朝、目が覚めると6時前です。せっかくの土曜日なのにもったいない。なので、おふとんの中でしばしゴロゴロ。8時過ぎに起きだして、猫の額で朝ごはん。
3月とは言え、やはりまだ寒いですね。なので、食べ終わったら早々に撤収です。
で、9時過ぎにスタート。今日はセクシュアルマイノリティ教職員ネットワークのセミナーです。が、その前に実家に寄らなきゃなりません。なんでも、浴槽のエプロンがはずれたんだとか。いろいろ見ていると、どういうしくみかだんだんわかってきました。要は、ネジのところに引っかけて、上はパッキンでとめるわけね。かなり力が必要だったけど、なんとかエプロンを取りつけられたので、よかったよかった。
そのまま某所でワインを買い込んで、会場の同志社大学へ。スタッフの集合時間になって、ボチボチとみんな集まってきました。やがて、今回ものすごくお世話になったO寺さんが来られました。今回同志社大学でできるようになったのは、水月亭で、たまたまO寺さんと一緒になったのがきっかけでした。やがて、今回メッチャお世話になった和田さんが来られました。メチャクチャサービス精神が旺盛な方です。やがて参加者の方が来られる時間です。と、「久しぶりです」と声をかけられて見ると杉田さんでした。メッチャ久しぶりです。と、岡野さんが登場です。なので、「東九条マダンでお会いしました」とアピール。
やがて、今回の講師のほっしーさんが来られました。てことで、機材セット開始です。が、なかなかつながらない。どうやらHDMIがいうことを聞かないようです。でも、そのうちつながったので、よし。
で、ほっしーさんの講演開始です。
はっきり言ってすごいです。まずはなにがすごいかというと、先行研究にあたっておられるところです。木村涼子さんとか片田孫朝日さんとかが出てきます。片田さんが出てくるということは、ポスト構造主義に依拠しているということです。もうひとつのすごさは、教員の持つ権力性を自覚して、それをいかに適切に行使するかを考えておられるところですね。そういうふたつの態度を持ちながら、「自分らしさ称揚系」を批判的に乗り越えられていきます。
ちなみに、今回の話は「実践」についてです。その実践を支えるものとして、こうしたバックボーンがある。で、実践の紹介です。これがまたおもしろい。いや、きっとメチャクチャたいへんだったんだろうなと思います。でも、そういう中できちんと実践されます。しかも、「あらかじめ準備しておいた性教育実践」ではなく、偶発的な性教育実践であるところがすごいです。これは質問をせねば。
ということで、いろんな人の質疑応答に混じって
「通常、性教育の実践って、あらかじめ準備しておくことが多いと思うのですが、なぜ突然国語の授業が性教育の授業に切り換えることができるんですか?」
と質問。すると、
「内側からわきあがってくるんです」
とのお言葉。なので、さらに質問。
「ふだん、何を考えてるんですか?」
すると
「ずっとフェミニズムのことを考えています」
まぁそうでしょうね。だからできるんです。そして、このひとことを、若い参加者に聞いてほしかった。
講演会の後は交流会です。みなさん、ワイワイとしゃべっておられますが、わたしは少し用事。さらに交流会パート2があったので、そちらは参加。
そんなこんなで5時に終了です。お次は懇親会です。会場はバザールカフェです。ちなみに、飲み物は持ち込みです。なので、ワインを買ったのでした。
懇親会の最初は店長さんからバザールカフェの説明です。このあたりがおもしろい。そして乾杯です。
まずは前菜。
うまいわ。そしてメイン。
ちなみに、ちゃっかりとほっしーの隣に陣取りました。せっかくなので
「「ずっとフェミニズムのことを考えています」というひとことを聞きたかったんです」
と言うと
「いつきさんもでしょ?」
と返されて
「そうです」
というお約束のやりとりです。
やがて〆のグリーンカレーです。
いやぁ、おいしかったです。
さらに2次会です。ここでようやくみなさん自己紹介。まぁそんなもんでしょう。そんなこんなで、10時過ぎに解散です。
明日、大丈夫かなぁ。まぁ日曜日だからいいか。
しかし、ほんとうにいいセミナーでした。ほっしー、ありがと!
年: 2025年
特殊業務・第2弾
今日は特殊業務・第2弾の日なので、またまた少し早めに出勤です。とりま、放送室に出勤して、ストーブをつけて、放送機材に火をくべます。別に真空管じゃないので早めに入れる必要はないかと思うけど、ついつい入れてしまいます。
そして朝ごはんからの打ち合わせ。
で、いつものように業務は進行していきます。が、何やら「ハム音」が聞こえるらしいです。えーと。とりま休み時間ですね。あちこちスイッチを切ってみて、廊下のスピーカーに耳をすませます。結果、メインボリュームを下げるとハム音がなくなったので、原因はパワーアンプだなと。てことは、経年劣化ですね。しかし、この機材、わたしよりも後輩なんだけどな。
あとは淡々と業務を進行するだけです。空いた時間は、いつもの「作業」です。が、昼前に「作業」も終了。おべんとは豪華です。
食べすぎました。午後は作業も終わったので、読書かな。が、眠くなりそうです。が、コンソールの前に座ると、目が覚めました。そりゃそうだ。
そんな感じで、無事、特殊業務終了。しかし、これ、誰に引き継ぐんだろう。
帰り道、髪をカットしてもらってさっぱり。春仕様やなぁ。
船頭をしろと…
朝、体調は激悪です。昨日、飲みすぎたのかなあ。そんなことないはずだけどなぁ。弱くなったのかなぁ。
とりま、それでも出勤です。朝の立番で、とある教員が昨日ペペロンチーノを食べすぎたのでニンニクくさいとのことでしたが、わたしもアルコールくさいな。
てことで、1時間目の試験カントクでは
「お酒くさかったらごめん」
と、先に謝っておきました。
午前は試験カントクにまみれて、あっという間に昼休み。
おべんと食べたら、明日の特殊業務の準備です。が、これも1時間ちょっとで終了。
やがて時間が来たのでオンラインの打ち合わせ。なんでも、5月に船頭になってくれと。えーと、うしろからいろんなものが飛んでこないか少し心配ですが、まぁ大丈夫でしょう。乗りかかった船なので、ちゃんと乗りましょう。
そんなこんなで、1日ボーとしながら過ごして、定時に退勤です。あかん。いろんなことをやる元気がありませんでした。
朝からワチャワチャ
今日は滋賀県の某中学校でお座敷です。ここ、毎年呼んでいただいています。今年は声をかけてもらったのが少し遅くて、日程的にも時間的にも少々タイトな中で、この日になりました。ちなみに、午後からは会議があるので、時間についてもかなりわがままを聞いてもらった感じでしょうか。
で、最寄りの駅へ。ところが、なかなか迎えに来て下さった方が見つかりません。なんか、それっぽい人がいるのですが、役場の車に乗っておられます。おかしいなぁと思ったら、実はその方でした。なんと、中学校に公用車があるんだ。まぁでも駅からかなり離れたところなので、そういうことなのかな。
学校に着いたら、そのまま会場の教室へ。機材セットです。といっても、つつがなく接続できて、生徒さんを待ちます。と、保護者の方がおひとり。なんでも、4年ほど前に上の子どもさんが在学していて、その時に聞いてくださったんだとか。で、もう一回聞きたくて来られたんだとか。いや、話、一緒やし。
やがて生徒さんが入ってきました。けっこうワチャワチャしています。いい感じですね。
てことで、お座敷開始。うーん、つかみがイマイチです。が、「いつも笑ってくれるんだけどなぁ」とぼやくと、ちゃんと反応してくれます。学年は変わっても、優しさは変わりませんね。笑うべきところはちゃんと反応してくれて、聞いてほしいところはちゃんと聞いてくれます。それが、表情から伝わってきます。
てことで、間に10分ばっか休憩を入れたけど、2時間連続の授業をしゃべりきりました。最後の拍手も温かいですね。
で、支店長室へ。ここで交流会に来ている子が行っていた中学校の教員の方が来られて、ひとくさり話。
で、急いで駅まで送っていただいて、そのまま職場へ。が、すでに会議がはじまってずいぶんと経っています。まぁええか。
やがて会議が終わって、みなさん職員室に帰ってこられました。ちょこっと報告を聞いて、あとは採点です。うーん、詰めが甘い。どうなるかなぁ。
採点が終わって、いろんな処理をしていたら定時が来たので退勤です。今日はちょぼやき会があるので、そちらの会場へ。今日のスピーカーはYーきです。自分をつくった3つのできごとを語ってくれました。もちろんひとつは知っていますが、あとふたつは詳しくは知りません。ある人のライフストーリーを、どの角度から光を当てて浮かびあがらせるか。その光の当て方によって、浮かびあがってくるライフストーリーはぜんぜん違いますね。なんか、そういうことを感じさせてもらいました。
ちょぼやき会のあとは、懇親会です。今日はY田さんの壮行会も兼ねています。ワイワイと呑んで食べてしゃべって、10時過ぎに解散。ですが、せっかくなので、駅ナカでもうひと呑みしましょうか。Iっぽくんがいないのが寂しいけど、まぁいいか。
ということで、11時前にこちらも解散。さて、帰りましょう。
木を植えるように・再び
今日は午前も午後も出張です。午前の出張は第2のふるさとです。なので、朝は少しゆっくり。最寄りの駅からは相わからずの登山です。雨はつらいな。
会場に着いて、資料を机の上に並べて、しばし雑談。やがて会議開始です。
まずは保育園の報告です。とりくみの報告のあと、絵本についてのアンケート結果報告。なぜかここで盛りあがります。
「今日日、絵本の読み聞かせの重要さみたいなことは保護者に伝わるのか?」
って話です。まぁそりゃそうです。youtubeにあやしてもらうのは、すでに定番です。しかも、絵本は高い。思わず
「絵本をpdf化してタブレットに放り込んで、タブレットの読み聞かせとかどないですか?」
と提案するなど。まぁ、著作権をパスできないか。ただ、絵本の読み聞かせって、例えば
「そこ、もう一回」
みたいなことができるし、もっと言えば「読み手」と「聞き手」の相互行為として成立するので、そのあたりが大切なんじゃないかなと思ったり。
その後、高校からの報告です。わたしも持っていったペーパーの説明をしたり。さらにその後、内田さんのレジュメをめぐってディスカッション。あらためてレジュメを見たけど、なかなか示唆に富むレジュメですね。ただ、読み込まないと読めないので、うちの教職員はどれくらい読んでくれたのかなぁ。
そんな感じで、午前の会議終了。終了後、来年度へ向けて、少し謀議。そして、午後の出張先に向けて移動です。
午後の出張先は7年前に来た木を植えるように家を植えるムラです。ちなみに年末のツーリング先です。しかし、小雨がぱらついてます。どうなることやら。
なんでも後半天気が悪化するので、まずはフィールドワークから。ただ、このムラは平坦路がなく、急坂しかありません。会館を出たら、まずは登りです。あきれるほどの急坂です。ちなみに、ムラの中には大きくは2本の山道があるのみです。それらが合流して、ひとつの峠道になります。その後、地区改良事業で、中腹にもう一本横に道を通すことで、合流地点まであがらなくても横移動が可能になったとのことです。当初、合流地点までしか登らない予定だったらしいですが、つい
「一番上まで行きましょう」
と提案。結局行くことになりました。ちなみに「一番上」とは峠ではなく、さらにその上にある「火葬場」のことです。しかし、この急坂を遺体を担いで上がるって、どうやってやねんと。そして、「火葬場」のあたりの風の強いこと。たぶん、狭い谷間を風が吹き上がるから、上の方は強風になるのかな。
で、再び急坂を降りて、合流地点からもう一本の坂道へ。坂の横に手すりがついてます。そりゃそうです。高齢化が進むこのムラで、手すりなしは考えられません。
ただ、前から不思議だったのは、家がけっこうしっかりしています。そして、なんとなく栄えていた感があります。なんでだろうと思っていたら、どうやら急坂は旧の街道だったんだとか。なるほど!しかし、難所やったんやろなぁ。
てことで、坂道を降りきると、風はやんでました。でも、上は吹いてるんでしょうね。会館に入ると
「どうぞ」
ということで、温かいお茶を準備してくださってました。ありがたい…。ひとくち飲むと、温まります。優しさもじんわり伝わってきて、なんとも言えない気持ちになりますね。
その後、支部長さんの話とか質疑応答とか。支部長さん、講話ははじめてとのことで、メッチャ緊張しておられました。もうしわけないです。
そんなこんなで、今年のフィールドワークも終了です。とても有意義でした。帰り道、
「また数年後、よろしくお願いします。わたしはいないと思いますけど」
とあいさつしておきました。
「ぃやいや」
と笑っておられましたが、マジでいないぞ(笑)。
てことで、帰りますか。
帰り道、身体が冷え切ってるので、角打ちに寄ることにしました。今日もレジェンド席にはレジェンドがおられます。
「きざみ、あるよ」
「そしたら、きざみ」
ここはいつものおだやかな時間が流れています。レジェンドのみなさんの中には、来られなくなった方もおられたり、復活された方もおられたり。少し寂しかったりもするけど、ゆるくつながり続けたいな。
どのように語ったか
朝、いつもの6時に起床です。まぁでも身体は楽ですね。休養がとれてる感じです。逆に言うと、これくらい休まないと、休めたことにならないってことです。
てことで出勤。みんな
「大丈夫ですか?」
と聞いてくれます。どうやら、今日も休む予定にしていたらしいです。しもた(笑)。
まぁでもいいです。今日出勤しなかったら、いろんなことが崩壊します。
ということで、まずは明日の出張の準備から。と言っても、コピー機にがんばってもらうだけのことです。便利な世の中になりました。
お次は学年末試験関連です。幸いにして、今日も休むことを見越して、4時間目は他の授業に振り替えてくれてました。ちなみに、その授業は時間が足りなくて困っておられたとのことで、win-winです。
と、『資料集』が来ました。25冊ごとの包を解体して、14冊の包を14包と8冊の包をつくらなきゃなりません。これがあるので、今日は来なきゃならなかったのです。
おべんとのあとは、久しぶりに授業です。
まずは「感染」報告から。続いて今週のトピックです。
「やっぱあれやな。ゼレンスキーとトランプの会談やな」
生徒らが「きたぞ」という感じでこっちを見ます。
「いや、会談の中身もさることながら、会談のしかたがひどい。会話分析ってのがあってね。往々にして「割り込み」「沈黙」「さえぎり」ってのを使って会話をコントロールすることがあるねん。で、会話において「何が語られたか」ではなく「どのように語られたか」を分析することで、その場における権力関係とがわかるねん。そういう観点であの会談のゼレンスキーとトランプ・バンスの間でなされた会話の仕方をみると、あの会談がいかにひどいものだったかがよくわかるねん。だから、キミらも動画で見る機会があったら、そういう観点でみてごらん。いかにひどかったかがすぐにわかるから」
まさかじぶんが「どのように語られたか」という話をする日が来るとは思いませんでした(笑)。
そのあとは、積分範囲の最後のチェック。「どのように答えるのか」を伝えておきました。
掃除カントクをしてたら、支店長が「ちょっと来て」というので部屋に行くと「合格通知」を渡されました。なので、ついでに心が揺れた話を報告しておきました。
再び職員室にもどって、あれやこれやしてると、あっという間に定時です。でも、今日は急いで帰らなきゃならないわけではありません。仕事もないわけじゃないから、しばらくいましょうか。てことで、小一時間残っていろいろやって、帰りにウトロへ。
しかし、わたしがウトロに来るの、たいてい他の人が帰ってからなんですよね。なにやってるんだろうと思うけど、けっこう大切な話をしてると思います。もちろん、会議の場所で話すべきことなのかもしれませんが、大きな流れの話というよりも「すき間を埋める」雑事みたいなことなので、こんな感じで話すことが大切なんじゃないかな。わたしの役まわりってことです。
と、Mょんすさんから「おもしろい話」が舞い込んできました。うーん、どうしよう。少し考えなきゃなぁ。でも、おもしろいかもなぁ。しかし、「わたし」かぁ(笑)。
さてと。いろんなことをやったので、今日は充実してました。帰ってビールを飲もうかな。
しまった、今日は水平社設立集会記念日だった^^;
しっかりダラダラする・こもりん5日目
朝、目が覚めると7時過ぎです。日曜日なのに「もったいない感」がないのは、ここ数日しっかりと休めているからでしょうね。
外は雨です。ほんとうはそろそろ散歩がしたいところだけど、断念。いつもの通り、朝の行事をすませて、気がつくとお昼です。お昼ごはんをすませたら、読書開始です。なににしようかと思ったけど、チョイスしたのは『<教えること>のエスノグラフィー』です。
読みはじめると、なかなか最初のあたりがやっかいですね。おそらく「インタビューは語り手と聞き手の相互行為である(桜井 2002)」みたいな感じでひとことであらわせる「いま」ではなく、まさにインタビューとか参与観察とかが、相互行為であることを言いはじめたころのものなのかな。なので、言語行為論は出てくるは、現象学的社会学が出てくるは、もちろんエスノメソドロジーも出てくるは、とにかく「そこ」に至る道筋がていねいです。ものすごく勉強になります。が、すみません。ていねいに読んでいたら日が暮れるので、とにかくざっと読むことにしました。
てことで、そのあたりの理論的なあたりが終わったところで、本日の読書の時間は終了。まぁでも、明日からは「ライト」な感じのところになるはずです。じゃないと、読めない。
あとはシャワーを浴びて、クセスゴ最終回を見ながらビールを呑んで寝ましょうか。
しかし、ここ数日、ほんとうに充実していたなぁ。
次にこんな日を過ごせるのはいつなんだろう。
もしかしたら・こもりん4日目
朝はのんびり起きましょう。なにしろ土曜日です。もともと「市集会」に行くべくチケットを入手していましたが、「強制こもりん期間」が続いているので、泣く泣く断念です。なので今日もこもりんしましょう。
そう言えば、今日は「3・1(サミル)」ですね。きっとガッコに行ってたら、授業は「知ってるか?」からはじまりますね。
というのはおいといて。
実は、昨日ipadの壁紙を変えてみようかなと思って、かつてとった写真に変えました。
「雪と氷の世界」です。
この写真に変えてから、妙にipadに親しみがわくというか、落ち着くというか。ipadを身近に感じるようになりました。
で、今朝はどうするかと思ったけど、A日新聞のデジタル版の契約をしようかと。といっても、紙媒体のもとってるので、「半年コース」であれば、月500円です。まぁ、再任用の身にはつらいものではありますが、ほんの少し贅沢させていただきましょう。
契約して、すぐに紙面ビューアーをインストール。ふむ。これ、いいわ。メッチャ便利です。もちろん、家にいるときは紙を見ればいいんだけど、考えてみると外にいるときの方が多いです。しかも、かつて「学級通信」を出していたときは「今週の新聞記事から」を書く関係で、毎日新聞[1]≠毎日新聞を読んでいたけど、今は読む気力が起きません。でも、これなら読めますね。いいかも。授業の雑談も「今週の新聞記事から」どころか「昨日の新聞記事から」とか「今朝の新聞記事から」ってできそうです。あと、いちいち新聞を確認したり、リモコンの番組表を見なくても、ipadでテレビ欄が確認できます(笑)。
昼ごはんを食べたら、読書ですね。こたつに寝っ転がりながら、ひたすら読み進めます。
今日は「キャリア問題」です。昨日は「アイデンティティの類型化」みたいなのと、「いかにしてそうなったか」というあたりの話でしたが、今日は「そのままでは終わらないよね」って話です。具体的には、生徒の状況が変わったり、施策が変わったりします。それにともなって、「アイデンティティ」に変化が起こる。その変化を食いとめる方向で動くのか、実際にアイデンティティに変化が生じるのか。
身につまされますね。
いや、かつてわたしが担任をしていたころは、うちの学校は自他共に認める「しんどい学校」でした。が、はっきり言って、今はしんどくないです。いや、今の人たちは「しんどい」って思ってるかもしれないけど、当時と比較すると「しんどくない」と言えます。だって、教室に行ったら生徒は座ってるもん(笑)。小さな「違反」はいっぱいあるけど、そんな「違反」はかつては「違反」とはとらえられていませんでした。なにせ、「大きな」違反が山のようにあって、それにマスクされていましたからね。そういうのがなくなったから、「違反」として認識されるようになった。ただ、その「違反」の範囲を自ら増やそうとしていく。すると、違反が「増える」。そして、その対処をしなくちゃならなくなるので「しんどく」なる。いまのうちの学校のしんどさは、そういうしんどさだと思っています。
もっとも、うちの学校の「しんどさ」が、その程度で終わっているのは、そうやって「しんどさ」をつくりだしていることによるものだという話もあります。まぁそのあたりはややこしい。
いずれにしろ、かつての「しんどさ」を乗り切るために求められていたスキルやスピリッツと、今のしんどさを乗り切るために求められているスキルやスピリッツには、少しズレがあります。問題は、「今のしんどさ」を乗り切ろうとしている人たちは、かつてのスキルやスピリッツを知らないということです。別に、かつてのスキルやスピリッツが今使えないわけではない。ただ、使える人がいないというか、使っている人がいないので、「そういうやりかた」を知らないだけのことです。
まぁ、このあたり、どうするのかなぁ。「かつてのスキルやスピリッツ」を風化させるのは、違うと思います。だって、それを人は「同和教育の成果の継承」っていうわけですからね。
まぁそんなことを考えながら、暗くなる前に読了。
さてと。次は何を読もうかな。
ビールを呑みながら、ニュースを見ていると、ゼレンスキーとトランプの対談をやってました。対談じゃないな。てか、バンス、ひでえな。ケンカを売ってます。まぁどうせ「仕掛け」なんでしょうね。バンスがケンカをふっかけて、ゼレンスキーが受けて、それを理由にトランプはゼレンスキーがケンカを売ったと解釈したフリをして、ゼレンスキーにふっかける。
しかし、トランプに「正確な情報」ってあるのか?どうも「情報源はyoutubeとyahoo知恵袋」的なにおいがプンプンします。まぁ、授業のネタがまたひとつできました。
それにしても、この4日間、とても充実しています。もしかしたら退職後の生活ってこんな感じ?
退職しても「授業」と離れる気はあまりありません。どちらかというと「授業」に特化しながら、その「授業」の中でいろんなことをやりたいとは思っています。もちろん「おべんきょ」もしたい。そのために、おべんきょはし続けます。ただ、おべんきょする時間がない。それがこの4日間できています。
この生活、いいなぁ…。でも、残り1日か。
footnotes
↑1 | ≠毎日新聞 |
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在宅勤務とか工作とか・こもりん3日目
今日は卒業式本番です。もちろん、職場には行けません。が、なんとなく緊張です。
とりま、部員や副顧問に連絡して、準備状況を確認です。なんでも「式歌」は加工バージョンを使うことにしたんだとか。まぁそりゃそうでしょう。
やがて保護者が入ってくる時間になりました。このあたりからは「待つ」ことしかできません。
が、その最中に、印刷屋さんから電話があったり、あれやこれやと各種連絡です。そんなこんなをしていると、11時をまわります。念のために職会資料に出ていた大雑把なタイムテーブルを確認すると、11時40分くらいまであるみたいです。てことで、頃合いを見て
「そろそろ片づいた?」
と連絡すると
「まだ片づけ途中です」
とのお返事。
「ごめん」
と返すと
「あとケーブル1本です」
とのお返事。そういうことかい!
その後副顧問とも連絡が取りあえて、とりあえずひとつアクシデントはあったけど、なんとかなったらしいことがわかりました。よかった…。ただ、課題は課題なので、「今回のアクシデントをいかにして回避できるようにするか」「アクシデントが起こったことをできるだけ早く確認するためにはどうするか」ってことは、ミーティングで話しあった方がいいかな。
まぁそれでも、3年前に引き続き、わたしがいない状況で卒業式ができたのは、将来的にはとてもいいことです。
ということで、午後はフリーになった気持ちですね。
それにしても、ふだんは職場のPCがメインで、家のPCはあまり使わないけど、今回のように家のPCを使う時間が増えると困るのが、実はマウスだったりします。現在はこんな感じです。
キーボードの位置はちょうどいいんだけど、マウスがビミョーに遠いです。さらに、手が固定できないので、肩に力が入って、メッチャ肩こりになります。キーボードスタンドにステーを噛ませて、マウスの台を近くに持ってくることを考えていましたが、それもめんどくさいなと。そう言えば、職場に使っていないタッチパッドがあるので、水曜日にそれを持って帰ってきてキーボードの間に入れようと思っていました。が、学校に行けなくなりました。さてどうするか。
つくるか…。
高さが250mmで、幅が200mm、できれば長さが400mmほしいですね。いろいろ探していたら、ちょうどいい「素材」が見つかりました。210x150x220の本が40冊入っていた段ボール箱でした。ということで、つくりました。
単に段ボールを半分に切って押し込んだだけです。それでも、ものすごく快適になりました。さらに、箱の中に入っていたものも入っていたものなので、愛着がわきますね。それにしても、なぜもっと早くつくらなかったんだろう。
工作のあとは読書です。
メッチャおもしろいですね。「教職アイデンティティ」のあたりとか「社会化過程」のあたりとか、「がってんボタン」を100回くらい連打したいですね。というか、若手教員はもちろん、中堅教員にとってもいい学びになるはずです。
てことで、読書に疲れたところでお風呂に入りましょう。きっとビールがおいしくなるはずです。
しかし、今日の前半は在宅ワークだったけど、後半は有意義な時間だったかな。
摩擦係数を増やす・こもりん2日目
朝、ムダに目が早く覚めます。が、とりあえず寝ましょう。が、昨日ほどの体調の悪さではないですね。検温すると、ほぼ平熱です。頭痛も、たまにズキンと来る程度で、悩まされるほどのことはないです。
とりま、朝ごはんを食べて、さてどうするか。
最大の難問は今日の午後にある卒業式の予行と、明日の午前にある卒業式本番の放送です。とりま昨日副支店長に「今週休みます」という話はしてあります。
そうそう。今回は「感染してすみません」は絶対に言わないでおこうと思いました。やはり現在もcovid-19にかからないための「予防」的なことはあります。が、それが行きすぎると「予防に失敗した人」になってしまう。そして、その自認があるから「感染してすみません」になる。でも、相手はウィルスです。なので、感染は起こりべくして起きる。感染したときに「とりみだす」。それでいい。だから「とりみだしたこと」は話しても「謝らない」。
と同時にもうひとつ、「ありがとう」はいっぱい言おうとも決めています。教科に、セクションのみなさんに、そしてなにより放送部に。
ただ、放送部に「ありがとう」という前にやらなきゃならないことが山のようにあります。
てことで、今日の予行についての諸連絡をひたすらします。さらに副顧問にも同じ連絡をします。同じ連絡をすることで、何が起こっているかを共有してもらうこと、そして適切なアドバイスをしてもらうためにです。
まぁ、機材セットはそれはそれ。予行の進行も、まぁそれはそれ。と、なんでも「式歌」が3番まであるのを1番しか使わないんだとか。うーん。予行ではフェードアウトで処理したみたいだけど、不細工だよな。やるか。
ということで、いつものsound engineとradio lineでちょこちょこいじって、無事加工を終えました。こいつを副顧問に送って、今日の業務は終了です。さすがに疲れた。
さてと。あとは読書の時間にしましょう。何を読もう…。そうだ!『〈しんどい学校〉の教員文化』だ!
読みはじめると、とまりませんね。おもしろい。ただ、たぶんこの世界は、いまのうちの教員にはわからないだろうなぁ。
例えば、しんどい生徒が踏みとどまるのは、教員の力じゃないんですよね。子どもたち同士の「摩擦」の中で漏れ落ちないんです。でも、子どもたちの間にある摩擦係数が低ければ、漏れ落ちてしまう。わたしたちができることは、その摩擦係数をいかに増やすかってことです。それが「集団指導」であり、具体的には「クラスづくり」なんです。<しんどい学校>の教員は、教員だけではどうしようもない状況を経験しているから、やはり集団の力に頼らざるを得ない。ところが、そこまでしんどくない学校だと、教員の力でなんとかなってしまうから、集団の力に頼るという発想も経験もなくなってしまう。すると、全部ひとりでやらなきゃならなくなって、つぶれる。
わたしが担任していたとき、同時に3人くらい謹慎になったこともあったけど、のんきなもんでした。毎日生徒の家に行ってしょーもない話をして、クラスの話をして、次の日はクラスの中で謹慎の子どもたちの話をする。それだけでも摩擦係数は増えます。そして学校に帰ってきたときに受けとめてくれるのは、クラスの子どもたちです。だから漏れ落ちない。
もちろん中村さんがインタビューしたり参与観察した小中学校よりは、はるかに楽なシチュエーションだったとは思います。それでもやっぱりそういうやりかたは有効なんですよね。
てことで、もちろん全部読み切れないので、明日の楽しみにしておきましょう。