毎朝、朝の通勤電車の中でこのブログを書いてるわけですが、昨日書いた一昨日のブログみたいに長いのはなかなか通勤電車の時間だけでは書けなかったりします。となると、帰りの通勤電車でも書くことになるのですが、まぁそれはそれでいいです。ただ、朝の通勤電車はほぼブログを書くことに費やされてるってことです。
なにが言いたいかというと、毎日よく書けるなって話です。てか、どれだけ文章書いてるねんってことです。
「つれづれ日記」が2009年です。ここから途中1年半ほどブランクがあったけど、毎月書いてます。ただ、この頃は特にレポートを書いたりするわけでもなかったから、まぁ楽でした。てか、この連載を書くようになってSIRIUS αを導入したのでした。
その後、「おべんきょ」の世界に入ってからですね。もちろん、はじめのうちはおべんきょしてるだけで、おべんきょ成果は書いてませんでしたが、いつの間にか気がつくとあちこち書くはめになってしまっています。まぁでもそれは、自分がそういう場所に今いることだと思ってはいます。が、そうとうに脳みそを使ってます。
てことで、今日も今日とて立番にはおべんきょ成果を持っていきましょう。他の人はそれをどう考えるかはわからないけど、それくらい切羽詰まってます。ちなみに、〆切まではまだあります。が、とにかくこれをやっつけないと、「次」に進めません。てか、脳みそが「これ」に特化されてる感じで、「次」を考えられない感じです。
あれをこうやって、ここにこれを入れて、それはあっちに移動して…。さらになにを加筆すればいいか。
もとに文章があるのが、やはり楽です。山のように赤を入れて職員室へ。
お次は今日使うプリントづくりです。まぁこれもサクサクつくりましょう。さらに試験問題もつくらなきゃ。
と、教科会議でした。ヤバイ。会議の部屋は2つ向こうの部屋なので、そこまで軽くラン。「廊下は走らず歩きましょう」とかいう話は、ここでは関係ありません(笑)。
会議が終わったら、授業が2連発。楽です。おそらく授業の時間が一番楽です。脳みそも使いません。ただ、片方のクラスは「不等式の証明」だったので、みなさん解脱状態になっておられました。まぁ仕方ない。もう1時間解脱していただきましょう。
そんなこんなで昼休みが来て、ようやくおべんきょ成果です。山のように入った赤を見ながらパチパチ打ちます。そしてもう一回見直す。まぁとりまこれでI田さんに送りましょう。そうそう、まだ修正を入れないでねと加えなきゃ。明日全体を推敲して、それでようやくいったんの完成です。
しかし、この分野は、わたしは門外漢です。ただ、門外漢だからこそ書ける内容があるはずです。まぁ言ってみると専門分野の人を外からながめる感じかな。そして、わたしの専門分野の観点を持ち込む。このあたりは、わたしが得意とするところです。
が、そんなことやってるからいろんなところから「書け」と言われて仕事が増えるんだな。
お次は試験作成です。あれやこれやと問題をチョイスしますが、なにせ試験範囲が広いから問題数がハンパなくなります。なので、他の担当者と相談しながら、絞り込んでいきます。
まぁこれはまだ時間がある。
時間…。本店に出す書類があったな…。来週か…。でも、基礎資料が出てきてるかな?まだだわ(笑)。なのでそいつの回収ですね。とりまあとひとセクション残してるけど、無事回収できました。
放課後、生徒と廊下で会ったら
「なんなん、その疲れた顔」
と笑われました。疲れてるねん。
でも、次のタスクです。プリントチェックです。なにせ、今日回収したプリントは明日返さなきゃなりません。
そんなことをやっていたら、ようやく定時が来ました。駅まで歩く間、ジーンズと肌の触れあう感じが、完全に身体が乾ききってる感じです。ヤバイな。うーん。
角打ちだな(笑)。
角打ちに行くと、相変わらずのみなさんがおられます。みなさんからあいさつされてうれしかったり。
ただ、今日はあくまでも気分転換です。なので、1杯だけと決めてます。2杯飲むと明日がしんどい。
さてと。リフレッシュしたから帰ろうかな。
年: 2023年
優しくていねいにわかりすく語る?
今日は午後から出張で会議です。なので、フリーなのは午前だけ。有効に使わねば。
ということで、朝の立番にはペーパーを持っていきましょう。1日置くと、やはり修正箇所がわかってきますね。というか、昨日は修正をかけたけど、最後は煮詰まってしまったのでした。まぁそういう意味では〆切ギリギリに完成ってのは完成ではないってことですね。あらためて田間センセが言ってた「推敲の重要性」を感じます。
ただ、いくらお外で風に吹かれながら気持ちよく推敲したとしても、それで完成ではありません。なので、まずは他の仕事でひと息つきましょう。そして修正開始。すると、立番の時には思い浮かばなかった文章が出てきます。
しかしこれ、仕事か?というと、狭義の仕事ではありません。でも、広義の仕事ではあります。
わたしが書くさまざまなものはおべんきょ成果を見ればわかるように、すべて学校とか教育にかかわるものです。であるならば、やはりそれは広義の仕事に入ります。ましてや、トランスにかかわることであれば、それは人権にかかわることなので、仕事のまんまん中です。
てことで、とりま最終節を残して、なんとなくできたかな。最終節はすでにI田さんが書かれてることに少し足すだけなので、明日書けるでしょう。なにもなければ。
その後、当面やらなきゃならないことのタスクリストをつくってみたり。きついな…。一番きついのは「4人のおべんきょ成果」です。これの〆切が突然8月末になったので、メチャクチャしんどいです。まぁでもしかたないです。
で、午後の会議に向かいます。
午後の会議のメンバーは、去年からの継続の人もいるので、それなりに活気があります。なにより数年ぶりに復活した人が積極的にとりくんでおられるのがうれしい。
ちなみにその人がアイヌの教材を持ってきてくれました。おもしろい。こういうのをやらなきゃなぁと思いながら、ふと気になったことが…。エンディングがとある人権作文なんですね。その人権作文に至った発端はとある芸人のアイヌ差別発言です。なんか、その話からもっと学びたいと思った高校生がウポポイに行って説明を聞いたんだとか。
「とても優しくていねいにわかりすく教えてもらいました」
みたいな話が書いてあったように思います。ここでモヤっと感が…。
マイノリティは、常に優しくていねいにわかりすく伝えることを宿命づけられてます。本来は
「差別に決まってるやんけ!」
「そんなこともわからんのか、」
「もっと勉強してこい!」
でいい。でも、そういうふうに言うと、
「怒られた」
ってなる。だから、優しくていねいにわかりすく伝えなきゃならない。
一方、差別発言のなんとええかげんなことか。事実とな異なる勝手な思い込みをもとに
「生産性がない」
とか
「隣に引っ越してきたら引っ越す」
とか、言いたい放題です。そして指摘されたら
「不快な思いをされた方がおられたら」
の定型句です。
なんなんだ、この非対称性はと。
で、そんなことを話したのですが、なんかうまく言えない。するとある人が
「事前学習なしでウポポイに連れて行って、語り部の話を聞いたとき、ある生徒が「なぜあの人はあんなに怒ってるの?」と言ったんだけど、それですよね?」
と助け舟を出してくださいました。
それです。
もちろん、もとの教材についての話じゃないので、まぁそこで終えたのですが。ただ、もしも自分がその作文を使うなら、そこまで踏み込んで紹介したいなぁと思ったり。
まぁ他にもツッコミどころ満載の会議だったので、ツッコミまくって無事終了。
家に帰ると普段より少し早い。なので、やっぱりちょこざっぷです。久しぶりです。身体が完全になまってます。その後ラン。
いつも通り7キロ走ろうと思ったけど、きつい。てか、2kmのコールでスプリットが「twenty five」とか言ってます。ヤバイです。その後もどんどんスプリットが落ちていきます。なので、6kmでやめることにしました。結果スプリットが6分13秒→6分25秒→6分32秒→6分38秒→6分39秒→6分59秒で、6.4kmを42分もかかってしまった。アベレージは6分35秒だけど、どんどん遅くなったのはいただけないなぁ。まぁ前に走ったのが5月3日なので2週間あいてます。さらに筋トレ直後だったのでしかたないかなと。
しかし、確実にビールはうまかったっす!
焼肉の翌日→がんばってきてね!
朝、眠いです。当たり前です。昨日はあまりのニオイに、帰ってシャワーを浴びて、ついもう一杯呑んでしまいました。
とにかく重たい身体を引きずるように職場へ。
すると1本の校内電話が…。
「きました」
きたか…。今日はひとコマ増えます。しんどいな。まぁいいや、少しだけ冷たくしてあげましょう。でも、自分の講座はあたたかいです(笑)。
しかし、空き時間が少ないのがきつい。しかたないので、授業にPCを持っていくことにしました(笑)。
授業の入りはもちろん昨日の報告です。
「いやもう、脂と煙に巻かれて食べる焼肉がまずいはずがない!」
と力説すると、笑われました。ええ子らや。
さらに
「PC、なんで持ってきたかわかるか?」
と聞くと、あっちの方で
「本やで、本」
とか言ってます。まだ1ヶ月半のつきあいなのに、みんなよくわかってます。えらいとしか言いようがない。
「その通りやねん。なので、問の最中はゲンコやるし」
と宣言。しかし、こんな授業でいいのか?
放課後は掃除カントクです。ただ、ひと班の人数が多すぎます。
「キミらでAチームとBチームにわけて、どちらがどの日にやるのか考えて。2年やからできるやろ」
自主管理してもらいましょう。
で、夜の仕事です。
今日の自己紹介はふたり。そうそう。たいていは自分の出身校に行くんだから、自分の学校経験を話してあげることは大切かな。そしてやはり大学の話でしょう。あこがれの先輩になってくれたらいいと思います。
そして模擬ショートホームルーム。今日は少し読み合わせをしなきゃならないプリントにチャレンジしてもらいました。なんしか役に立ってくれたらいいな。
最後に「学力問題」についてのディスカッション。「「受験の学力」か「解放の学力」か」みたいな話をしたり、パウロ・フレイレの「「銀行型」から「対話型」へ」みたいな話とかを前フリにしてみました。いや、今ある学力論争とか、今にはじまったんじゃなくて、昔からいろんな理論や実践がある歴史の延長線上にあるんですよ。だから、それを踏まえなきゃならんでしょう。そして、最前線で実習する時に、頭の片隅にそういうのをモヤっと持っておいてほしいなと思ってます。それはわたしもやってることですからね。
さてと、これから5週間、夜の仕事は中断です。みなさん、がんばってきてくださいね。次にいい顔で会えるのを楽しみにしてます(^^)。
ウトロ音楽祭からの焼肉
朝、予報通り雨が降りそうです。が、今日はウトロ音楽祭です。てことは、屋内か。どうなるんだろ。
とりま、車で向かいましょう。
平和祈念館に着くと、Sふぁんさんの車はあるものの、ドアが開いてません。
…。
そうか、あそこから入るのか。てことで、無事侵入。
「やはり雨ですかねぇ」
「そうでしょうねぇ」
と言いながら、屋内セッティング開始です。
今回はマイクが7本必要とか言われてます。なのでミキサー2台持ってきました。が、なんでもおひとり入国拒否にあったので6人になったんだとか。さすが活動家です。ただ、わたし個人としては助かります。
てことで、ミキサーを置いて、アンプを置いて、スピーカーをセットして、とりま音楽を流してどんな感じか確認です。お次はマイクをセットしてリハ開始。
と、ゲストのボーカルチームが来られました。なにやらいろいろ話してますが
「モニター…」
とか言いながら、勝手にスピーカーを触られます。セットしてくれと言ってくれればセットしますよ。屋外じゃないので、どうするかわからなかったのでセットしてなかっただけです。と言っても日本語では会話できないからなぁ。
「ふたつ」
とか言っておられます。はいはい。セットしますよ。
で、リハを開始したのですが、なにやら一緒に来られた人がウズウズしてます。はいはい、PA任せましょう。
ヒマになったので、スピーチのゲンコを考えましょう。
やがて音楽祭スタート。冒頭はウトロ農楽隊です。わたしのスピーチはここで必要なのでした。
みなさん、こんなちは。ウトロ農楽隊です。
去年の今ごろは「お久しぶりです」と言いましたが、あれから1年、そんな言葉を言う必要がなくなりました。
いま、農楽隊のみなさんは燃えておられます。実は復活当初は「月一回の練習」と言っておられましたが、今は週2回練習されてます。はっきり言ってやりすぎです。
なぜそんなに練習をされるのか。ひとつは楽しいからです。
去年、スニさんが団地の階段で「これまでは闘いのために叩いてた。でも、これからは楽しむために叩く」って言っておられました。ほんとうに、やっとそういう日が来ました。
楽しさにはもうひとつあります。みんなで叩く楽しさです。この間の1周年記念の時は、農楽を叩いたあと支部の建物で焼きそばパーリーをしておられました。もちろん午後の練習のためだったのですが、チェがよく動くよようにビールを飲んでおられました。わたしの前には焼きそばの前に缶チューハイが置かれました。もちろんありがたくいただきました。結局午後の練習は中止になりました。もうひとつはうまくなりたいからです。
みなさん、80オーバーです。最高齢は85歳です。ここにおられる人たち全員の年齢を足したら600歳オーバーです。
でも、向上心を忘れずに練習されてます。今日のソルチャンゴを演奏するために、すごい練習をされてます。なぜ練習をされるのか、それがもうひとつの理由です。それは「ウトロ」を守るためです。
ウトロの町並みは間もなくなくなります。それでも残り続けるのは人であり。文化です。
2階のジョンジャさんのパネルには「ウトロには文化がないと思う。だからウトロにはこれがある、ウトロってええなあってまわりから言われるようなもんをつくって、子どもに背中を見せたかった」と書いてあります。
農楽隊のみなさんは、ウトロという街をチャンゴという文化を通して守ろうとしておられます。だから、みっともない演奏はできないと、一生懸命練習をされてます。そんなウトロ農楽隊をこれからもよろしくお願いします。
てことで、みなさんでソルチャンゴ。ほんとうに叩いてはりますね。そして急遽農楽もやることに。3分くらいかと思ったらフルバージョンです。農楽が終わったら、すごい拍手です。なにせ拍手がなかなか終わらない。しかし、おかげさまでメッチャ時間が押しはじめました。まぁいいんでしょう。
で、どんどんプログラムが進んでいきます。もちろんプログラムが進むたびにマイクセットを変更しなきゃなりません。
と、スイッチを押そうとしたら、手が伸びてきて勝手にスイッチを押されました。たぶん本人は手伝ってるつもりなんでしょうが、あまり好きではありません。
そうこうするうちに、やたら勝手にエコーを入れたりしはじめました。これも好きではありません。
基本的には、わたしはあまり触りたくないんですよね。ちゃんとマイクを使う人は、自分でコントロールされます。今回はそういう人たちなので、余計なことをするとイタチごっこがはじまります。でも、たぶんミキサーを使って自分が考えるベストへともっていきたいタイプの人なんでしょうね。まぁ流儀の違いかな。ただ、触らない人は触る人の流儀のジャマにはならないけど、触る人は触らない人の流儀のジャマになります。
「やりたければやって」
と言って代わってあげました。すると、なにやらいじっておられました。
でも、舞台転換のマイクセットはしない。まぁプログラムを把握してなかったらムリか。しかたないから、汗をかかなきゃならないところはやりましょう。
で、屋内のだしものが終わったら
「片づけなくていいからね。放っておいてね」
と念押ししてお外へ。
最後のティップリだけは外でやるんだとか。いやもう楽しすぎます。ちょうど雨が降りはじめたところで終了。
さてと、片づけますか。
まずはマイクを撤収して、お次はケーブルです。これがきつい。マイク6本とモニター2本、あとはスピーカーが2本。合計10本がグチャグチャになってます。最初に1本ずつ養生テープで固定しておけばよかったな(笑)。でも、ここはウトロです。手伝ってくれる人はたくさんおられます。なのでみなさんに
「このスパゲッティをなんとかしてもらったら、メッチャ助かります」
とお願い。みなさん、あーだこーだと解いてくださいました。さらにイベントのバイトしてた人が「懐かしい」とか言いながら8の字巻きをしてくださって撤収完了。車に荷物を積み込んで支部に移動です。
「あのー、農楽隊のみなさんで、どなたかガッコまでついて行ってくださる方、おられませんか?」
ほんとうにひどいやつです。でも、あるオモニが「えぇよ」と快く引き受けてくださいました。さらにもうひと方「ついて行ったるわ」とついてきてくださって、無事、職場まで荷物を運べました。
帰り道に「燃料」を買い込んで、再びウトロへ。会長さんのガレージで焼肉です。
これまで幾度となくここで焼肉しましたが、おそらく今回が最後です。
「どこに行こ」
とか言いながら集まったのはイツメンです。ひでぇ。
とにかく肉の脂の煙と炭の煙にまかれながら、おいしい焼肉をパクつきます。肉を焼いてたら、いつの間にかノレがはじまるのはいつものことです。となると、オッケチュムがはじまって、となると当然チャンゴとプクの出番です。あとはみんなで踊りまくります。
メッチャ楽しい。楽しすぎる。いつものウトロです。
そんなこんなで中じめ。外から来たお客さんは帰られますが、ウトロの人たちは台所で焼肉続行です。わたしもそこにおジャマして、さらに呑んで食べてしゃべって、気がついたら10時過ぎ。これはやばい。帰りましょう。
しかし、帰りの近鉄では誰も近づいてこないので、きっとすごいニオイなんだろな。まぁ、ウトロの焼肉やし、しかたない(笑)。
追われる
今日は午後から某在日外国人教育関係の会議です。てことは、基本的には午前はあいています。本来ならその時間を筋トレとかランに費やしたいけど、とうていそんなことができる状況ではありません。
てことで、午前はおべんきょです。
I田さんが書かれた文章、よく読んだら2回同じことを書いておられる場所があります。たぶん切り貼りを繰り返しているうちにこうなったのかな。ただ、当然のことながら完全な繰り返しではなく、少し変わってます。なので「削除」というわけにはいきません。とりま、どのブロックがどうなってるのかを読み込んで、細かく修正をかけましょう。
そんなことをしてたらお昼前。
わたしの仕事はカギ開けなので、一番に行かなきゃなりません。しかし、13時から開始の会議なのに12時に集まるのはなぜなんだ?
会議の方は、いつになく大人数です。いいことです。今日一日でかなり進みましたね。。でも、まだまだやらなきゃならないことがあります。特に「摺物担当」のわたしはね…。
会議のあとは、少し「さたけ」に寄って、軽くビールを呑みましょう。ミノとレバーのてんぷら、おいしい。臭みがないです。これなら食べられるな。
そんな1日…。
しかし、ゲンコに追われてる。きついな…。
再集合
今朝はまぁまぁな目覚めですね。やはり夜ふかしがよくないです。それでもしんどいものはしんどいです。てことで、なんとかかんとか出勤。
机の上を見ると、「人権教育だより」があります。なんと、あれからつくってくれたんですね。うれしいです。なので、サクッと印刷して担任さんのところへ。みんなびっくりしてました。
で、朝の立番。職場は少し山手にあるので、朝の空気はひんやり気持ちいいです。遅れてくる生徒も少ないので、特にやることもなく、まわりの教員とよもやま話。ほんとはこういう時間を大切にしなきゃならんでしょうが、常に焦ってる状態なので、なんだかなです。
で、日曜日の放送の準備です。なんでも7人のボーカルグループが来られるんだとか。マイクを7本つなぐことができるミキサーはうちにはありません。しかたないので、ミキサー2つ持っていくことにしましょう。あとはマイクをどう区別するのか。そうだ、たまたま買ったカラーケーブルを使いましょう。あとは養生テープを貼ってマジックで色分けすりゃなんとかなるでしょう。
サックリと準備ができたので、あとは授業です。こちらもなにがどうということもなく。
午後はゲンコですね。I田さん、うまく書いてはるなぁ。でも、おそらく急いで書かれたのかな、少し背骨がズレているところがあります。もちろんわたしもズレるのですが、ふたりで少しずつ修正していけば治っていくでしょう。
で、定時に職場を出てウトロへ。機材の搬入です。ここで少し事務局長と話をして、お家に帰ってひと息ついて、再びスタート。今日は「福祉について考えていき隊」です。結成したのは、ちょうど1年ほど前ですね。
今日の集合場所は五十棲なるお店。野菜のお店らしいです。楽しみです。
てことで、おしゃべり開始。
なんとなくわたしは「世界人権宣言」の授業の感想のことが頭にあって、社会モデルの話になります。
ちなみにK納さんは研究者でもあり活動家でもあって、バリバリ社会モデルの人です。Mなみさんは研究者でもあり実践者でもあって、柔らかな社会モデルの人です。Tな田さんは、思いっきり現場の人です。なので、そのまま放っておいたら善意の医療モデルに引きずられていく環境にあります。なので、みんなでなんとなく社会モデルのことを口々に話します。すると感覚のいいTな田さんは少しずつ吸収をされていきます。おもしろい。
なんだろ。みんなが「正解はこれ!」と教えるのではなく、それでもさまざまな言葉を発しながら、それらに社会モデルのことを織り込んでいきます。
結局9時までと言われてたお店に10時くらいまでいて解散。と、ライングループにTな田さんから
「当事者ではなく社会や環境に問題があるのでは?という言葉にビビっときました」
という投稿があって、やるなと思ったり。
去年のTな田さんは「もう少し」と思ったけど、今年はエッジが聞いた話になるかな。
眠い
朝、猛烈に眠いです。まぁ仕方ない。昨日はなんだかんだで寝たのが1時です。とにかく猛烈な眠さの中出勤です。
木曜日は週の中で唯一1時間目がある日です。ヤバイです。でも、そこはそれ、卒なくこなすのは、まぁなにより先月の眠さよりは遥かにマシだったということですね。それでも教壇で少ししゃがんで立ち上がったときに立ちくらみしたから、その程度ではあったということですね。
で、空き時間はひたすら昨日の作文読みです。
今年の傾向は「ホームレスが悪いと思ってたけど、ホームレスを生み出す社会がダメなんだとわかった」「小さくても声を上げることが大切だと思った」みたいなのがすごく多かったことかな。あと、もともとLGBTQに興味がある子がいて、「やっと話が聞けた」って書いてたのが印象的でしたね。うん、よかった。
とにかく50人くらいをピックアップして入力です。
と、チャイムが鳴らない…。すぐに電話がかかってきました。職員室に向かいながら原因を探ります。で、最初に向かったのが緊急放送システム。まわりの教員は
「それー?」
「わたし、触ってない」
と大騒ぎしてます。すべての放送は同じスピーカーを使ってるから、ラインには優先度があって、緊急放送システムの優先順位が一番高いんですよ。
で、緊急放送システムのマイクはズレてません。てことは、次に優先順位が高いのは…。
ここが難しいんですよね。次の優先順位は各部屋にあるリモコンです。それとチャイムの優先順位が…。たぶん同じだったはずです。問題は、音が混ざるのか、それとも「早いもの勝ち」なのか。
なぜこれがわからないかというと、チャイムのシステムが変更されたからなんですよね。でも、たぶん職員室のリモコンと対等なはずです。
そんなこんなで放送室に入っていろいろやってると、いきなりスイッチがオンになりました。まだチャイムの時間じゃないです。てことは、どこかの部屋のリモコンがオンになったってことです。やがてチャイムの時間。卓のメーターは振れてます。が音がならない。てことは、ミキサーまでは来てるけど、出力をどこかに奪われてるってことですね。
てことで、部屋のリモコンを確認しに行くと、ひとつオンになってました。こいつを切ったらどうなるか。
鳴りました。よかった。思わずガッツポーズが出ました。しかしあたしゃなにをやってるんだ?
その後、再び作文の入力を続行。そして4時頃に入力完了。すみやかに作文を担任さんに返しに行きます。
「早いやろ」
というと、みなさんびっくりしておられました。
「作文はね、生ものやねん。だから、鮮度が高いうちに返さなきゃならんねん」
若い担任さんにはこういうことを伝えたいんですよね。「忙しい」ではないんです。他のことは一切しない。優先順位を一番にもってくるんです。わたしは担任ってそういう仕事だと思ってます。
てことで、あとは副担当さんに任せましょう。
帰り道、弟からメール。
弟「久しぶりに会わない?」
い「ええよ」
弟「いつがいい?」
い「一番早いのは今日かな」
てことで、帰りに会うことになりました。
なんでも弟の行きつけのカフェ&バーのようです。てことは、ごはんは食べられないな(笑)。なのでおにぎりを仕入れました。
久しぶりに会って、することは他愛もない話です。まぁこういうのも大切かな。なにせ
い「そのお酒、なに?」
弟「カルヴァドス」
い「最後に「え」をつけたくなるな」
みたいな会話です。でも、さすがに9時になるとしんどくなってきました。さてと、バスで帰るかな。
そして今年もやる
今日は「世界人権宣言」の授業の日です。
例年は新入生オリエンテーションでやってますが、今年は諸般の事情で今日になりました。ちなみに新入生オリエンテーションの人権のコマはいったん消えたけど、なぜか復活したという。
てことで、出勤したら、まずはプレゼンのチェックです。うーん、足りない。この国の状況はどんどん悪化してるのに、それについていけてない。やはりウィシュマさんのことは入れなきゃならんだろうな。となると、入管法のことも入れなきゃならんな。どこにどういうふうに入れるかだな。
そんなことを考えながら、放送セットしに行きます。その後授業。と、某外国人教育関係のレポーターからレポートが送られてきて、その末尾に
「入管法改悪反対
国会前シットインの現場から」
という署名が…。これを使いましょう。
午後はひたすらプレゼンの準備です。と、そこにNし日本新聞の記者さんが来られました。なんでも取材なんだとか。わたしなんか取材しても何も出ないのにな(笑)。なんでもこの特集の流れなんだとか…。ますます何も出ないのにな(笑)。
てことで、しばし取材を受けて、からの体育館です。
さてと、がんばりましょう。
まずはオリエンテーションのおさらいから。今年は新たに
「人権は心の問題ではない。人権は制度の問題」
というひとことを入れました。そうそう。ストリートチルドレンとかホームレスの話をすると
「自分はすべての人権が守られているので、それに感謝したい」
なんていう感想が出てくるので、これも釘を刺しておきましょう。
そんなことをしてると支店長が聞きに来ました。まぁええけどな。これまでずっとやりたい放題し続けてきて、×なんて山のようについてるし、それに+1してもたいしたことにはなりません。迷わず入管法の話もしましょう(笑)。
そんなこんなで、今回もやりたい放題やって、終了。世界人権宣言の授業はオープンエンドなので、拍手は起こらなかったけど、生徒たちはかなりガッツリ聞いてくれてる手応えがあったので、よかったよかった。
ちなみに、ある担任さんに
「なんとかしゃべれたわ」
と言ったら
「いや…」
とか言ってたので、なんか考えてくれたのか、はたまた絶句してたのか。
で、いつもの通り、撤収も自前です。ただ、1年生が列から飛び出して来てくれてうれしかったり。
撤収がすんだら、定時まで、再び取材です。
定時がきたので退勤。そのまま記者さんと一緒に角打ちへ。記者さんはアルコールはダメとのことですが、飲みの席はお好きなんだとか。角打ちのなんとも言えない空気を味わってもらって解散です。
長い1日だったなぁ。てか、1日だなぁ。
とにかく整形する・こもりん番外編
今日は出張のない出張日です。なので、授業はなし。思い切って労働者の権利を行使することにしました。
授業がなかったら職場でもいろいろできるだろうと思われがちですが、ムリですね。まとまったことを思考を研ぎ澄まそうと思ったら、「仮の場所」ではできません。「自分の場所」でなきゃムリです。
てことで、スタート。
まずは昨日線を引いた箇所をコピペするところからです。もちろん単にコピペするわけじゃなく、前後の文脈とか、昨日考えたことを反芻しながらコピペしていきます。
煮詰まったら、少し買い出しに出てみたり。
そして再びデータに向き合います。
コピペが終わったら整形です。地の文としてのインタビューデータと引用文としてのインタビューデータをわけていきましょう。地の文としてのインタビューデータは「やりとり」がおもしろいところです。ついでにいうなら、時として「やりとり」が崩壊してるところもあります。
ほんとはインタビューの全文を載せたいぐらいにおもしろいです。が、それではあまりにも長過ぎます。残念です。
と、1本のメールが…。忘れてた!となると、明日やろうと思ってたことができなくなるので、今後の予定を少し組み替える必要がありますね。となると、今日、煮詰まったらやるか…。
案の定、夕方前に煮詰まってきました。なのでちょこざっぷで筋トレです(笑)。腹筋しながら脳みそを少しクリアにしましょう。
帰ってきたら、再びインタビューデータに向き合います。クリアになった脳みそに再び刺激が入ります。なぜこの調査協力者はここまで「それ」を語らないのか。「語らない」ことを通して、なにを語ろうとしてるのか。なぜわたしの質問に対して「そう」答えたのか。「そう答える」ことを通して、なにを語ろうとしてるのか。
でもみんな優しいです。その答えはうしろのほうにあったりします。みなさん、インタビューに協力するにあたって、おそらく準備をされてるんでしょうね。もちろん意図的な準備をしてる人もいるだろうけど、どちらかというと「構え」かな。
「インタビューしたいんだけど」
「いいですよ」
という会話の瞬間から、すでにインタビューってはじまってるのかもしれません。たぶんいろんなことを思い出して、それらを再構築していく。そんなことが、自動的にはじまってるのかもしれません。
ちなみに、インタビューそのものは9年前のものです。そこから大きく人生が変わっていて、今インタビューをしたら、まったく違う語りになるんだろうと思います。だからこそ、その時その場で聞くことができた語りは、そこでしか聞けない貴重なものなんだろうなと思います。
そんなことを考えていたら、あたりは暗くなりはじめてます。今日はこのくらいにしといたりましょう。少し散歩して、シャワーを浴びて、ビールです。
ここから脳みそのリソースを他のことに振り分けなきゃならなくなります。それらがすんで今の状態にもってくるまでどれくらいかかるだろう。もっとこもっていたいなぁ。でも、しばしインターバルですね。
平和な世の中とかICT教育とか
朝、スマホを見ると、昨日の夜から懸念していたできごとが…。いつも通勤に使ってるJRの路線が大雨のために計画運休です。ちなみに、雨は降ってません。まぁでも地盤が緩んでいたりする可能性もあるからチェックをする時間が必要なんでしょうね。安全側に振ることは大切です。振り替え運行をしているので、そちらに乗って、いつもより長く歩いて出勤です。まぁでもこれも運動です。問題は「休校かどうか」です。休校になると、その日は穏やかですが、あとが目も当てられないことになります。
で、出勤からの定時が来たので立ち番開始。なにやら生徒たちが
「9時半からショートらしいで」
とか話してます。それを聞いて
「そうなんや」
とか言ってる教員。生徒から情報を知るという、なんだかなセクションです。
結局、40分授業でいくらしいです。いや、休校は避けたいです。が、やばいんじゃないか?クラスの半分が学校に来られなかったりしますよ。どうするつもりだろ。って、それを考えるのはヒラ教員か。まぁ数学は「プリント授業」という必殺技があるからなんということはないです。というか、もとからそのつもりでした。
ということで、ひとつのクラスはのんびりプリント学習です。わたしはというと、インタビューデータに線を引きましょう(笑)。もうひとつのクラスは2時間連続です。どうしよう…。えい!
「今日はプリントを4枚持ってきたしね。まずは1枚配ります。で、できたらそれを提出して、代わりに2枚目を渡します。コンプリートを目指してね。はい、スタート」
と、みんなガツガツやりはじめました。それだけじゃないです。あちこちで教えあいの輪ができてます。これ、ひとりでやったらもっと行けるのに、それを捨てて友だちに教えてるわけです。いい感じです。途中10分の休憩があります。
「休みたい人は休んでね。やりたい人はやったらいいよ。わたしはここにいるね」
と言って、インタビューデータに線を引いてると、プリントを持ってくる生徒がいたりします。
「休憩時間だからムリをしないでね」
とプリントを渡します。みんな、すんごい勉強するな。なんか、ちょっとうれしいです。ちなみに水曜日は、いよいよ複素数に入ります。どんな感じで話を聞いてくれるかな。
それはそれとして、今日は被曝の日です。受付の紙の性別欄は自分でマルをするみたいです。めんどくさいのでマルをせずに出すことにしました。ちなみに被曝の順番が2番目以降はこれまためんどくさいので、1番をゲットしましょう。てことで、先頭で受付の紙を渡すと
「ここ、女性にマルしときますね」
「はい」
でおしまい。なんか、中の人が
「性別は確認しておいてや」
とか言っておられます。どうやら大事な情報のようです。しかし、あとに並んでた同僚[1]たぶん男はどうみてたんだろ。なにせわたし、ノンカムやしなぁ(笑)。
で、夜の仕事へ。
いよいよ教育実習が近づいてきたので、学生さんたちはそわそわしておられます。
「実習の指導教員って、こわいんですか?」
「んなわけないです。今年度、わたし、担当しなきゃならないです」
学生さん、苦笑しておられました。
やがて講義の時間開始。ほんとうにみなさん、どんどんうまくなっていかれます。自分への指摘だけではなく、他の人への指摘を自分のこととして受けとめて、それを自分の回にフィードバックされていきます。なんか、コメントないよ(笑)。模擬ショートホームルームのあとはディスカッション。今日はICT教育です。
これまでお題をポンと渡してたけど、今日は少しだけ説明をしてみました。その中で、ICT教育の功罪を話しあってほしいなと思いました。ちなみにわたしは功罪あると思っています。つまり功もあると思っているということです。決して否定はしていない。というか、すでに否定できないところまで来ている。そしてそれがとても不安です。なぜなら「罪」を切り捨てているからです。だから「功罪」です。その根底にあるのは、この日の講義です。いや、もう少しいうなら、あの半年間ですね。そのあたりはこのブログをメディアで検索したらいろいろ出てきます。少しウェットな感じだとこれかなぁ。まぁ、このあたりを手がかりに、この半年間の月曜日をたどっていくと、わたしが何を学び考えてきたかっってことがわかるかと思います。
まぁ、ICT教育そのものはわたしはシロウトだけど、教育についてはシロウトではないです。そういう観点からICT教育を考えるということは大切なんじゃないかなぁと、ずっとずっと思っています。
が、まぁ、そんなことを書いても、誰も読んでないか(笑)。
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