沈没のち

朝、身体が動きません。うーん…。労働者の権利を1時間行使することにしましょう。いつもの1時間半後に、とりま動きはじめたけど、ダメですね。まぁしかたない。昨日は楽しかったからなぁ。
職場に着いたら、朦朧とした頭で書類関係の仕事をして、とりま授業です。まずは「授業アンケート」をとって、あとは対数方程式と対数不等式。とにかくなんとか授業を終えて、職員室に帰ってきて、マークリーダーソフトを久しぶりに引っ張り出して、ちょこちょこ。そしてマークリード。まぁこんなもんかなぁ。
5時間目も「授業アンケート」をとりましょう。週2回しかないから、あまり関係はできていないけど、でも、みんな受容的でいい感じのクラスです。アンケートのあとはSPIです。と、問題文を見ると、みごとに「~君」「~さん」と書きわけています。
「やはり、この手の問題集は、こういうところに鈍感やなぁ」
というと
「みんな「さん」でええやんな」
と返してくれるかわいい子どもたちです。
ところが、問題文をよく読むと、サッカー選手の名前がずらり。
「これはしゃーないで」
とは子どもたちの弁です。なるほど。その後、みんなにぎやかに問題解き。まぁ楽しかったらええか。授業から帰ったら、こちらもマークリード。まぁこんなもんでしょう。
放課後は補充授業です。まだ眠い。まぁでも、数学が苦手な子を相手にやる補充は、なかなかおもしろいです。
補充授業の後、別の教室にいた生徒に声をかけると、突然
「これみて」
と見せてくれたのは「交通弱者用押しボタン」という文字が書かれた押しボタンの写真でした。どうやら「弱者」という言葉にひっかかったみたいです。なるほど。
たしかに「弱者/強者」という関係ではあるけど、なんか「上から目線」を感じますね[1]あとで調べたら、青信号を延長するためのボタンだったみたいですが…
まぁでも、こういうことを感じてくれること、そしてそれを伝える相手としてわたしを選んでくれることがうれしいです。
さらにそのあとは、中庭コンサートのリハです。しかし暑い。思わずハーフパンツに着替えたのですが、部員から
「せんせい、いくつ?」
と年齢を聞かれてしまいました。と、
「あ、失礼か。レディーに対して」
と、すかさずフォローを入れてくれたりして、なにやらもう…。まぁ別にええかと歳を言ったら
「えー、足、きれい」
とか言われて照れるなど。まぁ、ずっとジーンズをはいてるからね。
そんなこんなで定時が来たので退勤。家に帰って走ろうかと思ったけど、今はガマンです。なので、PCの前に座って、すこしおべんきょ。
しかし、沈没した1日でした。

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1 あとで調べたら、青信号を延長するためのボタンだったみたいですが…