みんな「はじめて知った」と言うけど

今日は京都府南部の谷あいの町に出張です。なので、朝は少しゆっくり。とは言え、そんなに時間があるわけではないし、余裕を持ちたいから、予定より早めの電車に乗ります。そのせいか、乗り継ぎ駅でひとつ早い電車に乗れそうです。乗っちゃうかと思って乗ったけど、やがてやってきた予定していたのが転クロだったので、そちらに乗り換え。
かつて、紙の時刻表を出してくれてて、それに車両が書いてあって、メッチャ便利だったけど、どんどん記載内容が削減されて、今や「westerを使え」とかなって、どんだけ不便やねん。westerだけでなく、乗換案内とか、ピンポイントで時間を調べるときは便利だけど、基本的には見通しが悪くて、大きく全体が把握できません。なので、頻繁に使う路線は、個人的には紙ベースが一番いいんですよね。
まぁそんなことを考えながら、小一時間の鈍行の旅を楽しんで出張先へ。
今日の出張は保・小・中・高の連携の会議です。個別具体的な話から大きな話まで、いろいろ情報交換。基本的には何を言ってもいい会議なので、せっかくだから人権学習にまつわる話をしてみたり。
「1年生の最初にやる世界人権宣言の授業で「人権は思いやりや優しさじゃない」って言ったら「はじめて聞いた」って言うんです。発達段階の問題はあるかもしれませんが、うまく移行させる必要があると思います」
と言ったら
「中学校でもやってるんですけどねぇ」
とのお言葉。なるほど、いいことを聞きました。てことは来年度は
「いつも「はじめて聞いた」って書く人がいるけど、中学校のせんせい、やってるって言ってるから、覚えてないだけやしね」
って言えます。
まぁ、大学で人権論やってる教員とか、その他諸々の活動家界隈から、よく
「高校はなにしてる」
って怒られるけど、やってるし。子どもらが覚えてないだけやし。てか、かつて教育実習生に
「あの講演会、覚えてる?」
って聞いたら
「あれ、人権学習だったんですか」
とか言われたことがありました。まぁそんなもんです。でも、そんな感じの日常的なのがいいのかもしれないとも思います。
てことで、生徒の
「はじめて聞いた」
は、あてにならないってことですね。
で、午後は出勤して、雑務をこなしたり。でも、あまり意欲的に仕事をする気になりません。まぁでも入稿できたからええか。
晩ごはん、なににしよう。なんとなく手羽先と大根と白菜が頭の中に浮かんできました。
なので、こんにゃくと土生姜をプラスして圧力鍋で煮込んで、さらに白ネギを投入。

んー。これでにんにくと高麗人参入れてたらサムゲタンだな。でもあったまります。少し米を入れると、これがまたいい。そしてビールがうまい。
そんな1日。