朝、目が覚めると7時過ぎです。日曜日なのに「もったいない感」がないのは、ここ数日しっかりと休めているからでしょうね。
外は雨です。ほんとうはそろそろ散歩がしたいところだけど、断念。いつもの通り、朝の行事をすませて、気がつくとお昼です。お昼ごはんをすませたら、読書開始です。なににしようかと思ったけど、チョイスしたのは『<教えること>のエスノグラフィー』です。
読みはじめると、なかなか最初のあたりがやっかいですね。おそらく「インタビューは語り手と聞き手の相互行為である(桜井 2002)」みたいな感じでひとことであらわせる「いま」ではなく、まさにインタビューとか参与観察とかが、相互行為であることを言いはじめたころのものなのかな。なので、言語行為論は出てくるは、現象学的社会学が出てくるは、もちろんエスノメソドロジーも出てくるは、とにかく「そこ」に至る道筋がていねいです。ものすごく勉強になります。が、すみません。ていねいに読んでいたら日が暮れるので、とにかくざっと読むことにしました。
てことで、そのあたりの理論的なあたりが終わったところで、本日の読書の時間は終了。まぁでも、明日からは「ライト」な感じのところになるはずです。じゃないと、読めない。
あとはシャワーを浴びて、クセスゴ最終回を見ながらビールを呑んで寝ましょうか。
しかし、ここ数日、ほんとうに充実していたなぁ。
次にこんな日を過ごせるのはいつなんだろう。
月: 2025年3月
もしかしたら・こもりん4日目
朝はのんびり起きましょう。なにしろ土曜日です。もともと「市集会」に行くべくチケットを入手していましたが、「強制こもりん期間」が続いているので、泣く泣く断念です。なので今日もこもりんしましょう。
そう言えば、今日は「3・1(サミル)」ですね。きっとガッコに行ってたら、授業は「知ってるか?」からはじまりますね。
というのはおいといて。
実は、昨日ipadの壁紙を変えてみようかなと思って、かつてとった写真に変えました。
「雪と氷の世界」です。
この写真に変えてから、妙にipadに親しみがわくというか、落ち着くというか。ipadを身近に感じるようになりました。
で、今朝はどうするかと思ったけど、A日新聞のデジタル版の契約をしようかと。といっても、紙媒体のもとってるので、「半年コース」であれば、月500円です。まぁ、再任用の身にはつらいものではありますが、ほんの少し贅沢させていただきましょう。
契約して、すぐに紙面ビューアーをインストール。ふむ。これ、いいわ。メッチャ便利です。もちろん、家にいるときは紙を見ればいいんだけど、考えてみると外にいるときの方が多いです。しかも、かつて「学級通信」を出していたときは「今週の新聞記事から」を書く関係で、毎日新聞[1]≠毎日新聞を読んでいたけど、今は読む気力が起きません。でも、これなら読めますね。いいかも。授業の雑談も「今週の新聞記事から」どころか「昨日の新聞記事から」とか「今朝の新聞記事から」ってできそうです。あと、いちいち新聞を確認したり、リモコンの番組表を見なくても、ipadでテレビ欄が確認できます(笑)。
昼ごはんを食べたら、読書ですね。こたつに寝っ転がりながら、ひたすら読み進めます。
今日は「キャリア問題」です。昨日は「アイデンティティの類型化」みたいなのと、「いかにしてそうなったか」というあたりの話でしたが、今日は「そのままでは終わらないよね」って話です。具体的には、生徒の状況が変わったり、施策が変わったりします。それにともなって、「アイデンティティ」に変化が起こる。その変化を食いとめる方向で動くのか、実際にアイデンティティに変化が生じるのか。
身につまされますね。
いや、かつてわたしが担任をしていたころは、うちの学校は自他共に認める「しんどい学校」でした。が、はっきり言って、今はしんどくないです。いや、今の人たちは「しんどい」って思ってるかもしれないけど、当時と比較すると「しんどくない」と言えます。だって、教室に行ったら生徒は座ってるもん(笑)。小さな「違反」はいっぱいあるけど、そんな「違反」はかつては「違反」とはとらえられていませんでした。なにせ、「大きな」違反が山のようにあって、それにマスクされていましたからね。そういうのがなくなったから、「違反」として認識されるようになった。ただ、その「違反」の範囲を自ら増やそうとしていく。すると、違反が「増える」。そして、その対処をしなくちゃならなくなるので「しんどく」なる。いまのうちの学校のしんどさは、そういうしんどさだと思っています。
もっとも、うちの学校の「しんどさ」が、その程度で終わっているのは、そうやって「しんどさ」をつくりだしていることによるものだという話もあります。まぁそのあたりはややこしい。
いずれにしろ、かつての「しんどさ」を乗り切るために求められていたスキルやスピリッツと、今のしんどさを乗り切るために求められているスキルやスピリッツには、少しズレがあります。問題は、「今のしんどさ」を乗り切ろうとしている人たちは、かつてのスキルやスピリッツを知らないということです。別に、かつてのスキルやスピリッツが今使えないわけではない。ただ、使える人がいないというか、使っている人がいないので、「そういうやりかた」を知らないだけのことです。
まぁ、このあたり、どうするのかなぁ。「かつてのスキルやスピリッツ」を風化させるのは、違うと思います。だって、それを人は「同和教育の成果の継承」っていうわけですからね。
まぁそんなことを考えながら、暗くなる前に読了。
さてと。次は何を読もうかな。
ビールを呑みながら、ニュースを見ていると、ゼレンスキーとトランプの対談をやってました。対談じゃないな。てか、バンス、ひでえな。ケンカを売ってます。まぁどうせ「仕掛け」なんでしょうね。バンスがケンカをふっかけて、ゼレンスキーが受けて、それを理由にトランプはゼレンスキーがケンカを売ったと解釈したフリをして、ゼレンスキーにふっかける。
しかし、トランプに「正確な情報」ってあるのか?どうも「情報源はyoutubeとyahoo知恵袋」的なにおいがプンプンします。まぁ、授業のネタがまたひとつできました。
それにしても、この4日間、とても充実しています。もしかしたら退職後の生活ってこんな感じ?
退職しても「授業」と離れる気はあまりありません。どちらかというと「授業」に特化しながら、その「授業」の中でいろんなことをやりたいとは思っています。もちろん「おべんきょ」もしたい。そのために、おべんきょはし続けます。ただ、おべんきょする時間がない。それがこの4日間できています。
この生活、いいなぁ…。でも、残り1日か。
footnotes
↑1 | ≠毎日新聞 |
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