今日の授業は午前に3連発。3連発ということは、他には何もできないということです。なので、それはそれでよし。ヤバい生徒も、少し尻に火がついてきたらしいし、その近くの数学が得意な子が教えてくれてて、なかなかいい感じです。
授業が終わったら、zoomでミーティング。はじめは聞くだけにしておこうと思ってたけど、発言を求められてからは、なんとなくわたしも「参加」してみたり。たぶんミーティングしてる人たちが、参加を促すのがうまいんでしょうね。見習わなければ。
午後は赤点者の補習教材を作成。どうしようかと思ったけど、中学校や小学校の復習だな。割合とか、たぶんできないだろうし、
「算数できたら数学なんてできなくていい!」
とか言う生徒に
「算数、できひんやん」
って言い返せるから、これでいいです。いや、算数、大事。計算は電卓がやってくれるけど、電卓への入力は、やり方を知らなかったらできませんからね。
そんなこんなで、ToDoリストを見たら、ありゃ?仕事がかなり片づいてる!
なので、「よし」と思って書籍化のための作業をしてみたり。
夜は夜で懸案事項の処理。ここでMきさんやKよちゃんの存在の心強さをあらためて感じたり。その後、今後のことを考えるべく呑み。この3人の呑みは久しぶりやなぁ。
まぁ、明日の朝は労働者の権利をとれるから、それでいこう(笑)。
投稿者: ituki
穏やかに過ごす
今日はヤクゲトの日。前回は6月だったので、半年あいてます。実は10月に行くはずだったけど、突然文化祭が入ってきて、その後行ける日が見つからず、今日になりました。ちなみに、そんなんでヤクがもつのかと思うけど、もつんですよね。理由はしょっちゅう貼り忘れるからです。でも、さすがに在庫が減ってきたので、今日はマストです。
ヤクゲトの日は少しゆっくりできるので助かります。
で、午後から出勤。行きの電車でタスクリストをつくります。自分あてにメールを送ろうと思ったけど、そういや「ToDo リスト」をインストールしてあることを思い出して入力。たしかに便利です。
職場に着いて、さてトドの山を崩しましょう。今日は授業がないからトドに集中できます。
えーと、なになに、google formに入力せよ?えーと、「権限がない」って返ってくるじゃん。なんなんだ?先方にメールでヘルプを出したらいろいろ教えてもらいました。が、原因のうちのひとつはどうやらブラウザだったみたいです。うーん…。そんなこんなで、全部は崩せなかったけど、それなりにできたので、まぁいいでしょう。
穏やかに過ごせたかな。こんな日がいい。
絶不調
朝、身体が動きませんでした。そりゃそうです。確かに昨日はそんなに遅くない時間に家まで送ってもらえました。が、そこまでがダメダメです。金曜日からの疲れがすべて来ています。それでも、朝イチ大切な会議があるので、労働者の権利の行使は断念。なんとか出勤しました。
会議の方はなんとか乗り切ったけど、授業が3時間あります。これはアカンな。ちょうど「区切り」なので、1時間は授業をして、あとはプリントだな。ところが、椅子に座っていると、それだけでしんどくなってきます。これはガチでやばいな。
午後は支店長と来年度の話。ちなみに支店長はうちの支店の後輩です(笑)。
「あっという間やなぁ」
と振り返ります。
そもそも、ほんとうは仕事をしたくないです。年数で言うなら、人生の半分以上仕事をしてきました。時間で言うと…。1日8時間勤務をしてきたと考えて、まぁ1/5かな。知らんけど。なので、充分に働いてきたと思うのです。だからもうええやろと。でも、せざるを得ない。だからする。で、どうせやるなら、それなりにやりたいことをしたい。まぁそんな感じですね。
さてと、机の上の整理とか、あまり頭を使わなくていい仕事でもしようかな。頭を使う仕事は明日やればいい。
どこでやっても交流会
今日はいつもの会場が使えないので、Hリムの家を借りることになりました。どれくらいの広さなんだろうと思ったら、メッチャ広いワンルームマンションでした。これはええわ。
11時くらいから三々五々参加者が集まってきて、ダラダラ準備開始。そうこうするうちに、「お客さん」が3人いらっしゃいました。いちおうこの人たちを迎え撃つのが今回の目的でした。
ただ、お客さんが来られても、交流会はいつもの交流会です。そして、場所が変わっても、やはり交流会は交流会です。ちなみに今日のメニューは焼きそばとふかし芋。子どもたちはキャベツをちぎってくれました。小さい子がちぎったキャベツは、なんとなくおいしそうです。
あとはできあがった焼きそばを食べながら、いろいろ話をしたり遊んだり。それでもやっぱり最後は自己紹介をしなくちゃなりませんね。とたんに「場」が真剣になります。小さい子らは「しんどい思い」なので、なかなか話したがりません。それでも、先輩たちが話している内容を、グニャグニャしながら聞いています。そのあたりが、やはり交流会です。
そんなこんなで、4時頃修了。5時に撤収して、またまた「幸楽」へ。
と、Sやんが…。そうか、Kうさんとの対談を収録するって言ってたな。なので、ダラダラとビールを呑みながら対談。でも、このあたりでさすがにガス欠気味になってきました。これはしんどい…。てことで、9時頃に撤収。Sゅーとが家まで送ってくれて、メッチャ助かりました。
それにしても、金曜日・土曜日・日曜日と激しい3日間だったなぁ。
東から西へ
起床は6時。なるほど、東京の日の出は早いですね。
せっかくなのでシャワーを浴びて、荷物を整理してチェックアウト。新幹線に乗ったのが7時過ぎ。ホテルの朝ごはんは7時からとのことで、間にあいませんでした。なので、新幹線の中でコンビニのパンです。まぁ、いつものことかな。
今日は滋賀県でお座敷です。もともとはこの日にやる予定だったけど、一度は中止になって、でも「保育所の保護者会としてやりたい」ということで、今日やることになったという。なんか、申しわけないです。
今日与えられた時間は1時間半。はたしてどうなるかな。
てことで、スタート。が、とにかく眠いです。ヤバすぎます。なので、テンションを上げなければなりません。が、早口ってわけにもいきません。極力ゆっくりと…。。と、ふとみなさんの顔を見て気になったので聞いてみました。
「あの、早口ですか?」
みなさんうなずかれました。マジかよ。これで早口か。ならばしかたないですね。
「これ、ゆっくりなんです」
みなさん、あきれられたような顔をされました^^;;
あとは、ところどころを端折りながら、なんとか第2のオチまでいけました。
ここからは分科会。さすがは本気の人びとです。わたしも各分科会をまわりながら、みなさんの感想や意見を聞かせてもらったり、質問に答えたり。そんなこんなで、1時まで分科会があって、そこから勝手に「第3のオチ」を10分やらせてもらって修了。
結局、13時をまわってしまったので、近くで昼ごはんを食べることにしました。なんでも「串まる」という焼き鳥屋さんがあるんだとか。では、そこに行ってみましょう。てことで頼んだのは「鳥刺し丼」と赤星です。
うまいわ。久しぶりに鳥刺しを食べました。
で、いったん家に帰ってしばしダラダラ。その後、再度出発です。今度は向かうは大阪です。今日から明日、トランスジェンダー生徒交流会の合宿があります。
会場に着いたら、まさに準備をはじめようというところでした。でもまぁ、まずは展示しますか。
そしたら、いろんな人から「おめでとう」を言われました。いやいや、みなさんのおかげですがな。その後、カレーがあるからごはんを炊かなきゃなりません。そんなこんなでワイワイやってましたが、トラブル発生。うーん、合宿は中止だな。その代わり、明日、また交流会だ。
てことで、恒例の幸楽へ。まだ帰れるなぁと思いながらも、明日の朝がしんどいだろうなと。てことで、今日はSゅんすけの家に泊めてもらうことにしました。ただ、どうせ遅くまで呑むだろうなと思ったら、やっぱり遅くまで呑んでしまったから、結局明日の朝はしんどいじゃん。
なにがなんだか…
朝、キャスターバッグを持って出勤。かつてはこんなこともあったけど、久しぶりです。2時間授業をやって、速やかに退勤しようと思ったけど、ひとクラス成績を入力してなかったことが判明。しまった!
まぁでもコピペするだけなので、入力をすませて退勤。やれやれ。
で、向かうは東京です。今日はfish family foundationがやってるCCJAの授賞式があります。
発端は、よりによって(笑)手術の日の夜にM木さんから来た「1次審査通ったけど、どうする?」というメールでした。完全に「なにそれ?」状態でしたが、いろんな意味でチャレンジしてみようと思いました。で、第2次審査がこの日にあったと。動画ファイルのバックを見ると、等比数列の一般項が書いてあります(笑)。
で、しばらくしたら「ファイナリストになったよ」という連絡があって「マジか」と。で、これが3次審査だったと。
はっきり言って、何度も「ええのか?」と思いました。でも、二重の意味でチャレンジしようと思いました。その気持ちを3次審査に盛り込みました。
で、今日、大賞が発表されると。まぁ、そこまではいかないだろうから気が楽です。
品川に到着して、向かうは虎ノ門ヒルズ。到着したら16階に来いと。16階…。ふだんはグラウンドに面した2階で仕事してるから、別世界ですね。集合場所に行くと、みなさんが「おめでとう」と歓迎してくださいました。それでも、まだピンとこない(笑)。
とにかく着替えましょう。
その後、オリエンテーション。オリエンテーションでは「アラムナイってなんですか?」と質問。そしてメイク。ちなみにメイクは森本美紀さんが担当されました。ただしメッチャ軽め。「つるんとさせましょうね」とのことでした。でも、なるほど。変わるなぁ。
なんか、あわただしく授賞式の場所へ移動。まずはお弁当。
ごちそうです。食べきる自信がありません。
それにしても、ファイナリストの人たち、みなさんすごいです。それぞれの分野で貴重な働きをしておられます。ほんとうに、どなたが大賞を受賞されてもおかしくありません[1]除く、わたし(笑。
ただ、みなさんの話を聞いてると別世界感があることも確かです。まぁ、それもそのはず、みなさんはそれを仕事としておられる。わたしは単なる高校教員ですからね。おそらくフィールドがほんの少し違うのかな。そういう意味ではゴージャス理枝さんが近いかな。本業はエステですからね。ちなみに、理枝さんの舞台衣装を着させてもらいました。
なんかリンダ祭りを思い出しました。
やがて配信開始。と、スタッフの人が「こっちの部屋においで」と。なんでだろ。でも、なにかシンパシーがあったのかな。で、プレトーク→厚子フィッシュさんのあいさつと続いて、呼び出しです。
ここでそれぞれの活動紹介があって、40秒トーク。
交流会はひとりではできません。わたしは単に「集まろう」と呼びかけた人間です。それに呼応して、さまざな人が集まってくれました。トランスジェンダー生徒交流会の活動は、そうした参加者の人びとによって支えられています。そして交流会の主人公は、言うまでもなくトランスジェンダー生徒です。
偶然ですが、あした交流会の合宿をします。その場で、みんながわたしをこの場に立たせてくれたことに感謝し、みんなと喜びをわかちあいたいと思います。
そして大賞の発表。松野さんでした。ほんとうにふさわしい人が選ばれたなと思いました。
その後、記念写真を撮ったり。そうそう中島さんが「いつきさんの隣、うれしい」とつぶやかれて、メッチャうれしかった。
ずっと自分がここにいていいんだろうかと思ってたけど、そこにいた人すべてが「ここにいていいよ」「ここはあなたの場所だよ」と言ってくださってる気がし続ける、不思議な1日でした。
そんな感じで、誰とも飲みに行かず(笑)、ホテルにチェックイン。部屋に入ると、こんなものが。
照れるな^^;。
着替えてすぐにビールを買いに行って、部屋飲みです。夜景がきれいです。
でも、1時間ほど呑んでダウン。明日も朝が早いからなぁ。
footnotes
↑1 | 除く、わたし(笑 |
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あいの日
朝、さすがにしんどいので労働者の権利を行使しました。ちなみに1時間だと、結局勤務時間がはじまる前に出勤しなきゃならないので、ここはゴージャスに2時間とることにしました。
で、のんびり出勤。しかし同じセクションの人で、あとふたりとってるから、みんな疲れてるんだろうな。わたしの疲れ方は自業自得ですが。
今日の授業はふたコマ。まぁ、楽と言えば楽です。新たなことをやるわけではない。もちろん、日々新たなチャレンジはしてるけど、それでも楽ですね。
成績処理をしてみると、意外な結果が出てきたり。まぁでも、ここで気を緩められたらアウトです。なにせ1学期の大きな借金が返せてない。
放課後は中庭コンサートのリハ。少ない人数でこなすのはしんどいですね。どうしたものやら。とにかく長続きする子に入ってもらわなきゃ。まぁでもしかたないものはしかたない。
そんな感じで定時で退勤。明日は忙しい。
絶望しないでね
今日から授業がはじまります。ほんとになんでこんな時に授業をしなきゃならんのだとは思うのですが、しかたないです。
とりま、試験返し。悲喜こもごもです。ちなみに、悲喜は点数と比例するわけじゃないです。30点を越して喜ぶ生徒もいれば、100点を逃して悔しがる生徒もいます。それがおもしろい。
テストを返したら、次の内容へと突入します。しかし、大丈夫かなぁ。内容に入って、まわりがやってることを見て、ようやくなにをしなきゃならないか理解して、それから準備をはじめる生徒がいたりします。ぜったいリモートではムリな生徒ですね。対面の、多数の生徒がいる教室だからこそなんとかなる。
で、授業を3発終えたら年休です。今日はO教育大の人権教育全学シンポジウムです。基本的には授業のある日はこういうことはしないんだけど、大学、それも教員養成系は例外です。だって、同和教育の継承のためですからね。
駅に着くと迎えに来てくださってます。なんか、ものものしいです。卒業生で教員されてるおふたかたと会場へ。「4階です」とか言われてエレベーターの壁を見たら、えらいものものしい階らしいです。うーん
1階のカウンセリングルームあたりが楽だなぁ。
今回はオンラインで配信するとのことで、会場の会議室はほとんどスタジオです。弁護士会の時とか北摂地方の中学校とかで経験してるので、さほどの驚きはなかったりします。ただ、別のことで緊張しています。なにせ、与えられた時間は1時間。しかも情報保障のために早口禁止です。できるのか?実はお座敷週間1日目にテストしたけど、1時間では終わりませんでした。あれから、さらにネタを刈り込んだけど、どうなることやら。
てことで、お座敷スタート。必死で早口をとめます。ちなみに、ふつうにしゃべっても早口なので、意識的にスピードを抑えなきゃなりません。きついな。
それにしても、会場で聞いておられるセンセたちが笑いまくってます。まぁ、あの年代にウケるネタなんですよね。で、もしも学生さんたちがいたら、
「ネタがさっぱりわからんのに、なんで笑えるの?」
ってなるというネタです。
しかし、少しずつ時間が厳しくなってきました。それとともにノートテイクのキーボードの音が聞こえなくなってきました。いったいどうなったんだ?まぁ、UDトークかなにかを使っておられるのかな。
と、「あと5分」のカンペが!やばい!あとふたネタあるけど、そこまでいけるか?
なんとか30秒オーバーくらいで終われました。助かった…。でも、ノートテイカーのみなさんに謝らなくちゃ。
「最後は意味を考えずに入力してました」
とのこと。すみませんすみません。
しかし、もう刈りとる場所はないぞ…。
後半は学生さんの発表と、卒業生のみなさんとのシンポジウム。
とにかくコメントをしなきゃならんのですが、これが難しい。なにせ、自分ができていないことを棚に上げてコメントしなきゃなりません。でもまぁ、いつも棚に上げてるから、まぁええか。
それにしても、ほんとうにO教育大の人権教育ってすごいです。こんなところで学生生活を送れる学生さんって幸せです。でも、世間は厳しい。なので、最後にひとことコメントを求められたので
「大学と現場のギャップに絶望しないでください」
って言いました。するとセンセ方にウケてしまいました。
現場はそう簡単には変わらないけど、あきらめずに変え続けたら変わるんですよね。だから絶望しない。
で、シンポジスト&発表者で軽く打ち上げ。せっかくなので、O教育大の行きつけのお店にしましょう。てことでここ。
「豆狸」です。
まずはビールで乾杯。みなさん、大学の先輩後輩なのて、はじめのうちは近況報告とかO教育大のネタで盛りあがっておられて、わたしは聞き役。ところがそのうち、なんとなくわたしのところにターンがまわってきて、そこからはしゃべりまくってしまいました。
と、やってきました。
ジョロキア焼き飯。みんなでわけわけしたけど、食べられますね。かなりおいしい。
そんなこんなで、8時くらいまで遊んで、さて帰りましょう。
部落問題と向き合う私たち
今日は1週間ぶりに出勤です。同じセクションの人たちには「ごぶさたしています」とごあいさつ。まぁ、セクションのうちの半分近くの人も、昨日が久しぶりの出勤のはずです。
とはいえ、今日は出張日。なので、午前は成績処理とかメールのやりとりとか。そうそう、教科書のスキャンもしなきゃなりません。明日から授業ですよ。しかし、なんでこの時期に授業があるかなぁ。
かつては試験はもっと遅くて、しかも成績処理の余裕をつくるために試験休みがありました。ところが「授業時数の確保のため試験休みはなし」ってなって、それに対して「成績処理の時間を確保せよ」と言ったら、試験期間が前にずれたという、本末転倒な話があったんですよね。まぁそれでも、うちの職場は成績処理の期間は40分授業になるので、おそらくはまだバランスがとれてるほうだとは思います。が、この時期にやった授業内容が3学期まで残るかというと、それははなはだ疑問です。なんか、現実と乖離してるんだよなぁ。
で、午後は出張。ところがここでトラブル発生。1時半スタートなのに2時スタートと、なぜか勘違いしてました。アカン、間にあわん。
午後の出張は、地域の人権教育担当者の会議です。が、同じ日に第2のふるさとで「人権の集い」があることが判明。ならば、わたしたちの研修ということで参加させてもらうことにしました。
今日の講師は石井千晶さん&眞澄さん。この映画に出ておられる人です。一度、滋賀の人権教育の大会でお会いしたんですが、話を聞いたことがなかったので聞きたいなと。
会場に着くと、まだあいさつの最中です。間にあった。
てことで、講演スタート。どんな感じかな…。
まずの印象は、メッチャ緊張しぃなんですね。なんか、ガチガチです。まぁでも、なんとなくわからないでもないです。だって、平日の昼間に来られる人って、仕事リタイアしてる人か、行政の人か、はたまたわたしたちのように仕事で来ることができる人です。リアクションも少ないから、まぁ、しゃべりにくいですわな。なので、うなづいてみたり、ゴソゴソしてみたり。もうひとつの印象は、なんか初々しい。いや、すでに15年講演をされてるのに、なんか「はじめて人前でしゃべります」感が満載です。でも、これがいい味を出してます。もちろん、話せることはいっぱいあって、それらのうちのどれを話すかってことなんだと思います。そのネタあわせをしておられない(笑)。たぶんわざとだと思います。それがなんかいい。
で、話を聞いてて考えたことは、「大人の非当事者って、相談相手がいないんだな」ってことでした。当事者って、運動体とかピアな人とかアライの人とか、いろいろな人とつながりがある。でも、非当事者ってそういう人を不要として生きてきたので[1]「生きてくることができたので」とも言えるけど、あまり言いたくない、いざとなるといない。しかも、年齢があがればあがるほど、いなくなる。これは、わたしとしては、大きな気づきでした。いまさらでしょうが。まぁでも、そこにわたしたち教員の役割があるのかもしれませんがね。
そんな気づきも与えられたけど、なによりいいのが、眞澄さんが主役なのがいい。よく「誰もが当事者」とか「非当事者こそが当事者」って言われます。が、実際には講演する人は、やはりほとんどが当事者です。わたしが知る範囲では「非当事者」で語ってる人は、研究者を除けばほんの数人おられるかって感じでしょうか。ただ、わたしは個人的にはそういう人の話を聞きたい。なぜなら、そこにこそ「変化」があるからです。で、眞澄さんの話は、まさにそこをドンピシャついておられる。
てことで、終わってから演台の方に行くと、千晶さんから「久しぶり」と声をかけてもらってしまって恐縮です。で、ここまで書いてきたことを話したら、千晶さんは
「やっぱりそうでしょ」
と。はい、そうです。また一緒に飲もうという話をして、わたしは会議。
まぁいつものようにつつがなく会議も終わって、帰りましょう。
今日は服を買わなきゃなりません。店員さんに相談できるところがいいんだけど、それでもそんなに高くなくていいの、ないかなぁ。
footnotes
↑1 | 「生きてくることができたので」とも言えるけど、あまり言いたくない |
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〆は二人会
お座敷週間のエンディングは滋賀県の中学校での二人会です。午後一なので、午前は少し時間があります。なので、採点をしてみたり。ただ、いろいろ事務仕事をしていると、メンタルが悪くなってきました。これはやばいな。
それでもお座敷があることには変わりません。とりあえず二人会の相手のAっちゃんと合流。人と話をすると、メンタルも少しまぎれます。たぶん、ひとりでいたら落ち込むんだろうな。
で、会場の中学校へ。ここ、実は3月に一度来ました。ただ、今回はさらにディープなところまで行きたいというオファーがありました。となると、サンプルが一人よりも二人の方がいいだろうということで、二人会をすることになりました。ただ、一昨日~昨日一緒にいたけどネタあわせをする時間もなかったので、お座敷直前にネタあわせです。genderbread personにゴソゴソ◯を打ってみたり。これ、「そうなんだぁ」となったりして、意外とおもしろいです。
で、お座敷開始。前回もだけど、今回もみんな一生懸命聞いてくださっています。もちろん、しょーもないライフストーリーをだらだら話をするのが今回のテーマなので、おそらく退屈なのかもしれません。が、人生なんてそんなもんなんだと思います。それでもやっぱり「もやもや感」はある。それがAっちゃんとわたしの場合はセクシュアリティにかかわる話ってだけのことです。
そんな感じで1時間ばっか話をしたところで、仕込んでおいたgenderbread personが登場。そこから一気にエンディングです。
まぁそれなりにおもしろかったんじゃないかと思うけど、中学生に1時間半オーバーはきつかったかもしれませんね。
さてと、あとは家に帰ってビールだな。昨日のお土産が食べられる。