外国につながるダイレクトの子どもについて

今日は某人権教育研究会の総会です。なので、朝は少しゆっくり。ただ、録画機材があるので、少し多めの荷物を持って、京都府中部の町へ向けてスタート。
しかし、北行きの電車は混んでますね。時間帯が悪いのか、どこかの生徒さんが山のように乗ってます。まぁでも、すぐにすいたのでよかった。最寄り駅から1km弱歩いて到着。
着いたらみなさんすでに準備をほぼ終えておられます。早いな。なので、わたしはダラダラ。そうだ受付担当でした。と、Tじさんがうれしそうな顔をして来ました。新採で人権教育担当なんですよね。まぁうれしいでしょう。
やがて今日のプログラムがスタート。まずは本店の悉皆研修です。とはいえ、来ないガッコもありますね。まぁそういうことです。
続いて研究会の総会です。これはつつがなく終わります。かつては事務局とか常任委員の選挙があって、反対票の多さを自慢してた時期がありましたが、そんなことも昔の話です。
で、午後は記念講演。タイトルは「外国につながるダイレクトの子どもについて」です。ホットなテーマです。講師は堀江さん@京都府国際センターと呉さん@鳥羽高校定時制です。まずは堀江さんから外国にルーツのある子どもたちの最新の状況&京都府の状況を話してもらいます。クイズを交えて話されますが、クイズを出すときに「じゃん!」と鳴ります。接続したスピーカーはsound core3なので、ムダに音がよくて、個人的に笑ってしまいました。
まぁでも、聞いている人たちはあっけにとられたでしょうね。たぶんぜんぜん知らない世界のことなんだと思います。が、その知らない世界が、実はすぐ隣にあります。そのことを知ってほしかったし、とりくみをはじめてほしい。そしてなにより、わたしたちの研究会として、とても大きな課題であり、活動しなきゃならない内容なんだということを実感してほしい。
さらに呉さんの話は具体的です。「そんなことをやってるのか」という内容です。てか、すでに外国にルーツのある生徒のほうが多いし、もっと言えば日本語指導が必要な生徒のほうが多い。なんぼなんでもです。
そんな話を聞いたあとは、質疑応答。京都府南部のある学校から「失敗経験」が出されました。ありがたい。わたしからも「把握しなけりゃならないこと」を、自分のガッコのことを出しながら質問してみたり。
ということで、予定していた時間を越す2時間以上の講演会が終了。
帰り道、研究会としてできることをみんなで出しあいました。そして懇親会。呉さんは勤務時間なので来られませんでしたが、堀江さんが参加してくださいました。
てことで、みんなで「外国人教育の夢」を語りあって盛り上がりました。こんな日が来るとはなぁ。でも、「こんな日」をつくってくれたのは外国にルーツのある生徒たちだし、いわば「失敗した子ら」です。だからこそ、ほんとうに夢を現実にせねば。
そんなことをひしひしと感じながら、なぜか堀江さんを最寄りの駅まで送って帰るなど。
うん、楽しかった!やるぞ!