チェックイン

今日は試験返しの日です。それはとりも直さず最後の授業日ということでもあります。
おそらく高校の授業最終日は、小学校・中学校とはまた異なるものなんだと思います。もちろん、それは小学校を主語、あるいは中学校を主語にした時も同様です。その程度にってことです。
とても簡単に言うと、「高校はドライである」ということです。極端な話だと
「あーあ、やっと終わった」
という感想すら持つことがあるということです。もちろん、それはそれでいいです。ただ、わたしはほんの少しだけウェットです。はたしてわたしは何を伝えられたのか。それは常に考えています。この間、ずっとピリッとしないと書き続けてきました。もちろん、それは子どもたちの問題です。でも、同時にわたしの問題でもあります。
てことで、試験返しです。いつものように度数分布を書いて、ヒーロー認定して、あとは採点ミスのチェックをしてもらって。そして1年間の感想文を書いてもらいます。子どもたちが感想文を書いている間、わたしも総括文を考えます。どうもうまくまとまりません。ちなみに去年はこんなことを言ったみたいです。今年はどうしよう。

まずは1年間相手をしてくれてありがとう。プリント学習の時間、遊びに行ったらいろいろ相手してくれたし、一緒に走ったりもして、楽しい1年でした。
でも、わたしはみなさんに何を伝えられただろうと、ずっと考えてきた。もちろん、雑談を通して伝えたいことを伝えてきた。でも、語らなかったこともある。
果たして君たちも楽しい1年だっただろうか。もしもそうだとして、その楽しさは、例えばプリントの時に話ができたとか、そういうのだろうか。そうでなければうれしい。
数学が苦手な人にとって、数学って本当にしんどいと思う。もちろん、高得点をとる人にとっても、高得点を取り続けるのはしんどいこと。やはり、そういうしんどさというのは感じてほしかった。そして、しんどかったけど、でも、1年振り返ったら、なんだかんだ言って楽しかったなぁと思える、そんな1年であってほしかった。それがみなさんの人生最後の数学の授業を通して伝えたかったことです。
果たしてそうだったかどうかは、わたしにはわからない。みなさんがその答えを持っている。
でも、とりあえず終わった。来年、わたしがみなさんの授業を担当することはありません。が、きっとこの学校にいます。また出会ったら声をかけてください。
では、おしまい。

そして教科会議からの成績会議を速やかに終えます。成績処理は慎重に。その間、ハンコをもらいに生徒がいっぱいきます。最後の最後にインフルエンザが大流行しましたからね。そうそう感想にも
「最後の試験が受けられなくて悔しかった」
と書いてくれた子がいて、これはうれしかったです。チャレンジしていたんだな。
そして、おべんと食べたら移動開始。
まずはチェックイン前のPCR検査。そしてチェックイン。

そして部屋まで案内してもらいます。ちなみに
前回と同じ部屋ですよ」
とのこと。で、案内してもらった部屋は、これ。

こざっぱりとしたシングルの洋室です。気持ちよさそうです。ここでこれから2泊3日過ごします。明日が抜釘手術で、今日は前泊ということです。
服を着替えて、いろいろ整えたら、おべんきょ開始です。明日の午前はおそらく使いものになりません。今日の午後が一番進む時間帯のはずです。ここでどれだけ進められるかですね。
うーん、絶対使いたい語りを入れる場所がむずかしい。この語りにすべてがあらわされているんですよね。でも、逆に「語り」のパートにそれを入れると、おもしろくない。やはり「解題」のところにもっていきましょう。
しかし、前から気になっていたんだけど、木村(2019)[1]木村涼子, 1999, 『学校文化とジェンダー』勁草書房.では、中学校が思春期と書いてある。でも、分離は小学校高学年ですよね。あれ、もう少し細かく分類する必要があると思うんですよね。簡単にいうと、2次性徴がやってくる時期は、もちろん個体差が一番大きいけど、解剖学的な男女差もありますよね。で、学校はその一番早い人にあわせる。なので、やはり小学校高学年から分離を開始するというのが、ひとこと必要なんじゃないのかな。
あ、それはわたしが言えばいいのか(笑)。
そんな感じでおべんきょしてたけど、17時ぐらいになったら疲れてきました。が、この時間、テレビもあまりおもしろくない。
やがて18時。ディナータイムです。

今日のメニューは「鶏胸肉の唐揚げ、インゲンとキノコの茹でたものあえ・かぼちゃのサラダコーン入り・ごはん・パイナップル」です。あんがいおいしいんですよね。てことで、おいしくディナーをいただいたら、スイッチオフです。
あとはテレビを見ましょう。うーん、あまりおもしろくないな。でも、寝るには早いしなぁ。それでも10時前には消灯です。よしよし。もう寝てしまいましょう。
明日は7度目の全麻かぁ…。

footnotes

footnotes
1 木村涼子, 1999, 『学校文化とジェンダー』勁草書房.

怒った

朝、雨が降ってるかと思ったけど、降ってなくてラッキーです。いつものように出勤しながら、この生活をいつまで続けなくちゃならんのかなと思ったり。まぁでももしかしたら「いつまで続けられるだろう」に変わるかもしれませんがね。
で、職場に到着。今日はぽっかり空いた中日です。というのは、今は試験返し日程です。実は明日の午後から某所にお泊りなので、明日の午前に時間割を入れてくださいました。ただ、今日採点をしたのではきついです。なので、金曜日の午前に採点を終えて午後に出張というふうにしました。今日はノートチェックして平常点の計算をすれば、わたし個人の成績処理は終了です。やれやれ。
てことで、そんなあたりをさっくり終えて、あとはゲンコと向きあいます。まずはメインになるところの最後の仕上げです。続いて、マーカーが入れてあったところの修正をしたり、書式を整理したり。
この書式の整理がめんどくさいです。
わたしは教社とか日社のスタイルになってます。これらは微妙な違いはあるものの、基本的には注が文末に来て、引用文献は最後にまとめます。さらに文章を引用してるところでは引用箇所のページも書きます。ところが、引用文献を注にするスタイルも存在します。まぁたしかにわかりやすいのはわかりやすいかもしれないけど、最後にまとまっていても同じっちゃ同じです。さらに注にするスタイルだと引用箇所のページを書かないことがよくあります。となると、引用箇所を当たろうと思ったら本を一冊探さなきゃならなくなります。それはアカンやろ。なので、やはり教社や日社のスタイルが合理的だと思ってるし、性にあってます。まぁ少ない経験ではありますがね。
で、今回は「注はなし」「文献を注」というパターンです。かつてモルタル職人さんから「その人のおもしろさは注にあらわれる」と言われてから、特に注に力を入れてきたという、本末転倒なわたしにとって、「注はなし」は苦痛ですらあります。が、しかたない。多少本文がまわりくどくなりますが、やりましょう。
そんなことをしながらも、教科の共有フォルダをチラチラ見ます。なにせ、全体の成績処理がまだ残っています。が、ひとクラス、なかなか入力してくれません。実は他のクラスは朝イチチェックをしたら、入力が終わってました。いちおう今日の16時が〆切だったけど、たぶん金曜日のうちに入力してくれてますね。が、そこだけ入ってない。で、見に行ったら採点しておられました。そうか、まだ採点してなかったんだ。
「16時にはなんとかなりますか?」
「なんとかなります」
てことで、あきらめて他のことをやりましょう。
で、16時にExcelファイルを開こうとしたら、ロックがかかってます。てことは入力中かよ。幾度かチャレンジしてなんとかロックが解除されたので、成績処理開始です。
が、Excelファイルをいくつか開きはじめると、まったく動かなくなります。やがてExcelが落ちて、再び開くとファイルが壊れてました。使いものにならんやん。と、そこに電話。
「あの、点数を修正してもいいですか?」
思わず怒鳴りました。
「あのね、16時に入力終了でしょ!」
それでも修正したいならしかたないです。やり直しです。
そんなこんなで、なんとか17時に明日の朝イチの資料をつくり終えました。
わたしは仕事はあまりしないけど(笑)、事務作業はメッチャ早いです。なぜなら、作業してるときは他のことをしないからです。ちなみに勤務時間中雑談もほとんどしません。まぁmastodonは見てますけどね(笑)。だから、校内のうわさ話には疎いです。その代わり、ニュースは早いです。twitterやfacebookも見てますからね(笑)。
そういうわたしにとって、余裕のない形で仕事をするのはキツイです。これで明日の朝の余裕がなくなりました。キツイな。

しかし、大江健三郎が死んだのか…。ドンドン人が死んでいくな。当たり前ではあるけど。
ちなみに友だちに
「大江健三郎が死んだ」
とメールしたら
「まだ生きてはったんや」
と帰ってきて苦笑するなど。
さぁ、帰って、ちょこざっぷ行って、ビール飲もう。

この国の未来のために…ほんとはそうじゃないけどね

今日から「試験返し」週間です。とはいえ、わたしの試験は昨日で、まだその存在すら知りません。
職場には早く着いたので、かずえちゃんさんから送られてきた動画を見ましょう。
ちなみにこれです。いい動画ですね。少し泣けます。
でも、日常。とにかく午前はひたすら採点の祭典といきましょう。まぁすぐ終わるけど。
しかし頭が働きません。やばいな。せっかく脳みそが励起状態になったのに、入試とかお座敷とか出張とかで完全にとまりました。しかも、数学を忘れてる(笑)。計算がめんどくさくなってます。まぁそれはいつものことか。
それでもなんとか採点終了。
うーん、ピリッとしないな…。なんなんだろ。
できる範囲で最低限のことをやるという生徒がいるんですよね。もちろんそうじゃない生徒もいます。が、最低限でことをすませる子がいると、どこかでそういうのが伝播するんですよね。なので、緊張感がなくなります。
でもそれよりもなによりも、クラスづくりができていませんでした。結局それにつきるのかな。もちろん担任でもなんでもないので、クラスづくりなんてする必要はない/できないと思われがちだけど、でも、しなきゃならないし、できるんですよね。てか、数学という共通のテーマがあるので、やりやすいはずなんです。が、今年度は不足してたな。たぶんそれだけの労力を投入してこなかったのかな。それが今年の反省ですね。

午後は出張。
会議のガッコには知りあいの在日の教員がおられるので、ひとことごあいさつ。しかし、ほんとに日本人教員は「期限を付さない常勤講師」ってのを知らないし、知ってもその意味がわかってないんだな。まさにマジョリティ特権ですね。
で、会議。内容は京都労働局との懇談というやつです。労働局相手なので、進路関係の人と合同です。
驚いたことにというか、当然のことというか、家族滞在の生徒の在留資格変更のことが話題になりました。それも、人権側の人間があえて持ち出すのではなく、進路の人も自然なのこととして話題にしてくれたので、これはかなり驚きでした。てか、ようやくここまできたんだなと。
でも、あくまでも進路は3年生が主たるターゲットになります。なのでひとこと。
「家族滞在から在留資格を変更しようとしたら、内定が必要になります。つまり、子どもたちが安定した在留資格で働くためには内定がいかに大切かってことです。そのためには3年生にならなきゃならない。だからこそ、1年生からの就修学の保障が大切ってことです。もしも退学になってしまったら、その子らは不安定な在留資格のままになります。労働力人口が減る中、この子らの就修学の保障がこの国の未来のためにも必要なんです」
と言っておきました。
「まぁ言うのはイヤですけどね」
と補足はしましたが(笑)。ほんとはこの国の未来のためじゃなくて、外国人生徒の未来のためです。そして、こんな国がイヤならさっさと出ていけるだけの力もまたつけなきゃね。
そんなこんなで会議も終了。

さてと、帰って走ろうかな。と思ったけど、日が沈んでしまったよ。しかたない、花粉をお風呂で洗い流してビールだな。
なんでも晩ごはんは「あと祝いand前祝い」なんだとか。

上の子どもがつくったごはんのケーキです。そして、下の子どもがつくったケーキ。

うまいな。
かずえちゃんさんのつくった動画をみんなで見たりしてるうちに眠くなってきたので、寝ましょうか。

頭痛を治める

今日は特殊業務・part2の日です。とはいえ、普段と変わりなく出勤。電車の中の人は少ないですね。まぁ高校生が動いてないってことです。かと言って、受験生がそれほどいるわけでもない。
それにしても、電車の中で寝るのはいいんだけど、こっちにもたれかかるのはやめてくれないかなぁ。だからロングシートはイヤなんですよね。まぁでも、わたしが乗る側はそんなに混まないけど、反対側は一番混む便なのでロングシートなんだろな。次なら転クロなんだけど、わたしもそれでは遅い。だからロングシートなのか。
ガッコに着いたら放送室のストーブ点火。さらに放送設備にも火をくべます。はじまるな。まぁでも、今回はチャイムを鳴らす必要がないから楽です。ちなみに「読み」の人ともペアが長いし、こちらも楽です。
てことで、つつがなく終了。
ちなみに大阪では一週間ほど採点してるって聞いたけど、京都は全体は4時には終わってしまいます。大阪、たいへんやな…。
てことで、1時間労働者の権利を行使して神経内科のお医者さんに行くことにしました。到着すると一番客だったみたいです。このお医者さん、パートナーと母親の主治医です。なので、ややこしいっちゃややこしいけど、信用できる人です。
とりま、問診。頭痛の年数を聞かれたり、服用してる薬を聞かれたり。
医「お仕事は?」
い「高校の教員です」
医「なにを教えておられるんですか?」
い「数学ですが、ずっとPCの前にいますね。社会学のおべんきょしなきゃならないので」
医「数学と社会学ってぜんぜん違うじゃないですか」
い「数学、苦手なんです」
おもしろがっていただけました(笑)。 
結果は後頭神経痛なんだそうです。よかった。まぁでも今日は朝イチピリッときたけど、そのあとは来てませんからね。
その後、友だちから「部屋割り」のことで相談ごとが来たので、交流会の人たちに投げてみたり。と、携帯がひっきりなしに鳴りはじめました。なんだろ…。見てみるとこれでした。なのでK野さんに電話。
しかしいいよな。ケンカなんて「近い人」だからできるんですよ。そしてそういう人が複数いるからできるんですよ。「近い人」がいなければ、いてもひとりしかいなければケンカなんてできません。でも、その人を切ったら仲間や味方が減る。だから、わたしはケンカしないしできない。ただでさえ少ない仲間や味方になる可能性のある人を減らしたらほんとうにひとりになるし、それは子どもたちに影響します。
その代わり、わたしは闘う。まぁ闘いの相手しかいないですからね。それもまた、ひいては在日や部落やセクマイの子どもたちのためです。
頭痛は治まるかな…。

頭痛、治まらず

今日の午前は第2のふるさとで会議です。なので、朝は少しだけゆっくり。
で、会議場所へ。
メインになる議題は2月にあった志水さんの講演の振り返りです。
話題はアリストクラシーからメリトクラシーへの移行のあたりかな。簡単に言うと、大学に行かないことが当然の家族というか、周辺社会の中で、大学に行くことの困難さみたいな話でした。つまり、まわりからは「大学に行かせない」引力が働いている。その中にいながら大学に行くというのは、引力から脱出するためのそうとうなパワーが必要になるってことです。ただ、「大学に行ったらこうなる」というロールモデルがないから、本人自身もよくわからない。でも、振り切って大学に行く。
もちろん、今はペアレントクラシーの時代だから、話題は少し違うかな。大学に行くことの価値は社会の中で共有されているけど、それが可能であるかどうか、そしてどの大学に行けるかというあたりが問題になる気がします。が、基本的な構造は同じですね。要は、リソースの振りわけをどうするかって話になります。それに余裕があるか、ないなかで振りわけるか。
しかし、あらためて部落解放奨学金の存在は大きかったな。そう考えると、この格差社会の中で給付型奨学金の必要性をひしひしと感じるけど、格差を固定したい人にとっては意地でもやりたくないだろうな。そずて、再び社会はアリストクラシーの世界へと移行していく…。
まぁ、あまり元気が出る話ではないですけど、現状はそんな感じなのかなぁ。そしてそこからどう反撃していくかって話なのかな。
で、職場に帰ったら速やかにおべんと食べて、明日の特殊業務part2の準備です。
これをこなしたら、お次はゲンコを少しやったり、そのことで関係諸方面に連絡をとったり。しかし、すぐにOKの返事があるのがうれしいです。
そうだ、土曜日からの頭痛の原因の文章を書かなきゃ。こういう時にストックがあるのがブログやってるメリットです。学習ツールの変化が学校教育にもたらすものなので、この時のディスカッションが役に立つかな。しかし、頭痛は治まりませんね。
と、印刷屋さんが来られたとのことです。3週間前に入稿したものが、もう本になりました。仕事が早いわ。なので、そいつの荷揚げと仕分け。
そんなことをしてたら定時になったので退勤です。今晩はいただきものの冷凍餃子を焼きましょう。

うまく焼けました。うまい!
けど、頭痛がひかないな(;_;)。

頭が痛い

朝、そんなにしんどくはありません。昨日新幹線で350が1本だったからかな。
そんなこんなで出勤。金曜日に休んだだけなのに、キーボードの上に書類があったり。そんなのを読んだり、メールのやりとりしたり。
と、突然頭がズキンとしました。イヤだな。こういうの、たまにあるけど、たいてい収まります。が、収まらない。思い出したようにズキンとします。
でも、試験カントクには行かなきゃなりません。試験がはじまる前に
「頭痛があるねん。倒れるかもな」
と言うと
「カントクしてる場合やないやん」
とまっとうな答えが返ってきます。そういや骨折の時もまともな答えが返ってきたな。それにしても
「せんせい、走りすぎちゃうか?速いしな」
とか言ってくれるのもうれしいですね。やはり今年ガチで走ったのはインパクトがあったのかな。あと4年がんばりますか(笑)。
で、カントク2連発中はいろいろ考えごとですね。いよいよお尻に火がつきかかってます。
カントクから帰ってきたら、試験がらみの用事をやって一段落。しかし、思い出したようにズキンとする頭痛がとまりません。イヤだな。
午後は短時間職員会議。例年、延々と読み上げがありますが、今年はスッキリとまとめてくれたので、短時間で終わってよかったよかった。
職員会議が終わったら、生徒はほとんど帰ってしまっていました。静かなガッコです。こんな時は帰るもよし、やりたいことをするのもよし。同僚は溶接器とサンダーを持ってどこかへ消えていきました(笑)。
それにしても頭痛がとらまない。どうしよう…。ロキソニンに手を出すか?ロキソニンを飲んでも、頭痛そのものがなくなってるわけじゃなくて感じなくなってるだけですよね。でも、マシか…。手を出してしまいました。
頭がスッキリしたところで、考えごとの続行です。少しずつ全体像がまとまってきてるので、たぶんなんとかなるでしょう。と同時に、今やってることは書籍化にも役に立ちます。早く決着つけなきゃ。
でも、外を見ると気持ちよく晴れてます。どうしよう。なんか、身体がうずきます。んー、走るか(笑)。

てことでグラウンドに出てラン開始。どうしようかと思ったけど、この間と同様ロードに行くことにしました。今日はあまり追い込まずに走りを楽しみましょう。結果、6分42秒→6分15秒→6分12秒→5分45秒→5分56秒→6分12秒→6分06秒で、7kmを43分11秒、アベレージは6分10秒でした。この間よりも遅いけど、まぁいいんです。それでも5分台が出ています。

さてと。いい汗かいたから帰りますか。
しかし、頭痛が気になるな。まぁ、頭が痛くなることはたくさんあります。なかでも某在日外国人教育関係のことはほんとに頭が痛いです。なんでこんな役まわりを演じてるんだろ。わたしもやりたいことをやって、やりたくないことをやらなければ楽なんだけどな。でも、やらなきゃならないことがあって、それは誰かがやらなきゃ全体がまわりません。でも、けっこうそれがストレスだったりします。
頭痛の原因はそれか…。

ひとこと言い放つ

朝、出勤すると、手招きする人が…。昨日「加配らしい仕事」をした、その後の話です。どうにもあやふやな話になってます。こんなん、家庭訪問したら一発やのにな。
てことで、昼前に家庭訪問することになりました。
午前の授業を終えたところで担任さんの車に乗せてもらいます。道々いろんなよもやま話。こういう時間は大切ですね。昔のややこしい話をしてみたり。
家庭訪問そのものは5分で終わりです。おそらく一番いい結果です。でも、そのための家庭訪問です。帰りに久しぶりに児童館に顔を出すことにしました。
館の中に入ったら
「久しぶりっす!上に行きます」
とひと声かけて2階に行くわたしをあきれ顔で見る担任さん。事務室で
「◯ちゃん、います?」
と馴れ馴れしく話すわたしをあきれ顔で見る担任さん。帰りのあいさつでも
「◯ちゃん、まだ働いてるのん?」
と馴れ馴れしく話すわたしをあきれ顔で見る担任さん。
まぁそういうことです。ということで、帰り道もよもやま話。
職場に帰ると、別の担任さんがお菓子を食べに来るフリをして話しに来てくれました。話の内容は「いやがらせ行為」についてです。簡単に言えば「同性間のいやがらせ行為」と「男性から女性に向かういやがらせ行為」は同じかどうかという話。
いや、それは違うでしょう。てか、同性間であっても、年齢的に上の人から下の人であったり、管理職から平であったりしたら、それはいやがらせ行為とは言わないでしょう。つまり、権力勾配の問題ですよね。
ただ、どうもそういうことが学内で認識されていないようです。なので、副支店長とディスカッション。
「男性から女性へのいやがらせ行為は、時として性暴力とも言えるものです。性暴力は暴力です。それはいやがらせ行為とは次元が違います」
と言ったけど、どうも返事の歯切れが悪い。いろいろ話をしたけど、最後に
「平行線ですね」
と言われて腹が立ったので、こんなひとことを発してしまいました。
「あのな、言いたくないけどな。ほんまに男やな」
まぁ、お前のどの口が言うねんという話ではありますが、しかしそれでも、わたしですらいろんな経験をしています。
考えてみると、副支店長も支店長も男性。生徒指導部長も副部長も男性。学年部長も全員男性。どころか、部長は全員男性。そもそも職場全体を見わたしても男性の方が圧倒的に多い。もちろん、男性間にも権力勾配があるから、その外部にある権力勾配には無自覚になってしまうかな。まぁ自らの特権には気づかないってことですね。そりゃわからんわ。
副支店長はけっして無理解な人ではありません。というよりも、おそらく理解がある人です。それでも、やはりどこか「通じなさ」がある。なんなんだろ…。
まぁ、外国人教育とともに、こちらもやっていかなきゃならないってことですね。
帰り道、ジーンズショップに寄ってリペアしてもらうことにしました。ひざにすり切れた小さな穴が開いています。リペアには5000円かかります。これを捨てて安いジーンズを買うのもひとつの選択です。が、それはやめました。気に入ったジーンズを、リペアしながら履く。リペアしてもらうと、実は前より強くなったりします。そうやって、そのジーンズをはき続ける。ちなみに、はき続けるためには身体を絞り続けないといけない(笑)。だから、それでいいんです。
さぁ、帰ったら、zoomでウトロの運営会議だ。長いやろなぁ。

終わりよければ

今日は卒業式です。とは言え開式は10時なので、いつも通りの出勤です。
途中の風景。

木漏れ日?がきれいです。
職場に着いたら朝ごはんを食べて、さてと、体育館に行きますか。体育館に行くと、すでに放送部員がスタンバってました。
「マイクチェックは終わってます」
とのお言葉。すばらしい。よくぞ育ってくれたなぁ。
今回は新兵器の導入です。ロープです。ギャラリーのスポットを降ろすのにロープを使いましょう。てか、なぜ導入しなかった?
ヒマなので新入部員と山岳部から手伝いに来てくれてる子にローピングを披露(笑)。
やがて卒業式開始です。子どもたちは心地よく集中&緊張してくれてるかな。途中、ちょこっとミスはあったけど、そんなに大きなミスではないかな。てか、そのうちのひとつは、大きくは放送部のミスだけど、小さくは担当者のミスだったりするので、まぁええかと。
なんしか、1年生だけでできるようになったのが大きいな。このあと終業式→始業式&入学式と続くけど、ここでできたからなんとかなるでしょう。
式のあとはしばしボー。頃合いを見て放送室に行くと3年生が来てました。3年生には3年間の、1年生には今日のねぎらいの言葉をかけて、記念写真を撮るなど。しかし、3年生の子らは客席にいるのははじめての経験だろな。どんな気分なんだろ。
その後、廊下を歩いてると、わたしを呼びとめる声が。おかあちゃんとテレビを見た子でした。
「一緒に写真撮りたい」
とのこと。めったとないな。でも、なにかあったのかな。
「またテレビに出たら絶対見るし」
「なんか、今月また出るらしいわ」
「見る!」
「おかあちゃんによろしく伝えておいてね」
みたいな会話。
あと、じゃがりこ持ってきてくれた子とか、お手製のイラストをくれた子とか。

その後、恒例となった2年学年団主催の3年学年団をねぎらう会。飲み会がなくなったからなぁ。まぁ、勤務時間内にできるし、みんな参加できるから、これはこれでいいのかもしれません。
さぁ、これですべて終わった…。わけではなく、ひさびさに加配らしい仕事をしたり。このあたりが地域とつながっているものの強みだし、それを伝えなきゃならんのだけどなぁ。
てなことをしてると4時になりました。
よし、走ろう!

グラウンドを2周走ったところで、なんとなくロードに行きたくなりました。久々の激しいアップダウンのコースです。かつて4kmコースと言ってたけど、実際は3.6kmくらいかな。ちなみに、3年前のアクシデントの現場も通過します。帰ってきてから、さらにグラウンドを走りましょう。できれば7kmか40分を走りたい。両方達成できたらいいけど、アベレージが6分では届かないしなぁ。でも達成できました(笑)。
ペースは6分03秒→6分00秒→5分59秒→5分17秒→5分30秒→5分46秒→5分23秒で、7.1kmを40分30秒。アベレージが5分42秒。グラウンド1kmと登り2kmが6分フラットくらい。下りが5分17秒と30秒。そこからのグラウンド2kmも追いこめました。

で、トレーニングウェアのまま退勤。帰りにちょこざっぷに寄って筋トレしましょう。レッグプレス60kgを20回とふくらはぎのトレーニング20回+腹筋10回を5セット。肩のヤツは2セットで音を上げました(笑)。
そうだ、ついでに角打ちに行きましょう。こないだお店の人から道端でばったり会って
「おかあさんが「最近せんせい来ぃひんなぁ」って言ってたよ」
って声をかけられたしな。
てことで、トレーニングウェアのまま角打ちに行きました。トレーニングウェアがおじさまたちにウケて、いきなり日本酒1杯ごちそうになりました。いつもすみません。

のんびり飲んでると
「あと半分飲め!出したる!」
えーと。ありがとうございます。
「ただ酒おいしいです」
「そやろ」
と、久しぶりのおじさまが…。
「こっち来いや。半分出したろ」
えーと。ありがとうございます。
そんなこんなでのんびり飲んで、お勘定はおでん2品の200円。
幸せな夜やなぁ。

ジェンダーが構築される日常

今日は出張がない出張日です。なのでのんびりしたいなと思うけど、そうは問屋がおろさないのは当たり前です。ちなみに、今日は午後にウトロに行くつもりだったけど、そんなことができるはずもなく。なにしろ明日は卒業式ですからね。
まぁそれでも午前はいろいろできるので、雑務をしようかと。
てことで、午後は卒業式の準備と予行。
部員Aが重たい荷物を運ぶときに
「男子部員がほしい」
とやたら言うから
「関係ねーよ。運べ!」
とハッパをかけるなど。すると部員Bが
「〇〇は運べると思う?」
と、腕力なさげな子のことを例に出すと、部員Aが納得するあたりが、なにがなんやら。そしてB曰く。
「あいつは男なだけや」
ひたすらこの時この場において性別カテゴリーが構築され続けているさまをまざまざと見せつけられます。まぁ、ガッコってのは参与観察の場としてはおもしろいな。
そんなこんなで、無事セット完了。そして予行も無事完了。1年生だけでもなんとかなるな。
向こうでは3年生が学年主任と今年定年の教員にサプライズをしてます。3年生の子どもたちと全教職員が知っていて、知らないのはふたりだけ。そういうのができるガッコだし、するガッコです。まぁなんだかんだいっておもしろいガッコですね。
その後スポットの設置をしたり、蛍の光の編集をしたり、なんだかんだでワチャワチャやって、気がついたら5時をまわってます。今日もちょこざっぷは断念です。その代わりに6時まで働きますか。
ガッコにいたらいたで用事があるもので、いろいろゴソゴソやって、6時に脱出。向かうは「尹家」です。今日はstn21の会議です。とは言え、議題はそれほどあるわけではなさそうです。なので、サムギョプサルを食べながらいろいろ話。しかし何年ぶりだろ。
今度のセミナーいいものにしたいな…。

終わっていく

職朝が終わったら、支店長がやってきて、封筒をくれました。中にあったのはこれ。

合格通知です。あー、めんどくさい。つまり、毎年採用試験を受けてるってことです。そして合格しただけではだめで、次は内定通知があって、さらにガッコが決まるらしいです。これが毎年ある。再任用で働かなきゃならない国に誰がした?
ちなみに去年ももらったみたいですが、時はまさに「侵攻がはじまった日」だったみたいです。
てことで、授業。ターゲットにしてる子は今日も休みです。どうやら徹底的に逃げるつもりらしいです。まぁかなり前にケンカしたからなぁ。でも、たぶんそれだけじゃないですね。とにかく逃げるらしいです。しかたないから、もうひとりのターゲットを取り出し。でも、その周囲の子は得してるな(笑)。
もうひとつのクラスは今日が最後のレクチャーの日です。こうやって年度が終わっていくんですね。こちらは2時間連続なので、ひたすらプリントです。が、苦手な子がイマイチです。進学クラスなので、あまり追求してないんだけど、全体に「やる気」が伝播してないんですよね。集団づくりができてないんだろうなぁ。
まぁでも、こうやって年度が終わっていくんですね。
放課後、3年生の担任が数人どやどやと来て、なにやら卒業生が書いた手紙を置いていきました。3年生を担当してないから、特に何もないかなと思ったら、去年担当した子が数人書いてくれてました。うれしいな。最後にひどい点をとった子が、その友だちのせいにするネタを書いてくれてるのは、たぶん去年は集団ができてたからだろうな。
まぁでも、こうやって3年間が終わっていくんですね。
帰りにヨドバシに寄って、万年筆のインクを買いました。採点は「秋桜」を使ってますが、もうなくなっちゃったんですよね。まぁこれを使い切る前に再任用も終わるでしょう(笑)。
今日は時間があったけど、ちょこざっぷはやめときます。レストです。それでもビールはうまいに決まってる。