踏み絵を踏ますのは誰?

夜、ある本の出版記念パーティーの実行委員会がありました。
なかなか実務的な人が集まっていたので、非常に話は早く進み、あっというまに骨子が決まりました。よかったよかった。
で、そのあと呑み(笑)。
ギョーカイ裏事情(笑)なんかも話ながら、やっぱり普段思っていることが頭の中を行き来しはじめました。
それは、「踏み絵を踏ますのは誰の仕事か?」ということです。
例えばこんなことです。

「君がyo!」とかが鳴ったら、座る。で、あたりを見渡す。仲間だと思っていた人が立ったままだった。そしたら、その人に向かって「お前、なんで立ったままやねん!」と怒る。で、「そーゆーのは、戦線として後退してるぞ!」と糾弾モードに入っていく。

もちろん、これはあくまでも「例」です(笑)。
でも、こういうの、たくさんありますよね。

某公共機関に交渉に行く。窓口で対応した人の態度が悪い。なので、その対応した人に対して怒る。

とかいうのもよくあります。
でもね、例えば公共機関の人だって内面でどう思っているかはわかりません。もしかしたら、交渉に行った人たちにシンパシーを感じているかもしれない。でも、職務上、やむを得ずそういう態度をとらざるをえないのかもしれない。これは、「君がyo!」も同じこと。
座るか立つかは、個人の思想や生き方の問題ですが、それぞれの人々がその時にどういう行動をとるのかということについては「折りあいのつけかた」の問題だと、わたしは思っています。そこに対して「語りあう」ことはできるだろうけど、「批判」や「避難」を、そう軽々とできるのだろうか。そう思うのです。
ある物事について、どういう態度・行動をとるのかという「踏み絵」は、元来「向こうの側」がすることだと、わたしは思っています。にもかかわらず、「こちらの側」で「踏み絵」を設定し、それによって「こちらの側」が分断をされていくとすれば、それはあまりにもやりきれない。

最大公約数で闘うのではなく、最小公倍数で闘っていかなきゃ勝てないよ。

長い1年がはじまった

今日は1年生の初授業。
すでに2年生の授業は数回やっているのですが、まぁ知っている生徒もたくさんいるし、向こうもこっちのことを知っているので、そんなにお互いに緊張感にまみれた状態ではありません。
それに対して、1年生は、ほぼ初対面。そして、なんといっても「授業」としてはまったくの初対面です。さてさてどうなるか…。
とりあえず、わたしの授業の受け方の説明からスタートです。
前に書いたかもしれないけど、わたしは数学(他の教科でもかな…)の授業は、次の5つのものがセットになっていると考えています。
「テーマの提示」→「説明」→「例」→「問」→「答あわせ」→最初にもどる
この中で、「テーマの提示」と「例」が大切だと、生徒には話をします。
それぞれにかかる時間は、だいたい
30秒→ケースバイケース→5分→3分→1分
というところでしょうか。
最近では、「説明」にかける時間も相当減らしていて、そのぶん問いの時間の保障と答あわせに時間をかける傾向があります。なので、おそらく1サイクルで本当に聞かなくちゃならない時間は、せいぜい6分程度でしょうか。これが2〜3サイクルで授業が構成されています。その、「集中」と「弛緩」をうまく組合せながら授業を受けると、あまり疲れずに効率的に授業を受けることができる「はず」なんですよね。
まぁ、そんなことを話ながら、でもおそらく生徒たちの関心事はぜんぜん別のところにあるはずです(笑)。でもわたしはその「関心事」への答は、「時が来る」までは言わないだろうと思います。だって、話せば長くなるもん(笑)。

さて、長い長い1年がはじまった。

ソロ

毎日毎日バイクに乗っているわけですが、通勤経路はあまりにも退屈です。なにせ、地図上で見たら、経路はまっすぐ。実際に走っても、30kmの間で曲がり角が8つだけです(笑)。おかげさまで、狭いところをまっすぐ走るのはうまくなりそうですがね(;_;)
で、バイクらしい走り方にそうとう飢えているんだと思うんです。なので、思い切って、朝、練習に行ってきました。向かうは、R162〜R477。まぁ、京都近辺のツーリングコースの定番です。
タラタラと走っていると、たまに数台で走っているグループに遭遇します。みんな大きいの乗っているなぁ。でも、あたしゃ250ccで満足満足。
直線をグォォッと走っていく人たちの後ろ姿を見ながら、わたしは慎重に走ります。だって、点数があまり残っていませんから(笑)。
その代わり、ワインディングロードになってもあまりスピードは落としません。だって、指定速度は一緒だし(笑)。走っていると、だんだん感覚が蘇ってきます。アクセルをあけていくと「あ、そんなもんだよ」とキャブが返事を返します。サスが吸収し切れなさそうなショックは、自分の腕を使って吸収します。ひたすらバイクとスピードと路面の「調和」を意識して走ります。そして、自分の体はそれを実現するためのバランサーという感じ。
通称「赤橋」まで行くと、いるわいるわ。たくさんバイクがとまっています。なかには、トライアンフとかMVなんかもあって、「すご…」という感じ。
ほんとうはここからさらに奥に進むといいんですが、時間もありません。引き返すことに。
しばらく走っていると、いきなり排気音が大きくなりました。ひょいと後ろを見ると、インナーサイレンサーがちょこっと顔を出しています。えらいこっちゃ。ガソリンスタンドがあったので、「ねじ、下さい」。てきとうなねじを見つけてくださって固定してもらいました。「あの…」とお代を聞くと「じゃぁ…。50銭もらいましょうか」。ナイスなひねりをしてくださいます。バイクは人と出会えるのも楽しいですよね。
そんなこんなで家に帰ると午前10時過ぎ。ちょうど家族が起き出してくる時間です。
さて、今日も家族サービスの日ですわ。

大きくなったなぁ

車を動かす用事というのは、単純に家族の送り迎えです。まぁ、ふだんパートナーに駅まで送り迎えをよくしてもらっているので、その恩返しというか…。
ちなみに、今日は下の子どもの習い事の発表会。行くのは迎えだけにしようかどうしようか、ちょっと悩んだんですけど、せっかくだから「バイクで見に行く→バイクを置きに帰る→車に乗りかえて迎えに行く→載せて帰る」という2往復することにしました。
ところで、なぜ習い事の発表会を見に行くのを躊躇するかというと、まぁ、成育歴的(笑)にいろいろ内側にあるのはあるのですが、それをさっ引いても、子どもの発表のできばえに期待ができないという_| ̄|◯。で、実際見てみると、なんだ、思ったよりできばえがいいやんか。ちょっとホッとしました。そりゃそうかもしれません。ヤツ、体の使い方をぜんぜん知らない感じだったんですが、さすがにこの4月で5年生。ちょっとはわかってきたのかもしれません。

某外国人教育関係の会議

今日は事務局会議。なので、会議は午後から。
いつもは会議→ラーメン屋で呑み→会議→呑み(エンドレス)となるのですが、今日ははじめのふたつがありません。ちなみに、わたしは車を動かさなきゃならないので、今日は夜までノンアルコール。まぁ、時代も変わったよなぁ(笑)。
会議の内容は、主としてある文書の添削なんですが…。もとの文章がひどい。何がひどいかというと、くどいところへもってきて、字数が完全にあふれているという…。しかも、いらないところにいらない労力をふんだんにつかっているので、非常にわかりにくい文書になっています。
このあたり、会議に出席している皆さんはあっさりとした方々なので、バッサバッサと気持ちいい位に切り刻んで行かれます。しかし、そこまでやって、原案を出した人、怒らないかなぁ(笑)。

ここしばらくのツケ

すぐにできる仕事はどんどんやっていますが、ちょっとおいといた仕事が見事に滞っています。今となっては、残っているのは時間がかかるものばかり。しかも、そういうのを忘れていたという話までチラホラ…。
どこからこの山を崩すかなぁ…。
なんしか、各方面の方、すいませんm(_ _)m

デザートは「まんまる」

病院のお勘定が終わったら、走って「まんまる」へ。とりあえず、自己紹介とか話しあいをすませて、7時頃から宴会。これが楽しみなんですよね。
で、途中から来年のGID学会の話に移行。なるほど、参加希望者はけっこういそうですね。なになに、まんまるの会のメンバーで大型免許を持っている人がいる?てことは…。よし、まじで話を進めていこうじゃないですか(笑)。
それにしても、「まんまる」って、デザートなんだろうか、メインディッシュなんだろうか(笑)。

続いて滝井へ

滝井に到着すると、すでに自動受付機の時間は終わっています。しかたなしに鉄格子越しに人力受付に「あの…」と話をすると、O田さんはまだ診察室におられるとか。
で、いつものとおり「最近どうですか?」からはじまるかと思いきや、「最近どうですかと言ってもねぇ」とあちらも投げやりな態度です。こちらとシンクロして、ちょうどいい感じです。
さいわい、わたしのほうは先ほど仕入れたネタと父親のことがあったので、「最近」の話もできましたよ(笑)。それにしても、わたしが行く前に、何人かの方から「いつきさんのお父さん…」という話があったそうな。えらいみなさんに気を使ってもらっていて、恐縮ですm(_ _)m。
GID学会の報告会などもしていたのですが、次の予定が押していることもあって、診察の方は早々にきりあげることにしました。って、なんなんだろう、これ(笑)

まずは枚方から

午後から休みをとって、枚方→滝井です。
今日は昼ご飯はラーメンを食べたい気分です。でも、今日も血液検査があるので、コンディションを一定にするために*1吉野家へ。いつものものを頼みます。
で、血液検査。無事血を抜いてもらいまして、待合室へ。
それにしても、今日は長い!マジで長い!2時間待っても呼ばれる気配すらありません。このままじゃ…。受付に行って「いつでしょうか?」と聞くと、「あと2人です」とのお答え。ホッとしながら「まだ滝井があるんですよね〜」とつぶやくと、なんか、いつもと違う診察室に通されてしまいました(笑)。
で、血液検査の結果。

測定日 E2(pg/ml) プレマリン(錠/日)
2006/8/10 67.3 4
2007/2/8 1430.0 5
2007/4/10 1386.0 4
2007/6/14 587.2 3
2007/8/16 104.1 2
2008/2/14 681.1 2
2008/4/10 418.0 1.5

さがったはものの、依然400オーバー。
「で?」
と聞くと、Iちゃんさんからは
「あなたの身体がわかりません」
というもっともな答えが返ってきました。わたしもわかりません(笑)
「お酒、やめてみますか?」
と言われたので、瞬時に返しました。
「無理!」
Iちゃんさん、それは、あなたも一緒でしょう(笑)。
よくはわからないけど、おそらくレセプターのうちのある部分がそーゆー数値を出しているんだろうとのことです。ちなみに、普通にプレマリンを投与している人で1000オーバーの人ははじめてというだけじゃなくて、変動が激しいのもはじめてだそうです。
「敏感なんですね」
とのことですが…。そうなのか?
で、結論としては、いよいよ1錠/1日に突入です。いよいよ「はじめてのホルモン」状態ですね。でも、費用対コストはすごくよさそうです(笑)。

*1:そろそろこれも飽きたな

今年度の初授業

つっても、とくになにもありません。だって、2年生ですから。
それでも、わたしのことを知らない生徒もいたりして、やっぱり高校って大きいんだなぁと再認識しました。
なんしか、授業はしたくなかったんだけど、施政方針演説が30分しか持たなかったので、しょーことなしに15分ほどさくっと授業。ま、ええか…。