安あげ

朝はふだんより1本早い電車で出勤。こっちのほうがすいてるからなんだけど、ムダに早すぎます。なにせ、始業1時間前です。まぁええか。
今日も試験カントクがふたコマです。なぜか両方とも担当クラス。たぶん試験時間割作成担当者がそうしてくださったんだろうな。
3時間目は問題作成したクラスの巡回。といってもふたクラスしかないからあっという間です。ついでに言うなら、数学の試験って質問の余地がない。かつて輪転機が古かった頃は印刷が薄いのがあったけど、いまはそんなこともありません。
試験が終わったら採点です。うーん、まぁこんなもんか。
そんなこんなで、定時がきたので退勤。京都駅でAっちゃんと待ち合わせです。今度やる二人会の打ち合わせあんど謀議です。
どの店に行こうかな。まずは「みなみ」に向かったけど、予約でいっぱいらしいです。なので、角打ちに行くことにしました。
「カップルとちゃいますよ」
と言ったけど、常連さんたちにはやし立てられてしまいました(笑)。
ここで、缶ビールとおでんを頼んで打ち合わせ開始。二人会と言えばこれを思い出します。ただ、今回の二人会はこっちに近いかな。「こんな感じでいこうよ」って話をしながら、わたしは日本酒、Aっちゃんはビールを追加。さらにきゅうりとクラゲの和えたんと、鯖の味噌煮も追加。いろいろ打ち合わせたのをAっちゃんがメモしておしまい。お代はふたりで、2080円。安い。
てことで、2軒目です。この間に引き続き、今日も「お福」です。こちらでは謀議。が、途中からひとりで来ておられたお客さんと大学キャンパスの話とかキャンプの話で盛り上がりました。こちらでは飲み物はボトルが入ってるので、炭酸割りかな。Aっちゃんはビールを2本。アテは突き出しと八ツ橋と、なすびの炊いたんと、なぜか丼。なんでも丼はもらいもんだとか。Aっちゃんはいきいきと食べてました。若いな(笑)。で、10時ごろにおいとま。
「おいくらですか?」
「そやなぁ、4000円もらっとこか」
てことで、2軒行ってひとりあたり3000円。安くあげました。しかし、2軒ともいろいろ変な店だな。

ぽっかりあいた

この間まであれほどパタパタしていたのに、今日はエアポケットのようにぽっかりとあいた感じがします。おそらく大きいのはとにかく終えたことかな。あとは2年生が期末試験に入ったってのも大きいです。
てことで、少し落ち着いて、やらなきゃならんことをやりましょう。テスト問題はすでにつくってあります。解答もつくりました。なので、それの清書。そうそう、配点だ。ざっくり配点したら97点。おしい!
今日は「打ち合わせ」があるとのことなので年休をとって家に帰りました。みんな打ち合わせ好きやなぁ。おそらくzoomが普及したことで簡単にできてしまうようになったことが原因のうちのひとつかな。ただ、みんなが打ち合わせとか言うものだから、打ち合わせの回数がハンパなくなってます。
打ち合わせも終わったことだから、あとはビールだな。
そうそう、パートナーがfacebookをやりたいと。なのでアカウントを作成。で、「アプリも入れといたら便利だよ」と言ってapple storeを開いてもらおうと思ったら、ない(笑)。
「どこにやったん?」
と聞くと
「わからない」
と。なんでもいじってる最中にカクッて寝てしまうことがあって、そのたびに画面が変わるんだとか。そんなん、知らんがな。てか、iphoneのことなんて知らんがな。
しかたなしにあちこち検索したけど、とにかくiOSのバージョンごとにやり方が違うらしいです。なんでこんなにめんどくさいねん。
おそらくappleは通常使いをするぶんにはいいんだろうけど、なにかトラブルが起こったらとたんにめんどくさくなるのかな。そういや、官給品のipadにitextを入れて文章作成して保存して、結局保存場所がわからないとかいうこともありました。ほんとに困ったことです。
そんなこんなで「クセすご」も終わったことなので、寝ましょうか。

勝負の日

朝起きると絶不調です。おかしいな。昨日は早く帰ったはずなのにな。もしかしたら、帰ってから食べたプルダックが悪かったのかなぁ。まぁそれもあるけど、なにより牛肉が悪さをしてるのかもしれません。なにせ、いい肉はほとんど食べてないです。てか、日常的には鶏か豚という生活ですからね。
さてと。今日は勝負の日。うれし恥ずかし健康診断です。どうなるかな。それはいいんだけど、ごはんを食べられないのが辛いです。問診票に「朝食を食べられない日は週に何日?」ってのがあったけど、そんなの今日くらいです。しかも今日は1・2・3と授業があります。授業が終わるのが11時50分。受付終了が12時。やれやれです。
授業の方はプリント学習です。今日は質問にほとんど来なかったな。大丈夫かな。
で、いよいよ勝負の時が来ました。受診票の性別欄が大きい。どうしようもありません。とりま、検尿を提出してからの、身長と体重です。それにしても検尿がとりにくい。コップだったら簡単なのに、「そのまま検査機にかけられる」とかいうヤツにとらなきゃならなくて、これが難しい。まぁええけど。
で、血圧。高いな。ヤバイかもしれないです。そして採血。もう身体に針を刺すの、イヤだ。そして視力。よくなってました(笑)。
さてとここからがいよいよです。まずはお医者さんの問診。聴診器をあてなきゃならないけど、なんと服の上から。ほう。続いて本丸、心電図。と思ったら、その前に腹囲がありました。ヤバイ。絶対太ってるぞ。そして心電図。
「そこに寝てくださいね。服はブラジャーも含めて胸の上まであげてください」
ほう。てことは、勝利かな(笑)。
あとは聴力でおしまいです。なんかよくわからんな。
まぁ仕事しようかな。

フィールドワークとライブと焼肉と

この間、阿K◯さんから「23日、あいてる?焼肉するよ」というメールがありました。どういうわけか、今日はあいてました。てことで、昼前に新快速の中で待ち合わせ。近況報告をしながら向かったのはこの映画の主人公さんのおうちです。
到着したのは1時過ぎ。まずはごあいさつ。とは言え、わたしは初対面です。ちょっとドキドキしていましたが、北出さんは意に介することもなく、ものすごくフレンドリーな感じで接してくださいました。なんか、家の敷地内に工房があるみたいで、中に入ると大きな太鼓があります。

そうか、太鼓の工房でしたか。なーんにも知らないので、とても新鮮です。それにしても、工房の主である北出弟さんの太鼓にかける情熱と知識はすごいです。話の中に柏葉さんが出てこられて、あぁ皮つながりだなぁと。てか、北出弟さん、江戸時代の年号とかをガンガン西暦に変換していかれます。どんだけ知識があるねんと。歴史がさっぱりわからないわたしは、ひたすら聞くばかりです。
やがてフィールドワークです。北出さん、むちゃくちゃ詳しいです。
まずは北出精肉店の敷地の説明からです。今は家もお店も新しくなっていますが、もともとは牛小屋だったんだとか。てことは、ここから屠場まで牛を曳いていかれたってことですね。
続いて保育園の話。もともとは地域の人々が「民」の力で運営していたけど、法律ができて「公営」になります。が、やがて法切れの中で、再び「民営」にもどされたんだとか。実は多くのムラでは法切れの後も行政に「保障」をさせてきました。もちろん、その選択肢は「公にする」という意味で、とても大切です。が、「自分たちの力で」という選択肢もある。そちらを選択することで「自由」が手に入ります。もちろんたいへんですけどね。
そして、屠場跡。

獣魂碑です。
なんでも1910年から2012年まで、100年間、ここで牛を割ってこられたんだとか。まぁ、1910年と言われると、まず「韓国併合」が出てくるのは、わたしのパターンではありますが。ここで屠場の話だけじゃなくて、このあたりのムラの歴史についての話があったり。
このあたり、岸和田城からすぐのところにあります。が、お城からのさまざまな文書は直接ここに来ずに、隣村に行ったんだとか。そこからこことか、隣の市にあるムラに文書が渡ったんだとか。畏怖と排除の微妙な関係を、なんとなく感じますね。
お次は、在日コリアンの集住地域。ここでふと疑問がわきました。
い「あれ?在日の人って施策の対象にならなかったんですか?」
北「ならなかった」
い「えー、たしか、大阪って属地でやってるから、ムラ中に住んでる在日も施策の対象になるんじゃないんですか?」
北「ここ、地区外やねん」
なるほど。道一本隔てて地区外か。なんか、八条通の光景を思い出します。が、ここの格差はもっとすごいです。なんでも、日東紡の建築とか潜水艦づくりとかでこのあたりに住むことになったんだとか。それにしても、10数戸の小さな集住地域ですが、完全に朝鮮人の空間です。例えば、今は崩壊しちゃってますが、豚小屋があります。

そして畑があります。マッコリをつくるマダンもあります。おそらく1950年代~1960年代はエネルギーがあふれる地域だったんだろうなぁ。
で、集住地域を後にして、ムラの中心街へ。道が広いです。施策で広げたのかと思ったら、空襲で150軒ぐらい焼けたからなんだとか。なんと。その横にある住宅、1990年代に建て替えたときに地盤調査したら、大量の動物の骨が出てきたんだとか。さらに年代を調べると1400年代だったそうです。ということは、その頃からここで生き物をさばいていたってことですね。
そんな感じで、2時間弱のフィールドワークも終了。
続いて、炭をいこします。久しぶりにうちわを使っていこしました。最近は着火剤を使ってほったらかしですからね。でも、うまくいこったのでよかった。
炭火が安定するまではヤスムロコウイチさんのライブです。

声がいい。ハスキーボイスがブルースっぽいです。そして、ひとりで自分にツッコミを入れながら歌われるのは、明らかに関西です。A◯澤さんも、今回の仕掛け人のK崎さんも、ヤスムロさんの大ファンです。歌に集中しておられますが、わたしはなんとなくK本さん@青空財団とネギをアテにビールを飲みながら、しょーもない話。小一時間のライブの最後は警察官の乱入です。どうやらエレキの音が大きすぎたらしいです。カメラを向けたら制止されてしまいました。残念。
そして、お待ちかねの焼肉です。うまい。あまりにもうまい。柔らかくてジューシーです。と、すごい肉が!

ミスジだそうです。これはあきません。大切に育てましょう。レアでひとくち、ミディアムでひとくち。たれをつけてひとくち。幸せです。
あとは、ひたすら飲むだけです。いったい何の話をしていたか忘れるほどしょーもない話をしていたんでしょうね。ただ、気がつくと8時10分。やばい、24分の電車に乗らないと帰るのがめっちゃ遅くなります。N山さん@府立人研が駅まで送ってくださって、間一髪セーフ。あぁ、楽しい一日でした。
ヤバイ、明日は健康診断だ^^;;。

少し動くこととか

なんで今日が休みじゃないねんと思いながら出勤。まぁでもほんとうに試験直前なので、完全にプリント学習です。ようやく質問に来るようになってきたし、まぁそんなもんかな。そうそう、片方の「ヤバイクラス」では、プリントを配りながら「◯番はmustな!」とか言ってたんだけど、ダメだなぁ。
で、子どもたちがプリントをやってる間、わたしは官給品のipadでゲンコを書いてみたり。どうも使い勝手がよろしくない。でも、PCを持っていくよりは楽かな。
授業が終わったら、ふと思い立って、これの調査協力者のみなさんにメールです。内容は、お礼と「名前」のこと。なんか、書籍化するにあたってイニシャルはなんだかなと思っていて、やはり名前がいいなと。どんな名前がいいかみなさんに問い合わせです。結果、ほとんどの人がふだん呼んでいる名前でかまわないと(笑)。でもまぁ、そういうものなのかもしれないです。わたしも実名を選択しますからね。
まぁでも、こうやって動きはじめたので、ほんとうに動きましょう。
で、事務室に行くと『シモーヌ』が届いていました。高井ゆと里さんが書かれた文章の中に、このブログが引用されているので送っていただけました。twitterで見て、マジで読みたいと思っていたのでうれしいです。さらに引用されていると知ったので、もっとうれしいです。
読んでみると、「執拗な現在の記録」とありました。たしかに…。
実は、わたしはトランスの人の日記を読むのが苦手です。それは、いろんな心の揺らぎとかに共振してしまうからです。わたしは…。ただひたすら、その日あったことを書く。その日考えたことを書く。その日思ったことを書く。それをmuchan時代からだと19年。タグ打ってた時代からだと20年。ずっと書いてきました。すでにわたしのブログには、他のみなさんのような「トランスについて」の文章はほとんどないと思います。それだけの「深み」はない。ただ、日常があるだけです。
高井さんにお礼のメールを送ると返事が返ってきました。
「十年以上もブログを続けて、生きた記録を残してくださっていること自体が、後進のトランスたちにとって希望の糸になる」
という一文がありました。もしもそうなら、うれしいな。
この場を借りて「勝手に引用してすみません。でも、ありがとうございます」。

今日も来ましーた♪

今日は1日のんびりできます。なので、朝は目が腐るまで寝たいなと。途中目が覚めつつも、10時半までふとんの中にいました。でも、まだ寝られるぞo(^^)o。
それでものろのろ起きて、ブログの更新。
昼を過ぎたところで、久しぶりに走ろうかな。前に走ったのは1ヶ月以上前です。なんか、走る気になれなかったんですよね。たぶん忙しすぎた。気持ちに余裕がありませんでした。こわいのは12月のはじめです。なんか、鬼のようにいろんなことがあるから、体力もつかなぁ。まぁ走り切るだけですかねぇ。
てことで服を着替えてストレッチして。今日は1kmを6分半。いや、7分でもいいです。とにかく気持ちよく走る。距離は…。てきとーです。帰りたいと思ったところで帰る。結局32分。5kmばっか走りました。アベレージは6分半を切るくらい。ちょうどいいです。
で、昼ごはん。もちろんビールも呑みましょう。そこから少しネットで遊んだり。ゲンコも考えましょう。で、5時を過ぎたところで出発です。今日は京都駅から歩こうかな。着いたのはもちろんここ。

今日もちょぼやき屋さんです。なにせ、昨日「スーパー○ライ以外のを入れといてください」ってお願いしたから、来なきゃならんでしょう。やがてダメダメ先輩登場。今日はサシ飲みです。先輩、疲れておられます。まぁ日曜日に仕事したら疲れるわな。
とりま、黒ラベルで乾杯。ちょぼやきとかちょぼ玉とかをつつきながら、ダラダラ。今日はヒートテック的なのを着てるから暖かいです。
そうだ、ワインを飲もう。てことでワインを買いに行くと
「売り切れなんです」
との衝撃的なお言葉。ビックリすると、さらにビックリすることが。
「これ、フタ開けただけなんであげます」
へ?いや、お金払いますよ。
「いいんです。ボクが3本買ったからなくなったんです。まだ残ってるからあげます」
わけわかりません。でもいただきました(笑)。
なんでも「ハチオープレイス ハッピーアワー」のオーナーさんなんだとか。また行かねば。
てことで、おいしいワインをいただいて、8時過ぎにおいとま。まぁ明日は仕事ですからね。
でも、楽しい2日間をありがとうございました!
また!

変則ダブルヘッダーからの久しぶり!

今日の午前は久しぶりに「おさんぽ」です。とは言え、さすがにフルコースではなく、ハーフコースです。ただし、途中に「1時間半しゃべれ」とのこと。何をしゃべろう。かつて同様のオファーがあったときは「おさんぽ&ミッション3」をやりました。が、完全に内容が違うので、主催者の方は「OK」だったのかもしれませんが、経緯を知らない方には「?」となったんじゃないかなと。
てことで、今回は、一介の高校教員であるわたしが、なぜおさんぽの案内なぞするようになったのかを話すことにしました。とは言え、内容はこれです。たぶん、「釈迦に説法」になると思います。
てことで、いつもの「祭時計広場」に集合。てか、祭時計広場なる待ちあわせ場所をどれだけの人が知っているかですね。さらに、集まってこられた方々、大阪府西部の方々ですが「このへん、来たことないなぁ」と言っておられます。なのでその話から。
「八条東口という、ほとんど誰もご存じない改札ね、開くのは6時50分でね」
みたいな。さらに元山王小学校では民族学級の話も少しして。まぁ九条のイメージをつかんでいただきましょう。そんなこんなで、南コースを歩いていると、ステキな求人広告に出会ってしまいました。

で、ゼロ番地から北コースまでを歩いたところで「いきセン」へ。ここで「チョークを捨てよう、街へ出よう」と一席ぶって、最後の仕上げは「石碑」から「柳原銀行」です。
ここで午前の部は修了。
昼ごはんを食べて、午後は「JIL女性リーダープロジェクト 障害女性Meetsさまざまな分野で活躍するマイノリティ女性」の発題です。えーと、この間のことといい、いろんな意味で「?」が頭の中を飛びまわります。が、国際トランスジェンダー追悼の日にこんなふうにして参加させていただけるのも、なにかの縁ということなでしょうね。15分という短い時間だったけど、自分のこと、トランスジェンダー生徒のこと、そしてトランスヘイトのことを話しました。ちなみに、他の発題者はアイヌ女性・在日朝鮮人女性・在日台湾人の障害女性でした。特に、在日朝鮮人女性はリンダさんだったので、メッチャうれしかったです。マイノリティ女性からインターセクショナリティが出てきたのが、みなさんの話を聞いて、ほんとうによくわかりました。
あとは近くのコンビニで買ってきたスイーツをいただきながら、グループで意見交換。そんなこんなで、オンライン交流会終了。
ここから再び移動開始です。向かうは「梅小路ハイライン」です。今日はここで「焼き焼き」さんが出店されるとか。この間Mさよさんから連絡があったので、これは行かねばと。ちなみに「20日に謀議をしませんか?」という連絡がKうさんからあったので、Kうさんと待ちあわせることに。さらに「IっぽさんとYーきにも連絡しておいて」と言われたので、総勢6人で呑むことになりました。
到着したら、まだお店の準備は一切できておらず。そうこうするうちに、ご家族親戚総出で準備開始です。わたしも「手伝い」という名前のジャマを少ししてみたり。

にしても、常設のお店とは違い、なかなかたいへんそうでした。

てんやわんや感がハンパないです。でも、いつの間にかちょぼやきを焼く態勢になったようで、記念すべき第1弾がこれ。

と、「せんせい、寒いし、これ、食べ」と豚汁を出して下さいました。

申し訳ない。そうこうするうちに、お客さんもどんどん来られて、忙しい感じになってきました。こちらのほうもメンバーが集まってきて謀議開始。

からの宴会開始です。
久しぶりのちょぼやき!

今回は鉄板が少ないので、発泡スチロールのトレイに出しての販売です。が、おいしい!
と、「せんせい、これ」と出してくださったのがこれ。

すじしょうがいです。うまい!さらに、焼き鳥とかウインナーとか、いっぱい差し入れをもらってしまって、なんだかもう。
そんなこんなで10時前まで楽しんでしまいました。
明日も来よう。

気分転換の方法

金曜日は2コマ授業をすれば、あとは雑用ができます。しかもすでに試験1週間前。プリント学習です。しかし、勉強してるヤツらの姿を見ると不安しかありません。キミとキミがくっつくのね(笑)。一方、メッチャ苦手な子に対してふたりサポートに入ってくれてるケースもあって、いろいろだなと。
ちなみに質問受付以外の時間は久しぶりにペーパーを読みました。落ち着きます。いや、ペーパーを読んで落ち着く日が来ると思わなかったけど、落ち着きます。この間、脳みそが錆びついてる感がハンパなかったんですけど、たぶん子どもの感想文ばかり読んでたのがあるかな。いや、その前に文化祭か。いや、その前の学校説明会が。いや、その前のビデオづくりか。とにかく、ずっとおべんきょ以外のことを考えなきゃならなかったから、それがきつかったんだろうな。まぁでも、心の奥底からおべんきょしたいって気持ちが湧き上がってきたから、それはそれでよかったのかもしれません。
で、雑務です。試験作成とか課題作成とか。再び脳みそが錆びつきそうです。ヤバイ。4時になったところで限界が来ました。もうやだ。なにをしよう。
そうだ!ターンバックルの交換だ(笑)。
てことで、スパナを持って体育館に行って、コチョコチョやって、全交換。うーん、ターンバックルが長すぎて調節できないぞ。これはワイアーを引っ張らなきゃならんな。でも時間がないから、今日はやめときましょう。
で、事務室に行って事務長にそのあたりのことを報告。それを横で聞いておられた事務の方が
「せんせい、来年もいててくださいね。せんせいがいないと学校がまわりません」
えーと。そんなもんか。まぁ施設管理は好きですからねぇ。
い「そういや、うちの放送室、技術職員室の次に工具が充実してるかな」
事「いや、学校一でしょう」
い「そんなことはないですよ(笑)」
いや、放送室には木工系はないです。でも、金属対応のドリルピットはあります。
まぁ、いい気分転換でした。さて、定時が来た。帰りましょう。

とにかく終える

木曜日は午前に仕事ができる日です。なので、ひたすら昨日の作文読み。
うーん、なんかもやもやする。
ほんとうに昨日の小林さんの話を聞いていたのか?いや、聞いていたのはわかるんだけど、すごく表面的なきき方をしている気がします。例えば「優しさ」という言葉を使いながら合理的配慮の話をしているんだけど、「優しさ」という言葉に引きずられてしまっている。で、結局、「障害者には優しくすべきか否か」みたいな結論になっている。そうじゃない。
さらに、小林さんの話全般に対して「意見」とか「考え」という言葉を使っている。そういうone of themにしてしまっていいのか?おそらくボキャブラリーがないんだと思います。ただ、ボキャブラリーがないにしても、使う単語がそれでいいのか?もしかしたら、そういう言葉をこれまで使われてきたのかなと思わないわけでもないです。
そんなもやもやを抱えながらも、「おぉ」と思う作文がごく少数あったりして救われたり。
1時間くらいで全員分を読み終えて、ここからは音声入力です。途中、授業をはさんで4時ごろには入力終了。
これで今年度の「わたしの」人権学習は終了。次のことをしなくちゃね。

最終面接

今日の午後は人権学習です。内容は恒例の小林春彦さん講演会です。もう何年来ていただいているかなぁ。
とにかく授業を3発終えて、準備をしようと思ったら、体育館、授業で使ってた(笑)。まぁ時間ができたってことです。
少しメールのやりとりなんかをして、駅まで迎えに行って、しばし四方山話。そうか、視界の左が認識できないって、そういうことか。「働」を見たら「動」になって、「動」に集中したら「カ」になる。認識のスポットの左が欠けるのね。はじめて「なるほど」と思いました。
で、準備開始です。おとつい機材の準備はしておいたので、けっこうサクサク進みました。昼休みがかなり時間ができたので、しばし体育館でボー。
で、講演開始。わたしはおべんとを食べに行って、速攻体育館にもどって一緒に話をききました。
ええなぁ。とにかく「押し」がない。あくまでも自分のぐるぐるを話されます。そして、そのぐるぐるの中で考えたことを淡々と話されます。自分のしんどさをとても相対化しておられるので、そのしんどさがこちらまで届かない。それがいい。だから、本質がわかる。
ハルヒにしろゆきみちゃんにしろ、なぜこの人たちに来てもらうかというと、自分の問題を通して社会のありようとか構造とかを語ってくださるからなんですよね。自分話で終わらない。
てことで、お話が終わったところで、そんなあたりをひとことコメント。いや、コメントしなかったら子どもたちは気づきませんからね。
で、小林さんを京都駅まで送る道すがら買い出しをしたりして、京都タワー下でバイバイ。なんでも「舞妓はんひぃ〜ひぃ〜」を買われるんだとか。
さて、家に帰ったら3分間スピーチの原稿づくりです。残された時間は2時間半。できるか?
与えられた字数は概ね1300字です。そこになにを入れるか。つくってはしゃべって時間計測をし。アカン、3分30秒。みたいなのを繰り返して、3分5秒あたりまで追い込んだところでビールタイムです(笑)。いや、滑舌も大切だし気分転換も大切です。
そして最終面接開始です。こんな話をしました。

はじめまして。京都で公立高校の教員をしているいつきと申します。
わたしは37年間の教員人生のほとんどを人権教育の担当として過ごしてきました。また仕事から離れて、例えば在日外国人生徒たちが集まる交流会を1994年から開催してきました。交流会の場で、同じ立場の生徒たちが語りあい、自分とは何なのかと自らに問い、自らの姿を見つけ、そしてありのままの自分で生きていく生徒たちに出会ってきました。そしていま、もっとも力を入れているのはトランスジェンダー生徒です。なぜなら、わたしはトランス女性であり、トランスジェンダー生徒たちは自分の後輩にあたるからです。
わたしにはいわゆる「組織」はありません。トランスジェンダー生徒交流会もスタッフがいるわけではありません。また、金銭的な基盤があるわけでもありません。毎回の交流会も、誰が来るかわかりません。もっとも参加者が少ないときは、わたしとトランス女性の生徒とそのカレシ、そして引率教員の4人だったこともあります。しかし、現在は保護者やサポーターを含めると毎回50人ぐらいの参加者があります。それは、交流会を必要としているトランスジェンダー生徒や、その保護者の存在があるからであり、交流会をサポートしたいというたくさんの卒業生や大人達の思いがあるからです。そういう人たちの思いの結晶が交流会であると思います。わたしの役割は、そんな人びとをつなぐハブであると考えています。
今回、事務局の方から「ビジョン」についても話してほしいと言われました。とても困りました。なぜならビジョンはないからです。考えていることはひとつだけです。それは、トランスジェンダーをはじめとするマイノリティの子どもたちが幸せになることです。でも、その幸せは誰かが与えてくれるわけではありません。自らの力でつかみとる以外方法はありません。交流会は、その力を互いに与えるところだと思っています。だから、これからも地道に交流会を続けること、そのためにも、人と人とがつながるハブとして動き続けることが、自分のミッションであると考えています。
最後に、今回このような機会を与えていただきありがとうございます。と申しますのは、昨今トランスジェンダー、特にトランス女性へのヘイトが激しくなっているからです。トランスヘイターたちは、トランス女性は女性ではないとするだけでなく、女性の敵であるとまで言います。そして2年前には「ツイッターのせいで高校からの友達が死んだ」という匿名日記への投稿がネット上を駆けめぐる事態になりました。このような中、みなさんがわたしを選んでくださったということは、とりもなおさず、フィッシュファミリー財団あるいはCCJA実行委員会はトランス女性は女性であると考えているという力強いメッセージを発してくださっていることになるからです。そしてそのメッセージはトランスジェンダー生徒、特にトランスガールたちを勇気づけることにつながるからです。
最大限の感謝の気持ちを込めて、わたしの話を終えさせていただきます。

うまく3分間で話せたらしいです。選考委員長が「チンが鳴る前に終わりましたね」と微笑んでくださいました。その後、12分間の面談。フルボッコ大会のトラウマが出てくるかと思ったけど、そんなこともなく。うーん、ただ、もしかしたら期待に添えなかったかもしれないです。それは、わたしが目指している方向が拡大ではなく泥沼化だからかもしれません。
まぁなんにしろ、終わりました。
「東京には来られますね?」
と聞かれたので
「11時まで授業があるので1時はムリです」
と答えると、みなさん、和んだ笑い声を出されました。うん、よかった(^^)。