ハンセン病差別が生んだ えん罪としての菊池事件

今日は1日某人権教育研究会の総会です。なので、朝は少しだけゆっくりできます。といっても、せいぜい1時間程度ですけどね。でも、この1時間ゆっくりできるのでぜんぜん違うなぁと、いつも思います。これくらいの時間に家を出られる仕事だったら、もう少し続けてもいいかもとも思いますね。
てことで、会場へ。すでにみなさん集まっておられます。わたしも受付準備をするなど。
やがて総会がはじまりましたが、わたしは受付なので、ロビーにいます。スキマから風が入ってきて寒いな。で、午前の総会は終了。
講師のかたを迎えに行きましょうか。今日の講師は弁護士の徳田靖之さんです。はじめてお会いしたのは7月ですね。その時に「来てもらおう」と決めました。
とりま、駅で合流して、お礼を言いながら会場へ。あとは「おえらいさん」に引き渡したら、わたしはおべんと→録画準備です。
そして記念講演開始。ちなみに、今回はプレゼンはありません。久しぶりに「しゃべりだけ」の講演です。内容は「菊池事件」です。が、その前に、まずは自己紹介をされます。それがいきなりすごい。父親が太平洋戦争で戦死されたこと。その後弁護士をめざされたこと。島比呂志さんからの告発を真っ正面から受けとめられたこと。なんだろう。「逃げ」がない。
そして、ハンセン病の絶対隔離の話です。隔離政策という日本政府の過ちにより、一般市民が「加害者」にならされた。そのことをていねいに語って行かれます。
そして、「菊池事件」です。菊池事件の概要を話されたあと、その問題点をていねいにあげていかれます。当然のことなんですけど、その「問題」の根拠が法律、なかでも日本国憲法であることが、法曹界の人なんだなと、あらためて思います。ちなみに和泉さんの場合は医学でした。「わたし」はなにを根拠にするんだろう。社会学か…。
いろいろ考えながら、ヒョイと時計を見ると3時です。3時?もう、1時間半たってるの?てことで、講演が終了です。が、ここからの質疑応答がすごい。
質疑は時として、自分の守備範囲の外の話になることがあります。そういうときにどう答えるのか。徳田さんは、専門外であることを正直に話した上で、ご自分の経験や専門性をもとにていねいに返されます。が、その内容がハンパないです。
わたしからは「ゴメンと言える社会をどうやってつくれるのか?」という質問をしましたが、徳田さんは「わからない」としながらも、
「国が謝るために裁判で勝つしかない」
としながらも、それは
「社会が変わってきたからだ」
とされました。さらに
「社会は虐げられた少数者が変えてきた。名もない虐げられた人たちの闘いが歴史を変えてきた。いま起こっている少数の人の闘いに、自分の問題として参加できる人をどう増やすかということが、社会を変えることにつながると思っている。そういう闘いの中で「過ちを認められる社会」ができていけばいいなと思っている」
とされました。
ガチでカッコイイです。人権は思いやりでもなく優しさでもなく、闘いの中で勝ちとるものであるということを、闘いの経験の中から話して下さいました。
ということで、記念講演終了。今日はどうしても用事があるということで、あわてて帰って行かれました。が、「また一杯やりましょう」というひとことは忘れられませんでした。

総会の後片付けをしたら、そのまま京都市内へ。打ちあげです。ほんとうは徳田さんも来られるはずだったけど、しかたないです。ひたすら飲んで食べてしゃべって、気がついたら10時過ぎです。ヤバイ。明日があります。帰りましょう。

実践ってなんだ?・日教組教研3日目

朝、目が覚めると、ちゃんと寝てました。昨日、朝のタイムスケジュールがわかったので、それに沿って粛々と準備を進めて、8時前の電車に乗って移動開始。
そう言えば、あれからちょうど1年ですね。今年も教研に来ているから、何もできません。心の中で少し思い出すことにしましょうか。
今年の日教組教研も今日の午前中でおしまいです。会場に着いたら、いろいろごあいさつ。そして分科会開始です。
今日の論議の柱は3本。まずは「ジェンダー平等教育を実践するにあたって困っていること」です。
えーと、やってないから困ってないです(笑)。ただ、やってないのは「授業実践」です。でも、この分科会で出てくるレポートの多くは「授業実践」です。じゃぁ、わたしは実践してないのか。なので
「ジェンダー平等教育がなんなのかわからないのが困っていることです」
と発言。さらに
「授業実践は「ジェンダー平等教育の実践」の一部でしかないと思っています。でないと、わたしはここに座れなくなってしまいます。ジェンダー平等教育って、「これがジェンダー平等教育です」って抽出できるものじゃないと思っています」
と追加。司会者の方からスルーされました(笑)。そりゃそうでしょうね。答えを言ってるもん。
2本目の柱は「今回学んだこと」です。
これは初参加の人のためのものですね。なのでスルー。ただ、性自認について「どのように決定されるのかがわからない」という発言があったの、ストーラーの話をちょろっとしておきました。
そして最後の柱「どのように伝え広げるか」です。
やはり「反差別はカッコイイ!」ですね。なので
「わたしたちやっていることは、カッコイイことなんです。だから「おしゃれに楽しくカッコよく」実践しましょう」
とハッパかけ。
あとは総括討論です。ここはフロアの人に譲りましょう。と思っていたら「奥さん」発言が出てきました。瞬間、レポーター(の一部)に緊張が走ります。が、コメントがない。ガマンしきれなくなったS渡さんが発言。さらにフロアからU海さんとかI藤さんとが発言。さすがです。
そんなこんなで、今年の日教組教研も終了。
S渡さんとT永さんと3人でお昼ごはんを食べながら、いろいろ今回の総括をしたり、近況報告をしあったり。そして、品川まで移動→新幹線です。帰りの新幹線で初日に残ったウィスキーを飲もうかと思ったけど、読書の時間にしました。当然眠くなるので、しばし爆睡。そんなことをしていたら京都です。
コンタクトを受け取って、お家へ。疲れた。おべんとのネタをつくって、どうしようかと思ったけど、やはりお風呂に入りましょう。あとはビールタイムですね。
さてと。今日は早めに寝ちゃいましょうか。明日から日常です。

パラダイムを変えたいな・日教組教研2日目

朝、6時半に目が覚めました。悲しいなぁ。しばしベットでゴロゴロ。でも、おべんとをとりに行かなきゃなりません。フロントでおべんとを受け取ると、「なんじゃこりゃ」状態です。えーと。サンドイッチと簡単なおべんととお茶のセットです。明らかに朝ごはんと昼ごはんですね。ラッキーです。
ということで、部屋にもどってサンドイッチと紅茶で朝ごはん。必要なものをリュックに詰め込んで、8時前にスタートです。湘南新宿ラインを使うと、山手線の西側にはあっという間に行けるんですね。だからと言って、きついですけどね。
会場に着いたら、いろいろごあいさつ。今日は9時から17時半の長丁場です。
午前は「労働・家族」です。まずはレポートが2本。うーん。モヤモヤ感が募ります。が、このモヤモヤ感を「質問」という形で出しにくい。まぁいいや、質問しようと思ったら、質問の時間が終わってました。
ということで討論。
どうしても「労働・家族」って、二分法的な構図で捉えがちです。なので
「対立の構図で捉えるのをやめませんか?なぜなら、対立の構図で捉えると、「人を2つのカテゴリーにわけることはかまわない」ということが隠れたメッセージとして伝わるからです。
と発言。難しいんですけどね。
あと、「互いに補いあって」というフレーズが出てきたので、思わず
「性別特性論になりますよ」
と指摘してしまったり。そして、午前の総括討論では、質問しようと思った質問をぶつけてしまいました
「あなたはこの授業で生徒に何を伝えようと思いましたか?そして、あなたがこの授業をすること学んだことはなんですか?」
きちんと答えてもらえませんでした。残念やなぁ。
ここで昼休憩。陽が出ていないのでちょっと寒いけど、せっかくおべんとがあるので、今日も公園で食べましょうか。ということで、S渡さんを誘って公園で昼ごはん。もちろん燃料補給は忘れません。寒くなってきたので、再び会場へ。
やがて午後の分科会開始です。午後は「性の教育」です。こちらは優れた実践がガンガン出てきて、ひたすらすごいなと。
ここで何が言えるだろう。SHSRについては、「中絶の権利」かな。配偶者の同意が必要って、マジでどうよと。
あと、「生命の安全教育」についてですか。あれ、もともとは性暴力の加害者・被害者・傍観者にならないためのものです。だから、基本的なテイストは「〜してはいけません」というメッセージです。でも、そのメッセージは、わたしが人権学習で一番出したくないメッセージでもあります。なので、例えば
「合意がなければ触ってはいけません」
ではない伝え方をしたい。そこでキーになるのが、セクシュアル・プレジャーかな。つまり
「合意をとった方がより楽しめるよ。だから、合意をとろう」
というメッセージです。デートDVの教材なんかでも、そうメッセージを出したいなあ。
そしてもうひとつ、「性の多様性を尊重する学校教育」ですね。これは毎年言っている気がしますね。既存の枠組みをそのままにしておいて、そこに「付け加える」形での包摂じゃなくて、枠組みそのものをつくり変えること。それをすでにやっているは…。ということで
「そこでヒントになるのは、インクルーシブ教育だと思います」
と発言。そもそもインクルーシブ教育は障害に特化したものじゃなくてSENを持つすべての子どもを対象にしていますからね。と同時に、セクシュアルマイノリティ生徒を「支援」「配慮」の対象ととらえるのではなく、既存の枠組みを顕在化させる存在と捉えることかなぁ。
そんなあたりのことを発言しました。で、2日目終了。いずれにしても、パラダイムの変換を起こしたいなぁ。
分科会が終わったら、当然のことながら呑み会です。昨日気になったS濱さんも誘ったりして、みんなでお店に突入。ちなみに、お店を探してくださったのは、三重のK口さん。ありがとうございます。
みんなでワイワイやっていたら、共同研究者来られて、ぎゅうぎゅう詰めになりました。ちょうど店を追い出される時間なので、2軒目に行きましょう。ということで、2件目ではアヒージョをアテにワインです。結局終わったの10時過ぎ。ここからホテルまでの移動が40分くらいかな。ちょうど多賀さんもおられたので、いろいろ話をしながら横浜まで移動。ただ、これでは終わりません。AっちゃんとS濱さんと3人で、コンビニでお酒を買い込んで、ホテルのロビーでもうひと飲み。日付変更線あたりでようやく解散です。
明日までもつかなぁ。

初日から飛ばしすぎた・日教組教研1日目

朝、目が覚めてもしばしダラダラ。今日は1日労働者の権利をとってるので、早起きする必要はありません。のんびり朝ごはんを食べて、お昼のおにぎりを持って、スタート。行きに少し早い新幹線に予約変更して、向かうは東京です。会場近くに到着して、まずは昼ごはん。

と、
「いたいた」
という声が…。三重のMきさんのHろべーさんでした。
「去年はたいへんでしたね」
と言われて、なんだったっけと思ったけど、たしかにたいへんでした。
燃料補給が終わったら会場へ。久しぶりの人がいてごあいさつ。
今年もやってきた日教組教研です。
今日のテーマは「意識・慣習の見直し」です。ちなみにセクマイ関係はずっと「性の教育」に入ってだけど、こちらに移動したのね。
まずはレポートが3本。
特に特例法の要件についてディスカッションしたレポートがおもしろいですね。と思ったらfacebookの友だちでした^^;。
しかし報道席にいる人が気になるな。ちなみに、レポートが終わったら消えてました。なるほど。
その後、柱に沿ってディスカッションです。とりま、柱は3本あるので、それぞれの柱に何を話すか、戦略を立てましょう。
なんだろ。とにかく、揺るぎない「sex」があって、そこに「gender」と結びついた「role」があるという捉え方の語りがあちこちから出ます。これのなにが気になるかというと、二分法的な語りが出てくるってことです。わたしからすると、その二分法的な語りそのものが、この場において二分法的なgenderを構築しているように聞こえてきます。
このあたりは去年かなり発言をして、多賀さんがきちんと説明来てくださったので、それを踏まえて発言しましょうか。ただ、なんとなくはずみがついてしまったので、発言しまくってしまいました。
完全に飛ばしすぎやな。明日のためにとっておかなきゃならんのに。
ちなみに休憩時間に声をかけてくださった若手教員がおられて、なんか変態臭がただよってます。気になるな…。
そんなこんなで1日目終了。S渡さんと一緒にインクルの宴会に突入するのも恒例になってきましたね。ここであれやこれやと話をして、飲みまくって9時過ぎにお開きです。
今日は二次会はやめておきましょう。なにせ、ホテルは横浜です。まぁでも電車に乗れば連れて行ってくれるのがお江戸ですね。とりま、コンビニでウィスキーの小瓶を買って、チビリと飲んだけど、これはダメですね。寝ちゃいましょう。

新年のあいさつ

朝方目が覚めました。が、二度寝を敢行。次に目が覚めると9時です。幸せです。今日は午後から出張だけど、午前は休みをとっています。
てことで、朝はのんびり。その後、夜の仕事の準備でもしましょうか。ほんとうは仕事なんてしたくないけど、たぶん今やっておかないと詰みます。午後の出張のためのギリギリの時間まで準備をして、念のために会議の開始時間を確認すると、1時間間違えていたことが判明しました。やれやれ。
てことで、昼ごはん。

釜玉ラーメンです。白菜と玉ねぎも一緒に茹でました。うまし。
で、出張へ。何が悲しくてこんな日に出張なのかとは思いますね。来年は5日にやるとか言ってるし、いろいろおかしい…。
この出張、進路関係のやつです。ところどころ「ん?」と思うことがあります。例えば、求人状況は好調なんだとか。でも、生徒のニーズとのマッチングはどうなんだろう。聞いてみたら、二極化してるんだとか。つまり人気のある仕事と人気のない仕事があるってことです。まぁそうでしょうね。
ちなみに、「ウェイター・ウェイトレスが多い」とか書いてあって、「おいおい」と。いや、そんな求人、今どきしてるのか?「ホール・スタッフ」でしょう。仮にそんな求人のしかたをしてたらアウトだし、進路担当者が「ホール・スタッフ」を勝手に「ウェイター・ウェイトレス」って脳内変換してたら、それはそれで問題だし。
さらにビジネスメイク講座をしてるガッコがあるとか。それもアウトでしょう。もちろん、わからないわけじゃないです。高校生が「やりたいメイク」は仕事では通用しません。だから、それを教えなきゃというのが現実です。が、一方で「仕事はメイクしていく」という規範をつくりだしてしまう。まぁ現場の苦しいところです。
そんなこんなで会議も終了。会議のあとにわたしのところに来られた女性[1]たぶんの出席者が、最後の件について「あれはアカンやろ!」って言っておられたので、まぁそういうことです。ちなみに、女性の出席者は3人[2]だいたいで、ほとんどが男性でした。これもまた「アカンやろ」なわけですが。
帰り道、うちの事務局長に車に乗せてもらって移動。京都駅までお願いしようかと思ったけど、ふと気が変わってギョースーまで乗せてもらうことにしました。ここで買い出しをして、市バスで京都駅まで移動。そろそろ日本酒がなくなるので買わなければ。
さてと、どうする?今月のスケジュールを見ると、今日しかないですね。ということで、角打ちへ。
今日もレジェンドがおられます。
「あけましておめでとうございます」
と新年のごあいさつ。と、
「新年の酒、飲むか?」
と言われてごちそうになりました。

「桃の滴」です。うまし。さらに
「これ、お母さんから」
と。

ということで、豪華な食卓に。
あとは、あーだこーだとしょーもない話。これが楽しいです。そんな中で、ポロリと「アボジ」とかいう言葉が出てきます。すかさず
「陶化中学校出身ですか?」
とかいう質問をすると
「そうや、みんなそうや」
からはじまって、
「うちが貧乏で高校に行けなかったけど、あきらめたんや。でも、やっぱり行きとうてな。でも、朝鮮学校は高い。だから定時制に行ったんや」
みたいな話が出てきます。
そんなこんなで、すぐに出ようと思ったけど、閉店までいてしまいました。といっても、19時です。
さて、帰ろうと思ったら、レジェンドが払ってくださいました。えーと…。
ごちそうさまです。

footnotes

footnotes
1 たぶん
2 だいたい

現実逃避

朝、目が覚めると9時頃です。すっかり寝坊が板についています。このままこういう生活をずっとしてたいなぁ。
とりま、お雑煮をつくって朝ごはん。食べ終えたら10時くらいです。こりゃ、ブランチですね。その後、校正の開始です。
月曜日が「もどし」の期限です。ただし、月曜日発送ではなくて月曜日到着です。宅急便なので、おそらくは1日で着くはずですが、マージンを見て2日前に投函したい。となると、今日がリミットです。いちおう昨日「これくらいにしておくか」までいったので、今日は転記です。
てことで、正式な再校の用紙を広げて、そこに書き写していきます。基本的に字が汚いわたしですが、不思議なほど可読性が高い文字を書いています。こんな文字、書けるんだ(笑)。それでも誤読されることはありますが(笑)。2時間ほどかけて、転記終了。その後、「おわりに」の細かな検討です。こいつをプリントアウトして、挿入箇所を明記して、とりま終了。
さてと。準備をして営業所に行きますか。営業所の受付の方
「明日到着でいいですか?」
とのお言葉。やはりそうなのね。まぁそれでいいんです。
ということで、そのまま移動開始。今日は現実逃避をします。実は年末に逃避したかったんだけど、体調が悪い&校正をしなくちゃならないだったので、延期したのでした。
てことで、薪割り→火遊びです。

やはり火遊びは楽しいですね。まぁこんな時間が必要ってことです。

今年も餅つき

朝、体調はまぁまぁですね。どうやらキメたことが「吉」と出たようです。それでも、少し暖かめの格好をしてスタート。復活2年目の餅つきです。
とりま到着したら、あれやこれやと準備開始。頃合いもよしということで、炭をいこしましょう。そうこうするうちに人が集まってこられます。と、今年もK野さん家族が登場。
今年は焼き鳥はやめて、いつものローストチキンとサムゲタンです。が、なんだか炭が弱い。「山頭火」なる炭と、コーナンの備長炭なんだとか。備長炭、めっちゃはぜます。どうやら湿気てるらしいです。あまりにも火が弱いので、ガスコンロでブースト。これでようやく使えるようになりました。
そうそう。たまには餅をつかせてもらおうと思って杵をとったのはいいのですが、思わずこね手の手をつきそうになって、メッチャビビられてしまいました。すみませんすみません。
やがてローストチキンができたところで
「できたよー」
と声をかけ、穴子が焼けたところで
「できたよー」
と声をかけ、そんなこんなで日本酒とワインにまみれながら楽しい時間を過ごしているうちに撤収の時間です。今年は寝なかったな。暗くなりはじめたところで、ほぼ撤収は終了。さてと帰りますか。
帰ったらお風呂に入って身体を温めて、今日はあまり呑まなかったビールでクールダウン。そして早めに寝ることにしましょう。明日から、がちで校正しないと間にあいません。

なにがなんだか

今日は近中四の女性部長会議があります。なので、滋賀県に行かなきゃなりません。少ししんどいな。
とりま、膳所へ。まずは滋賀朝鮮初級学校の見学と講演です。
京都朝鮮初級学校については6月に行きました。が、きっといろいろ違うんでしょうね。校舎見学していると、とにかく掲示物が豊富にあることに驚きます。あと、滋賀は図書室があるんですね。そうそう、資料室みたいなのがあって、なかなかな「お宝」があるのもすごいですね。
その後、校長さんのお話。これがおもしろい。20ほどのテーマが書いてあって、「どれが聞きたいですか?」と、選択させていただけます。どれもこれも興味があるけど、想像つきにくい内容がいいなぁ。ひとつ拾っていただけました。
しかし「名前の選択」にしても「進路の選択」にしても、「そういう形で選択を迫られるのか」と、認識が新たになりますね。なんか、絶句するところもあります。とにかくいい話でした。
ちなみに終わってからあいさつしに行ったら、なんでとSふぁんさんとひとつ違いなんだとか。Sふぁんさん、どこにでも出てくるな(笑)。
その後移動して昼ごはん。

量が多い^^;。お腹いっぱいです。
昼ごはんのあとはK原さんの講演&ビデオです。スライドや動画の中に仲尾さんが出てきて、「おー!」となるなど。
しかし滋賀県はすごいなぁ。朝鮮学校にしても、歴史の掘り起こしにしても、国レベルではなく地方自治体単位でできることは、かなり工夫をしてる感じです。まぁでもK原さんの存在は大きいでしょうね。
で、3時になったところから会議開始です。1時間聞かないので、どこの府県もコンパクトです。が、メモがしきれません。諦めました。
終了時間は4時です。せっかくなのでT部さんと晩ごはんでもと思ったら、さらに鳥取の人と島根の人も合流してくださいました。京都らしいところはどこだろう…。やはり水月亭か(笑)。幸い、1時間だけならOKとのことだったので、おいしい焼肉を堪能しました。
てことで、みなさんを見送ったところで、なぜかTじさんと合流。もう、なにがなんだか。
「いちおう食べたけど、呑む?」
ということで、「(笑)しべ長者」へ。前から気になってた店でした。
とりま、赤星とお好みとこんにゃく焼きをオーダー。その後、飲み物は麦ストレートへ。
それにしても、Tじさん、常連ですね。となると常連さんとの会話が出てきます。となると、おごってもらったりすることになるわけで、麦ストレートを3杯飲むことになってしまいました。おかげさまで、メッチャ酔ってしまいました。まぁでも冬休み初日の土曜日か。

気が抜ける

朝、思いっきり寝坊をしましょうか。ちなみに、昨日の夜、パートナーに「何時に起きるの?」と聞いたら、「起きたら起こして」と言われたけど、まぁ寝ておいてもらいましょうか。
コーヒーを淹れて、猫の額です。

今日は雨ですが、紅葉の落ち葉が雨に濡れてきれいですね。
朝ごはんを食べたら、部屋にもどって校正の続きです。先行研究のところはかなり考えて、修正もそれなりにあったけど、後半はあまりないですね。自分がそこに追いついていないからなのか、それなりに考えて書いたから、特に修正が必要ないのか、そのあたりはわかりません。それでもとりあえず、2回目の通読が終わりました。最後まで読み切ると、なんとも言えない気持ちになります。
2012年に前のおべんきょ場所に入って、2021年にとるまでの9年間、そしてそこから4年間、合計13年を振り返ると、決して楽な日々ではありませんでした。どちらかというと、しんどかった。でも、楽しかった。このしんどさと楽しさが同居する日々が終わるのが、妙に寂しいです。だから、次の「山」を探さなきゃ。まぁ当面はルーツ探しかな。
ということで、髪の毛をカットしに行って、帰ってきたら、清書です。ここまでやった校正を「実物」に転記しなくちゃなりません。果たして間に合うか?なんとか5時前に終了。よかった。
完成した「実物」を持って、合宿場所へ。今日〜明日、交流会の合宿です。とりま、買い出し部隊が来たところで、参加者の車に乗せてもらって宅急便屋さんへ。ここで封をして渡して、初校は終了です。
で、合宿場所にもどって、本格的に合宿に参加です。しかし、参加者が多い。なんかもう、カオスです。ちなみに、台所は満員なので、わたしは別室でひたすら飲むだけです。途中、Hがしさんが来られたので、書籍化の報告をしたり。ほんとうに感謝しかありません。
しかし、今日は酔いがまわるのが早いですね。やはり、気が抜けているのかなぁ。

しみじみウケたか?

目が覚めると4時半。電気もつけっぱなしです。これはまずいです。とにかく電気を消して、目覚ましもかけて、寝ましょう。次に起きたのは7時半。まぁこんなもんでしょう。
まずは朝ごはん。そうだ。レジュメを差し替えるんでした。その作業をせねば。さらにプレゼンも少し修正が必要です。うーん、このネタを出すか出さないか。やはり笑いをとるためには出すか(笑)。
そんなことをしていると、O崎さんから「何時に出ますか?」というメール。9時には出たいなと思ったけど、結局9時過ぎになりました。
会場に到着したら、すでに「映画」がはじまっていました。なんでも、地元の小学校にある演劇クラブの子どもたちが出演する映画を上映するのが、毎回の恒例なんだとか。映画が終わったら、監督とキャストが壇上に登場。なんと、今回の原作は小学校6年生の部員によるものなんだとか。ちなみにテーマは「愛」と「明るい未来」らしいです。しかし、6年生の生徒さん、メチャクチャしっかりしているというか、あまりにも大人であり、俳優でもあります。なんなんだ…。と思って、控え室で話をしていると、なんでもガチの俳優なんだとか。なるほど…。
で、わたしの出番です。今回はもともとは生徒バージョンと思っていたけど、生徒さんは不参加とのことなので、ミッション2にすることにしました。なにせ、島根ではこれまでミッション4ばかりだったので、ちょっと違うバージョンもしたいです。ちなみに、ミッション2はこの間京都府中部でもやって、笑いは少なかったけど、それなりに伝わった感があったので、ミッション3よりはこちらかなと。
ということで、お座敷スタート。
「昨日、6時から6時半くらいのあいだ、「タッタッタッ」って恐怖新聞の新聞配達みたいな感じで走ってた不審者はわたしです」
からスタート。恐怖新聞はわからんか…。
そういういらん話をして、かつ1時間半しかないので、ちょっと焦り気味のオープニングです。自然と早口になります。いかん。聞いておられるみなさん、完全にとまどっておられますね。とにかく、「ネタ」をぶっ込んで、笑ってもいい「お座敷」であることをアピールしましょう。そこからは、少し空気も柔らかくなって、ところどころで笑顔が出てきて、よかった。さらに、ところどころで明らかにウケはじめたので、ほっとしました。
が、問題は時間です。いちおう与えられた時間は12時までです。あと5分あるので、もうひとネタできますね。そんな感じで、話しながら、エンディングをどこに持ってくるかを考えます。
「ここで終わると思うでしょ?まだ終わらないんです」
みたいな。
それでも、なんとか3つ目のエンディング候補まで行ったので、これくらいにしておこうかなと。最後のひとネタはヤンぺ。が、それが司会のH井さんに伝わらなかったみたいで、しもたなと。まぁでも、そんなグダグダな感じも、わたしらしいかもしれません。そんなこんなで、無事、お座敷終了。
ありがとうございました。
で、軽くおみやげを買って、移動開始。一緒に移動するのは、O崎さん・O田さん、U田さんとわたしです。
途中、廃線の鉄橋が!

まずはみんなで昼ごはんを食べようということになりましたが、目当てのお店が「満席」→「貸切」ということで、空振りばかり。結局、O崎さんはここで離脱。ハグしてバイバイ。今回もほんとうにお世話になりました。
その後、3人で千代田に向けて移動。途中にあったオシャレなお店でランチ&ビールです。

うまし。が、お腹いっぱいです。ちなみに、なぜ千代田かというと、老亀に行くためでした。販売所に着くと、いきなり古ーいセドリックがあって、3人とも日本酒よりもそちらに関心がいってしまったのは、ある種当然かもです。ここでO田さんからお酒をプレゼントしてもらって、すみません、すみません。
あとは高速バスに乗って広島まで移動、広島から新幹線で京都です。到着したのは、7時過ぎ。
疲れたけど、楽しい2日間でした。みなさん、ほんとうにお世話になりました!