学期は全学年講演です。かつてはどこのガッコも講演やってたけど、もしかしたら、イマドキではけっこう珍しいかも。ただ、講演もほんとは良し悪しがあるんですよね。教員が楽をしてしまいます。でも、「楽をしたい教員」がする授業は子どもたちに響かない。
どっちをとる?
ってことで、わたしは講演を選択したってことです。
で、今日の講師は三木幸美さんです。タイトルは「私からはじめる 私たちの多様性社会」。基本的にはライフストーリーを語るスタンスは変わりませんが、中身は毎年少しずつ変わってます。なんというか、メッセージが明確化してるって感じかな。なにより、ひとつひとつとエピソードに、そのことを通してなにを伝えたいかが明確にくっついてるから、すごくわかりやすい。
一方、マイノリティ/マジョリティのバウンダリーを強調するところがたまにあって、それを子どもたちがどう受けとるかが気になりました。というのは、「そんなんないわ」→タニンゴトにならないかなって思ったんですよね。
自分がマイノリティであることに気づくことって、案外難しいんじゃないかなぁ。だって、そのマイノリティ性は自分にとっては「フツー」のことですからね。
もちろん、ゆきみちゃんの語りの中のバウンダリーを聞いた時に「あぁ、そういうことか」って、自分のマイノリティ性に気づくこともあるかもしれません。諸刃の剣かな。ただ、マジョリティだと思ってる子は、例えば、ゆきみちゃんがお母さんに差別発言をしたというエピソードをどう聞くかってことです。たぶんほとんどの子どもたちは「ハーフの人ってたいへんだな」ってなっちゃう。
まぁでも、そこを「自分」につなぐのがわたしたち教員の役目かな。

てことで、1時間年休とってゆきみちゃんと京都駅へ。ここで、しばし反省会。と言っても、ゆきみちゃんは次の用事があるので、サックリと終えて、さぁ帰りましょう。
疲れた…。

とりま次へ

今日の午前は第2のふるさとに出張です。なので、少しゆっくり家を出て、職場の最寄りの駅を乗り越して、さらに進みます。駅から急坂をあがったところで、会議の出席者の人が通りかかって、車に乗せてもらうなど。
会議の方は、いつものように言いたい放題です。それが100回以上続いたこの会議の作風です。もちろんそのせいで、会議の内容が右往左往したりもするのですが、一方で思わぬところから豊かなものが出てきたりもするので、やはり大切です。
今日一番「なるほどな」と思ったのが、ひとクラスあたりの人数の話です。
現在は30人を越すと2クラスにわけられます。てことは、29人ではひとクラスでやらなきゃならない。すると、授業の運営がすごくたいへんになるとか。なので、さまざまな人的配置をやりくりして、29人を2クラスにわけたら、学力があがったとのことです。
あたりまえっちゃあたりまえなのかもしれませんが、大切だなと。ただ、弊害もあって、子どもが逃げられないとか。笑ってしまったけど、これもなるほどなと。
そんな感じで有意義な2時間を終えて、午後は休みをとっておべんきょです。
まずは腹ごしらえ。

ジャンクなものが食べたくなったので、カップ焼きそばです。ただ、レンチンした野菜を混ぜ込んで卵を落としたので、そこまでひどくはないかな。
あとは、この間書いたところに加筆です。
実は、今日の往復本を読んでたら「使えるな」って場所があったので、それをはめこんでみました。
もうこれで、ここの部分は終わりにしましょう。次のセクションの方針を決めて、今日のおべんきょ終了です。
間にあうのかなぁ。

切り換えたけど

朝起きて、「仕事かぁ」と気づくなど。この2日間、かなり自分がおべんきょに没頭していたのがわかります。せっかく「モード」に入ったのに、それを仕事モードにするのはもったいないなぁ。でも、しかたないです。
今日は授業と会議にまみれる1日です。5時間中空き時間は1時間。おべんきょなんてするヒマはありません。ここはすっぱり諦めて雑務をサクサクこなしましょう。
5時間目の授業が終わったら、リハビリ。ゆっくりとストレッチかけると140°を越すところまであがるようになりました。もちろん、自分ではできませんがね。ただ、120°と140°がモードが切り替わるところみたいで、たまに骨がコクっと鳴ったりします。作業療法士さんは鳴らしたくないらしいですが、痛みもないし、まぁしゃーないなと。
職場にもどってもうひと仕事。今日は久しぶりに持ち帰り仕事をしようかな。あとが楽になる。

にしても、もったいなかったなぁ。次にモードに入れるのたいへんかなぁ。

書いて、止まって、また書いて

朝起きるといい天気な気がします。が、あまり関係ありません。朝ごはんを食べたらPCに向かいます。
昨日書いたところは放置。今日は本丸に向かいます。とはいえ、前に少し書いたから、それの続きですね。
まぁでも、こちらは比較的わかりやすいです。うんうん言いながら、なんとか続きを書ききりました。問題は後半です。こちらがわかりにくい。いや、はっきり言って古典です。そして、そんなに厚い本ではない。でも、あまりにも情報量が膨大で、レトリックを使いながら書かれています。内容はある程度わかるんだけど、下手な解釈をしてしまうとフルボッコになるのは必至です。
てことで、止まってしまいました(笑)。しかたないので昼ごはん。

昼ごはん後も書けません。しかたなくネットを彷徨います。と、『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』の日本語版がダウンロードできることが判明。うがー、昨日買ったのに!
Hがしさんによると、昨日情報が出まわったんだとか。いやいや、昨日はそれどころじゃなかったし…。
てことで、ダメージ受けたけど、それは無視して、再び本と向きあい、PCに向きあいます。書けない。でも書かなきゃ。
とにかく書き進めてると、突然背中が痛くなってきました。イタタタた。
しかたないので晩ごはんでもつくりましょう。ついでに筋トレもしちゃいましょう。ついでにお風呂も入っちゃいましょう。
と、少しだけ文言が出てきました。忘れないうちにそのフレーズを書いて、本日は終了。

夜に卒業生のNから電話。久しぶりやなぁ。いろいろあった3年間やったなぁ。今の自分があるのは、もちろんここでとりあげた子らとの出会いはあります。が、それだけじゃないです。例えば、このブログのここからはじまってここに終わる「92年度生」たちの存在は大きかったし、その発端となった92年度生さんの存在も大きかったなぁ。そうそう、最近ちょいちょい通勤途中で会う卒業生もいたりします。あの子がいなかったら、あのクラスはどうなってたんだろ。そんな中、Nも、やはり今のわたしへと育ててくれたうちの、まぎれもないひとりです。
まぁ、高校の教員に電話してくるんだから、いろいろあったんだろな。その「いろいろあった」時に電話する相手として選んでもらえたのは、これもいろいろあるんだろうけど、うれしいな。
結局、久しぶりに飲む約束をしましたよ。
さぁ、寝よう。明日は仕事だわ。

紙に向かう→PCに向かう

今日は朝イチでリハビリです。が、目が覚めたのが8時。ヤバイ!でも、無事間にあいました。結果的には8時間寝たのでよしとしましょう。リハビリのついでに昨日職場に忘れたペーパーをとりに行きました。職場にはほとんど誰もいません。台風だし、当たり前か。
で、家に帰ったらほとんど昼です、半日つぶれました。昼ごはんは自作のラーメン。

野菜を炒めて、ダシのもとと鶏ガラスープを少し入れて、最後にポン酢で味付けです。メッチャ薄味だけど、これがおいしい。
食べ終わったらおべんきょ開始です。まずは昨日読めなかった最終章。なんかもう、研究者であると同時に活動家なのかな。自分たちが生きられるために闘い、勝ちとってきたものへの熱い想いが伝わってきます。と同時に、世界レベルで見たときは、生きる権利すら与えられていない「まだ見ぬ仲間たち」がいることを忘れません。というか、そういう「仲間たち」がいるからこそ、「権利の重要性」が認識される。そんなことが淡々と書かれています。
読み終わったら、当然訳者の解説を読みます。なるほどなぁ、わかりやすい。
その後、翻訳サイトのお世話になりながら、もう1本ペーパー読み。で、ちょこっと国連の動向を調べてみたり。そうそう、本も一冊ゲットしなきゃ。
そんなこんなで本屋さんから帰ってきたら、7時前。うーん、ほんの少しであっても書きましょう。ということで、1週間ぶりにキーボードに向かいました。1日遅れだけど、ここから巻き返さなきゃ。

そう言えば、今日はかつての「体育の日」だったな。1964年の東京五輪の開会式の日ですよね。当時はこの時期にオリンピックやってたんだよな。夏にやるのはムリやろう。アベベ選手でも倒れるんちゃうかなぁ。

「熱と光を求めて ―水平社創立の思想に学ぶ―」とか

今日は午後から某人権教育研究会の大会です。とは言え、例年は分科会にわかれるのですが、今回は全体会の講演とレポート発表です。どうなることやら。
とりあえず、授業変更して、しかも2コマ目は最後の10分を他の人にお願いして、駅まで走ってなんとか大会に間にあいました。
記念講演は駒井忠之さん。タイトルは「熱と光を求めて ―水平社創立の思想に学ぶ―」です。ちなみに、駒井さんとは6年前にご一緒させていただきました。
話の内容は…。おもしろい!
水平社といえば朝治さんだったりするわけですが、駒井さんもすごいなぁ。曰く
「水平社創立宣言の中には「差別」という言葉は1回も出てこない」
「「人間」という言葉が10回でてくる」
なんていう話は、なんで気がつかなかったんだろうと。でも、それに気づくことが研究者なんでしょうね。
あと、結論がおもしろい。簡単に言うなら「差別しちゃいけない」という否定ではない語り方をどのようにしていくかということです。それが水平社創立宣言の「差別」という言葉がないという話とつながるわけです。じゃぁなんだというと、そこで出てくるのが「カミングアウト」だったりするわけです。このあたり、渋谷で話した内容とも関係が出てきます。
もちろん、水平社創立宣言の「穢多であることを誇りうるときが来たのだ」という、カミングアウトする側の問題もあります。ただ、駒井さんの話でおもしろいなと思ったのが、筒井康隆の断筆に寄せて書かれた坂田明さんの「長谷川きよしさん」にまつわる話だったりします。視覚障害の長谷川きよしさんに「ここ、暗いから気をつけろよ」と坂田さんが言う。すると長谷川さんが「オレ、小さい頃から暗いの得意なんだ」と返す。そういう関係ですね。ちょうどこの間の「オレ、inpairment」って話とリンクするかな。
で、大切なのは、そういう話って、実は最初に「ボケ」ないとあかんわけです。で、いわゆる被差別の側にある人にボケるのはけっこうハードルが高い。じゃ、なぜハードルが高いかというと、そこには差別被差別の関係が横たわっている。もう少し正確に言うと、「ボケ」側が越えなきゃならない「差別の社会構造」があるわけです。このあたりが「本名を呼び名のる」って話と結びついてくるのかな。
そんな感じの、いろんな刺激のある話でした。
当然のことながら、終わってから控え室に突入。あいさつさせていただきました。

後半はレポート。
中学校のレポートですが…。がんばってはるのはわかります。てか、すんごいたいへんだったんだろうな。でも、保護者と本人しか出てこないレポートは人権教育研究会のレポートじゃないんだよな。なので「クラスの日常会話の中でAさんの話題って出ましたか?」という質問をしようと思ったのに、あててもらえませんでした。やれやれ。
高校のレポートは、本来はサポーターとして発現しなきゃならなかったんだろうけど、ついつい「指摘」にまわってしまったり。まぁセクシュアリティネタなんでしかたないです。にしても「悩みを抱えている」という感覚なんだよな。うーん。
大会が終わってから、何人かの人に「中学校のレポートに何を質問しようとしてたのかがメッチャ知りたかった」と言われて、思わず内心笑ってしまいました。そんなにわたしの質問が気になるのか(笑)。そんなことを考えるみなさんが考える質問と同じですよ。なので、「クラスの日常会話の中でAさんの話題って出ましたか?って聞こうと思いました」って言ったら「だよねー」って顔されました。みんな気になってたんだ。
たぶん、それどころじゃない、ものすごくしんどい状況の子に「寄り添った」実践なので、もしかしたら「クラスとかいう話じゃない」ってことなのかもしれません。いや、たぶんそうだったんでしょうね。でも、それでもそこに活路を見いだすのが人権教育なんだと思うんですけどね。

ということで、大会も終わったので、京都駅までもどって「当事者研究系」の人たちと、今年度も無事ペーパーを出せたことを祝って呑み。よく食べよく呑みよくしゃべり、メッチャ楽しい時間を過ごしました。
さて、明日はがんばろう。

ひたすら読む

今日は午前に3コマ詰まってます。まぁでも復習に入ってるから、なんてことないです。空き時間は雑事をして、気がつくと1時です。ちなみに、8時から仕事してるので、すでに5時間働いてます。で、勤務時間は残り4時間あるというのが、どうしても理解できない(笑)。
でも、今日はその4時間は年休です。家に帰って読書です。
本を読むの、ガッコと家で違うんかいって言われたら、違いますね。ガッコはチャイムが鳴る。電話が鳴る。人がしゃべる。そしてリラックスした服が着られない。ちなみに、職場でも座る場所はソファなので、なんなら寝転ぶこともできます。
てことで、おうちへ。
やはり落ち着きます。今日の目標は最後まで読むことです。果たしていけるかなぁ。
ちなみに、今読んでる本は、速読向きではまったくありません。でも、クリティカルリーディングどころか、ノートつくりながら読む時間もない状況ですから、ところどころメモしながら、とにかくガシガシ読んでます。これで頭に入ってるかというと、はなはだ疑問ではあります。まぁしゃーない。
てことで読みはじめたけど、当然のことながら眠気が襲ってきます。これに抗うか従うか。いろいろ考えて、従うことにしました(笑)。
と、宅急便が!ラッキー!目が覚めました(笑)。
ただ、いろいろあって6時までと決めてるので、残念ながら最終章を残してタイムアップ。最終章は明日のお楽しみにしておきましょう。