納涼

朝起きたら、一本のメールが…。

T大学で人権教育論を履修している学生さんが、「K先生と僕が好きだった先生と似ていて、知り合い違う?」とつぶやきました。
えっ!どんな?と聞きますと「生徒への向き合い方とか、授業の熱とか、、、。」と。
「トランスジェンダーの先生で、、、」
「え!!!君は京都から来てる?」と聞き直しました。
そうだと言いいつき先生と。
「あー!一回立ち飲み屋で飲んだ事あるよー」と、研究所長のTくんやTM先生たちと大正区で昔、飲んだ事を思い出しました。
携帯を出して卒業式の日のいつき先生とのツーショット写真を見せてくれました。高校を卒業して3年は経過しているでしょう。いつき先生の人権反差別教育を忘れずに、大学で頑張り、真面目に素直に、立派に大学で過ごしています。
すごいなぁ、となんだかとても嬉しい気持ちでいっぱいに先週なりました。

マジか…。この年の卒業生ですね。あのクラスはおもしろかったなぁ。やはりうれしいですね。
で、出勤。今日は採点の祭典の日と決めてます。てか、今日しかない。
てことで、出勤したら、まずは書類書き。そして立番。そして試験カントクです。カントク中はカントクに専念しなきゃならんので、妄想をメモします。間の1時間に採点しようかと思ったけどできず。さらに1時間カントクをやったらすでにお昼です。
まぁしかたないです。ここから採点しましょうか。少しだけ採点して、おべんとです。しかしヤバイな。貧富の差が激しそうです。おべんと食べたら再び採点。問題作成者の優しさが伝わる試験なんですが、その優しさに応えられない子らですね。
途中、眠気に襲われながらも採点終了。すみやかにノートチェックです。これが苦手です。つらい。
ノートチェックが終わったら、お次は前に視聴できなかったDX研修の動画を見ましょう…。と思ったら、まだ公開してないのかよ!しかたない。「かんさい熱視線」を見ようかな。
いい番組です。生徒に見せよう。
そんなことをしていると、16時半です。外は雨。んー、筋トレしますか。心地よい汗をかいたら職場を脱出。
今日はちょぼやき会の納涼会です。簡単に言うと呑み会です。
お店に入った時点で、なんか調子悪いです。なんだろう。今日のすれ違い感。なんか、自分が場に馴染んでない感じがします。久しぶりだからなのか、それとも…。
たぶんずっと現場でもがいているからかな。いろんなことを俯瞰してみる余裕がない感じです。だめだなこれはと思ったところで、ついルサンチマンとコンプレックスが爆発してしまいました。
だめだこりゃ。
まぁでもわたしが鬱になることもなく、なんとかやってるのは、たまに爆発してるからかもしれません。まわりには迷惑かけてるけどね。
で、納涼が終わったところで「もう少し」となってカラオケへ。3曲ばっかがなってしまいました。ごめんなさい。しかし今日はダメだな。
さてと帰りましょう。

会議と会議のすき間

今日は午前も午後も会議です。
午前は第2のふるさとへ。いつもの言いたい放題の会議です。ちなみに、今日の議題は「人権教育(部落差別をなくす教育)のとりくみ」とのことです。
まぁ、わからんわけではない。が、わたしは「部落差別をなくす教育」はしてません。「差別をなくす教育」あるいは「差別をなくし続ける教育」「差別と抗い続ける教育」「反差別の教育」をしてるだけです。それをすれば部落差別をなくす/なくし続ける/抗い続けることになる。部落差別から普遍化させるのではなく、普遍の中に個別の課題を考えています。
そういえば、よく「セクシュアルマイノリティのことって、部落差別と根っこでつながってるんですね!」と言われることがあります。もちろんつながってます。が、だからといって、部落差別をとことんやったからといって、セクシュアルマイノリティのことがわかるわけではないです。それは逆もしかり。おそらく両方にかかわった時に、突然共通点が立ち上がる。そんな感じなんじゃないかなと思ってます。
そういう意味では、スペシャリストではないジェネラリストとしての教員は、案外そこに近いのかもしれません。
まぁそんなことを考えながら会議に参加。途中、障害者(児)のことで話がはずみます。が、はずみすぎ。時計を見ながら話を聞いていて、これは出番はないなと思ったら、突然最後に「話せ」と言われて何を話すのか。いろいろ準備もし、考えもしたけど、それを言ったら会議の終わりの時間です。レスポンスはおそらくない。なんだかな…。
てことで、継続審議となりました。なんだかな…。
で、会議の参加者のひとりと一緒に午後の会議場所へ移動開始。その道中にウトロがあります。今日は農楽隊の練習日です。
「ウトロに寄りましょう」
エルファの前に着くと、ハルモニがおひとり。
「こんにちは」
「こんにちは」
「だれ?」という顔をされなくなったのがうれしいです。この1年の重みですね。
中に入るとやってました(笑)。

ここで練習できるのもあとわずかです。なので、練習のあとみんなでごはんを食べようということになったようです。
ホルモンと野菜にタレをかけて焼く。そしてうどんを投入。

みんなで箸を伸ばします。
「せんせいも食べ!」
と器に入れてもらってひとくち。うまい!さすがウトロです。一緒に行った教員、はじめてなのにパクパク食べてます。これこそがウトロです。
でも、すぐに行かなきゃ。
エルファを出たところで
「な、わたしと一緒に行動するとええことあるやろ?」
「はい」
とかいう、わけのわからん会話をして、午後の会議へ。
午後の会議でも各校のとりくみの紹介です。いろいろ聞いたあと、つい言ってしまいました。
「みなさんに聞きたいんですが、就職差別の教材を通してなにを伝えようと思っておられますか?」
沈黙です。やだな。しかたないので
「答えにくいかもしれないので、わたしの考えを言いますね。わたしは就職差別を教えるのではなく、就職差別との闘いを教えたいんです。そこにある差別を見逃さずに、闘った人の姿を通して、社会は変えられるってことを伝えたいんです。そして、その系譜の中に自分たちはいるってことを伝えたいんです。それが差別をなくし続けることなんだと思ってるんです」
沈黙です。んー、伝わったかなぁ。まぁいいや。
そんなこんなで会議終了。
帰りに角打ちに行こうかと思っだけど、ガマン。家に帰ったら、まだビールには早い感じです。
よし、ということで、資料集の組版です。今日やったら、あとがメッチャ楽になるはずです。ガシガシやってたら、気がつくとあたりが暗くなってました。でも、あと少しのところまで来たから、これくらいにしときましょう。
シャワーのあとのビールがうまいわ。

キチキチの1日

朝はいつものように立番からはじまります。そういや、かつては毎日やってましたね。いつから立番やめたのかな。まぁたぶんメチャクチャ忙しいときにパスして、それ以降やめたのかな。もともとキライじゃないから、別にそれはそれでいいんですけどね。ただ、朝に30分時間をとられるのがキツイだけのことです。
あらためて自分の仕事を考えると、外との接点が多いなぁと。なので、職場の中にあまり意識がいかないんですね。まぁ末期症状ですね。
立番を終えて職員室に入ると涼しい(笑)。みなさん、こういうところで仕事をしておられるんですね(笑)。
で、雑務の続きをしたりしてると、授業の時間が来ました。今日もプリント学習です。ただしひとことだけ。
「キミたち、ひとことだけ言っておくね。グループをつくる時に、数学が苦手な子ばかりでグループつくるなよ。一生問題解けないからね。必ず問題が解ける子をグループに入れるんだよ」
えてして子どもたちは同質なもの同士でグループをつくりがちです。すると
「これどうやるの?」
「わからん」
で50分終わってしまう。それではなんの意味もありません。なので釘を刺しておかねば。
そしてわたしは忘れてたゲンコを考えます(笑)。もっとも、気合を入れて書かなきゃならないわけではないし、なによりヒーローがいるクラスなので、あちこちのグループにちょっかい出しにはいきます。
授業が終わったら、おイタをした子の相手をしましょうか。かなり数学が苦手っぽいのですが、苦手でした。これを放っておいたままここまできたのかと思うと、ヤバイなと思いますね。まぁでも、うまく隠してたんでしょうね。隠さなきゃめんどくさいことになりますからね。
で、気がつくと昼休み。あわてておべんとを食べて、再びふたコマ連続授業です。こちらもちょっかいを出しながらゲンコを考えます。と、質問に来る子が。うれしいですね。すみやかにゲンコから数学へ脳みそを切り替えます。
「この問題がわかりません」
3点を通る円ですか。
「教科書もっておいで。円の方程式のつくり方は2種類しかないんだよ。そして教科書のここにまとめてある。これはどっち?」
「こっちです」
「そしたら、その例題を見てごらん。どうやってる?」
「わかりました」
わかるじゃん(笑)。
で、ゲンコにもどります。なんか、ピタッとくる言葉がイマイチなかったりします。うーん…。削除(笑)。
で、つつがなく6時間目を終えて、掃除カントクです。掃除もワチャワチャやって、残り20分。今日のうちに出さなきゃならない書類を出して…。おぉ、ひとつ準備を忘れてた。まぁいいや。資料だけ準備しておきましょう。
で、夜の仕事です。
今日は教育実習中の生徒とのかかわりをシェア。
見事に両極端にわかれますね。いっぱいかかわりを持った人と、あまり持てなかった人。もちろん校種にもよるし、そこにいる生徒たちにもよります。なので、なにがどうとは言えません。大切なのは、教育はひとことでは語れず、そこにはさまざまな要素がかかわってるってことです。それがこうやってそれぞれの経験をシェアすることで明らかになる。それが大切なんですね。
最後にわたしからひとこと。
「かかわるためにはいくつかあってね。ひとつは「弱さを見せる」ことかな。生徒のお手本になるような完璧な自分を提示する人もいるけど、わたしはそうじゃないなぁ。あと、先輩から教えてもらったのは「ヒマそうにする」かな。忙しい教員のところには誰も来ない。もうひとつ教えてもらったのは「100のムダ話をすること」かな。ムダ話をいっぱいする中で、本当に大切なことを教えてくれる。それからね。「すき間の時間」を有効に使う。授業に行く途中、廊下ですれ違った瞬間にひとこと話す。そんなのも大切かな。そして「知らない世界」を見せること。わたしは「底しれない畏れ」を持ちたいなと思ってる。そのために研究してるんだよね」
まぁそんなこんな。
さてと、来週が最終コマです。なにをしようかな。打ち上げもいいな(笑)。

のんびり

今日はほんとになにもない日です。いつ以来だろう。もちろん、潜在的には書籍化とかあるけど、今日は考えたくないです。
とりま、8時くらいまでゴロゴロ。朝ごはんを食べたらPCの前に座りましょう。校正が昨日〆切だったけど、昨日の夜に送ってこられた方がおられます。まぁわからんわけではないです。わたしもギリギリまで考えるタイプではあります。まぁ今晩送ってくる人もいるでしょうね(笑)。そして、ずっと待ってた原稿も来たので、速攻組んで校正依頼です。
これでようやく目次がつくれます。昨日の基調報告がまだ確定してないからページ数は入らないけど、それは最後です。今年もきつかった。
昼前なので頃合いよしということで、ちょこざっぷへ。マシンがまだなおってません。てか、故障してるのが増えてるし(笑)。いまや、マシン使わなくてもできるトレーニングしかしてないけど、まぁ月3000円の贅沢&モチベーションとしましょうか。
その後、ラン。

暑い。きつい。2kmばっか走ったところでダウン。結果、2.5kmを15分33秒。6分04秒→6分12秒で、アベレージは6分10秒。夕方もう少し涼しくなったらチャレンジしよう。

暑い中を散歩しながら帰って、昼ごはん。

貧乏なので、袋入りの野菜は買わずに、そこらにあった野菜で代用です。が、うまい。ビールもすすみます。
昼ごはんのあとはどうしようかな。そうだ。読書だ!
現場で使える教育社会学』です。この本はかなりうれしかったものです。が、まだ全部を読んだわけじゃないけど、後期に使うつもりなので読んでおかねば。
当然のことながら、本を読みはじめると、間もなく眠気がやってきます(笑)。そんな時は寝ればいいです。やがて目が覚めたら、また読む。そんなのを繰り返してたら、日射しが少し柔らかくなった感じがします。では、本日2回目のランといきましょう。

今日も平坦な周回路。6kmでやめるか7km走るか。まぁ途中で決めたらいいかな。最初の1kmのコールで時計を見たら6分30秒くらいです。それくらいの「入り」がいいですね。昼は飛ばしてしまってました。ちなみにCW-Xのジェネレーターを買ってしまったんですけど、楽ですね。1kmごとにタイムを見ると、だいたい6分フラットくらいな感じです。いいペースです。ただ、5kmほど走ったところで、6kmでやめようという気持ちになったので、その気持ちに従うことにしました。
結果、6分24秒→6分07秒→5分58秒→5分56秒→6分08秒→6分18秒で、6.3kmを39分12秒。アベレージは6分09秒でした。いいペースです。まぁただ冬のペースとは比べものにならないです。まぁ冬場は毎日走るからなぁ。とにかく、この暑い時期も少しだけだけど走り続けたら、それが冬場につながるはずです。

てことで、家に帰ったらしばし扇風機の前で涼んで、シャワーを浴びて、あとはビールタイムです。うまい!
しかし、身体が緩んできてダルくなってきました。しかたないか。先週は忙しくてトレーニングできなかったから、そのツケがきてるんでしょう。
まぁしかし、いい1日でした。

長い会議からの、ここがいい

今日の午後は某在日外国人教育関係の会議です。夏の大会の前の最後の会議です。
とりま昼頃に会議場所に到着。コンビニ弁当とガソリンを持参です。と、すでに新旧事務局長が来て、打ち合わせをしておられます。その横で「ぷしゅ」とか音をさせてしまいました。
会議は…。
長い。なにがこれだけ長くさせるんだろう。おそらく決まったことの報告じゃないことが問題なんだな。そう言えば、かつてプログラムディレクターをやったときに、ミーティングでみんなに相談しているうちにメッチャ時間が長引いて、キャンプディレクターから怒られたことがあったけど、あのパターンなのかな。まぁしかたないんですけどね。
そしてもうひとつ、今日のメインイベント、基調報告の確認です。これが長い。ちなみに新事務局長の書き方は新しいパターンなので、それはそれでよし。しかし、基調報告の確認が終わったら、すでに終了予定時刻です。ここからさらに次の議題に入ります。結局会議が終わったのは18時。予定より1時間オーバーです。まいったな。
ここから移動開始。今日は阪急で大阪方向に行きます。道行きはHンミさんと一緒。ここでいろいろセクシュアリティにまつわる話をするなど。
そして到着したのが「びぃず」というお店です。今日はここで関西インクルーシブ教育研究会の呑み会があります。ほんとうは研究会も参加したかったけど、会議があったから断念。せめて呑み会だけでもと思ってやってきました。
到着したら、みなさんすでに宴たけなわです。遅れないようにしなくちゃ。ということで、ビール→日本酒→泡盛で追撃です。ただ、みなさん、そんなに呑んでなかったみたいです。まあいいや。
でも、ここに来ると、みんな研究者です。それにともなって、自分も研究者であるという感じがします。それが心地いい。そしてみなさんもわたしを研究者として見ておられる。それがうれしい。なんだろ。おべんきょ成果の中身を話せるってあたりかな。なかなか次の仕事がないけど、こういう世界とつながりながら生きていくのはいいよなと思います。もうひとつここにも居場所ができたしね。
1次会が終わったら、なぜかNudeなるお店へ。バーじゃん。ここで大学の闇の世界を聞かせてもらって、どこもたいへんだなと。そんなふうに楽しんでいたら、気がつくと11時をまわっています。11時?乗換案内を見ると、ヤバイじゃん。阪急だと帰れない。えーと。JRなら間にあうか。
なんとか間にあって、無事帰れましたとさ。
また発表しなきゃな。

みんな疲れてる

朝、いつもより早い時間の電車に乗ります。朝早いのに、すでに外国人観光客と思われる人が並んでおられます。こんな朝早くになにするねんと思うけど、観光地の最寄り駅で降りていかれました。
職場に着いたら、わたしより早い時間に着いてる人がいて、少し敗北感を味わったり(笑)。そしてメールチェック。校正が2本届いています。開いてみると、なんか、メチャクチャ修正が入ってます。これ、ページあふれるかもとか思ったけど、どうにか収まって、ホッとするなど。もうひとつのもやろうかなと。
校正を反映させるときは、軽微なものは前からやるけど、量が多い時は、わたしの場合うしろからやります。なぜなら、前からやると、後ろの方の場所がズレて、校正の箇所がわからなくなるからです。で、すべて修正したら、次は前からチェックをする。
ちなみに校正箇所が多いと
「あぁ、推敲せずに出したんだな」
と思ってしまいます。それはわたしも書く側だからです。いつだったか、修正点が多かったので
「すみません。校正と推敲は違うということは重重認識していますが、お許しください」
と校正原稿を返したことがあります。
ベストは「ありがとうございます。修正点はありません」です。なかなかそうはいかないですけどね。
やがて人権の若い衆がやってきました。そうとう疲れてます。
「あのね。あまりこういうことは朝っぱらから言いたくないけどね。仕事を抱え過ぎたらダメだよ。抱え過ぎた結果、ほんらいあなたに任せてる仕事ができなくなって、わたしがやることになったでしょ。まぁ今はしかたないのはわかってるけど、やはりそこは調整しないとね」
わかってはりました。まぁ、今はしかたないんですけどね。
やがて最前線でがんばってる若い衆が出勤。動きが鈍いです。これはそうとう疲れてますね。
教員の疲れのピークは2回あります。2回目は11月ですが、1回目は、まさに今です。
1学期間走り続けてきて疲れてるんだけど、一方で生徒たちは気が緩んでいろんなことをしはじめます。一方で試験問題もつくらなきゃなりません。試験問題をつくるというのは、解答もつくらなきゃならないし、配点も考えなきゃならんということです。これ、けっこう頭を使います。さらに夏休みとか2学期へ向けた準備もはじまるのが、今の季節です。
そして蒸し暑い(笑)。
ほんとはそれを見越して4月からのペース配分を考えなきゃならないんですが、4月・5月はそれなりにスタートダッシュをかけなきゃいけない季節なので、ムリなんですよね。
なので、セクションのチーフに
「みんな、そうとう疲れてるよ」
とひとこと声をかけておきました。
立番が終わったら、職員室にもどって雑務です。しかし職員室は涼しい。
授業ふたコマは今日もプリント学習。考えてみたら、試験までそんなに時間はありません。ちょっと空気を引き締めなきゃな。
午後も雑務。やることがないようであったりします。しかし、職員室のみんなの顔が露骨に疲れています。比較的疲れていないのはそれなりのベテラン勢だったりします。やはりペース配分は大きいのかな。
定時が来たら退勤。帰り道、雨が降りそうで降りません。このまま降るなよ。で、歯医者さん。
「んー、治るかなぁ…」
とかこわいことを言っておられます。治りますように。
さてと、帰ったらお風呂です。気持ちいい。シャワーも気持ちいいけど、やはりお風呂がいいですね。
そして、風呂上がりのビール。ようやく疲れが癒えてきた。

今日も間にあった

今日は1時間目がある日なので、立番はなし。そのぶん朝の仕事ができます。まずはゲンコの修正。ネタバレを嫌うあまり、あまりにも不親切な文章なので、帯に書かれてるぶんだけは書くことにしましょう。そして手放すことにしました。いや、「ここをもう少し修正」とか、最悪「いや、そーゆーのと違うので書き直し」とか言われたときのための時間の余裕が必要です。
とはいえ、今日の3コマはすべてブリント学習です。なんか、今年の子らは勉強の方向を向いてる感じがするので、少しほっときます。まぁでも結果を見ないとわからんのですけどね。
てことで、質問の合間に昨日の感想文を読むことにしましょう。ふむ。みんながみんなではないけど、不平等に気づいてる子もいます。もちろんマイノリティがマジョリティに迷惑をかけてるみたいなことを書いてる子もいますがね。これからの3年間の間に、その認識が変化してくれたらいいな。3年になったら、まさにそこを扱うわけで。ただ、2年後です(笑)。その時わたしはなにをしてるんだろ。
授業の合間に呼び出しがかかりました。本店からのお客さんです。
とりま、ほめていただきました(笑)。
ほめてもらったペーパー、この間みんなが不満を言ってたヤツです。でも、うちはみんなが不満を言うようなことはなかったんですよね。なんでだろと思ったら、みんなが不満に思ってることはすでにクリアしてたってことでした。要は、他の人たちはやっつけ仕事をしてたってことです。そしてその人たちがやっつけ仕事をしてたのは、その人たちが依頼した相手もやっつけ仕事をしてたってことです。わたしは「ん?」と思ったことがあったら聞きに行きます。そうやって、一緒につくっていく。そうしたら、相手も「見てるんや」と思ってさらにきちんと仕事をしてくれる。そして、「たより」でフィードバックします。そうすれば、やってることがどこかに行った感じにはならない。
ただ、他の人は忙しい。だから後まわしになるし、やっつけ仕事になる。実は低下していく。
てことで「なにかありますか?」と言われたので、この間支店長にした話を繰り返しておきました。そして
「本店は支店になかなか言えないことはわかってるけど、要望として出してほしい」
と念押ししておきました。
職員室に帰ると、ゲンコを送った相手方から○の返事がありました。なので
「なんとか「合格」をいただけたようでホッとしました」
と返事。いや、ほんとに毎回毎回、薄氷を踏む思いで書いてますからね。
午後はスポンとあいてます。そして、久しぶりにゲンコがない。肩の荷が降りたというより、肩に荷物が乗ってないのが不思議な感じです。それくらい、肩に荷物が乗り続けていました。ここまで何本書いてきただろ。とは言え、ここからまたまた4人のおべんきょ成果もあるし、なにより書籍化が待ってます。そのために肩の荷を降ろしたのです。
ちなみに、まわりの教員はバタバタしてます。若い衆もバタバタ。ダブルワークさせたらそうなるよ。だから人権教育担当はシングルワークにしなきゃならんのです。ちなみに、わたしに仕事を振らなければ、わたしから仕事をします。恒常的な仕事を振るからダメって言うんです。
てことで、若い衆に任せてる仕事だけど
「こっちでやるわ」
とひとこと。感想文集とたよりをササッとつくって、すみやかに印刷→配布までしてしまいました。
あと、本店から言われてた軽微な修正もすませて本店に投げておきましょう。
そんな感じでサクサク仕事をやって、定時が来たかから脱出。みんな仕事してるけど、わたしはわたしの用事があります。
まずは木曜日恒例のリハビリです。腰痛はほとんどないけど、ケアはしておきましょう。リハビリが終わったら、上の子どもが迎えに来てくれてます。車に乗ったら、すみやかにipadを出してzoomに入室です。今日は某学会のとある委員会です。
んー、まぁあんなもんか…。結局、発展的にわかれていくしかないのかなぁ。
8時半くらいまで会議をやって、ようやく晩ごはん。ようやくビールにたどりつきました。なんか、大豆ミートをいかに食べるかを上の子どもが試行錯誤してるみたいです。なかなかむずかしいな。
でも、ビールはうまいわ。

間に合った

朝、やはり身体が動きません。が、自業自得です。てか、休めません。
とりま出勤。雑用をしたら、配線開始です。今日は6時間目に演劇鑑賞があって、音響の電源を隣の棟からひっぱってこなきゃなりません。
問題は今日の天気です。雷注意報が発令されています。そんなもん、落雷があったらハンパないことになります。とにかく、こんなヤバイことをやってるのは一部の人間だけしか知らないことにしておきましょう。
小一時間かけて配線終了。まぁゴロゴロいってきたら電源を引っこ抜きに来ましょう。
あとは授業にまみれます。とは言え、プリント学習です。大丈夫かなぁ。でも、まぁまぁ質問に来てくれるから、少しマシかな。質問の合間を縫ってゲンコ書きとか推敲とか(笑)。
おべんと食べたら体育館のチェックです。すでに芝居の練習をされてるのでOK。
6時間目は、1年生は多様性ワークショップです。担任さんたちを
「楽しんできて」
と送り出して、わたしは会議です。
放課後は電源ケーブルの撤収です。放送部員がやってきて
「なにをすればいいですか?」
と聞くので
「高いところは好き?」
と聞くと
「好きです!」
とふたつ返事で返って来ました。やはり放送部員です。
電源ケーブルの撤収が終わったら、放送のケーブルの撤収のお手伝い。が、お手伝いなのか練習させてもらってるのかわからなくなるのはお約束です。ありがとうございます。
と、突然雷鳴とともに土砂降りの雨が…。間にあった…。けど、音響さんは間にあわなかった…。
で、わたしは職員室に引き返して、雑務をパパっとやって、定時が来たので退勤です。帰る途中は「ツラッティ千本」の企画運営委員会にzoom参加です。間にあった。もちろんマイクもカメラもオフ。しかたないです。5時スタートは不可能です。しかし、向こうの音声が聞こえない。まいったな。
企画運営委員会が終わったのが6時前。すみやかに4人のおべんきょ会です。こちらも間にあった。そんなこんなで7時半までキチキチのスケジュールで動いて、本日のタスク終了。
さすがに疲れた。

沖縄人として日本人を生きるー「異和共生」社会を目指して

今日は大正区のフィールドワークです。なので、少しだけゆっくりできます。
てことで、ゲンコをいじるなど。しかし、どんだけゲンコをやりつづけないといけないんだろ。ゲンコをやりつづけるってことは、つまりは書かなきゃならないわけです。てことは、どこかから依頼があるわけです。なんでわたしに依頼するんだ?まぁでも、依頼があるうちが華ってことかなと思いながら書いてます。
で、頃合いもよしということで、おにぎりを持ってスタートです。いや、大正区だから沖縄そばを食べたかったけど、ここは倹約です。大正駅からコミュニティセンターまでが遠い。が、がんばって歩きましょう。ここは倹約です(笑)。
で、コミュニティセンターに着いて、おにぎりパクついて、金城馨さんが来られるのを待ちます。少し遅れて来られて、フィールドワークがスタートです。
もちろんわたしは記録係です。なのでビデオカメラをまわします。おかげさまで、特等席で聞くことができます。
まずはご自分の名前から。現在、金城さんは「かなぐすく・きんじょう・かおる」と自らを名のっておられるとか。その説明が長い(笑)。当然です。名前をめぐる話は延々と語るしかない。
続いてジオラマを使ってそして大正区の成り立ちやウチナーがもともとおられた場所の説明です。

これが長い(笑)。それも当然です。自分たちの来歴や大正区内の移動の歴史は簡単には話せません。そしてようやく外へ。
まず向かったのは具志堅幸司さんの碑です。

ここで、再びウチナーの名前をめぐる話がはじまします。これが長い(笑)。ビデオカメラ、軽いけど、それでも腕がプルプルします。でも、ガマン。内容はおもしろい。
ちなみにわたしは何度か金城さんの話は聞いてるし、金城さんが送ってくださった著書も読んだし、ある程度のことは知ってます。が、やはりライブはいい。
「差別があるとき、とれる方法は3つ。ひとつは「差別はいけない」と闘うこと。でも、正しさと正しさがぶつかるとマジョリティの正しさが勝つ。だから容易ではない。そこでとるふたつめの方法が差別を受け入れること。だから、多くのウチナーが名前を日本語読みにしたり、さらには名前を日本人風に変えていった」。
と、突然事務局長がカットイン。
「あの、30分ごとに休憩と給水の時間をとってください」
一瞬なにが起こったかとポカンとされる金城さん。やがて
「わかりました」
と。
あわてて金城さんのところに行くわたし。
「すみません」
と謝りながら、名前をめぐる話を少ししたり。なにせ、わたしの友だちにはミドルネームを入れてる人が山のようにいますからね。
やがてフィールドワーク再開です。
お次は千島公園の横にあるデイゴの花の横で話。

「ふだんは「この花はなんでしょう」からはじまりますが、今日は時間の関係でやめておきます」
うーん、もったいない。おそらくそこから話がふくらむはずです。デイゴの花には一世の思いが詰まってるとのこと。きっといっぱいあるだろうになぁ。
そして振り向くと千島公園のグラウンドです。

ここはエイサー祭りの会場です。わたしもかつて来たことがあります。
ここで、「いつはじまるのか」と待つおばあと、「恥をさらすな」と怒るおじいの話。ここで先ほどの具志堅幸司の碑で話した伏線の回収がはじまります。
が、すぐに終わって、次に向かうのは昭和山の入口です。ここにはソテツがあります。

ここでみんなを座らせて、金城さんは語りはじめられます。
「ソテツと言えば、あとに続くのはなんですか?「地獄」です。「ソテツ」には「地獄」。「安保」には「粉砕」。「ソテツ地獄」「安保粉砕」同じことです」
笑いました。そして、なぜソテツ地獄があったのか。それは日本人の問題であると。沖縄を知ることは沖縄を知るためではなく日本を知るためである。これは最初から一貫するテーマですね。そして、我田引水かもしれないけど、わたしがガッコでやってる人権学習もそうです。
て、関西沖縄文庫へ。なんでも昨日から今日にかけて会場をつくってくださったんだとか。今日、ほんの少しだけ遅れられたのもそのせいですね。
ここで少し動画を見て、ここから人類館の話がはじまる。
「人類館を知ってる人?」
手を上げたのは3人くらいです。みんな、わたしの部落問題学習のプレゼンを見た人です(笑)。
ただ、金城さんは「人類館は事件になったのか?」と問われます。たしかに事件になってません。つまり、日本社会はそれを問題と捉えてこなかった。だから事件にしなければならない。
そしてもうひとつ。多文化共生の危うさです。多文化が共生しようとすると、どうしてもマイノリティに侵略されてしまう。例えば、言葉ひとつとってもヤマトンチュに理解させるためにはウチナーグチを使えなくなる。そうやって侵略される。だから、侵略されないためには壁が必要である。そして、互いの壁と壁のすき間で共生をすればいい。もしも侵略されそうになったら、壁の向こう側に逃げ込めばいい。
だからこその「異和共生」なんだそうです。なるほどなー。
しかし、考えを言葉にするのがうまい。いや、このうまいは小賢しいという意味ではなく、ほんとうにうまい。わかりやすい。そして意表をつかれます。ちなみに聞いてた教員のほとんどがヘッドバンギングしてました(笑)。
そんなこんなでフィールドワークと講演は終了。わたしは預かりものがあったので金城さんとサシになろうとしたけど、あとからあとから金城さんに感想を言いに行く人がいて、なかなか順番がまわってきません。一気に人気者になりました。
で、わたしの番がきたので届け物を届けて、ついでに
「このへんで飲めるところ知りませんか?」
と聞くと
「開いてるかなぁ」
とか言いながら、わざわざ連れて行ってくださったのが正起屋です。てか、前を見たら「○田」のマークがあります。わたしが来てるボロシャツは、まさに田嘉里酒造所のものです。
金城さん
「やすくなりますか?あ、そうですか。高くなりますか」
とか言っておられます。とりま、帰ろうとされる金城さんを「30分だけ」と言って、無理やり誘ってしばし懇談。
しかし、フィールドワーク中とか講演中の金城さんとは打って変わって柔らかい表情をされてます。この顔が見られただけでも御の字です。
30分でお店を出て、バスに乗って、大正駅へ。お次は「いちゃりば」です。お友だちのK山さんが仲間を集めてくださいました。そこに高校教員を連れて乱入です。
わたしな隣におられた小学校の教員と、延々と話。もちろん1軒目では足りないので、京橋まで移動して2軒目へ。
そんな感じで、ディープな夜が過ぎていきました。明日は平日なんですけどね…。

夜の仕事再開

昨日は半日ダラダラしたおかげで、今朝の体調は少しマシです。そんな感じで出勤したら、いきなり
「今日はバタバタしますよ」
とのお言葉。まぁでも、わたしは授業も詰まってるから、バタバタしようにもする時間がないかな。てか、そもそもわたしには振ってこないか(笑)。ただ、まわりがバタバタしたら、バタバタしてないときの仕事がまわってくるわけです。でもまぁそんなののお手伝いは喜んでさせていただきます。
てことで、立番はほとんど誰もいないなか、新採の人とふたりでやることになりました。なので、昔話を少ししてみたり。
職員室にもどって、プリントつくったり書類の整理をしたり。やがて授業です。今日は…。試験範囲が終わってるな。プリントだな。前回ヒーローだった子が勉強してます。いいことです。
授業が終わっておべんとの準備をしたら、若い衆から
「もうですか?」
と言われて、まだ4時間目だったことに気づくなど。なんかおかしい。
午後はふたコマ授業です。が、こちらも試験範囲が終わってます。なので、ひとコマはプリント学習。もうひとコマは高次方程式の復習です。一度やったところなので、サックリとすませましょう。多分子どもたちもサックリとできるでしょう。
授業が終わったら、1時間労働者の権利を行使して移動開始。今日から夜の仕事再開です。
なまじ夜の仕事が中断すると、かなり負担感がありますね。てか、月曜日は唯一午後に授業がある日なので、連続感があります。
夜の仕事場に到着していろいろ準備してると、事務の人が
「あの、出講の…」
久しぶりなので忘れてました^^;
で、夜の仕事。
みなさん、2週間とか3週間、「実習」をしてこられました。まぁ、こないだのSさんと同じです。今日から3回は、その感想のシェアです。
今日は授業にかかわる話。聞いてみて、あらためて授業の方法が大きく変わってることを実感しました。なんでも、どこの学校もICTを活用してる&グループワーク主流だそうです。まぁ特に教科が地歴公民だからかな。まぁそれでもびっくりです。
なんでも「生徒の言葉をつなげて授業するのが大切。教員はできるだけしゃべらない」なんだとか。
なんか、はじめてスキーでカービングの板が導入されたときの感じですね。ただ、まぁ、わからんわけでもないです。生徒のつぶやきや疑問をつなげて授業をすることは、もちろんあります。が、それだけでは、少なくとも数学はキツイと思います。おそらく、うまくミックスさせていくことが必要かな。
あと、おもしろかったのが、行った学校によって生徒のファンキーさがまったく違ったようです。なので、そういう話もシェア。すると、「へー」とお互いにびっくりしてはりました。
まぁだから、教育って一枚岩では語れないってことです。生徒に大きく依存するんです。だから、それぞれがそれぞれのスキルをそれぞれの現場で高めていく。そして、現場が変われば通用しなかったりする。そんな経験の繰り返しで、より分厚い実践が可能となる。
なんか、そんなことを、今日のシェアを通して気づいてくれたらうれしいな。
てことで、再開した夜の仕事も終了。終わると楽しかったなと思えるのが、この夜の仕事ですね。
さてと。帰ってシャワーを浴びてビールだな。