朝、まだまだ体調がイマイチです。となると、平日の飲み会はとかいう話ではなさそうですね。たぶんメンタルの問題です。
とりま出勤。立番からの1・2の連続授業です。今日のテーマは「数学的帰納法」です。まずは等式の証明から。なかなか混乱してますね。クセがすごいからなぁ。2時間目は不等式と自然数にかかわる証明。こちらは、だぶんやったことがない感じでしょうね。とにかく混乱しまくってます。まぁいいんです。
てことで、2時間目が終わる直前に
「重大発表ね。数列、3学期中間試験の範囲からはずします!」
生徒たちは雄叫びをあげて喜んてました。
試験範囲からはずすのなら、なぜやるねんと。そりゃもちろん、「こういう世界がある」ってことを知ってほしいだけです。
3時間目は2次曲線(笑)。しかしこの手のメインストリームじゃないあたりをやるの、好きです。
このあたりで少し体調がマシになってきました。やはり授業は健康にいいようです。
授業が終わったら、夜の仕事のプレゼンを少し修正。さらにレジュメも少しいじりましょう。これでようやく「今日の夜」を迎えられそうです。
てことで、ようやく本丸の「校正」に着手です。
とにかく「この文章でいいのか」ってところがいくつかあります。例えば「赤ちゃんが泣いたの」ってヤツ、わざわざ使わなくてもいい気もしますが、やはり使いたい。でも、果たしてコメントがあってるのかどうか。口頭で説明するならいいけど、文字として残るのであれば、うかつなことは書けませんからね。こわいです。
他にも「sex」をどう訳すか問題もあります。ちなみに「『ジェンダー・トラブル』はどうなってるかな」と思ったら「セックス」と「ジェンダー」でした(笑)。なるほど。
そんなこんなで、気がつくと退勤時間がきました。時間がたりない。で、夜の仕事へ向けてスタート。仕事場に到着したら、今日も買食いてす。
完全にハマりましたね。
そして「夜の仕事」スタート。本論のインクルーシブ教育の前にミニッツペーパーへのコメント。やはり気になるミニッツペーパーがあるんですよね。
例えば「沖縄で地上戦があったのは、日本軍の戦略上の問題であり、現在基地があるのは米軍の戦略上の問題であり、差別ではないと思う」に、わたしはどう答えるか。
「たしかに軍事的にはただしいですよね。でも、そこにあるのは「土地」であって、「人」がいない。つまり「土地」を獲得するためであれば「人」は捨ててもいいということです。でも、そういう考えになるのはわかります。学校は権力者の歴史しか教えてない。だから、権力者の観点でものごとを見てしまう訓練を受けている。でも、そこに「人」はいます。そういう観点で足りないところを埋めるのが人権教育だと思っています。なので、ぜひそういう観点を持ってほしい」
ヘイトスピーチについても、例えば「ヘイトスピーチをやってる側に対しても、カウンターをやってる側に対しても、結局「うるさいな」と思って通り過ぎてしまう」に、わたしはどう答えるのか。やはり崔江以子さんの話を紹介しましょうか。そして、わたしが「ともに生きようとする」のであれば、通り過ぎられないということを伝えましょう。
たぶんに私的に感情的になったかもしれないけど、やはりそうせざるを得ない。
そんな話のあとにインクルーシブ教育です。
歴史や文化のプレゼンを見せて、小学校・中学校時代の思い出を交換してもらいます。すると、みんな「障害のある子はいた」って書いてきます。ここで動画を見せて、お次は高校時代の思い出の交換です。すると、けっこう「いた」って書いてくる学生さんが多くてビックリです。さすがは大阪やな。いい教育を受けてきておられます。
ただ、ここでタイムアップ。続きは次回かな。しかし、次回は学校の中のジェンダーの予定です。どうする?