オンライン・カフェ「コロナと私と人権」とか

朝起きると、けっこうすっきり。なにより肩の凝りがありません。枕を変えた効果は絶大です。買ってくれたパートナーに感謝。
朝、散歩に行こうと思ったけど雨が降ってるので、のんびり朝ごはん。

午前は「オンライン・カフェ「コロナと私と人権」」があります。所用があったので、わたしは遅れての参加。遅れたからおとなしくしていましょう。なんか、メンバーを見たらそうそうたる人々です。なかでも、ハンセン病関係の人の「無癩県運動」にかかわる発言は「そうそうそう」と思いました。まぁHIVもそうなんですけど、感染症が流行するたびに同じことが繰り返されている。そしてそこには必ず排除と分断と差別がある。まったく歴史から学んでないよなぁと思います。
そんな感じで聞いていたら、いきなりK口くんが「いつきさん」と指名。「LGBT関連で」って、なにそれ…。おとなしくしていようと思ったから、まったく考えてないよ。てか、どちらかというと、今はガッコのことの方が大きいし、それも個人的にはおべんきょする時間ができているんだけどなぁ。ただ、なぜそうなっているかというと「何をしていいかわからない」からなんですよね。だからそっちで発言しようかなと。
「何をしていいかわからない」理由は2つあります。ひとつは先が読めないということ。もうひとつは生徒たちと個人的に連絡がとれないということです。特に後者は深刻です。だって、例えばオンライン授業しようにも、連絡がとれなければ生徒がアクセスしてくれるしか方法がないからです。で、なぜ連絡先を知らないかというと、例えばクラブなんかでセクハラ案件が起こった時に「生徒と直接連絡をとるな。そのために生徒のメールアドレスを知ってはならない」とやられちゃったからです。
基本的には学校は「うまくいっている」ことを前提に動いています。それは時間的にも人的にもです。今回のように12ヶ月のうち2ヶ月が吹っ飛ぶと、10ヶ月で12ヶ月分のことをしなくちゃならなくなってしまいます。必然的に、「休み」が削られてしまう。とあるO阪なんかだと「土曜授業」とか言いはじめているみたいです。が、土曜日は教員は勤務日ではありません。さて、どうする?土曜日を交代勤務でやったとして、どこかで代休を取らなきゃなりません。が、その代休を取る時間が平日にない。なぜなら、平日の勤務は土曜日が休みであることを前提に組まれているからです。例えば、クラスを半分にして同じ授業を2回とかするとします。すると、単純計算で持ち時間が2倍になる。うちの職場では週の授業が16コマを標準に組んでいるので、単純計算で32時間必要になります。ところが、週5日で1日6時間だと30時間。あふれてしまいます。それを回避するためには人を増やさないと行けないんだけど、それをしない。さらに誰かが休んだら、もう、ジャグリング状態になります。
すべては「うまくいっている」ことを前提にしているからなんですよね。
まぁそんな話をしたあと、やはりLGBT関連か。よくわからないけど、とりあえず、同性愛者に関しては「濃厚接触者」をとてもいいにくいと言うこと。トランスに関しては医療へのアプローチがしにくいこと、ふだんからそれはあるんだけど、それが顕在化するってことを指摘しておきました。
まぁそんなこんなで12時にカフェは終了。そこからビール片手にもう少し話をして、最後はK口くんとふたりになったりしてしまいました。

その後、必要火急な用事でホームセンターへ。メッチャ車が多い。みんな来るんだなぁ。換気とか全然やってないから、危ないぜ。さらに駅に行くと、その向こうにある公園へと歩いて行く人がいっぱいいて、結局ゴールデンウィークなんですね。まぁ人のことは言えんけどね。

枕を変える

今日はお買い物。枕です。
今使ってるの、いちおう低反発の枕ですが、考えてみたら10年以上使ってます。すでに反発してくれません。なので、朝起きると頭が枕に埋まってます。すると、頭が完全に固定されてしまうので、顔を左右に向けることすらできなくなります。結果、朝起きると、肩と首がガチガチになってしまいます。さすがにこれはしんどいなと。
ということで、◯-ナンに行って枕探し。
いろいろあるなぁ。でも、ふわふわの枕はしんどいし、高さが高い枕もしんどいし。てことは、高さ低めの低反発か…。で、結局選んだのは、おそらく今使っているのと同じものです。
ちなみに、これが古い枕。

ボロボロに崩れています。長い間ありがとう。
家に帰ってちょっと横になると、ホールド感がハンパないです。やはりこれはいいのかも。明日の朝が楽しみです。

めっけ!→宴会

最近の出勤日以外の朝の日課は
起きる→朝ごはんを食べる→散歩する
です。もちろん帰ってくるのは8時20分くらいです。で、在宅勤務をする。
で、今日は土曜日なので、少し寝坊して、少し長目の散歩でもしますか。
てことで、あたりをほっつき歩いていたのですが、路地裏に小さな神社があります。少し気になって入ってみると、寄付金出した人の一覧がありました。これ、おもしろいんですよね。それぞれの神社と人とのつながりがわかります。と同時に、その神社の「範囲」もわかります。
ということで、ずっと名前を見てると「えっ?」と思う名前がありました。

まぁわかる人しかわからんけど、わかる人には「なるほどな」と思うわけで。ちなみにこの写真には入ってないけど、少し上には「文理閣」もあって、これまた「ほう」となりました。ここまでつながってるんだ。

で、夕方からまたまた崇仁新町へ。この間飲んだ時に「今度の土曜日の5時に来い」と言われたんですよね。
到着すると、この間のお客さん夫婦とお子さんがすでに来ておられました。
客「わざわざ来てもろて、すまんな」
い「とんでもない、楽しみにしてましてん」
客「こないだ言ってたのはこれや、食べ」

こごりです。が、単なるこごりではないです。とにかくホルモンがゴロゴロ入ってます。それもフクではない。ハチノスとかアキレスとかです。メッチャうまい!
そうこうするうちに、Iちくん登場。焼き焼きのおかあちゃんと「キャー」とかやってます。
と、こないだの「師匠」が来られました。またまたアワビとカモに、今日はだし巻きです。すごいな。で、一度帰られて、再び持って来られたのがこれ。

ウニが山盛りです。ちょぼ焼きとのコラボがすごいです。すでに卓の上はえらいことになってます(笑)。

ここからは、またまたディープな話が続々と出てきます。
い「お母さんは在所の人と違うんですか?」
客「違うで。そやけど、ここに嫁いでこごりの炊き方教えてもらったんや。これが炊けて一人前や」
すげえな。てか、よくそんな話をしてくださるな。まだ会って2回目ですよ。でもまぁ、前回もこんな話をしてたから、まぁええか。
そんな感じで8時閉店。
京都タワーは青。

いろいろやっかい

今日は出勤日です。なので、いつもの時間に起きて、いつもの電車に乗ります。京都駅のいつもの時間に並ぼうとしたら、すでに並んでるのはいつもの人ひとりだけです。すごいな。
で、勤務先に着いたら机の上にメモがありました。どうやら課題の郵送第二段を出すらしいです。で、表紙を修正してほしいとか。たしかに5月7日の登校日ってなってるけど、次の登校日で一番可能性が高いのが6月1日か。それもわからんけどね。
で、郵送第二段にともなって、前に出した課題を返送させるかさせないか。いちおう管理職は「返送させる」って言ってるけど、これ、めんどくさいです。なにがめんどくさいか。
ひとつは事務作業です。なにせ1000通近い角2の封筒が来る。それを受けとらなきゃならない。ちなみに郵便物を受け取るのは事務の方ですが、2〜3人しかおられません。まぁ、小中よりは多いけど、それでも少ない。教務部長に「返送させるのはいいけど、事務に話を通しておかなきゃあきませんで」とひとことコメント。教務部長は「そやな」と。
次にそれを26のクラスごとに仕分けしなきゃならない。教務部長に「封筒に学年とクラスをあらかじめ書いておけばええやん」とひとことコメント。教務部長は「なるほど!」と。ついでに「何を入れたかのチェック・シートを同封したらええよ」とひとことコメント。「なるほど!」と。
問題は返信時の郵送費です。子どもたちに負担させることにすると、しんどい家庭の子は郵送しない可能性がある。でも、返送時の重さがわからないから、郵送料の計算をすることが不可能です。てか、1000通の返信用の封筒すべてに切手を貼るのを考えたら気が遠くなります。まぁこれについては「着払い」にしてもらうことは可能なようですが、これまた事務の方の仕事が増えます。
そんなこんなで、あーでもないこーでもないと話をして、昼前になったりします。
午後は少しおべんきょです。
が、ジャマが入る(笑)。
「センセ、やっぱり角打ちやるのはやめますわ。たぶんやったらのめり込んでしまいます」
こないだ、あまった家をどう使うかって話になって「角打ちしたら?」と無責任な煽りを入れると、けっこうその気になったみたいなんですが、まぁそりゃそうやわな。わたしやったら、たぶんのめり込む(笑)。
そんなこんなで、筋トレして、ちょこっと事務仕事をしたら勤務時間終了です。
「帰ります。次に会うのは11日ですねー」
夜はKっかわくんが来てくれてリハビリ。かなり動くようになったけど、痛いものは痛いです。でも、この痛みの向こうに「肩が上がる日が来る」と信じましょう。

それにしても、今日はメーデーか…。

職場だと進まない

今日は出勤日です。が、幸か不幸か病院の受診日でもあります。なので、まずは病院へ。
病院玄関で検温です。やはり厳重ですね。てか、入院した時は発熱の人の待合室を少し離す程度だったのが、どんどん厳重になっていきます。
で、予約してあったから、すぐにレントゲンを撮って、すぐに診察です。

骨は大丈夫だそうな。お次はリハビリ具合です。
医「寝て下さい」
い「はい」
医「腕は上がりますか?」
い「これくらい」
医「ふむ、まぁあがるようになったな…」
そこから肘を持ってグリグリとまわされます。
い「痛たたた」
さらに肘をひねります。
い「痛たたた」
医「拘縮がひどくなったら受動術をしなきゃならないかもしれませんね」
い「それなんですか?」
医「麻酔を打って、ベリベリと引き剥がして関節包に隙間をつくるんですよ」
い「ひぃぃー、リハビリがんばります」
医「微笑」
そこでなぜに微笑!その笑顔が一番怖い。

てことで、職場へ。
職場ではにぎやかにおしゃべりしている人もいれば、教材研究している人もいれば。わたしは一通り事務作業をして、午後はちょっと本を読もうかと。で、場所探しです。が、いいところがない。どうしたものかなぁ。そうだ!中庭!

アカン、まぶしすぎます。そうだ、藤棚!

アカン、石のベンチは固すぎます。
そんな感じで断念。あとは筋トレやっておわりですね。
しかし、この休校、どこまで続くのかな。

便利なものを使えばいいことを、あとで気づく

日曜日、朝早く目が覚めたので、せっかくなので散歩にでかけました。普段行かないところをウロウロしてたら、こんな風景が。

どこまでもきれいです。

で、午後は、とある必要性があって、部屋の寸法を測って作図するハメになりました。
寸法を測るのはメジャーがあればできるからいいです。こいつをもとに、どんどんメモをしていきます。が、これを間取り図にする必要がある。
パートナーが「方眼紙あるよ」と持ってきてくれたのを見ると、「Semi-log」って書いてあります。片対数グラフ用紙かよ(笑)!こんなのでつくった日にはえらいことになります。
てか、はじめは方眼紙に鉛筆で書こうかと思ったけど、共有できないなと。となると、PCでつくるしかないですね。だだ、そもそも作図は苦手です。お絵かきソフトで書けるとは思えない。
うーん。
EXCELでやるか…。
まずは、縦と横のセルをすべて15ピクセルにする。で、ひと目盛を2cmでいきますか。念のために上に目盛をうってあげてと。
それにしても、なんか、縦横のバランスが変。あの部屋、もっと縦長に見えたのに、こんなに短いのかなぁ。タンスの奥行き、こんなにあったかなぁ。てか、書きはじめたら測ってないところが見つかったりして、これはダメじゃんと。
それでも、なんとかかんとか間取り図をつくり終えて、時計を見ると2時間くらいかかってました。できばえはまぁまぁな気がするし、新しい作図方法を知ったってこと、1/4円書くためには全部の円がシートの中になきゃいけないとか、画面と印刷ではずれるという定番のトコトンタコな仕様を知ったりとか、まぁいろいろメリットはありました。が、あとから考えたら、間取り図ソフト使えばよかったなと。
そういや、かつてパソコンをはじめて買ったのがPC-286Lだったけど、動機が「成績処理プログラムを自分で組むため」だったんですよね。中にLOTUS123が入っててビビったんだけど、基本的にそういう発想なんだろうな(笑)。

リハビリ

週1回、Kっかわくんにリハビリに来てもらっています。内容のうちのひとつは、1週間でガチガチになった身体をほぐしてもらうこと。ちなみに、今週月曜日にとある事情で右腕でコーヒーを挽いたんだけど、あまりにも力がかかりすぎて今週はずっと不調でした。そしてもうひとつは、もちろん右肩関節を動かしてもらうことです。
いろいろと会話しながらリハビリをしてもらっていますが、なかなかおもしろいです。というのは、肩の関節って、ほんとうに動き方が複雑というか、自由に動くようにできているというか。さらに、その動きを止めるものも多種多様です。つまり、関節そのものだけじゃなくて、腱や筋肉、さらに皮膚も要因になるみたいです。それがKっかわくんに動かしてもらうと、すごくよくわかります。
さらにおもしろいのが、上腕骨の骨頭の位置が感じられることです。外にひねる動作をすると、骨頭がまわると同時に、少しだけ前の方に移動します。こんな動きをしていたんだって思えてきます。
てことで、2時間ほどいろいろやってもらって、身体もほぐれて、少し可動域が増えて、やはりやってもらうものだなと。
それにしても、「焦らず急いで」は難しいな。やるしかないんだけど。

変えてみる

朝、目が覚めると6時。ふだんよりも15分ゆっくりです。今日は在宅勤務です。
ということは、昨日は20分後に家を出たけど、8時半のメールまで2時間半もあります。朝がものすごくゆっくりです。いちおう毎日筋トレはしていますが、今日は散歩としゃれ込みましょう。コーヒーを飲んで外へ出ると、朝の空気が気持ちいいです。
帰ってきたら在宅勤務開始です。ちょこちょこと来るメールに返事を書いたり、軽く事務作業をしてみたり。そんなことをしていると、ちょいと不便なことに気づきました。
現在、仕事はほとんどメールのやりとりなので、基本的にはブラウザ上でやってます。ところが、職場のブラウザの環境と家のブラウザの環境が違います。ちなみに、家ではchromeを使っていますが、職場ではoperaを使っています。なんでやねんということですが、まぁなんとなくです。というか、わたしのブラウザ遍歴はIE4→NETSCAPE→MOZIRA→opera4→opera5→chromeなので、なんの不思議もありません。根はoperaなんです。かつてhatenaグループの「チーム俺等」というところに入っていた頃もあります。
で、なにが不便かというと、職場の関係はすべてoutlookなんですね。ところが、「おべんきょ関連」もoutlookなんです。すると、同じブラウザだとめっちゃめんどくさい。プラス、googlegroupsも使っているけど、アカウントが個人のものとは違うんです。なので、職場ではoperaとIEの2つを使っています。ちなみに、なぜedgeではなくIEかというと、校務システムがIEにしか対応をしていないという(笑)。まぁでも、これはこれでうまくまわっています。で、家ではふたつ使いわける必要がないので、chrome一本でやっていました。
が、在宅勤務をはじめると、職場の不便さと同じことが起こります。となると、当然職場と同じ環境にしたくなるというものです。なので、家の環境をchromeからoperaに変えようかと。
で、ちょこちょこと移行していったけど、やっぱりoperaはいいわ。使いやすい。これで、ネット関係は整備された感じがしますね。
さてと。あとは「これからの人権教育」についてのおべんきょです。
435円+送料で買った『ジェンダーと歴史学』を読みはじめると、いきなり「あの名言」が書いてあって「おぉ!」となるなど。あるいは『アセンブリ』をよみはじめると、これまたいろいろ刺激があるなど。
そんなこんなで、在宅勤務終了。
呑もうと思えば5時からビールが呑める幸せ(笑)。

在校勤務してみた

朝、いつもの時間の地下鉄に乗ります。お客さん、メッチャ少ない。ロングシートにあえてリュックを置いたけど、よゆうです。7人掛けのシートに5人しか座らない。立ってる人は、あえて立ってる感じです。
職場に着いたけど、さすがに人数が1/3なので静かです。
さて、何をするか…。
そういや、昨日副支店長から「荷物、部屋にあげておくし」という電話があったな。荷物の中身は「人権教育資料集」と「援護制度一覧」です。資料集が重たい。職員室まで台車で運んで、名前のスタンプペタペタ押して、全員配布です。それにしても、あらためて中身を見たけど、ほんとうの基礎資料です。さまざまな人権にかかわる条約や法律が掲載されていて、年表もあります。これ、使わないともったいないな。新採研で使おうかな。
あとの時間は「おべんきょ」です。
まずは『概念分析の社会学』の中にある「化粧と性別ー<素肌>を見る方法-」です。
おもしろい。そうかぁ、「素肌」って、「化粧」の存在から立ち現れてくるのか。でもそうですね。男性は「素肌」とはあまり言わない。しかも、その素肌は常に「修復しなければならないもの」であるし、さらに「修復可能なもの」なんですね。そして、どのように修復可能かというと、「化粧」という形で修復可能なわけです。だから、化粧が素肌の存在を担保している。そして、化粧の歴史をひもとくことで、その化粧は「女性」と結ばれている。なるほど。「化粧と性別」ですわ。
続いて「遺伝学的知識と病の語り-メンバーシップ・カテゴリー化の実践-」です。
ひたすらおもしろい。なるほどなぁ。インタビューってそう読むのか。自分にできるとは思わないけど。でも、すんごい参考になります。
さらに、井谷惠子さんからいただいた『体育カリキュラムにおけるジェンダー・ポリティクスについての研究』という報告書。
ジェンダーと教育って、さまざまなアプローチがあって、それは膨大な研究成果があるんだけど、こっちから攻めるってのは、たしかに有効ですね。これも使わせていただきましょう。
てことで、とても有意義な在校勤務でした。

帰りの電車は、やはりガラガラ。ひとつの車両に3人です。フィジカル・ディスタンスはバッチリです。さてと、帰ってビールだわ。

在宅勤務してみた

他府県でも在宅勤務はすでにされてますが、いろんなところがいろんな方法でやってるみたいです。もちろん「宅」で「勤務」に変わりはないのですが、それらの定義からはじまって、内容、さらに事後の報告にいたるまで、千差万別かな。
例えば、「宅」の定義として
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在宅勤務を実施する揚所は,在宅勤務を行う職員(以下の自宅(実施職員が現に居住している住居をいう)に限るものとする。
ーーー
なんていうところもあるみたいです。
業務の内容もこと細かに決められていたり、報告も成果物を出さなきゃならんところもあるというウワサを聞いたことがある気がします。
で、京都府はというと…。
まずは8時半にガッコに「今から在宅勤務しますよ」とメール。ちなみに、「宅」の定義はありません。そりゃそうです。だって、例えば京都府北部に自宅があって事情で南部に勤務してることもないわけじゃないです。あるいは、研究室を別途借りててそこに資料があるとか、美術系の人でアトリエ借りてるとか、現実はいろいろです。行政の人が「こうだろう」と想像するより実態ははるかに多様だってことです。だから、定義を厳密にすればするほど、そこからはずれてしまうことがあるってことです。ただ、なぜ厳密にするかというと、たぶん「不信感」があるからです。あるいは、外部からのツッコミに対して「きちんと指示してて、あれは違反」と切り捨てるためです。
ちなみに副支店長に「「宅」の定義は住民票のある場所?」って聞いたら「まぁ、そこは柔軟に」って言ったあと「公共の場所はダメ」って言ってたから、そういうことなんでしょうね。どうやら信頼関係がここにはあるようです。
で、勤務の中身はというと、場所によっては「これが勤務内容」として列記してあるところがあるようです。これ、めんどくさいです。というのは、例えば実際の授業の局面になると、生活のありとあらゆるところに「ネタ」が落ちてます。「生活にはネタが埋まってる」です。なので、それを掘り起こすこともまた教材研究であり教材開発です。ところが、内容を列記されると、そういうナマ物的な教材がつくりにくくなる。これも、おそらく「宅」のことと同じかな。が、京都府は「以下のようなことが考えられる」として、例が示してあるだけです。なので、柔軟に解釈できます。
で、途中45分の休憩をとって、17時に内容を列挙した勤務終了のメールを入れておしまいです。
ちなみに、勤務中は原則的には「宅」から出られません。が、通常勤務をしているときも、例えば郵便物を出しにポストまで行くときにいちいち出張や年休は出しません。その程度の柔軟さは在宅勤務でもあります。まぁ、常識の範囲内ってことです。
てことで、ジェンダー・セクシュアリティにかかわる「これからの人権教育」についての研究が少しできました(笑)。

さぁ、あとはビールだビール!
しかし、通勤時間がゼロだと、メッチャ有意義な生活が送れるなぁ。