依存への一歩?

朝、やはり身体が動きません。なので、ふだんより20分長くおふとんの中にいることにしました。それでも、いつもの時間の電車に乗って出勤。長い一日がはじまります。電車の中ではいつもの通りduolingoで英語のおべんきょです(笑)。とにかく聞きとれない。困ったものです。
それにしても今朝は寒いです。職場まで歩く途中、どんどん足先の温度が奪われていきます。ヤバイです。なので、立番ではウィンドブレーカーを着ることにしました。
授業の方はやることがなくなってきています。いや、別に教科書を進めてもいいんですけど、そうしたら、3学期にやることがなくなります。まぁ、もう一回すべておさらいしてもいいんですけどね。とにかく、教科書に対して単位数が多いというか、それよりもなによりも、試験のあとの授業が長すぎます。授業時数の確保の仕方が間違ってます。まぁそれでも、いろいろやるんですけどね。
4時間目はラン。

今日は1年生と走ります。先週は「慣らしクロカン」でしたが、スケジュールを見たら今日は30分間走のようです。どんなペースで走ろうかと思ってグラウンドに降りたら、1000mでした。
まずはアップ。ですが、わたしはストレッチをしたり、自分なりの温め方をさせてもらいます。なんでも、2チームにわけて走るそうです。
「どっちで走りましょう」
と聞くと
「速いほうで」
と言われたのでAチームで走ることになりました。
1周目は1分弱でした。てことは4分ペースです。速い。でも、2周目でペースが落ちます。3周目はいつもの通り「なんで走ってるんだろ」状態です。そんな時は抜かれてしまいます。4周目はスパートかけようにも残ってません。てことで、タイムは4分28秒でした。それでも先週から14秒縮めたのでよしとしましょう。
その後インターバルをおいて、Bチームとも走ることにしました。こちらはトップを引っ張るのが目標であり目的です。
一度スタートしたけど、最後尾が遅すぎてリスタートになりました(笑)。
そしてスタート。トップにいこうとしたけど、ひとり前に行ったのでその子についていくことにしました。が、ほどなくペースダウン。なので、前に出て引っ張ることにしました。2周目はさらにペースダウン。うーん、楽だ。それでも、3周目は後ろに影が見えたので、少しペースをあげましょう。お、ついてくる。そして4周目。足音が近づいてきたのでペースアップ。ところが、さらに近づいてきます。なので、さらにペースアップ。が、どんどん近づいてきます。よし、デッドヒートといきましょう。そして最終コーナー。ここでインを譲ります。すると、わたしをパスしていきました。あり?別の子じゃん(笑)。
まぁいいです。きっとその子のペースもあがったでしょう。タイムは同着の4分37秒。それでも先週より速いですね。あのペースで走ってこのタイムかと、少しびっくりしました。それにしても楽しかった。

そしておべんとからの午後の授業です。眠い…。2時間連続、なにをする?まぁとにかく接線の方程式で1時間。そのプリントでもう1時間。も、もたないですね(笑)。そして、水曜日にやることがなくなりました(笑)。
そんなこんなで授業を終えて、いつもの通り「夜の仕事」へ。が、途中の電車の中で猛烈な眠気が襲ってきました。ヤバイです。なので、最寄り駅で今週も手を出してしまいました。

ヤバイな。これは依存症への一歩なのか?来週は飲まなくてもいい日曜日を過ごさねば。てか、走ったあとのおべんとがアカンのか(笑)。午後は猛烈に眠かったです。
てことで、「夜の仕事」です。今日のテーマは「日本の学校も多文化社会の中にある」です。これ、地域によって随分と差があるしょうね。今日の発表者の学生さんは外国人の集住地域の学校に通っておられた経験があるので、日本語指導が必要な子どもがいることは、そんなに不思議な感じは持っておられないようです。が、生徒としてそこにいるのと教員としてそこにいるのはずいぶんと違うだろうなと思います。なので、このテーマはそれなりに驚きを持って受け止めておられる感じでした。
そしてそれは、他の学生さんも同じ感じでした。でも、統一テーマである「学校は社会の中にある」ということを、この半年延々と論じ続けてきているので、さすがに「そういうことね」という理解は早いですね。
で、学生さんの発表が終わったら、わたしの方から補足。一つは、テキストに書いてあるのは「日本語指導が必要な生徒」についてであるけど、それはおそらく紙幅の関係でそうなっているだけで、例えば在日韓国・朝鮮人のように「日本語指導が必要ではない生徒」もまた、独自の困難を抱えさせられていることは知っておかなければならないということです。もうひとつは、ターゲットが小学校・中学校に絞り込まれていて、高校にはあまり言及されていないことです。高校については、わたしもそれなりに考えるところはあるけど、それよりも専門にされている方がおられるので、そちらを紹介しておきましょう。てか、学生さんたち知っているはずだし。そしてもうひとつ、法的地位の話が書いてない。つまり、国籍や在留資格の話ですね。そのあたりのことも少し触れておきました。
そうそう、ホワイトボード書き書きの内容もおもしろいです。というか、今回は「ツイート課題」がおもしろい。「教育の国際化、多文化化と聞いて思いつくことは?」というお題です。当然のことながら、学生さんたちが書かれることは、いわゆる「国際理解」や「他文化・異文化」といったことになります。なので、わたしの方からこのpdfから中島智子さんによる「多文化教育」の定義と、それに付随した「おまけ」の話をしておきました。
しかし、マジでこういう話を知らずに教員になったとしたら…。こわいわ…。教育社会学を必修にしないとまずいです。が、おそらく文部科学省はしないというか、したくないだろうな。
ということで、「夜の仕事」終了。さてと、家に帰ってシャワーとビールだな。しかし、来週はクリスマス。みなさん来るんだろうか(笑)

断念した

朝起きると布団の中にいました。アカン、記憶がない(笑)。このままお布団の中に居続けたい。でも、パートナーは準備をはじめてます。今日のお客さまは9時半スタートなので、当然ですね。
残りの人たちは朝ごはんにしましょうか。昨日の鍋の具材を他の鍋に移し替えて、魚の身をほぐしたのを入れて、雑炊にしましょう。うまし!
やがて子どもたちはMみさん&Kうちゃんとお出かけ。わたしは留守番です。なんか、気が乗りません。なのでおべんきょできない。のろのろとipadを触ったり、椎名誠を読んだり。そういや、『わしらは怪しい探検隊』好きやったなぁ。おべんきょするようになってから、ほんとうに小説とかエッセーを読まなくなりました。
と、頃合いもいいかなと着替えました。ランです。

せっかく米子に来てるので、9号線と海沿いの周回コースを走ろうかな。
てことで表に出ると、寒い。しかも雪と風がすごい。前半は向かい風なのできつい。後半の海沿いは追い風でいいけど、雪がメッチャ降ってきました。
やめよう…。
結果、1.2kmほどを7分13秒走って終了でした。アベレージは5分47秒だけど、意味ないですね(笑)。

その後、やはりダラダラ。まぁこんな日も必要なんでしょう。いつも意味のある日を過ごしててもしんどい。
1時過ぎにふたりめのお客さまが帰られて、今回の出張アロマサロンも無事終了。
あとは片づけです。そこに4人が帰ってきて、片づけのペースが一気に上がりました。最後にパートナーはKうちゃんにお礼のヘッドです。その間、しばし休憩。
さてと。スタート。今回も本当にお世話になりました。
帰りの道では冬用タイヤの点検があったけど、こないだ新品のスタッドレスにしたので問題なし。みんな寝てるので、そのままノンストップで大阪へ。ライブに行くというパートナーを降ろして、残り3人は下道で京都まで帰ることにしました。
まぁ無事家に着いて、お疲れさまでした。

やってきたことが統合されてきたのかも

今日は1・2時間目に「走り」があります。が、さすがに2時間連続で走るのは気が引けます。というよりも、そろそろ1日1時間にしようかなと。ということで、2時間目の「走り」に参加。すでに子どもたちも慣れてくれています。よしよし。

今日の走りは30分走です。今日も雨なので、走る場所は体育館です。この間書いたように、1周が130mくらいとのことです。とにかくひたすら走って44周まわりました。てことは、5.7kmってことですね。てことは、アベレージは5分16秒か。これが本当なら、かなりいいペースってことです。まぁでもいいペースでした。おかげさまで、大汗かきました。

汗が引かないうちに次の授業です。教室に入った途端、
「お酒飲んでるみたいやー!」
と笑われました。仕方ないので
「アンパンマンみたいになってるわ」
と逆襲しました。あとは平和にプリント学習です。
午前の授業が終わったら、労働者の正当な権利である「割変」をとって退勤。向かうはウトロです。今日はN地岡さんプロデュースのフィールドワーク→お座敷です。聞いてくださるのは副支店長会のみなさんです。とはいえ、みなさん歳下か(笑)。
てことで、まずは館内案内。S煥さんのような話はできないけど、土地問題を少しだけではあれ一緒に闘ってきたので、その臨場感が伝わればいいな。そしてフィールドワーク。ほんとうに建物がない。寂しい。もちろん、安心安全な場所で生活できるようになったことは、なにものにも変えがたいです。でも、あまりにも大きな代償を払っておられる気もします。
そんなこんなでだいたい1時間ばっか過ごして、その後しばし休憩。でも、できればこの間にもう一度展示室を見てほしいなと。そうしたら、展示室の写真がどこか他の世界のことではなく、「ここ」のことだっていうことが、よくわかるはずです。
そしてお座敷です。ネタはこの間に続いて「新ネタ」です。ただし、ほんの少し短縮バージョン。と言っても、1時間15分くらい話ができるので、それはそれでいいのかもです。
みなさん、はじめは面食らっておられる感じでしたが、少しずつメモをとりだされました。うーん、それほどのことではないんですけどね。
おそらく「新ネタ」で言ってることは、そんなに新しいことではないです。誰もが言ってることです。ただ、そこに至る道筋がある。それは、わたしが失敗してきた実践史です。あるいは紆余曲折してきた歴史です。それがあるから「ネタ」になる。最後は質問も出てきてうれしかったな。
お座敷が終わったら、ひと駅移動して懇親会です。S煥さんにお世話になっての「海雲亭」です。とにかく肉が多い。そしてうまい。量と味がともに満たされるお店は、そんなにない気がします。ここでお腹いっぱいになるまで肉を食べて、ワインを飲んで、過分な感想をいただいて、さらにしゃべりまくって、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
とはいえ、明日の朝は早い。もっとも、みなさんも遠方まで帰れなきゃなりません。てことで、20時に解散。さてと。帰ってお風呂に入って寝ましょうか。

居続ける意味

今日の午前は授業が詰まってます。なので、朝のスタートダッシュが今日一日を左右します。
と、いきなりおひとり休みなのが判明。嫌な予感がしたので時間割を見ると、マジか。あいてるのはわたしだけ。まぁいいや。こういう時は快く代講を引き受けるほうがいいです。
さっくり2時間授業をして、次の時間は走りです。

いよいよクロカンコースをフルに走ります。6周、4kmです。とにかくスタート。久しぶりなのでペースがつかめません。それにしても子どもたちのストライドは長いですね。基本わたしはピッチ走法なので回転が早いんです。が、子どもたちは回転がわたしより遅い。はじめは子どもたちのピッチに惑わされたけど、途中で自分のピッチを思い出して、そこからペースに乗れました。1周が660mとして、1周を3分20秒でまわれば1kmを5分のペースで、20分になります。これが目標ですが、結果は20分45秒。スプリットは1kmごとが5分07秒→5分21秒→5分15秒→5分06秒で、500mごとだと5分07秒→5分07秒→5分25秒→5分16秒→5分23秒→5分07秒→5分13秒→5分00秒でした。やはり3周目4周目のタイムが落ちてますね。まぁ、「なんで走るんだろう」って思う周回だし、しかたないかなぁ。
それでも、去年の同時期のタイムが21分10秒だったので、今年の方が速いですね。よしよし。

走り終わったら、速やかに授業です。相手はさっきまで一緒に走ってた子らです。
ここは走った後感を出さないことが大切です。ケロットした顔をして、とりまタイムを申告。そして授業です。とは言え、もうやることがない(笑)。しかたないのでプリントを出しましたが、明日は何をすればいい?
午後は代講です。なんでも期待値をしろと。ただ、今日の子らも前に一度一緒に走ってます。というか、1・2年の全クラスと一緒に走ってるので、去年とあわせると、わたしが走ってることは全校のみんなが知ってます。なのでやりやすい。なので、ここでも今日のタイムを申告。
「速!」
という言葉が漏れたので
「いやいや、まだまだ」
と訂正しておきました。
で、期待値ですね。ダラダラとぬるい授業をしてしまいました。まぁただ、語り口がアレなので、それなりにやってくれたかな。
定時が来たら退勤。今日はTじさんに呼び出されました(笑)。
てことで、Tじさんのお宅におジャマして、鍋をつつきながらいろいろ話。ほんまにがんばってやるなぁ。こういう人を大切にしなきゃなりません。
どこかに出かけて、そこの人から評価されるのは簡単です。でも、自分の生産点で評価されるのはとても難しい。でも、そこでくだされる評価がほんとうの評価です。そして、もっとも厳しくて優しい評価は子どもたちがやってくれる。
挫けそうになることもあるけど、とにかく続けること。降りたらそこで終わります。
そういや、かつて史朗さんから
「お前がやめたとき、その次に来るのはお前みたいなヤツだと思うか?お前がやめずにいるだけで意味がある」
って言われたことがあります。昔も今も、その言葉を思い出しながら、教員を続けてるよなぁ。

やっぱり「久しぶりの…」

今日も1・2時間目が空いています。ということは、走りですね。
ということで、立番前に着替えです。そうそう。職場での走りはスピードを出すので、家で使っていた「cw-xジェネレーター」を職場で使うことにしました。そしてこの間ポチったウィンドブレーカーを着ると、快適です。

本日のランは1000mのタイムトライアルです。1周250mのトラックを4周走ります。生徒たちは1000mを1回だけど、せっかくなので2回トライアルをしましょう。しかし、トラックの一部がぐっちょなのがイヤですね。ということで、スタート。いい感じで走れます。1周目が終わったところでタイムを見ると1分10秒です。このペースだと1000mを5分切れますね。これを維持するのが今日の目標かな。結果、1時間目の1本目が4分42秒で2本目が4分54秒でした。2時間目もがんばったけど、1本目が4分51秒で2本目が5分01秒でした。最後の1本が悔しいな。
ちなみに、昨シーズンは12月が4分25秒かな。2月が4分32秒ですね。落ちてるな。

走りが終わったら授業です。12月のこの時期は、ほとんど惰性ですね。しかも、片方のクラスは進んじゃいけない。どうするねん。
そんな感じで、ちょいと早めに職場を出て、向かうは滝井です。前に来たのはいつだろう。寒かった記憶がありますね。とりあえず病院の待合室に入ると、いきなり「いつきせんせい」と声をかけられるのはお約束です。久しぶりやなぁ。ちなみにいつ以来か調べると、ちょうど1年前でした。
O田さんの診察はいつものパターンです。この間の情勢を読みながら、これからの展望や愚痴などを、主に聞くパターンです。まぁでも、この時間も大切なんですよね。こういうディープな話は、たまにしておかなきゃなりません。
診察が終わったら買い物です。従来は買い出し→調理→宴会だったけど、今は飲み物食べ物は各自でゲットすることにしているんだとか。でも、何もしないのはおもしろくないから、カップ焼きそばと袋入り野菜を買うことにしましょう。
そして、久しぶりの「まんまるの会」です。久しぶりすぎて、知らない人が何人かおられます。それでも、いつもの通り自己紹介の司会をして、あとは宴会です。Hっぴぃちゃんと
「次回は乾麺茹でようか」
とか言いながら、ダラダラ。でも、このダラダラ感がおもしろいですね。でも、明日も仕事があるから9時においとましましょう。
A「もう帰んのー!」
い「シャワー浴びんとあかんねん」
A「なに、女子力あげてるねん!」
B「女子力ってなんだ!」
い「女子力って、正拳突きか!セイッ!セイッ!」
しょーもない話をして退散。さてと、本当に帰ってシャワーを浴びねば。

やはり問わざるを得ない

今日は午後から出張です。が、午前は出張がありません。なので、朝イチからラン。と言いたいところですが、まずは立番。こないだメッチャ寒かったので、ウィンドブレーカーをポチりました。おかげで暖かい。
今日は雨なので、立番が終わったら速やかに体育館へ。

今日の走路は体育館の最外周です。なんでも1周が130mくらいとのことです。1時間目は5分のインターバルを4本の予定でしたが、時間の関係で5分のインターバルが3本+3分のインターバルを1本になりました。周回数は6周→7周→8周→3周で、合計24周走りました。どうしようかなと思ったけど、2時間目も走りましょう。2時間目は5分のインターバルを3本+2分のインターバルを1本になりました。周回数は7周→7周→8周→3周で、合計25周でした。2時間目の方が時間は短かったけど周回数は多かったってことです。たぶん身体が温まってたからでしょうね。
走り終わったら、筋肉がピンと張って、気持ちいい。

職員室に立ち寄ってレターケースを見たら、こんなのが入ってました。

やはりうれしい(^^)。
あとはさくっと事務作業をして、おべんと食べて、スタートです。今日の出張場所は山の上にあります。登り道が張った筋肉にこたえます。まぁいいでしょう。
そして会議。
今日は参加者が少ないですね。いろいろ用事が重なってるらしいです。が、優先順位の問題かな。まぁそれぞれです。
会議はいつものようにつつがなく進んでいきます。が、ある学校から出された人権学習の資料に「ん?」と思いました。そこには「日本固有の人権問題である部落差別」と書いてありました。思わずなぜ「部落差別」に「日本固有の人権問題である」をつけたのか質問しました。すると、なにかの本で読んだときに「そうだ」と思ったからつけたとのこと。なんでも「南アフリカ固有の人権問題」ときたら「アパルトヘイト」なので、それと同じなんだとか。
んー、それでいいのか?わたしには、差別の問題に価値づけ、あるいは優先順位をつけてるように思えます。なので、思わず絡んでしまいました。すると、かなりカチンと来られたようで、ケンカになりました(笑)。他の人がいろいろ間に入ってくれたので、まぁその場は収まりました。
帰り道、なぜ、わたしがカチンときたのか、振り返ってみました。
おそらくさんざん価値づけとか優先順位とかをつけられた経験があるからでしょうね。
例えば、1997年だったかの日教組教研の人権教育の部会でゲイの友だちとの出会いをレポートした時に、世話人の人から「なんでお前はゲイなんていうアメリカの人権問題をやってるんだ。日本にはちゃんとした部落問題という課題がある」と言われたこと。あるいは、ある会合で「いつきさんの話をして」と言われてたけど、ある戦争が勃発してそちらに話題がいったこと。さらには、あるお座敷のあいさつで「部落問題をはじめとするほにゃらら」って言われたこと。そりゃもう数え切れないくらい「二の次三の次」にされてきた経験があります。だからこそ、わたしは優先順位をつけたくない。他の人権課題の当事者にわたしのような思いはさせたくないと思っています。だから「カチン」ときた。
もうひとつは「日本固有の」という発想です。論議の中で「ケガレ」をとりあげて、「日本固有の」という説明をした人がいました。ただ、それは「差別の理由」に着目するからで、「排除」という構造に着目したら、特に「日本固有の」とはならない。だから、IMADRという形でつながれる。
今回の話とは違う文脈ですが、部落差別の特殊性をとりあげる人がおられます。そりゃ特殊です。というか、それぞれの人権課題の「理由」は、個々違うので、それぞれが特殊です。例えばトランスジェンダーの置かれた状況なんて、「あるジェンダーアイデンティティを持つ人が権利を奪われてる」という、メッチャ特殊な理由です。そして、アイデンティティが原因であるなら、その人の存在そのものを否定するわけで、もう、ダメダメです。そういう特殊性がある。ただ、その特殊性を取り上げたときに、そこに軽重や優先順位がどうしても付随してしまう。もちろん、本人にその気がなくても、「特殊性」という言葉を選択した時点で、そう相手に受け取られてしまう。だからこそ、言葉にはセンシティヴでありたい。
そして、そのような隘路にはまらないためには「理由」ではなく「構造」で捉える。そうしたときに「日本固有の」という言葉は成立しなくなる。そして、そう捉えたときこそ、ある課題の解放が他の課題の解放とつながる。だから「日本固有の人権問題である」という冠はわたしは使わないし、例えば「部落差別をなくすための学習」とも言わずに、単に「差別をなくすための学習」と言う。
それが今わたしが考え実践していることなんですね。
まぁ、でも、こんなことをここで一生懸命書いても、誰も読んでないしな(笑)。てか、だから書けたりする(笑)。
そんなことを考えながら、京都駅まで移動です。少し時間をつぶそうかと入ったアバンティのブックセンターでショックを受けました。年明けに閉店ですか。まぁそりゃそうか。
そんなこんなで向かったのは、とあるホテルです。今日は京都府南部の生徒指導部の教員の合同宴会があります。その数、約100人です。おかしいです。まぁでも参加してもええかと。
会場に入ると、知り合いはほとんどが支店長と副支店長です。なので、会話は当然「同和教育の継承」です。ちなみに継承のためには人事がマストです。なので副支店長には
「この最初の一文字がとれたら、本気でやってや」
と言っておきました。ホンマに知らんよ。
宴会の方は、安いだけあって、あまり食事が出てきません。まぁでも、全同教以来食べすぎが続いているので、ちょうどいいです。ワインも3杯だけに抑えて、宴会終了。さてと、おとなしく帰って、シャワーでも浴びますか。

つい手を出した

朝、あまりにもしんどいので、労働者の権利を1時間行使しました。おかげさまで朝はゆっくり。これくらいの時間に出るのであれば、まぁ楽ですね。
職場に着いてまずは授業。休みが多いな。まぁ急いでるわけじゃないから、プリントか。授業が終わったら着替えましょう。今日も走りです。

今日もクロカンコースの「慣らし」です。今日は1年生と走ります。授業を担当してないからドキドキ。でも、「人権の人」とは認識されてるから、まぁええかな。1年生なので、はじめて走る子らです。まぁペースメーカーになればいいかなと思いながらスタート。2周目でトップの子が落ちてきて、わたしがトップに浮上。2周目最後で3番手につけていた子がトップへ。そのままスパートをかけられてしまいました。さらに、最後にもうひとり抜かれて、結局3番手でゴールでした。まぁでも、去年はトップ争いはできなかったから、今年は少しは速くなってるってことです。
結果、
スプリットは1kmごとが4分56秒→5分02秒で、500mごとだと4分51秒→5分00秒→5分19秒→4分44秒でした。トータルで2kmを9分44秒、アベレージは4分59秒でした。実測値とスマホにずれがあるけど、まぁしかたないですね。

走り終わったら昼休み。おべんとです。アカン、眠い。そりゃそうか。走り終わってからのおぺんとはそうなるわな。
そして5・6の連続授業。まずは数学的帰納法。みんな騒然としてます。ええねん。こういゔ世界があることを知ることが大切やねん。なので、6時間目のはじめに数学Bという科目について簡単に説明。数学のメインストリートは連続量です。そんな中で、数学Bは少し傍流にあたることをやります。そのひとつが離散量なんですよね。そして去年まではベクトルがありました。ただ、今回の改定でなくなりました。なんでやねんと思いますね。なので、その「なんでやねん」をぶつけておきました(笑)。
そして授業はメインストリームの微積へ。まぁこっちのほうが子どもたちにとっては楽やろうな。
放課後は会議。ただ、最後は労働者の権利を行使してパス。速やかに「夜の仕事」に向かいます。ただ、あまりにも眠い。なので、駅から仕事場に向かう途中、つい「薬物」に手を出してしまいました。

エスカップといえども、カフェインが入ってます。そういや、昨日、Mぎちゃんがもっと濃いのを買ってて、ひとくちもらったけど、やっぱりあまりにもヤバげでした。なにせこの時に飲んで、もう飲まないぞと決めましたからね。
で、「夜の仕事」開始です。今日のテーマは「『性別』で子どもの可能性を制限しないために」です。ドンピシャ、わたしの専門です[1]もちろん、専門は数学ではない(笑)。。ちなみにこういう曰くがある章です。
おそらく社会であれ教育であれ、ジェンダーというフィルターをかけて見ると、いろいろ気づくことがあるんだと思います。が、あまりにもそれが日常化しているために気づかないし、「どうしろと言うねん」となってしまう。まぁでも、いきなり結論に行くのではなく、まずはフィルターをかけて日常を見渡すところからスタートすればいいと思います。その中で理不尽なことに思い当たればいい。そうすれば「どうすればいいか」が浮かび上がってきます。
なによりジェンダーというのは、単に「社会的に定められた性」というスタティックなものではなく、その場その場において実践され構築されるものです。つまり、ジェンダーの受動的な被害者なのでなく、わたしたちはジェンダーを実践する主体ってことです。そう考えたとき、希望が湧いてくる。なぜなら、わたしたち自身がジェンダーのアンバランスを是正する主体ともなりうるからです。
そんなことを考えながら、いつものホワイトボード書き書き。「男女でわけられてた学校の「もの・こと」」というお題に対して学生さんが書かれた内容が非常に象徴的でした。やはり体育がらみが多い。なので
「身体が違うというふうになったのはルネサンス以降のことでね」
と、つい話してしまいました。ただ
「熱量の違い」
と言うと、
「熱量ってなに?」
と、騒然となりました。しかたないので
「いや、だから、ジェンダーに基づいて「熱量」というのをつくったんだけどね、そこで問題になったのがオルガスムスでね」
と、さらに騒然とさせそうな話をしたりして。
まあでも、こういう話を教室内で、学術的にやることに意味があるんだと思います。
そんなこんなで、今日の「夜の仕事」も終了。しかし、学生さんたち、レポートに卒論にたいへんなんだよね。がんばってね。
わたしは家に帰ってビールを呑むo(^^)o

footnotes

footnotes
1 もちろん、専門は数学ではない(笑)。

今年も合宿

朝、ノロノロ起き出して、コーヒーを淹れて、さてどうしよう。まぁでも猫の額にしましょうか。

晩秋という感じですが、冬ですかそうですか。
しばしのんびりしたのち、まずは筋トレ。そして走りましょう。

本日のランは、いつもの6kmの周回コースにオプション1kmを加えた7kmのコースにしましょう。
昨日は追い込んだので、今日はとにかくゆっくり走るところからはじめようと、のんびり走りはじめました。ところが1kmのコールを聞いて時計を見ると、6分10秒かかってませんでした。速いじゃん。そこから少しずつペースアップしていきます。ただ、昨日の今日なので、無理は禁物です。楽とは言えないけど、それなりにいい感じで走れた気がします。結果、スプリットは6分07秒→5分47秒→5分34秒→5分31秒→5分42秒→5分42秒でした。トータル7.1kmを40分41秒で、アベレージは5分42秒、いい感じですね。

昼ごはんを食べたら、しばしノロノロ。そして合宿場所に移動開始です。今日はトランスジェンダー生徒交流会の合宿です。これまで使ってた場所が使えなくなったので、はじめての試みです。台所をはじめ、いろいろ使い勝手が違うのでどうなるかなぁ。
しばし待機してると、続々と参加者が集まっていました。これはすごい。そして山のような食材が届いて、調理開始。とは言え、メインは鍋です。ただ鍋だけでは悲しいので、サムギョプサルとか焼きそばとかたこ焼きとかもつくりましょう。
とにかく野菜を切ってもらって鍋に放り込んで、肉も放り込んで、水を入れて、コンロにかけます。メッチャ大ざっぱです。でも、子どもたち、バクバク食べました。さらにサムギョプサルもあっという間になくなりました。たくさん食べるのはいいことです。ただし、おとなにはあまりまわってきません。まぁしかたないか。それでも中学生がつくってくれたたこ焼きがまわってきたので、ありがたくいただきました。
あとは、呑んでしゃべってってやってるうちにおねむです。寝よう。

シーズン到来

朝、出勤して、とりま雑事をしましょう。そして着替えなきゃ。なにせ1時間が「走り」の授業です。ただし、今日は初日なので「慣らしクロカン」です。
着替えたところで、この状態で朝の立番しなきゃならないことに気づきました。ヤバイ。寒い。とりま、職場のウィンドブレーカーを着ましょう。ついでにウィンドブレーカーをポチりました。
ちなみにこの日にウィンドブレーカーを破いてしまってから買うのを忘れてたのでした。
てことで、立番が終わったら「走り」の授業に合流です。子どもたちが口々に
「走るの?」
って聞いてきます。昨日言うたやん(笑)。

てことで、1時間目のラン。「慣らしクロカン」はキャンパス最外周の通称「クロカンコース」を3周走ります。距離にしておよそ2kmです。軽くアップといいたいところですが、アップになってない(笑)。さらに子どもたちは体操してますが、わたしはストレッチ。が、時間が足りない。まぁ、短縮授業なので時間がないんですよね。
1時間目は寒くて足の指がしびれます。とにかく3番手につけて走ります。3周目、2番手の子が落ちてきたのでパス。これでついてきてくれたら、それはそれでペースメーカーなので、OKです。が、結局2位でゴール。スプリットは1kmごとだと5分00秒→5分10秒、500mごとだと4分58秒→5分02秒→5分19秒→5分01秒でした。トータルが2kmを10分16秒で、アベレージが5分05秒でした。距離が半分だからなんとも言えないけど、去年のベストタイムよりも速いです。
せっかくなので、2時間目も走りましょう。2時間目は寒さが緩んで身体も柔らかい感じですね。はじめ3番手につけていたけど、すぐに2番手にあがりました。3周目でトップの子と競り合いです。一度は前に出たけど、残り半周のところでスパートをかけられてしまいました。油断してたというか、「そこでやる?」という感じで、それでもついていったけど、最後100mのスパート合戦では追いつけず、結果2番でゴール。スプリットは1kmごとだと4分50秒→4分55秒で、500mごとだと4分46秒→4分53秒→5分03秒→4分47秒でした。トータルが2kmを9分45秒で、アベレージが4分52秒。ようやくあこがれの1km5分切りができました。あとで聞いたら、1番手の子、去年のクロカン最速の子でした。なるほど…。
ちなみに、30歳台の時のベストタムは10kmを38分50秒くらいだったので、この頃は1kmを4分切ってたんですけどね。

3時間目と4時間目は授業。適度に身体が緩んで気持ちいいです。ほんわか授業を終えて、おべんとがおいしい。午後もずっと身体が緩んだ感じで、なんかレースのあとという感じでした。そんなシーズン初日。
今日は帰りに皮膚科に寄らなきゃなりません。ネットで問診票を書く時代なんですね。受付で保険証を出したら、案の定
「あの、性別が…」
とのお言葉。なので
「あ、ジェンダーアイデンティティを書きました」
というと
「わかりました。では、そちらで」
とのお言葉。マジっすか。ジェンダーアイデンティティという言葉が浸透しているんだなぁ。
皮膚科の方は原因と対処法がわかって、よかったよかった。さてと、家に帰ったらお風呂からのビールだな。きっとおいしいはずです。
しかし、やはりレースはおもしろい。

闘いのこととか

今日は5•6時間目に「J保健デー」があります。まぁ、いわゆる性教育ですね。わたしは直接かかわってはいませんが、当然放送のセットをしなきゃなりません。が、時間割変更があって、4時間目に入ってる授業が5時間目に動きました。まぁでも、しかたないです。お互いさまです。
とにかく準備は早くするのが吉です。いつものように勤務時間がはじまった瞬間から準備をして、そのまま立番です。まぁ15分ほどで終わりますからね。
で、授業は試験返しです。
「あのね、あんまり平均点で負け続けると、少しずつ傷ついてくるねん。泣きながら採点したよ。もしかしたら、涙でにじんでよく見えなくて採点ミスしてるかもしれないから、必ずチェックしてね」
生徒は騒然としてました(笑)。
さてと、新たに空いた4時間目です。放送セットです。と思いきや、普段は使ってない体育館を使ってます。やれやれ、でもしかたないです。昼休みだな。
てことで、この時間は「走り」のスケジュールをたてますか。
スケジュールを立てながら、まったく関係ないことを考えたりします。

かつて「いつきは闘ってない」と言われたことがあったことを、ふと思い出しました。
しかし、「闘う」ってなにをすることなんだろう。あるいは、「運動」とか「活動」っていったいなんなんだろう。わたしは、実は「教育運動」はやっているつもりです。そして「活動」じゃないけど「実践」はしてるつもりでもあります。
教育にかかわることは、常に既に「運動」であり「実践」であると思ってるんだけどなぁ。まぁでも「闘い」というタームは入ってないか(笑)。
「闘い」ってなんだろ。たぶん闘ってるけど、わたしの相手は生徒なので、生徒とは闘わないです。だから「泣きながら採点」とかいうわけです。たぶんやってるのは「生徒を守るための闘い」であり、「生徒の解放区を保障するための闘い」なんだと思います。もっと言えば「生徒たちが幸せな人生を送るための闘い」かな。
もしかしたら、「いつきは闘ってない」という人は、「闘い」とはファイティングポーズをとることだと思ってるのかもしれませんね。でも、そうではない闘いもあるはずです。

まぁ、そんなことを考えながら、昼休みが来たらgo!
サクッと放送セット完了。ところが、プロジェクターの台形補正ができない。たぶん、誰かが歪ませて、そこから限界まで台形補正を試みて、逆に補正できなくなってる気がします。これ、リセットしたいな。でも、時間がない。ここでおべんと食べないと、いつ食べられるかわかりません。てか、規則正しい生活をしたい人なんです。
なので、台形補正は任せて、わたしは離脱。おべんとを食べたら、すぐに5時間目の授業です。やれやれ。ここでも「泣きながら採点」の話。届いてるかなぁ。6時間目が終わったら、再び体育館にgo!崩しです。
えーと、XLRケーブル、巻いちゃったのね。やり直しです。放送部あるあるです。
やがて部員が来てスクリーンの撤収。その間わたしは明日ある中庭コンサートのリハの準備です。で、リハがはじまったら戦線離脱です。忙しくてできなかった筋トレからの、ランです。

今日は来るべきシーズンに備えてキャンパス最外周を走ることにしましょうか。とにかく30分以上か5km以上走ろうかな。結果、両方をクリアしました。ちなみに、周回数はわかりません(笑)。スプリットは6分08秒→5分49秒→6分01秒→6分01秒→6分22秒でした。タータンの上で100mのインターバルを入れたので、少しタイムがあがってますね。トータルで5.2kmを32分01秒で、アベレージは6分05秒でした。
さて、シーズンに入ったらどうなるかな…。

ランからあがったら、しばし仕事。定時になったところで離脱です。今日はちょぼやき会の望年会です。集まったのは7人。なんか、ゲラゲラ笑いながら、いい調子で飲んだけど、8時に解散。なんかさびしいので、京都駅でもう少し飲んで、9時過ぎに本格的に解散です。
まぁこんなもんでしょう。