伝書バトの会

大分には「伝書バトの会」というのがあります。たぶんトランスジェンダーの交流会なんだと思うんですが、よくわかりません(笑)。主催者はSんちゃんという人です。てか、単なる友だちなんですけどね。ちなみに、会長は別の人らしくて、かなり壊れもののMすみさんという方です。
今日はこの伝書バトの会でバーベキュー大会です。でも、天気は雨。というか、大雨です。まぁ屋根があるところだから、雨の中でやるのも逆に楽しいかも。
とりあえず、SんちゃんとHボンが当事者を迎えに行きます。その間、わたしはHボンの彼女とふたりでダラダラガールズトーク(笑)。帰ってきたふたりは、なんの準備もしていないわたしたちを見て、やはり切れました(笑)。
それでもなんとかかんとかバーベキューをする場所に行って、バーベキュー開始です。
当然のようにしょーもない下ネタを交えながら、ひたすら肉を食べます。わたしはビール→ワインですが…。
でもねぇ、こういう場所が大切だと思うんですよね。たしかにきちんと話しあうシチュエーションをつくるのも必要かもしれない。みんなが「聞く姿勢」をもった状態で話をするのもいいと思います。でも、100のしょーもないことを話すからこそ、ほんとうに大切な1が話せるというのが、わたしが教わったことなんですよね。だからこそ、時間をかけて労力をかけて、しょーもない場をつくる。Sんちゃんは、そういうわたしのタイプと似ているのかな。やっていることがすごく似ています。なので、当然居心地がいい。
気がつくと、かなりの量飲んでいました。よかった。へパリーゼを呑んでおいて(笑)。

やがて、夕方になったところで解散。でも、何人かはHボンの家に行って話の続きをします。なんか、とりとめのない話をさんざんして、ちょっとおなかが減ったところで、今日の残りの食材を使って焼きそばをつくります。今日はわたしはまったく働いていなかったので、これくらいはしなくちゃならないかということで、塩焼きそばとソース焼きそばの2種類つくってみたりしました。
で、気がつくと、なぜか12時です。にもかかわらず、「小腹が減った」とか言って、ガストのピザを買ってきてもらったりするし。ダメダメですね。ピザを食べたところで解散です。
さて、寝よう。

謎の上映会@玖伊屋

会場に着くと、スタッフ+3人でバタバタしてます。いやぁ、すまんこってす。
とりあえず、ひと通り食事も出たところで、「謎の上映会」です。ちなみに、今回のバージョンは不特定多数への公開ははじめてです。みなさん、少々にぎやかではありますが、いろいろ
感じながら観られたようです。ただ、やっぱりわたしやその他登場する人を知っている人にとって、あの映画は複雑な感情を喚起するのかもしれませんね。たぶんにぎやかなのも、その照れ隠しなのかもしれません*1。まぁ、感想を表現できる人は、また聞かせて下さい。
その後、しばし話し込んだりしながら、玖伊屋の夜はふけていきます。さて、みんなから
「そろそろ寝ないと」
って言われたから寝ますか。

*1:てのは、後日K淵さんから指摘されたこと

で、まんまるの会

今日は会場として使わせてもらっている「まんまる」が翌日イベントがある関係で、ごく短時間で切り上げて、千林に移動して2次会をすることになりました。
にしても、関西医大はいい!なにがいいかというと、滝井にはうどん屋さんぐらいしかないんだけど、隣の駅まで歩けばコストパフォーマンスがハンパなくいい店が山のようにあります。
今回のわたしのターゲットは、なぜか今年高校に合格した子。及び、そのお母さん。お母さんはいつの間にか参加者皆さんから「ミキティ」と呼ばれるし、わたしは子どもにからみまくるし。最低ですね。
で、なぜからんだかというと…。

実は、わたしはほんとうは「埋没」したいんですよね(笑)。
だれもわたしのことを知らないところで、ごく普通に女性として生きたいと、実は思っているんです。きっとそれって幸せなんだろうなと思っています。
ただ、最近
「別のやり方もあるなぁ」
と思いはじめています。それを教えてくれるのは生徒たちです。
生徒たちはみ〜んなわたしのことを知っていて、それでもわたしを、「だいたい女扱い」してくれているんですよね。これって、ムチャクチャ幸せなことなんじゃないかと、最近しみじみと思えるようになってきたんですよね。

で、こういうのって、その時に言わないと忘れるので、なぜか高校生にからんでいた、と(笑)。
おかげさまで、結局終電ギリギリでした。

自分の立ち位置をどこにおくか

おそらくわたしは、かなり生徒に近い距離で勝負する教員だと思います。
人によっては、距離をきちんととって、けじめをつけるやり方をとられます。おそらくこちらのタイプは多いかな。に対して、わたしはギリギリまで距離をつめます。なので、けじめなんてありません(笑)。こういうの、若手教員に多いのかな。少なくとも、かつての若手教員はそういう人がけっこういました。
で、すでに中堅もいいところになっているのに、やっぱり昔通り、というか、昔よりももっと距離をつめている気がします。
これ、実は学校だけじゃないです。おそらく。いろんなところで、ギリギリまで距離をつめる。そういうやり方なんです。
でも、こういうやり方、もしかしたら、見る人が見たら「けじめがない」と思うだろうし、もしかしたら「ずるい」と思う人もいるかもしれない。悩ましいところです。

てなことを、ほんとうは考えているんだけど、いざ「その時」になったらそんなことを忘れて、やっぱり距離をつめてしまうんですよねぇ…。
てなことを、今日は診察室でちょっと相談してみました。クマさんに。
で、クマさんの答は
「まぁええんちゃいますか」
いつもの通りでした。

で、GID学会・2日目

昨晩ホテルに着いたのは3時半。一昨日よりはまじめです(笑)。目覚ましは8時にセット。きちんと起きられました。
なんしかシャワーを浴びて荷づくりをしてホテルをチェックアウト。途中のコンビニで朝ご飯を買って会場に着くと余裕の時間です。ちょうどそこにH間さんがおられたので、しばし話。と、
「あの、いつきさんですね」
と見知らぬ方の声。あ、打ちあわせか。忘れてた^^;;。
てことで打ちあわせ会場へ。
みなさんの自己紹介を聞きながら、アウェイ感が募ります。なにせ、みなさんガチです。さて、どうするか…。
で、いよいよ「児童・思春期のGIDへの対応 ―教育と医療の現場から―」のスタートです。
考えてみると、わたし、GID学会の壇上には何回かあがったのですが、すべて司会とか座長ばかり。きちんと時間をもらって発表をするのははじめてです。しかも10分。これはかなりきちんと考えなくちゃなりません。てことで、他の人の話を聞きながらも、自分の話の最後のまとめをします。
で、まとめをしながらその一方で、なんとなく違和感を感じるんですね。たとえば兵庫県の子の事例なんかが報告されているのですが、うちの交流会の連中って、そんなに守られた経験をしたヤツっていないです。まぁ雑草みたいな子らですわ。でも、たぶんそれでよかったんじゃないかな。そんなことを思いながら…。
で、「トランスジェンダー生徒交流会からの発信」です。

京都で公立高校の教員をしているいつきです。
わたしはいままでクラスの中で自分の話をした、何人かの部落や在日の子と出会ってきました。そうした子どもたちは、自分一人の力でそれができたのではなく、なんらかの「出会い」の中でエンパワーされて、カムアウトができたのです。その一つが交流会です。
交流会というのは、単に仲間と出会えるだけではなく、先輩と出会え、当事者外の信頼できる大人と出会える場でもあります。
わたしが自分がトランスジェンダーであることがわかった時、自分の後輩たちのための交流会をしたいと思いました。それは2003年頃のことだと思います。そして、きっかけがあり、2006年から「トランスジェンダー生徒交流会」をおこなっています。資料には「年4回」とありますが、実際には「2年で7回」ぐらいです。
あ、ウケませんでしたね。
わたしたちの交流会の最大の特徴は、世話人のほとんどが教員であるという点です。中には自分の学校の生徒を引率してくる教員もいます。そういう時は出張で参加されます。つまり、その学校ではトランスジェンダー生徒のことが教育課題として認められていることを意味します。また、ある学校で「どう対応したらいいだろうか」という時、別の学校の先行事例に学ぶことができます。交流会は、教員同士をつなぎます。

交流会といっても、なにをやっているかというと、単に昼ご飯をみんなでつくって食べているだけです。
よく交流会といわれると、最初にアイスブレーキングとか言ってゲームをしたりしますが、あれ、めんどくさいじゃないですか。だから、みんなで昼ご飯をつくります。ボヤボヤしている子がいたら「ご飯つくらんと昼飯くえへんぞ!」とか言って、とにかくご飯をつくります。そして食べながらダベリます。そしてようやく2時頃から自己紹介をします。逆に言うと、11時からはじまりますから、3時間かけてアイスブレーキングをしているわけです。
自己紹介といっても、言いっぱなし聞きっぱなしではありません。関西ですから「ツッコミ」ありです。
そこに、参加者の感想文があります。
「めちゃくちゃ緊張した分、あまりにも自由であっけにとられた、皆料理夢中やし、いつきさんはビール飲んでるし(笑)。初めて多くの同じ人に出会えて、しかも話できて、あんときはホンマに新たな一歩を踏み出した気がした。話、聞いて理解してくれた時に、うれしくて必死で涙堪えてたりしたよ。恥ずかしい話ですが(笑)」
たまたまわたしたちの交流会が取材されたビデオがあるので、それを3分ぐらいに編集しました。ごらんください。

ここに出てきたA子ちゃんにわたしがなにをしたか。なにもしていません。やったことと言えば、知りあいの教員から
「あんたみたいな子がいるで」
と言われたので、その学校に遊びに行っただけのことです。ただ、後にその時のことをA子ちゃんはこう言っていました。
「それまでの人は、つらかった過去について聞いてくれた。でも、先生は未来について聞いてくれた」
わたしは
「きみ、進路どうすんねん」
と聞いただけなんです。
A子ちゃんは高校卒業後しばらく水商売をして、その後看護学校に行き、現在は女性として看護助手をしています。すべて自分一人の力でやってきました。
映像の中で
「望みの性別で歯科技工士をしている」
という話がありました。
この子は、ノンホル・ノンオペです。もちろん性別変更はしていません。でも、望みの性別で働いています。自分の後輩がオペをしたという話を聞くと、思わずやりたくなるけど
「ちょっと待て、熱くなるな」
と自分をおさえると言います。

どうも学校の教員や支援者は子どもたちの前の道を掃き清めたくなります。でも、それではダメなんじゃないかと思います。わたしはおそらくは「小石」です。この「小石」。動きます。子どもの前に行きます。そして子どもを蹴躓かせます。でも、それはこかすためではありません。「オットット」なんです。そして、ほんの少しだけ進む先が変わります。変わった時に新しい出会いがあります。その出会いは次の出会いをつくります。
子どもたちはいつまでもわたしたちの守りの中にいるわけではありません。いつかは外の世界で一人で生きていかなくてはなりません。その時のための力をつける「場」として、交流会を考えています。

それと、もうひとつ。
マイノリティの支援については、さまざまな先行するとりくみがあります。そこから学ぶことがたくさんあると思います。と同時に、GIDの子どもたちへの支援も「GIDの特殊性」として考えるのではなく、その支援が持つ普遍性みたいなものを考える必要があるように思います。そうすることで、単にトランスジェンダー生徒のみを対象にするのではない、広がりができます。
ということで、11秒オーバーしましたが、以上で終わります。

まぁおおむねこんな感じでした。

その後、シンポジウム。といっても、ごく短時間なので、ほとんどしゃべれません。しかもわたしのところには質問はまわってこないし。まぁアウェイ感満載ですね(笑)。
で、せっかくなのでついでの一言。

さまざまなとりくみをしておられて、そこから対応マニュアルをつくっていくというのは、ある意味大切だと思います。なぜなら、いろいろな人がそのマニュアルに従ってとりくみをすすめられるからです。
でも一方、マニュアルでがちがちにしてしまうのはどうかとも思います。
先ほどのビデオでA子ちゃんは、交流会に出会った時になにと出会えたかというコメントで
「逃げ道とか」
と言っていました。
実は「逃げ道」とか「抜け道」を知ることって、とっても大切なんじゃないかと思います。そして残念ながら「マニュアル」には「逃げ道」や「抜け道」は書かれません。
コメントです。

まぁこんな感じでした。

この時点で、すでにシンポの時間は満杯だったみたいで、即終了。
とりあえず会場の外へ避難してクールダウンです。何人かの人が来られたので、しばし話をしているうちに、なんか昼休み直前の時間になってしまいました。まぁ混雑する前に昼ご飯を食べに行こうということで、結局昨日行ったパスタ屋さんに行くことになりました。

順子姐さんやO島さんたちと雑談しながら、Bール→Wインといきながら、パスタとピザをつつきます。おなかも一杯になったあたりで、ちょうど総会の時間が来ました。なので、みなさん店を出られますが、まだワインが残っているわたしとT村さんはもう少し雑談。久しぶりやなぁ。

で、Wインをやっつけたところでふたたび会場にもどります。
とりあえずA会場で「地方のGID診療の現場から」を聞きます。なんといっても、関西GIDネットワークの話が出てきますからね。と思ってプログラムを見たら、しまった、B会場にも聞きたいのがあったんだ。う〜ん。でもこんなところで出るわけにはいかないからなぁ。
そうそう、「関西GIDネットワーク」がなぜ実現できたかという話。
O田さんは
「関西には実は長い歴史がある」
と言っておられて、それをうけてみなさん同じことを言っておられましたが、たぶん違うと思います。単に「ノリがいい」だけだと思います。確認のために近くにおられたNわさん@ナグモ大阪に
「実はノリがいいだけちゃいますのん」
と聞くと
「そうです」
という答えが返ってきました。
シンポジウムが終わったあと、Hさん@O阪医科大学とかO田さんとかKさんとか、関係者に聞いたのですが、全員同じ答えでした(笑)。
なんでも、K新地でたばことボトルにまみれながら、なんとなく
「やろや」
「やろ」
となったらしいです。
もちろん、さまざまな偶然はあったみたいです。でも、それ以上に、みんな仲がいいんでしょうね。だって、とってもしんどいだろうに、顔を見たらすごく楽しそうですもん。

てなことをしゃべりながらモニタを見ると、血まみれ映像が流れています。なので、B会場へ移動。「広汎性発達障害の特徴をもった性同一性障害2症例の報告」の最中です。う〜ん。もう、わけがわからないです。だって、わたしがガイドラインを読んで理解している限りでは、GIDっていうのは、「他のすべての精神疾患を取り除いて、それでも最後に残るもの」という認識があるんですけどね。
で、最後に「FTMの”彼女”へのアンケート調査」。
なんというか、今回のGID学会を締めくくるにふさわしい、なんとも言えないほんわかした発表でした。もちろん順子姐さんやH間さんが競うように手をあげます。負けじとO島さんも手をあげます。和やかな空気の中で、B会場のすべての発表は終了です。

で、GID学会・1日目

昨日合宿所に着いたのが5時半。それからビールをもう一杯だけ飲んで、寝たのは6時頃。目が覚めたら9時。
「どうするねん」
と思いながら、とりあえず会場に向かいます。
ふらふらになりながらとりあえず受付。ヒョイと見ると、参加費に「8000円」と書いてあります。ん〜、かなり迷ったけど、いちおう当事者ということにしてしまいました。あ〜。
で、ロビーにあったテレビを見ると、すでに「会長講演」がはじまっています。途中で入るのもなになんで、そのままロビーでダラダラ過ごします。なんか、この時点で今回のGID学会への態度が決まった気がします。

で、プログラムの方は休みなく「GID診療の健康保険適用について」がはじまっています。でも、これ、お昼時ですがな…。
と、そこにO田さんとM橋さん@jaseがおられます。なんとなくそのまま食事をしに行くことにしました。
店に入って、とりあえず
「Bールありますか?」
と聞くと、ジョッキはないとか。思わず却下です。で行き着いたのがパスタ屋さん。この店、けっこう正解でした。パスタとピザをつつきながらBールを呑んで、ふたたび会場にもどります。この時点で、聞きたかった「一般演題1」を逃しています。

でもなんとか「一般演題2」には間にあって聞きはじめるのですが、なんかイマイチ発表が頭に入ってきません。なんでだろう…。会場を出ようかと思ったその時、向こうから来られたのはH優子さんです*1
H「セックスワーカー、聞かないの?」
い「あ、行きます行きます」
てことで、SWASHの発表を聞きます。おもしろいけど、やっぱり頭に入ってこないOπ

続いて、今日一番楽しみにしている「DSM5案の診断基準に見られるGID概念の将来」です。
まずは中根drが歴史的な動きをまとめられます。ふむ。コンパクト。ふむ。ふむ。と、突然眠気が…。
続いてH優子さんです。「さぁ聞くぞ!」と集中した瞬間、Hさんの声が子守歌のように聞こえてきて、気を失いました(笑)。目が覚めると、順子姐さんが登壇されるところでした。しまった。と、隣を見ると、K西医科大学のY田さんも寝ています(笑)。
順子姐さんの
「今日日の学生は、性同一性障害は病気ではなく個性だと思っている*2
という報告はおもしろかったですね。なるほどなぁ。
まぁ、いままで「脱病気vs病気」という感じだったのを「脱精神医療」へと持っていったことで、かなりクリアになる気はしますね。でもその一方、完全に「精神的領域の治療」をなくしてしまうと、それはそれでかなりヤバイ気もするし。

で、最後に「特例法の現状と問題点」です。このあたりで完全に目が覚めてきました^^;;。
康さんの出されたデータを見て、予想していたとはいえビックリです。若年層FTMのスピードの速さです。猛烈な勢いで書類上の性別変更まで持って行ってしまいます。もしかしたら、「書類上の性別変更」がGIDのスタートラインなのか?ぐらいな感じです。
渡邉さんのドイツの違憲判決の発表もおもしろかったですね。ドイツではかなりハードルの高い要件が設定されているものの、GID概念の変化とともに、個別の事例については違憲判決が出て覆っていくこともあるようです。このあたり、日本の最高裁とはまったくシステムというか考え方が違うみたいですね。

てことで、1日目終了。結局まともに聞いたの半分くらいかOπ

*1:「あずま」ではありません(笑)

*2:意訳

で、謎の上映会

その後谷川さんと一緒に電車に乗って、京都駅で別れます。まぁ電車の中の話は、いろいろディープでしたけどね。で、わたしは新幹線に乗って移動。到着したのは江東区です。
今日は「coming out story」の正式版の上映会です。とはいえ、バージョンはふたつあるとか。今日はwetバージョンかな。
会場に到着したら、交流会をやっておられます。顔ぶれを見ると、
「ありゃまぁ!」
という感じの人が何人か。いやぁ会えてよかったです。
で、しばしセッティングをして上映開始。
基本的には45分バージョンと同じ流れですが、最大の違いはA久◯さんの登場シーンがガッツリあることです(って、それかい!)。
それにしても、上映直後のみなさんの反応は、前回もそうでしたが、「沈黙」なんですね。いったいなんでなんだろう。たぶん単純に「暗い」という話ではないような気もしますが…。もっとも、映画のことを忘れたようにだベルよりははるかにいい反応だと思いますが…。

玖伊屋あけ

外は雨。
特にやることもなく…。
でも、玖伊屋の朝は「焼きたてのパン」と「生パスタ」ではじまります、なぜか…。
これ、新スタッフの「ななえさん」の担当なんですね。
てことで、朝からパンとパスタとビールとウォッカの豪勢な食事がはじまります。いったいどうなっているんだ?
で、昼頃までのんびりした後、バスに乗っておたふくへ。
ここで、K淵さんの義理の弟Tムの登場です。わたしはK淵さんとTムにはさまれて、リスニングの練習です。いや、とりあえず英語の勉強がしたいなと。で、しゃべれなくてもいいから、とりあえず聞きとれて意味がとれたら、とりあえずは短期的に「よし」としたいわけで。
てことで、Tムが言ったことを通訳なしで聞きとって、わたしがしゃべりたいことをK淵さんに通訳してもらってTムに伝えてもらうという、なんだかな会話がはじまります。
でも、けっこう意味がとれたからよかったかな。このあたりは『リトル・チャロ』のおかげですよ。

そうこうするうちに、あたりは暗くなってきます。なんでもパートナーと待ちあわせというTムとかT花さんとかのこともあるので、そろそろ店を出ることにしましょう。
で、バス停に行くと、ちょうどバスは出たところ。
K淵「どうしよう」
い「どうしよう」
と、木屋町方面に歩いたのが運の尽きです。
「ラーメン食べたいね」
ということで、いやがるT花さんを強引に誘ってなぜか長浜ラーメンに入ります。
うまい。うまいけど、かなりお腹に来ます。これはヤバイ。太ります。
てことで、なんとかラーメンを平らげてバス停に行くと、ちょうどバスが来ました。さて、もよりの停留所まで寝ましょうか。

で、玖伊屋へ

6時頃に到着予定が大幅に遅れました。
でも、今日は「ななえさん」にカギを開けてもらえるということで、ちょっと安心です。でもさすがに
「誰かわかっている人に、早く来てほしい」
とか、不安げなメールが来ます。そりゃそうだ。
で、到着したところでさっそく買い出しに行ってもらいます。
今日は「チャンプルーづくし」ということで、「ゴーヤチャンプルー」「ソーメンチャンプルー」「野菜チャンプルー」あたりで攻めることにしましょう。

で、いろいろやっていたのですが、なんとなく急転直下、「ななえさん」にスタッフになってもらうことになりました。まぁそのあたりは玖伊屋のサイトでおいおいアナウンスがあるだろうと思います。

で、ご飯をつくったり、お酒を呑んだり、しゃべったりしているうちに
「いつきさん、もう1時半だよ」
という声がかかりました。そうか、わたしのデフォルトは1時半には就寝なんだ。ということで、台所の前にある廊下に布団を敷いて、とりあえず横になりました。と、寝ちゃいました(笑)。

忘れてた^^;;

1月9日に奈良女子大学でおこなわれたシンポジウムの報告書が「奈良女子大学学術情報リポジトリ」に登録されました。ここを見ていただければ、タイトルごとにpdfファイルがあります。
あのシンポがなにを意図し、そこからなにが生み出されたのかみたいなことが、読み込んでいくうちに伝わってきます。5番目の人だけ、なんだかちょっと調子が違う気がしますが^^;;、一読の価値はあるかと(除く5番目)。

11-Mar-2011 はじめに Tsuruta, Sachie
11-Mar-2011 まとめ「社会運動において語り、伝わり、繋がること」 Watanabe, Katsunori
11-Mar-2011 シンポジウムの感想と今後の課題 Ueno, Kumi
11-Mar-2011 シンポジウム概要 Tsuruta, Sachie
11-Mar-2011 共感を求める方法の試みとして Dohi, Itsuki
11-Mar-2011 笑いを擁護する Kishi, Masahiko

しかし、ネタバレなんだよなぁ…。