どうも雨が多いらしい

なんでもこの1ヶ月ほど、東京の友だちが「にわか関西人」になるそうな。で、今日は「じゃぁ会いましょうか」という日です。
ちなみに、この友達、外の仕事が多くて、雨が降るとたいていは仕事が中止になります。で、今日はというと、もちろん雨。てか、前に東京で会った時も雨だったから、きっとそういう関係なんでしょう(笑)。
この友だち、料理をつくるのがすごくうまいです。ある場所で「ベジタリアンのための東西料理対決」をしたとき、この人は「みんなのふるさと料理」ということでタイ料理(笑)をつくってこられました。あっという間になくなってしまったので食べられなかったんですけど、あのペースでなくなったということはそうとうおいしかったようです。ちなみにわたしは「関西の野菜料理はこれや!」ということで、ナムルをつくったんですけどね(笑)。しかし、いったいなんの東西対決だったのやら…。
そんな友だちを迎え撃ったのは、わたしとY子*1ちゃん。3人で料理話からセクマイ話からトランスの裏の話まで思う存分黒いネタをまき散らしまくりました。なお、あまりにも黒いので詳細は忘れました。
気がつくとあっという間に10時半。こりゃぁダメだということでいきなりお開きにしました。
まぁでも、その友だちは明日も仕事は流れると思うけどね(笑)。

*1:やっぱりイニシャルにならへん(涙)

右往左往…

なんでも、パートナーと子どもたちは文化博物館に行ったり、本屋に行ったりするとのこと。なので、午前中は久しぶりにのんびりしました。
昼からは、近くにある大学で京都の放送部の生徒たちの集まりがあるので、いちおう引率。でも、「まぁガンガレ」とひとこと言っておしまいです。まぁ、そんなもんです。
夕方からは、「夏祭り」のサムルノリのために、勤務地の近くまでお出かけ。ところがここで、えらい雨です。一緒に行く人と「こんな雨やったら中止とちがうん?」と相談して、先発隊に連絡しました。ところが「こっちはとりあえず止んだので、中止かどうかわからずに待機中」とのこと。なるほど、南に行くに従って、たしかに雨は小やみになってきました。
やがて、会場に到着。とりあえずパジチョゴリに着替えて、練習しながら待機です。と、そこへ主催者の方から連絡。「出店はやるけど、ステージは水浸しなので中止」とのことです。同じ控え室にいた別のグループの人たちも一緒に、「え〜」「せっかく来たのに〜」「このやる気はどこに持っていけばええの〜」。
で、結論は「ブルーシート引いてやろ!」。
まぁ、もともとサムルはストリートでやるもんです。その方が楽しいです。どうやらステージに出る予定だった人たちのほとんどが同じ結論を出してみたいで、みんなブルーシートを引いたりラジカセを持ってきたり、協力をしながら即席ステージをつくってしまいました。
あとは、司会者もなく完全に自主運営で無事終了。まぁそんなもんですわ。
どたばたしたけど、まぁ楽しんでサムルができたかな。

誰がつくるのか?

で、ここでついケンカをしてしまいました(笑)。
はじめのうちは「お前な、ホンマに性同一性障害なんか?」という秀逸な質問が出てきていて、「おもしろいなぁ」と思っていたのですが(笑)。あ、ちなみにわたしの答は、もちろん「そんなん、わからへん」ですよ。で、「そやけど、無理してへんのか?」という質問には「ぜんぜん(笑)」です。てか、無理はしてますよ。だって、だれしもどうやって生きていくにも多少の無理はあるし、ましてや「女性として生きること」は、ある意味「(ネーチブであるかどうかにかかわらず)無理の連続」だという気がします。でも、例えばホルモンをとっていることについては、全然無理じゃないです。そういうことなんです。
で、ついでですから「わからへんけど、診断書くらいやったらなんぼでももらえるよ」とは言っておきました。で「なんでやねん」というので、「いや、自分の性別への違和感とか相手の性別への同一感が3年以上続くとか、診断基準があるねん。いちおう、それには合致しているねん」と答えておきました。すると「そやけど、診断基準は人間がつくったんやろ。だから間違いもあるやんか」という反論。いや、笑いました。その通りです。ちなみに、診察しているのも人間です。もちろん間違いもあります。だから、わたしがそういう診断書をもらえるのは間違っているそうです。
まぁ間違っていてもいいですけどね(笑)。
さらに「長いつきあいで、バイクが好きだったりヒゲをはやしていたお前を知っている。そんなヤツが性同一性障害とはどうしても思えない。間違ってるやろ!」とのこと。いや、重ねて言いますが、間違っていてもいいですけどね(笑)。しかし、そうなるとかなりの人が「間違い」になるなぁ。
しかしさぁ、自分が間違っているという可能性はないのかねぇ。
そのあたりでだんだんイライラしてきていたところに、「在日の子らの交流会ではその問題を出すな」ときたもんで、このあたりでぶち切れです。いや、4年ほど前に、ようやく自分が自分らしくいられるようになった頃、やたらそういう話をしていました。それは反省しています。だから今は自分からは言わない。当然です。ただ、問題は、LGBTIの問題を抱えている在日の子が来た時、それを隠したままでしか参加できない交流会をつくっているということなんです。在日であるということも、その子の一面。セクシュアリティもその子の一面。どちらもすごく大切な一面であって、どちらが欠けてもその子ではないということなんです。
ちなみに、そこにいたもう一人の人は「別に言うてもええじゃないですか」という立場。日本国籍を持つ中国帰国の方で、その人の生い立ちを交えながら「マージナルであること」をいろいろ話されました。おもしろかった。でも、どうやらわたしにくってかかってきた人は、そういう「マージナルさ」を排除したところしかわからないみたい。
まぁ、最後は、「もしもわたしが交流会に不要な人間だとあなたが思ったら、どうぞ「やめろ」と言ってください」と念押しをして解散。
だって、んなところにいてもおもしろくないもん。わたしには、京都の仲間がいる。

今日も大阪…

今日は昼から「全国在日外国人生徒交流会」の関西ブロックの実行委員会でした。場所は、昨年3月に大変お世話になったここです。なつかしいなぁ…。
で、わたしたち教員は何をするのかというと、生徒たちがあーだこーだと言いながらいろいろやっているのを見守るという作業です。なので、4時間ほどヒマでした(笑)。
終わってから、教員4人で飲み。しばらくして1人帰って、残った3人でもう少し飲み。

その後

梅田に出て5時から某打ちあわせ。お一人欠席だったので、まぁ少々打ちあわせ、後ビールという感じですか。お昼のビール・焼酎と夕方のビール2杯でほとんどおなかいぱーいです。なので、まだ明るいけど「やっぱり家族と晩ご飯!」と思い、そのまま帰ることにしました。
家に帰るとちょうど晩ご飯。子どものつくった鮭のムニエルとか、土用の丑*1のウナギとか、おいしい食卓でした。
で、ふと思い出して毎日新聞のサイトを見に行くと…。やっぱり出てました。やれやれ…。とりあえず、このネタで新聞に出るのはこれでおしまいです(たぶん)いちおう、こちらにも保存をしておきます。
って、これ、もしかしたら全国版か?

*1:かな?

すげぇたこ焼き…

T駅近くの路地裏にひっそりと位置する「たこ焼き工房HANA」という店です。たしかにたこ焼き生中のセットは650円でした。これを頼むと、しばらくして生中が出てきました。さらにちょっとすると、乾きもののアテが出てきました。うれしい…。これをぽりぽりやりながら国際交流センターでもらったESDについてのパンフレットなんかを読んでいると、やがて出てきました。
出てきたのを見てびっくりしました。舟に乗っていないです。皿です。しかもひとつひとつが巨大。さらに、球形をしていない。自身の重みで少しタレパンダみたいになっています。ちなみに、楊枝じゃなくてお箸で食べるみたいです。
どんな味かなぁと一口食べてみると…。グラタンを焼いた感じですね。あの、濃厚なホワイトソースのような生地にほんのりダシの味。そしてショウガの香り。うまいです。自身の重みでタレているとはいえ、表面はパリッとしているのです。さすが「工房」…。
8個のたこ焼きでお腹いっぱい。しかも、4つ食べた時点で生中は終わっています。躊躇なく「お湯割り」と頼んでしまいました(笑)。これで〆て1000円。チーズとか餅のたこ焼き*1もあったので、またチャレンジしたいなぁと。
いや、KさんE井さん、いい店でした。どもありがとうございました。

*1:と言えるのか?

某国際交流センターを訪問

午前中にT市に用事があったので、せっかくですから、T国際交流センターに郵便配達がてら行ってみました。
事務コーナーのカウンターで「あの、E井さんおられますか?」と配達相手の名前を聞くと、「午後から出勤予定です…。ところで、もしかしたら、いつきさんですか?」との返事が返ってきました。「へ?」と言うと、「日記読ませてもらっています」とのこと。「え〜!」。いろんなところで読まれているなぁ^^;;。しばらくそのKさんと近況について話。いや、よー知ってはるわ。っつーか、あたしゃそんなこと書いてるんやなぁ(笑)。
その後、出勤してこられたE井さんも交えて、国際教育のことから在日外国人の子どもたちのこと、ジェンダーのことなどものすごく多種多様な話を2時間ほど話しました。なかでも興味があったこと。
ひとつは文部科学省が「国際理解教育*1」から「国際教育*2へとシフトをしたということです。つまり、「日本人による日本人のための」教育ではなく「NPOや大学などと連携し、地域のリソースも含めながらすべての子どもたちのための」教育にしていこうということのようです。もっというと、現在の「政府等」が言っているような路線では国際社会で生き抜いていけないということを、文部科学省はわかっているということですね。文部科学省って、すすんでいるところ、多々あるよなぁ。
もうひとつは、「両性の自立と平等」という分野「人権教育」という分野「国際連帯」という分野の3つの融合の可能性についてです。「労働」という分野をジェンダー的要素で読み解くと、必ず女性労働の南北問題が出てくるというE井さんの指摘はまぎれもなく「国際連帯」の問題であるということです。また、「子どもの売買春」という事象を「国際連帯」的要素で読み解く*3時に「両性の自立と平等」的要素で読み解く時「売る」側におそらく確実にセクシュアルマイノリティ、なかでもゲイ・レズビアン・トランスの子どもがいるだろうということです。
こんな話をしている最中にもKさんもE井さんも電話に出たり、「あのちょっと」という利用者の方の対応をしたりとすごく忙しそうでした。すみませんでした、2時間もおじゃましてしまって。
最後に、「あの、お昼ご飯においしくビールを飲める店ってあるでしょうか?」という邪悪な質問に、お二人とも「HANAのたこ焼きセット650円」と値段つきで即答されたのがもっとも印象的でした。いいコンビのふたりやなぁ…。

*1:日本人が他国の文化を理解するというスタンス

*2:「国際理解教育と帰国児童生徒教育、外国人児童生徒教育とを融合させた先進的な取組」がひとつの柱になっている

*3:買う先進国と売る発展途上国っつーことかな

免許の更新

あんまりこういうことは書きたくないけど…。
あの「10年ごとの免許の更新」ってなんだかなぁと思います。
いや、研修がいやというわけじゃないです。基本的には、いろいろな研修会に行くのは好きです。「どんな内容からも、学びうる部分はある」というのが、わたしの基本的なスタンスです*1
でもねぇ、30時間でしょ?一日8時間としても、4日では無理です。5日目に突入ということは、1週間まるっぽということ。で、10年ごとということは、新規採用から30年目の人もその講習を受けるわけですよね。30年目というと、人によっては教頭だったり校長だったりします。もしかしたら、教育委員会の指導主事とか、総括指導主事だったりするかもしれないわけです。その人たちの更新のための30時間=1週間のカリキュラムは、わたしだったら考えるの、イヤだなぁ。てか、無理。
で、内容面はそういうことですけど、予算はどうするのかな?全国の教員免許を持っている人の数ってすごいと思います。その人たちが受講可能*2なだけの講師・施設・テキスト・スタッフをどうやって確保し予算するのか?ただでさえ、教育予算を削っている時に、無理でしょ?それとも自費?それはあかんやろうと思うし、百歩譲って自費を呑んだとしても、純粋にひとりあたりにかかる費用以上をとらないと赤字ですよ。「受講するかもしれない」人のための余剰分まで「受講しなくちゃ仕事がなくなる」人が負担するのはまずいでしょ?結局予算化しないといけない。
講師は誰がするのかな?わたしゃ、これ、天下りの温床になりかねないなぁと思うのです。まぁ、おもしろい教育学者*3の講演だったら聞きたいけど、退職校長とかの話なんて聞きたいとは思わない。まぁ、聞いたら聞いたでなんか学ぶところはあるかもしれないけど、30時間はきついです。
あと、時間はどう確保するのかな?30時間校務に穴を開けるわけです。いまだって、新規採用の教員はものすごい研修漬けで、特定の日に研修が入ります。すると、その日の時間割をあけなくちゃならない。すると、時間割がすごくいびつになります。一人の時間割がいびつになると、全体の時間割に影響をするわけで、そうすると単純に「その人」のことに限らず、学校全体の運営に支障が出てきます。長期休業中にやるのかな?夏休みとか、最近は教室にクーラーが入った引き替えに補習授業をする学校が増えているから、同じことだと思うなぁ。クラブとかやっている人もいるし。てか、学校の教職員数って、こういうことをすることを前提に配置をしていないから、厳しいんじゃないかなぁ。
っつーか、なによりも運転免許の更新って、おもしろい?役に立つ?みんな「だるいなぁ」とか、「こんなん意味がない」とか思いながら一日休みを取って行っていると思うのですが、あれが10年に一回ではあっても5日あるんですよね。鬱だなぁ。まぁもっとも、あたしゃ青切符を数年に一回もらう人だからねぇ(笑)。

*1:昔、ある官製研修で「君たちの採用年度の研修参加率はものすごく低い」と怒っている講師がいました。「そんなもん、出席している人に怒ってもしゃーないやろう」と思ったわけですが、ふと「あ、ショートホームルームでおんなじことやってるなぁ」と我が身を振り返ることができました。学んだなぁ…。

*2:全員が受講するかどうかはわからないけど、教員を現在やっていない人でも受講できると書いてあったので、受講可能にしなくちゃならないですよね

*3:佐藤学さんとか苅谷さんとか志水宏吉さんとか、その他いろんな人がいますけどね

新聞記事から

家に帰って朝日新聞の夕刊を拡げてしばらく読んでいると、三土修平さんの記事がありました。思わずパートナーに、「この人、知りあいやねん。ウチの掲示板にも書き込んでくれはったことあんねん」とジマソプレイ。穏やかな表情が、なんともいい感じでした。
内容は、靖国問題についてでした。
その時思ったこと。かつて池田久美ちゃんから「「あなたは教員として有名なの?レズビアンとして有名なの?」と聞かれた時、自分は答えに瞬間躊躇した」と言われたことがありました。その言葉が、いつもわたしに突き刺さってきます。いま、わたしの立ち位置は「トランスの教員」なんだろうか、それとも「教員でトランス」なんだろうか。願わくば、後者でありたいなぁと思います。

服のチョイス

とりあえず、わたしのセクシュアリティのことは職場の同僚にはなんとなく伝わってはいます。でも、もちろん一人一人、あるいは全体の場で、あらためてカムアウトをしたわけじゃないんですけどね。なので、テレビとか新聞とか、その他諸々のことに関心のない教職員はきっと知らないだろうと思います。なので、ふだんの服はボトムはレディスのパンツ、トップスはてきとー。ちなみに、最近はボトムはブラックジーンズ*1トップスはポロシャツです。
ところで、今日は久しぶりにブラックジーンズをやめて白い綿パンにしようと思い立ちました。薄いし、なんといっても夏らしいかなぁということです。でも、ほんとうに久しぶり。下手すると2年ぶりくらいになるかもしれません。「楽だなぁ」と思いながら、バイクで職場へ。
で、職員朝礼の時間。ふと思い出したことがありました。「もしかしたら、この綿パン、やぶれてへんかったか?」。となりにいた女性教員に「おしり、破れてへん?」と聞くと、「一ヶ所薄くなってますねぇ」とのこと。そういえば、おしりがかなりすり切れて、だからここ1年くらいはかなかったんだ、このパンツ。忘れてた…。気にして触ると「あ、触らへんほうがいいと思いますよ。すり切れている場所が広がりそう」とのアドバイス
幸い今日のポロシャツは丈が長いです。とりあえず、今日はポロシャツで隠して一日すごそうっと(涙)。

*1:なぜかかまわない(笑)