今日は午後から「お散歩&呑み」の会。メンバーは、いつもの(笑)A久◯さんとRささんとS々木さん。
まずは京都駅に集合。一人遅れられるということなので、コンビニでビールとつまみを買って、アバンティの横で乾杯(笑)。
やがて全員そろったところで、再度乾杯してお散歩開始。須原通りを下がったり上がったり。やがて雨が降ってきたので、とりあえず三条に移動。おたふくに寄って、一休み。
お店は満席だったので、お好みを持ち帰りにしてもらって、A◯澤さんのお家に移動。
あとは、グダグダ話をしていたのですが…。
人生において、女性が受ける傷・男性が受ける傷・MTFが受ける傷・FTMが受ける傷etc…。おそらくは、それぞれがまったく違うんでしょうね。にもかかわらず、それを互いに出しあうことは、なかなか難しい。時としてすれ違うし、時として「自分の傷」が相手を傷つけることもある。でも、それを出しあわないとはじまらない。
そこに必要なのは、もしかしたら「あなたの傷に傷ついてもかまわない」という信頼関係なのかもしれないなぁ…。
カテゴリー: 呑み
わたしでいいのか?
午後は奈良でO峰山関連のミーティング。
なにやら、新しいプロジェクトがあるみたいで、なぜかわたしのところにお誘いが…。にしても、まわりの方々を見渡して、「えらいことになったなぁ」と。なにせ、そうそうたるメンバーに、わたしひとりが迷い込んだ感がありありですから。自己紹介を兼ねて、自分がプロジェクトの中でできそうなことを話してほしいと言われたのですが、「ぜんぜんわかりません」という答しか出ないのが情けないです。でもまぁ、「それでもいいよ」とみなさん言って下さるので、それでもいいのかな…。
ミーティングのあとは呑み。
こちらのほうは、元気です(笑)。
ボタンの掛け違いは延々と続く
今日はいずみちゃんが「あしたのため」にこっちに来ています。そうそう、それだけじゃなくて、首切り派遣村の表敬訪問もありましたね。なので、当然呑み。
喜び勇んで「おたふく」に行ったのですが、第3水曜日の翌日の木曜日なので定休_| ̄|◯。
とにかく、阿K◯さんたちと合流だけすませて、近くにある居酒屋「安さん」へ。
さて、注文をすませて飲みはじめたところに、いきなり知りあいが。なんでも、部落問題の連続セミナーの打ちあげがあるそうです。てことは、知りあいいっぱいくるやんか(笑)。個人的には合流してもいいんですが、他の人のこともあるからそうもいきません。てことで、隣同士の座敷で別々に呑むことに。
しばらく呑んだところで、河岸を変えることにしました。いや、単純に「おもしろい飲み屋」に行こうと思っただけなんですけどね。目指すは彌光庵。
ところが、すでに客席がいっぱい。というか、「5分前でいいから予約してください」とのこと。なんでも、お母さんの体調が悪いらしい。てことで、撤退。
このまま帰るのもなんだしなぁ…。てことで、向かったのが地球屋。まぁそんなところでしょう。
ここにはなんとか入れたのですが、どうも勝手がわかりません。ちょっと小腹がすいたので「皿うどん」を頼んだら、ほんとうにうどんにあんをかけた大皿が出てきたのにはびっくりしました。
なんか、今日は微妙にズレ続けた日だった気がします。
まぁええか…。
の予定が…
先方の体調不良ということで、延期。
ちょっと残念だけど、身体のためにはもしかしたらホッとしたかもしれないです。なにせ、これからも続くんだ(笑)
守山の〆はこれかなぁ
卒業論文発表会
先日、「卒業論文の発表会をやるから来ませんか?」というお誘いのメールが来ました。
「だれの卒業論文やねん」と思っていたら、かつて刺激的な呑み会を演出して下さった、山崎一樹さんの卒業論文でした。
なんの卒業かというと、史上最速の卒業らしいです。
「京都の過去・現在・未来」と題する卒業論文は
落ち込んでいる時に「あなたの責任じゃない」と言われるとホッとするが、そのことによって再生のパワーを失う。
人は見ようとする現実しか見ない。
(内容はうろ覚え)
という、きわめて含蓄の深い話からはじまります。で、まさにこれが京都人の現在であると。
元来、財政面での自治というのは「歳出の自治*1」と「歳入の自治」がひつようである。にもかかわらず、京都市は両方ともダメ。
曰く「京都人は他者に依存し、責任を他に押しつける」「その根底にあるのは、京都は特別という考えだが、実は特別ではない」「1200年の中で培われてきたものは枯渇している」。言いたい放題です。でもまぁ、その通りですが(笑)。
で、結論としては「10年前の時点で、まちづくりに失敗した」と。
ここからは「未来」ということで、「環境」「文化」「多様性」をキーワードに京都の新しいまちづくりを考えていこうという話になります。
環境の中のひとつのネタがめまぐるしい午後に行った自転車街角セッションだったみたいです。で、これはより大きくは、京都の街全体を3層にわけて考える。いわゆる「田の字地区」とその周辺の「住宅地区」、さらにその外周の「自然の地区」。ところが、「自然の地区」が荒れ放題。その原因は保全をしていないから。というところから、「環境税の導入」というところに行くのですが、ここで「歳入の自治」の問題がひっかかってくるということになるわけで。
文化については「天皇還幸論」をぶちかましてはりました(笑)。これについては、あとで、コリアNGOセンターの宋さんから「多文化と天皇の取り合わせはグロテスク」という意見が出されていました。
ただ、それだけじゃなくて、環境とのからみで「京町屋」をとりあげておられました。
で、「天皇」が出てきた背景には、「天皇は実は多文化」というのがあって、で、最後の「多様性」に行くわけで。
多様性にも「三題噺」というのがあって、これがおもしろかったのですが、このあたりになるとよくおぼえていない。
ただ、「よー見てはるなぁ」と思ったが、「南北問題」です。これを「ガメラがこわした町並み亜京都駅の南か北か」という問いからはじめるあたりがいいですね。なんでも、国際女子マラソンを誘致して、南北をつなぐルートで開催しようとしたらしいですが、挫折したとか。
で、とどめが、キーを崇仁と東九条に持っていって、「京町屋を崇仁に、東九条を多文化の拠点に」という構想をブチあげておられました。まぁ、向島が抜けているという意味では少々「ん〜」と思ったのですが、このあたりはあとで多文化共生センターきょうとの重野さんが指摘しておられました。
で、そういう「多文化」というか「多様性」というか「モザイク」というか、そういうのをつくりだすためには「5つのT」が必要で、その最後が「寛容性(tolerance)」だったんですね。他の4つは忘れてしまった。だれか補足してください。って、誰も見てないよな(笑)。
てな感じで、相も変わらず刺激的な論文だったんですが、いかんせん、まったくメモをとっていなかったので全部書けないのが残念ですわ。あのプレゼンのファイル、ほしいなぁ…。
で、意見や質疑の時間。
いろんな人がいろんなことを言っておられたんですが、だんだんイライラしてきました。
で、つい意見。
京都のもうひとつの側面を指摘しておきます。京都は「宴会都市京都」です!
あまりウケませんでした(笑)。
でもまぁ、玖伊屋の成立過程を述べたあと、最後に受けいれてくれているのは東九条であるということ。まさに「多文化」を実現する「寛容性」を東九条がもっているということ。逆に言うならば、K区やD大やK大には、いろいろな事情はあったにせよ、それがなかったわけです。まぁそんな話をしたあとで、ぶちかましてしまいました。
歳入の自治を考えるということは、税収のアップを考えるということですよね。
だったら、ゲイです!多文化の中に「ゲイ」と書いてあったのに、その話をされませんでしたよね。
ゲイを誘致するんです。そのために、ゲイの人たちが必要とする施策のうち、自治体単位で実現可能なものを条例で認め、京都を「ゲイ特区」にするんです!
ウケました。ここであえて「ゲイ」と言わなきゃならない悲しいところはあるわけです。ビアンもトランスも、誘致しても税収アップにはほとんどつながらない。この悲しさはおいといて、とりあえずネタを振ってみました。
でも、何人かの人は反応されていました。やっぱり、サンフランシスコを経験されていた方々なんですね。
で、逆に他の人から質問。
「あなたは自分のことを「京都人」と言っておられましたが、京都人の定義は?」
瞬間ひるみそうになりましたが、答はこれ。
「京都を現場にして、京都で何かを「しでかし」てやろうと思う人が京都人だと思います」
続いて質問。
「生まれは関係ないですね」
「関係ありません」
てところで、わたしに関連する話は終わって、やがて宴会に突入。
にしても、おもしろい人なのになぁ。残念だなぁ。寂しいなぁ。
他の人は任期満了でも再任。山崎さんは任期途中で退任。いろいろあるんだろうな。こんだけ尖っていたら。
軽くいっぱいだけ〜お家へ
聞きに来ておられた方々数名と、近くで軽くいっぱいだけ呑んで、家族の待つお家へ。
パートナーと子どもたち二人から、それぞれクロスのペンダントをもらってしまいました。えらいペンダントが増えてしまったなぁ\(^o^)/
で、交流会
お座敷の後は、支部に移動して交流会。出てきたものが「さいぼし」「こごり」「ミノのたいたん」「団子汁(カス入り)」「ミョウガとセロリのサラダ」。最後の一品以外は完全にムラの食事です。
まずはビールで乾杯!さいぼし・こごりはもちろんおいしいのですが、ミノがまたおいしい。ほんの少し歯ごたえは残っているものの、すごくやわらかく炊いてあります。小さい目に切っているのがいいのかもしれません。ミノのまわりにほんの少しスープがからんでいるのですが、おそらくミノを炊いた時に出たスープなんでしょうね。もう、絶品です。団子汁の団子は米粉でつくっているそうな。つるんとした食感がいいです。汁にはカスの香りが混じっていて、味噌とよくあいます。
こんなものを食べていると、お酒がほしくなります。「お酒〜」とかダダをこねてみると、どこからか持ってこられます。若い衆は「焼酎〜」とかダダをこねていますが、やっぱりどこからか*1持ってこられます。
なんだかんだで7時過ぎまで宴会。
その後、若い衆と一緒にいっぽさんところに移動。みんな小腹が減っているということで、途中のコンビニでカップ麺を買い込んでいます。わたしもだけどね(笑)。
で、部屋にみんなで集まって、さらにワイワイガヤガヤ。FTMとMTFのビールの飲み方の違いとか、いろいろショーもないことでもりあがっていました。
11時頃にいよいよお開き。そうそう、いっぽさんからはんこをプレゼントしてもらいました。ありがと〜!
で、ホテルまでブラブラ送ってもらって、長い長い、でも暖かい一日が終了しました。
*1:たぶん自分の家から
境界線上の人間の役回り
てことで、夕方からおとなりの県へ。
なんでもおとなりの県の人のお子さん、「特別支援学校に行ったほうがいい*1」と言われたとか。で、親としては「普通学級でみんなと一緒に学ばせたい」と考え、でもどうしていいかわからないということで、九州の人に相談をしたらわたしのほうに回ってきたという、えらいまわりくどいことで。で、お隣の県のお友だちを紹介しがてら宴会をしようということになったわけで。
ちょうど「境界線上の役回り」も必要だったので、そんなこともしながら、結局はタダのグダグダ宴会になりました。
にしても、一人の子どものために、やたらめったら人が集まってくるこの行動力*2が、この人たちの魅力です。
境界線上にいる人間は、こうやっていろんな人と会えるんですよね。なんと幸せなことかと思います。もっとも、その分家にはいられないし、肝臓とは闘わなくちゃならないんですけどね(笑)。
久しぶりに見た、あの眼(まなこ)
夜は徳島の仲間たちと呑みです。ちょっと突然だったけど、M口健司さんに電話。「いま、徳島にいます。今晩呑みです」。M口さん、「じゃ、行きます」即答です(笑)。で、「本は持ってこないでくださいね」とクギを刺しておきました(笑)。
三々五々集まって呑みはじめたのですが、徳島っていいなあ。おいしいものが安い!もう、机の上に乗りきらないくらいに食べ物が出てきます。おいしいなぁと思いながら呑んでいると、M口さん到着。はじめはちょっと控えめだったんですが、徐々に出てきます。あの「暑い」しゃべり。なにがいいっていうと、「過去の子ども」の話じゃないんです。「今の子ども」を語り続ける。暑苦しいのは相変わらずだけど、考えようによってはサウナみたいな暑さなんですね。
そうやって話を聞きながらM口さんの顔を見ると、あのぎょろりとした「目」が帰ってきていました。
数年前にお会いした時は、なんとも言えない疲れた背中で、目にも力が入っていませんでした*1。一体この人はどうなるんだろうとちょっと心配していたのですが、この夏お会いした時にはかなり元気になっておられました。そして今回、あのぎょろりとした大きな目が、でも澄んでいるんですよね。「完全復活!」という感じでした。
話をしながら、「また本送るから。中に振込用紙を入れておくから」とのこと(笑)。完全な「押し売り」です。まぁでも、今日持ってこられなかっただけでも「よし」としましょうか。本が送られてくるの、楽しみにしていますよ。
てな感じでワイワイ呑んでいたのですが、あしたもあるということで、9時過ぎにお開き。いい感じですねぇ。
*1:わたしは勝手に「哀愁のプーさん」と呼んでいましたが^^;;