朝、体調はほんの少しだけしんどいです。昨日仕事をしすぎたからなのか、はたまたウィスキーが1杯多すぎたのか。てか、何杯飲んだんだろう。まぁ、今日は意識化することにしましょう。
今日は午前も午後も出張なので、朝は少しゆっくりできます。とはいえ、ダラダラできません。とりま、ミニッツペーパーの入力は済ませましょう。ついでにプリントをつくったり、読まなきゃならないペーパーのプリントアウトをしたり。
で、スタート。午前の出張は第2のふるさとです。到着してほどなくF田さんが来られたので、一昨日のお礼を言うなど。隣にもうひとりインタビューのターゲットがおられるので、インタビューの依頼をするなど。
で、会議開始。今日はケーススタディです。が、なんか期待していたのとは違います。まるでアセスメントの会議です。「この子の特性として」という言葉が出てきます。いや、そういう話をしたいわけじゃない。
ある生徒のしんどさがその生徒自身の内側にあって、それをどう支援するかって話そのものを否定する気はまったくないです。でもそれは「この会議」の文脈でする話じゃない。ある生徒のしんどさがどのように社会的に構築されてきたのかって話がしたい。
たぶんそもそもケースの選び方の問題ですね。つまり「ケーススタディをしよう」となった時に「いかに切れ目なく支援をしたか」を論議するんだと思われたってことなのかな。まぁ来年度に持ち越しですね。
でも、「切れ目ない支援」の話を聞けたことそのものは悪くなかったです。
てことで、午後の会議場所に移動。午後は某人権教育研究会の地域の会議です。全同教の感想を言いあったり、あれやこれやと話をして、各校の報告をしたり。今日は少し時間がありそうです。おそらくみなさんもそれは考えておられたかな。話はいつしかインクルーシブ教育の方に移行していきます。
基本的に、今の学校、とりわけ高校って、インクルーシブ教育への拒否感がすごくあるように思います。そりゃそうです。「つくり」がエクスクルーシブにできているからです。端的に言うなら、テストの点数で輪切りにして入学者を決めているからです。
なので、一席ぶってしまいました。
「今の社会って、いちおうメリトクラシーって言われてますよね。でも、能力ってなんだっていうと、それって難しい。なので、暫定的にそれを学歴にして、その基準としてテストの点をつかうことにした。でもそれはあくまでも暫定的っぱなしだったんです。ところが、それが固定化されてしまった。本来、「能力とはなにか」「能力を測るとはなにか」「評価するとはなにか」「何を評価しているのか」ってことを疑わないといけない。でも、それを疑ってない。だからインクルーシブ教育に対して拒否的になってしまうんです」
まぁ、夜の仕事でいつも言ってることです(笑)。
個人的には、いきなり「インクルーシブ教育」って話をする前に、まずは「社会モデル」を身につけるところからスタートしたほうがいいだろうと思っています。そうすれば自然と「インクルーシブ教育」にたどり着きます。
そんなこんなで、会議も終了。
帰りに角打ちに寄ろうかと思ったけど、そんなことをしたら、たぶんスケジュールが崩壊します。なのでヤンペ。来週か再来週に年末のあいさつをしに行きましょう。
てことで、おうちに帰って、夜の仕事の準備です。とにかくワークシートの不備がわかったので、それをうまく整理しなきゃなりません。いろいろ考えて整理し直したら、スライドに影響が出てきます。そのあたりはドラフトでおいておきましょう。
お次は読まなきゃならないペーパーです。アカン。頭に入ってこない。なんか変です。
そんなことをしていたら、晩ごはんの時間です。やめよう。ここからはレストの時間です。ビールだビール。