なぜにわたしが・GID学会最終日

朝、めっちゃ眠いです。が、今日は9時からはじまるので急がなきゃなりません。とりま、8時にごはんを食べて、片づけはなぜか他の人に任せて、とりまシャワーを浴びて。そうこうするうちに、みなさんはスタート。わたしも遅れてスタート。

昨日一度走ってるので、コースはわかっています。なので、迷いはしません。が、あののぼりも覚えています。しかも寝不足と飲み過ぎです。完全に登り道はダウン。結果、4.9kmを33分33秒で、アベレージは6分45秒でした。スプリットは5分53秒→6分21秒→6分38秒→7分34秒→7分19秒でした。完全にやる気を失ってますね。

会場に着いたら、しばし外で寝てました。水分補給したいけど、リュックがどこにあるかわからないので、お金がない。まぁしゃーないか。
どこかのセッションに入る元気もないし、しばしうろうろ。とりあえず、針間さんの「特定の芸能人が性別違和感を抱く契機となった症候群」を聞きましょうか。症候群の名前は「ストプリ症候群」でした。それにしても、しんどそうな子らみたいです。その逃げ場が「トランス」であるとしたら、それくらいに性別って「根源的」なんだなと思ったり。
で、立石結夏さんによる講演「トランスジェンダーバッシングから見える法と社会」です。まずは経産省の裁判の事例から。いやぁひどいな。そして最高裁まで争わなきゃトイレも使えないって、どういうことなんだと思いますね。そしてその背後にあるのは「ルッキズム」であるという分析は、なるほどなと。で、ルッキズムのさらに背後にあるのは「女性を劣位におく」ということ。そして「トランス女性は女性の劣位性を濃縮した形で存在している」という指摘は、そりゃそうだよなと。にしても、それを突きつけられると、あらためてうーんってなりますね。そこから「特例法」の今後についての私見を述べられました。「特例法」は、あくまでも法的な性別の取り扱いを定めているだけなのに、そこに医療が介入している。言い方を変えると、医療に依存することで特例法を成立させてきた。でも、パラダイムは変わっている。なので、医療分野と法律分野を分け、さらに法律分野についても「性別の規定」と「性別による処遇」を分けるべきみたいな話で、かなりクリアな話でした。まぁでも、ここまで力強い話を聞くのは久しぶりです。ちょっと泣けました。
で、あいさつをしに行ったら、前の人がディスカッションをはじめたので、「ごめんなさい」と割って入ってお礼だけ言って、理事会へ。が、場所がわからない。大幅に遅刻して理事会の部屋の扉を開けると、完全に「間違って扉を開けた人」の扱いを受けて、そりゃそうだよなと。なにせ、上はジャージで下はジーンズですからね。それでも、議案書とおべんとをいただいて、理事会に参加。

おべんと、おいしい。
そして、総会です。名称については「GI(性別不合)学会」になったという「報告」がなされて、その後、わたしにマイクがまわってきました。なんでわたしやねんとは思うけど、まぁわたしがいいんでしょう。

今回、もっとも争点になったのは、病名を学会名にすることの是非でした。国際的な潮流を言いますと、例えば「ハリーベンジャミン国際性別違和協会」というように「性別違和」を用いていた組織が、「世界トランスジェンダー健康専門協会」というように「トランスジェンダー」を組織名に用いるようになり、さらにSOC8では「transgender and gender diverse」というように、さらに包括的な名前を用いるようになっています。
さらに「健康」という言葉にも意味があります。「健康」は、単に病気ではないという意味にとどまらない、より広範な概念、ちょうど「well being」といった意味になるかと思います。
病名を組織名に使うことはふたつの排除を招きます。
ひとつは当事者です。やはり、性別違和や性別移行は「病理」であるということになります。
もうひとつは「かかわる人」です。午前に立石さんが講演されたように、トランスジェンダーの健康のためには法律も必要です。あるいは、座長の山本さんが言われたように「医療モデルから社会モデルへ」という変化の中があります。したがって、さまざまな分野の人がかかわらなければなりません。にもかかわらず、病名を学会名にすることは、やはり医療を全面に押し出してしまうことになってしまいます。
このような意見がありました。
もうひとつ、名称の決定方法についても論議がありました。多数決という声もありましたが、わたしは拒否しました。なぜなら、多数決は常にマイノリティが負けるからです。したがって、多数決をせずに論議をし、結局「GI(性別不合)学会」という名称になりました。
ただし、今後、インクルーシブな方向に向かうという方向性については、理事の中で一致しています。したがって、今回の名称は、その途中経過であると考えていただければと思います。

こんなんでいいのかなぁ。石丸さんは「よかった」と言ってくださいました。佐々木さんは「優しいね」って言ってくださいました。
で、最後のセッションは三橋姐さんの講演「琉球弧における性別越境文化と、その普遍性」です。基本的には「双性原理」です。それを歴史的広がりと地理的広がりを加味しながら話をされました。何より「病理」ではなく「職能」として捉えられてきたことのポジティブさを主張され、そこから「脱病理」へと話をつないでいかれたのは「なるほどな」と。
最後、ごあいさつをしたいと思ったけど、まわりに人がいっぱいいるので断念。M木ちゃんの車に乗せてもらってKうさんと一緒に空港へ。ふたりで小さな宴会です。

飛行機の中ではうとうと。帰りのバスの中でもうとうと。疲れたけど楽しかった。楽しかったけど緊張した。緊張したけど、まぁよかったかなぁ。
そして今日が「GID学会」の最終日。

アムステルダムを思い出す・GID学会1日目

朝、1階からおいしそうな匂いがしてきます。どう考えてもポークを焼く匂いです。強烈ですね。しかし、眠い。けど、起きなきゃなりません。1階に降りると、すでに朝ごはんができていました。

すばらしい。
朝ごはんを食べたら、しばしのんびり。当事者交流会が11時30分からで、ということは10時半ぐらいに出れば充分です。で、頃合いもよしと言うことで、スタート。

せっかく学会で沖縄に来ているので、宿泊所から会場まで走ることにしました。距離はだいたい5kmちょいのはずです。距離的には楽勝です。問題はアップダウンです。とにかく沖縄の道がアップダウンが激しい。はじめは楽勝でしたが、3kmあたりから急坂がはじまりました。延々と登ります。「あの角を曲がれば下るはず」と思ってそこまで行ったら「あり?平坦?いや、まだ登ってる」みたいな感じでした。結果、5.7 kmを34分56秒で、アベレージは6分09秒でした。スプリットは6分02秒→5分46秒→5分46秒→6分19秒→6分24秒でした。4kmはかなりきつい登りで、そのダメージが5km目にいった感じでしょうか。まぁでもいいペースでした。
ちなみに、スマホに転送されたコースと高度は以下の通りです。

到着したら、しばし涼みます。てか、暑い。
その後、当事者交流会。地元の20歳以下の子が3人、所在なさげにしていたので、積極的に声をかけてみました。そのうちYーきが来たので任せました。それにしても、その3人、ちょっと懐かしい感じです。
で、昼ごはん。

ピクニック風です。と、車の中から手を振る人が…。M木ちゃんでした。
ということで、いよいよGID学会スタートです。
まずは看護領域のシンポジウム。H上さんとりくさんが登場。「語れない想いのBar3丁目」の実践の発表です。またやってほしいなぁ。ほんとうはそのままシンポにいなくちゃならないけど、興味があるのが「労働・福祉・社会・歴史」なので、そちらに移動。前のセッションが長引いていて、会場の前に人がいっぱいいます。何気なく隣にいる人の名札を見ると「沖縄大学・吉川麻衣子」とあります。
え?まさか?あの吉川さん
「あの、いつもあの論文使わせていただいています。ありがとうございます」
とあいさつすると、なぜか吉川さんはわたしのことをご存知でした。ちょっと楽しそうな話もしてくださったので、実現できたらうれしいなぁ。
で、セッション開始。去年一番おもしろかった演題の人が、今年も出して下さっています。まずは「トイレのオールジェンダー利用に関する研究」。うーん、よくわかりませんでした(笑)。続いて「「男女別スペース」のあり方を考える――トランス女性による外見の管理から」。さすがは石井さんの研究室の方です。ガッツリ社会学系で、これはおもしろかった。ガーフィンケルのあとを行く感じですね。もちろん鶴田さんも引用されていました。まぁわたしと隣接してる感じです。そして「トランスの人びとをめぐる社会的状況と医療従事者の判断:「社会」についての語りから」。医療従事者が「社会」という言葉をどのように用いているかということを、医療従事者へのインタビューを用いて分析したものでした。まぁ、当事者は社会に翻弄されているなという感想。で、「非シスジェンダーのアロマンティック/アセクシュアル・スペクトラムにおけるアイデンティティの形成過程」。シスジェンダー男性のARO/ACEのパーセンテージがメッチャ低い。一方、シスジェンダー女性はそれなりの人数なんですね。これ、おもしろいな。で、そういう性的指向とジェンダアイデンティティがどういう関係があるのかですね。こういうの、大切だよなぁ。ただ、座長の山本さんが、「シスジェンダー男性のARO/ACEのパーセンテージが低いのはテストステロンの影響なんじゃないか」という話をしたので、ひっくり返りました。てか、なんでこのセッションの座長が医者なんだ?もちろん演者の方は社会学的な返しをしていました。そして最後が「トランスジェンダー男性の子を持つ母親/父親における「子の理解」の比較」です。去年は父親だけだったけど、今年は母親の語りも分析して下さいました。父親は去年の話だったんだけど、母親がトランス男性に対して「女性のバリエーション」ととらえる傾向があると。それは「ジェンダー規範の縛りが緩いがゆえの傾向である」という結論です。「ジェンダー規範」というバクッとした言い方に対する指摘はありましたが、それはそれとして、とてもおもしろい。要は、これまでのように「ジェンダーセンシティブな人が受容的である」という一面的な考え方に対して、「もっと多様だよ」という指摘なわけです。うん、おもしろかった。
お次は講演です。講師は岩室さん。うまいなぁ。おもしろいなぁ。「学校現場に土足ではいるな」と言われたと。だからメッチャ勉強されています。それが説得力を生むんだなぁ。勉強しなきゃ。最後はシンポジウム「性別不合と発達障害の併存」です。とにかく、病理です。話を聞いていると、どんどん自分が「病気」であり「障害」である気持ちになってきます。だからあかんねん。と思ったけど、最後の質疑応答で、「結局、精神科医は困ってるんだなぁ」というのが感想になりました。
で、1日目は終了。懇親会です。久しぶりです。いろんな人とごあいさつ。
そして2次会。今回は宿舎で持ち寄りパーリーです。何人来るかわからない。何人収容できるかもわからない。まぁなんとかなるでしょう。
てことで、呑んでしゃべって、勝又さんと屋上でのんびりしゃべって。なんとなくアムステルダムを思い出しましたね。
そんな感じで、いつ寝たのかわからない。

出発・GID学会0日目

今日は1日労働者の権利を行使しています。なので、朝はゆっくり。したいけど、免許の更新です。幸い、今回はゴールド免許なので、京都駅前で更新できます。ただ、深視力検査があるので、少し緊張です。ちなみに、コンタクトを新しくしたのは、このためでした。
ということで、免許センターに行って、あれやこれやと書類を書きます。性別欄に⚪︎をしなくちゃならないけど、空欄で出しました。すると
「これ、こちらでは⚪︎できないので、⚪︎をしてください」
と言われたので、「女」に⚪︎しておきました。どうせ関係ないでしょうからね。
その後、30分のビデオを見ておしまい。しかし、事故の映像はマジでイヤですね。
で、新しい免許を手に入れて、いったん帰宅。昼ごはんを食べて、再びスタートです。明日と明後日、沖縄でGID学会があります。今回は友だちと一棟借りをして、ご飯は基本自炊にしました。ただし、シェフはわたしではなくここのお医者さんである藤田さんです。
とりま、関空までバスで移動して、jetstarでひとっ飛び。
途中、煙が出てる山が。

桜島ですね。さらにお次は「開聞岳」です。

そして、那覇に到着。久しぶりです。
ゆいレールまで走ったら、ちょうど発車するところでした。そいつに飛び乗って、県庁前へ。ワインとビールを買い込んで、「家」を探します。が、ない。どうやら、google mapとは違うところにあるようです。絶対にわからない細道を入ったところに「家」がありました。
「こんばんわー」
と声をかけながら入ると、すでに晩ごはんづくりの最終盤でした。せっかくなので、わたしも少し参加。そして晩ごはん。

おいしい!ワンプレートなのが、なんとなく、沖縄の「Cランチ」っぽいです。お腹が減っていたので、あっという間に食べてしまい、あとはアテをつまみながら、ワインを飲んだり泡盛を飲んだり。そんな感じで話していたら、あっという間に2時になりました。あかんあかん。寝なくちゃ。明日からが本番です。

やっと一員になれた

朝、9時過ぎの電車に乗って第2のふるさとへ。今日は「解放文化祭」があって、それにウトロ農楽隊が呼ばれています。ちなみに
「何を着る?」
と言われてたので、せっかくだから
「第一候補はチョゴリで」
と答えておきました。まぁ第2のふるさとですからね。
隣保館に到着したら、知り合いがいっぱいです。うれしいなぁ。あちこちにあいさつして、ウトロの人たちと合流しました。で、さっそくお着替えです。チョゴリで登場したら、みなさん[1]含む、全国の委員長(笑)。、びっくりしておられました。そりゃそうだ。
しばし待機をして、農楽隊の出番です。まずはソルチャンゴから。そしてわたしのトークです。

みなさん、ご無沙汰しています。ウトロ農楽隊です。
前回解放文化祭で農楽をさせていただいたのは、かれこれ30年近く前のことです。当時、チャキチャキだったみなさんも…。今もチャキチャキですね。今、ソルチャンゴという曲を演奏をされましたが、最高齢の方は84歳です。見えないと思いますけど。
今、ウトロの皆さんは、ようやく安心して住める場所を手に入れました。いつ追い出されるのかと心配する必要はなくなりました。雨が降ったら水に浸かる生活もなくなりました。でも、その生活を手に入れるためには長い闘いがありました。
日本が戦争に負け、アメリカ軍に占領された時は、アメリカ軍から出て行けと言われました。それでもウトロに住み続け、ようやく安定した生活を手に入れると、今度は地上げにあいました。そんな中でも、みなさんはウトロに住み続けました。前回、ここで農楽を演奏させていただいたのは、ちょうどその頃です。その後、いろいろな人々の協力のもと、ようやく自分たちで土地を買い、これで一段落と思ったら、放火に会いました。そんな中で、それでもようやく手に入れられた生活です。
ウトロ農楽隊のみなさんは、そんな闘いの先頭に立って太鼓を叩き続けて来られました。ただ、忙しい日常の中で、だんだんと農楽隊の活動が減っていって、いつの間にか活動しなくなりました。そんなウトロ農楽隊ですが、2年前、ウトロ平和祈念館のオープニングイベントで再び活動を始めました。その時「これからは楽しむために叩く」と笑顔で語られた顔が忘れられません。
でも、やはり今も農楽隊のみなさんは闘っておられます。ウトロの街並みは変わりました。人もどんどん変わっています。そんな中で残るのは「文化」です。みなさんはその文化を守る闘いを、今も続けておられます。
では、どうぞ、農楽隊の演奏をお聞きください。

ちなみに、こんな格好でした。

その後、農楽です。しかし、チョゴリの裾を踏んでしまって、あぶないのなんのって。まぁそれでもなんとか無事叩き終えました。
服を着替えたところで、午後の悠以さんさんのリハも終わったみたいなのでごあいさつ。
「あの、いつきといいます」
と言いかけたら
「えっ!」
とびっくりされてしまいました。わたしのこと、知ってるのかいな^^;。なので、
2015年はお世話になりました」とお礼を言うなど。ブログには書いてないけど、交流会で歌っていただいたのでした。
おべんとを食べたら、悠以さんのトーク&ライブです。
まずはトークですね。プレゼンテーションソフトを使わずにトークをするの、今となってはけっこうむずかしいけど、それをされるのがすごいですね。基本はご自分のライフストーリーです。しかし、若いなぁ。てか、インタビューした人たちと同じくらいかな。
そしてライブ。ひとりデュエットはトランス定番のネタです。が、声がきれい。そして、声量が豊かです。聞き惚れてしまいました。
せっかくなのでCDを買ってサインしてもらいました。ちなみに
「トランスで教員やってる人がいることに励まされました」
って言ってもらえたので、恐縮するやらうれしく思うやら。最後に握手して、第2のふるさとをあとにしました。
で、ウトロに帰って、ホッとひと息。とりま、夕方から飲むビールとワインを調達して、いつもの支部へ。夕方から焼肉です。なんでも屋内でカンテキ使ってやるんだとか。マジっすか。
とりま、近くの撤去された家のあたりからブロックを拾ってきて、コンパネを敷いて、その上にカンテキを載せて、準備完了。まだみんな揃ってないけど
「試し焼き!」
とか言って、焼き肉開始です。

やがてみんな集まってきて、本格的な焼肉です。

ちなみに、支部は放火があったところの向かい側です。
「また放火かって消防車来るで」
とか不謹慎なことを言いながら爆笑するのもウトロです。
そんな中、こんなことを言われました。
「いつも思ってるんやけど、MCするとき、なんで「ウトロのみなさん」とか「農楽隊のみなさん」って言うんや?いつき、農楽隊のメンバーやろ」
「そやそや!」
「「わたしたち」って言えばええねん」
「そやそや!」
ずっと、日本人でウトロに住んでないわたしは、たしかに農楽隊のメンバーではあるけど、でも、メンバーと言ったらダメだと思ってきたんですよね。だから、MCの時は、そういう言い方をしてきたんです。でも、ウトロの人たちはそうは思っていなかった。だから、たぶん今日もわたしに似合うチョゴリを、みんなで選んでくれた。
ウトロに来るようになって、そして一緒に太鼓を叩くようになって、かれこれ30年です。そう言えば、第2のふるさとからウトロに「帰ってきた」という感覚がありました。やっと農楽隊のメンバーと言えるようになったのかな。ほんとのほんとにうれしいな。
あまりにうれしかったので、T橋さんと京都駅までもどる途中、S煥さんに、ひとことライン。
「で?」
速攻
「行きましょう!」
との返事。てことで、Tじさんにライン
「りょあん集合!」
いろいろおかしな4人が集まって、〆の飲みです。明日、どうなるんだ?

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1 含む、全国の委員長(笑)。

悲喜こもごもの予感→タコパ

朝はいつもの通り立番から。さすがに遅刻してくる子は少ないですね。そして、カントク。
今日も考えます。あまり突っ込みすぎるとなぁ。やめとこかなぁ。まぁ書き方の問題はあるのなぁ。そんなことを考えてると、あっという間に試験の時間は終わりますね。
お次は巡回。みんな一生懸命解いてます。当たり前か。
試験のあと、教務に試験をとりに行って採点開始。うーん…。なんとも言えんな。
とりま少し採点したところで昼ごはん。その後、明日の入試の準備です。ただ、少し時間があるのでメールをチェックしたら、島袋さんからメールが来てました。マコトさん論文へのコメントです。興味を持ってくださったみたいです。ありがたい。そのうえで、「そうか、なるほど」と思うコメントをいただいたり。きっと、研究会とか、いや、もっとカジュアルな形で、いろんなやりとりを他の人とやらなきゃならんのでしょうね。大学にいるとそれがしやすいんだけど、それがなかなかやりにくい環境ってのがキツイです。それでもこうやってコメントくださる方がおられるのがうれしいです。
入試の準備が終わったら、採点再開です。
うーん…。なんとも言えんな。まぁ、得意な子はガッツリやってます。苦手な子もそれなりにやってくれました。問題は赤点ラインに届くかどうか。胃が痛くなる季節です。
定時ギリギリに採点終了。まだ採点を続けてる新採の人に「ムリしなや」と声をかけて脱出。
とりま、京都駅まで移動して、KALDIへ直行です。ワインゲットのためなんですが、jupiterなくなったの、痛いなぁ。あとにできるのがスタバらしく、最悪な気分です。
で、ワインをゲットして、今日の会場へ。今日はちょぼやき会です。今日の議題は来年度の予定の検討です。zoomも使ってあれやこれや。これまで崇仁にこだわってきたけど、少し場所を広げてみましょう。あと、なんとなくやったりやらなかったりだったけど、スケジュール化するのは大切です。個人的に、来年度は精神的に少し楽になってるはずなので、余裕を持ちましょう。
会議のあとは「タコパ」です。藤尾さんがキムチとチーズがダメなので、「危険焼き」はわたしが担当です。
まずはこれ。

チーズ&ウィンナーとキムチのたこ焼きです。まぁすでに「「たこ」焼き」ではありませんがね。
みんなでたこ焼きをつつきながら、崇仁の絵本の読み聞かせをしてもらったり。そして「危険焼き」第2弾。

今度はキムチにもチーズを入れましょう。
こんなのをつつきながら、いつしか話は東日本大震災の話へ。なんでも藤尾さんがボランティアに行かれたとき、たこ焼き器を持っていったらすごくよかったんだとか。
たしかにそうでしょうね。お好みよりもみんなでワイワイできそうです。たこ焼きを囲んで話に花が咲くというのはいいかも。そんな話から、フレコンバッグの行方まで、いろんな話をしてたら、あっという間に10時です。
帰らなきゃ。明日は特殊業務だわ。

部落差別をなくす教育について

今日から学年末試験です。今年も長かったような短かったような。今日のカントクは3時間目だけです。なので、立番のあとは事務仕事。レジュメを送ったり、書類を受け取ったり。そういえば先月入稿したゲンコが今日あがってくる予定です。いつになるだろ。
そんな感じで午前を過ごしてて、いよいよ試験カントクというところで印刷屋さんが来られたという連絡が。ピンポイントやなぁ。でも、あと10分遅かったら受け取れてないのでラッキーです。仕分けなんかを若い衆に頼んで、試験カントクへ。カントク中はボー。なにせ、カンニングされるか阻止するかみたいな切迫した状態がないですからねぇ。
カントクから帰ってきたら、すでに仕分けも車への搬入もやってくれてました。ありがたい。
てことで、おべんとを食べてスタートです。向かうは第2のふるさとです。今日は第2のふるさとのフィールドワークと講演です。
会場に到着してビデオカメラをセットしようとしたところで、三脚を忘れてることに気づきました。まぁ地元で借りられるかと、隣保館に行ったら「ない」と。しかたないので解放同盟の支部に行って聞いたら「ない」と。最後の手段で、中学校へ。校長室のドアを開けて
「貸してもらえません?」
と聞くと
「ええよ」
とのお返事です。ありがたや。
そんなこんなで、まずはフィールドワークから。案内してくださるのは中村義孝さんです。
「見るところ、ないで」
と言われたとおり、たぶん見るところはあまりないです。でもそれは「今」を切り取ったらということです。歴史的な変遷の経過としての「今の姿」と考えたら、いっぱい見るところはありますね。
「この2戸一は35平米くらいです」
M田さんたちに通訳します。
「玄関入ったら台所があって、そこが3畳くらいかな。奥に4畳半か6畳くらいの部屋があって、2階にふた部屋あるねん。今日日の若い人やったら、ひとりのスペースやろ。ここで家族が暮らすねん。でも、「御殿みたいや」って言ってはってん」
過去があって、今があって、その途中にあるのが「2戸一」です。
道があります。溝蓋があります。かつては溝蓋はなかった。すると、2mの道幅が一気に1.5mに変わります。すると車が入らない道になります。そういうふうに町並みを見ていくと、学ぶところはいっぱいあります。
そして講演。
まずは昔の写真の紹介から。そして義孝さんの生い立ちへ。
今は部落解放のゴリゴリの活動家であり実践家である義孝さんも、子どもの頃はそうではなかった。当たり前か。でも、まわりがみんな「そう」であれば、「わからない」んですね。それが、中学校の教員[1]野口良子さんとの出会いを経て、全奨への参加で大きく変わっていかれます。
しかし、教員を目指された理由が、まぁアレですわ。〇〇事件というか、そういうのって、まぁ時代ですねぇ。
で、教員になってからが、またすごい。新採2年目には「なぜ在日の子らの進路保障がされてないか」って提起して、翌年度には外国人教育委員会をつくってしまわれます。行動力がハンパないですね。
そんな暑い話のあと、さらに暑い話です。あの旗・あの歌・あの年号の話です。聞いてる教員の反応が気になるのでチラチラ見てましたが、特に何もなく。てか、いつも元号使ってる人はどんな気持ちで聞いてるんだろ。
そんな感じで、暑い講演が終了。うーん、でもまだ話してほしいな。ということで質問。
「子どもたちの課題はどこにありますか?」
やはり低学力問題が出てきます。別に「部落だから低学力」というわけではないです。きっとそこには文化資本とかさまざまな要因がからまって、「学校の成績が低くなる」という結果が出てきている。ただ、そういう課題があるということは、若い教員に知ってほしいし、その低学力をなんとかしようと、これまでずっととりくんできたということも知ってほしいですね。
そんな感じで、今日の研修会は終了。さてと、帰りに中学校に寄って三脚返さなきゃ。

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1 野口良子さん

微妙なアウェイ感

今日は午後から某在日外国人教育関係の会議があります。なので、午前はゆっくり。久々の猫の額です。

しかし、寒いわ。まぁ0℃とかいう話ですからね。なので、早々に家の中に入りました。
で、午前の最後に移動開始。近くのコンビニでおべんとを購入。まずは腹ごしらえですね。
そう言えば、最近はこういうときはおにぎりをパクつきますね。外で食べるおにぎりは、嫌いではないというよりも、どちらかというと好きなくらいです。会議場所の近くにはメッチャでかい公園があるので、そこでおにぎりをパクついてもいいのですが、今日はなんとなく「買おうかな」という気になりました。
おにぎりを持っていく最大の理由は「お金がかからない」です(笑)。なにせ、1年雇用で賃金カットを食らう年齢になったので、経費節減は喫緊の課題です。この間もランチが食べられてラッキーでした。ただ、ずっと経費節減していると、心まで節減気分になります。だから、たまには買おうかなと。

ついでにガソリン補給もしなくちゃね。
ということで、会議開始です。まずは来年度の大会について。ちなみに、わたしは会議に参加しながら、外部とも連絡を取りあっています。なので、京都からもレポートを出せるように、連絡をとりながらいろいろ調整。うん、この人をこのグループにつなぎたい。まぁそんな感じです。
その後、いろいろあって、各地の報告です。他府県の人々は、ほんとうにいろいろやっておられます。それに比べて、わたしはほんとうにやってないな。というか、おそらく「専門」や「スタンス」が変わっているんですね。だからほんとうは他の人がやった方がいいんだろうけど、まぁそういうわけにもいかないか。
そんな中、某市内の、とある小学校に対してヘイトスピーチがあったという話を聞いて、「うがっ」と思うなど。ほんとうにヘイトスピーチがなくなりませんね。
ただ、その話を聞きながら、なぜかtwitterを見ているわたし。すると、新宿アルタ前でトランスへのヘイトスピーチがどうやらおこなわれているらしいです。そして、カウンターの人たちの投稿がめっちゃある。たしかにヘイトスピーチに対しては身がすくんでしまうような気になります。でも、一方で、「味方」の存在も顕在化させてくれました。それはうれしい。
ということを考えながら、もうひとつ、トランスヘイトは「ヘイトスピーチ規制法」の対象にならないんだなと。そう考えると、「ヘイトスピーチ規制法」が、いかにザル法であるかということも、あらためて実感します。
まぁそれでも、とりあえず会議は終了。今日は珍しく「次の用事」がないので、呑み会もフル参加です。それにしても10人中女性が4人というメンバーで、ジェンダーバランスもずいぶんと変わりましたねぇ。ただ、関東から来られている人もおられるので、そんなに遅くまでは呑みません。てか、みんな歳ですしね。
ということで、9時半頃に解散。
しかし、本来「ここ」が出発点だったのに、なぜか微妙なアウェイ感があるのが、なんとも…。

さすがに疲れる(笑)

今日はトランスジェンダー生徒交流会です。なので大阪市内へ。集合場所に行くと、すでに参加者がいたります。集合場所から会場に行くと、今日のメニューである鍋の材料がドカンとあります。ところが、なにをどうするかの指示がわからない。どうするねん。
それにしても、場所が変わって使い勝手がずいぶんと変わりました。今はその調整中という感じですね。まぁでもいいでしょう。
てことで、あとはみんなでひたすら野菜切り。小さな子どもも一生懸命切ってくれます。そのおかげもあって、あっという間に切り終えました。切った野菜はビニールの大袋に入れるのはいつものことです。ここから鍋&ホットプレートに投入。あとは時間がつくってくれますね。
やがて完成。鍋の前には長蛇の列です。しかし、今日はいったい何人来てるんだ?おそらく小さい子どもは10人くらい。中高生はそれ以上ですね。
昼ごはんを食べ終えたら、子どもたちは外で走りまわります。中高生はコンビニに行ったのかな?てか、なんでみんなコンビニに行くのかなぁ。
そして話し合い。今回も中高生に混じって話しましょう。
「最近あったこと」かぁ。やはり「1000円お願いします」かなぁ。なんかそんな感じで、いろいろ話し合い。そうそう、今日はK同通信の記者さんが来ています。最後に質問権を渡しましょう。すると
「みなさんにとって大切なもの/ことは?」
問いかけられた子どもたち、みんな悶絶していましたそれでもひとりひとりが思い思いの答を返してくれました。わたしは…。やはり「身体」かな。なにごとも、この「身体」とともにあります。まぁ「呑みすぎるな」って話なんですけどね。
そんなこんなで1時間半の話し合いにフル参戦。さすがに疲れました。でも、フル参戦できるのは、きっとノンアルになったからですね。だからいいことです。
交流会が終わったら、いつもの打ちあげです。てことで「しゅんちゃん」に移動。ここでさんざん呑んで呑んで呑んで、記憶をなくしそうになりました。でも、さすがに疲れたので10時半頃に
「そろそろ帰ろうか」
と言ったら、みんなびっくりしてました。そりゃそうか。
てことで、Kっかわくんに送ってもらって、無事帰れました。
長い一日でした。

stn21のセミナー

今日はstn21のセミナーです。3連休の中日にやるのは、きついと言えばきついですが、この日くらいしかないという話もありやなしやなので、まぁええか。
ただ、なぜか集合時間に「近鉄京都駅改札前に来てほしい」というオファーがあって、そちらに向かうなど。ここでM田さんと合流して、集合場所の「老上海」へ。到着したら、すでにメンバーはそろっていて呑んで食べてます。腹ごしらえが完了したところで会場の多文化交流ネットワークサロンへ。ちなみにチラシの会場名、間違えていました。すみませんすみません。
そうこうするうちに、今日の講師の大輔さん登場です。メールやネットではお会いしているものの、リアルでお会いするのはいつ以来だろう。とにかくごあいさつ。と、島袋さん登場です。背が高いな(笑)。島袋さんとはtwitterかなにかで「ブラウザはopera」「わたしはvivaldi」とかいうからみをしている時に、とつぜん「いつきさんって、あのいつきさんですか!」と言われたところからのつきあいです(笑)。ということで、ごあいさつ。
やがて時間が来たので大輔さんの講演開始です。今回は中高生向けの講演のダイジェスト版なんだとか。まずは例の「外科医」のワークから。ネタ、知ってるぞと思っていたら、そうか、そういうパターンもありかと。そこから「ジェンダーバイアス」「異性愛主義」「シスジェンダー主義」の3つを導き出されます。そして「らしさ」の話。ここでも「らしさかぁ」と思っていたら、延々とらしさの話をされます。すると、驚くほどに「多様性」へと結びついていく。
いつも「らしさ」を多様性へと結びつけていくことに疑問を持っているわたしですが、これは納得です。逆に言うなら、ここまでネチネチていねいにやらなきゃならないということですね。
そしてもうひとつ「フツー」を問い直す。実は、「フツー」の存在は「フツーではないもの」によって担保されています。ただ、その境界線は隠されています。それを可視化させるのが「クイア・ペタゴジー」です[1]このあたりは「土肥いつき, 2022, 「性の多様性教育」『こころの科学』223: 44-48.」で使わせてもらいました。。このあたりのことをどう伝えるかってメッチャ大切です。それを、ものすごくわかりやすく提示されます。さすがは第1人者ですね。
そして、最後のワークがいい。白い紙に何かを書くのかと思ったら、折って破るだけ。でも、その結果がこうなるんですね。思わず拍手してしまいました。
講演会の後はグループにわかれて振り返りです。わたしはお菓子の配布役。その後、テーマ別の交流会。わたしのところには誰も来ないだろうと思っていたら、一人来られて、自己紹介が
「東ゼミで修論書きました」
でした。ここから、東さんの研究への厳しさと、人へのリスペクトの話で盛りあがって、stn21のセミナー終了です。
セミナーのあとは懇親会。陣取ったテーブルには大輔さん・島袋さんに加えて大山治彦さんもおられます。あまりにも重いテーブルです。が、みんなで難しいことも楽しいこともワイワイ話しあって、2次会へ。
ところが入れる人数ではありません。どうする?と、
「老上海は?」
という提案が…。電話をしたらあいているらしいです。
ということで、本日2度目の老上海です。ここで、ついつい「女として教員をする」にからんでしまって、すみませんすみません。まぁでも、いまだにこの言葉の意味がわからないので、しかたないか。
そんなこんなで楽しい1日が終わりました。
あした、おべんきょできるだろうか…。

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1 このあたりは「土肥いつき, 2022, 「性の多様性教育」『こころの科学』223: 44-48.」で使わせてもらいました。

ラストランとかモヤモヤとか

朝、いつものとおり出勤です。職場に到着したら、体育館に向かいます。別に体育館に用事があるのではなく、その前にある掲示板に用事があります。と、向こうから体育科教員が。
「今日は1000ですよ」
マジか。前日なのにタイムトライアルやるのか。
てことで、着替えて立番。立番が終わったらグラウンドへ。

とりま、速い集団と走ることにしましょう。とは言え、子どもたちはどんどんペースがあがってるけど、わたしは2週間のブランクがあるので、全然ダメでしょうね。
それでもスタート。250mのトラックを4周です。3人抜け出してグループで走ってます。わたしは少しずつ遅れます。が、タイムトライアルなので、時計との勝負です。1周まわったところで1分です。いいペースですね。でも、3周目くらいから遅れはじめます。結果、4分32秒でした。
もう1本走ろうかと思ったけどやんぺ。職員室にもどって少し仕事。そして次の時間に再度タイムトライアルです。
今度は半袖で走ろうかな。今シーズンはじめてです。今回はいいペースです。3周目もあまりタイムが落ちない。4周目の最終コーナーで前のふたりを捉えて外から抜きます。と、さらに大外から抜いていく生徒がひとり。放送部部長でした(笑)。ゴールしたら、部長は「やったー!」と大喜びしてます。かなり抜きたかったらしいです。ここは素直に負けを認めましょう。わたしのタイムは4分20秒でした。1秒負けました。
本日のランは1000のタイムトライアル。1本目は4分32秒。2本目は4分20秒。ブランクが2週間あった割にはマシかな。今日のランで昼間の「走り」は終了。
前回が12月18日で4分28秒、前々回が4分54秒。さらに昨シーズンのベストタイムが4分25秒だったので、最終であがりましたね。
これで、今シーズンのレースは終了です。明日はロードレース大会の応援です。

走ったあとは身体が適度に緩んで気持ちいいですね。そのまま2時間授業をして、午後は組版作業です。けっこうめんどくさいところをノツコツやって、今そろってる原稿のぶんはやっつけました。これで楽になった。
放課後は職員会議です。長引くかと思いきや、案外長引かず。よかった。
夜はちょぼやき会です。今日はオンラインと併用です。話題提供はぐっさんです。なんでも「モヤモヤ人生」だったんだとか。まぁそりゃそうですよね。
しかし、「今」を知ってるからといって、「過去」を知ってるとは限りません。そして、あらためて「過去」を聞くと、それに連なる「今」についても、実はあまり知らなかったんだなということに気づきます。
そんな中、なんとなくぐっさんとわたしの間に共通点がある気がしたので質問。
「「ことば」と出会う前と出会ったあとではどっちがしんどかった?」
もちろん答えは
「出会ったあと」
です。そうですよね。
これを社会モデルで説明するのは、かなり難しい気がします。もちろん「異性愛規範」がなくなれば、もしかしたらそのしんどさはなくなるのかもしれないけど、人を何らかの特徴で二分する限りは、必ず生じるしんどさなんじゃないかな。それが二分法的なカテゴリー間の越境行為に付随する「しんどさ」な気がします。ぐっさんは自らの人生を「モヤモヤ人生」とされたけど、たしかにそうかもな…。
てことで、8時前に終了。あとは懇親会です。お腹が減ってたので「欠食児童」のように食べました。が、「欠食児童」が通じるのか問題が勃発して、大笑いした夜でした。
やはり「ちょぼやき会」はおもしろい。
さてと、帰りましょうか。明日は少し早い。