作文にまみれて、血圧は下降気味か?

人権学習の翌日は作文読みと決まってます。てか、決めました。
かつて担任をやってた時は、速報版で「おもしろいやつ」を学級通信に載せて、さらに翌週のロングホームルームで全員分を返すってやってたけど、今の担任さんに「やれ」とはなかなか言いづらいです。まぁ、わたしがやらなかったら、やってくれる人はきっといるけど、やらない人の方が多いだろうから、やはりわたしがやるしかない。クラスづくりって、そういうところからやっていくものなんですけどね。クラスづくりという言葉も死語か…。
まぁなので、できるだけ早く子どもたちに作文を返したい。作文は鮮度が命です。となると、水曜日に書いた作文は木曜日に読んで、できれば入力を終えて、金曜日か遅くとも月曜日には返したい。必然的に、翌日は作文祭りになるということです。
なので読みはじめましたが…。
うーん。やはり1年生やな。話が聞けてない。その場で話されたことをそのこととして聞くのではなく、自分の文脈で解釈してるから、自分の文脈の補強にしかなってない。
具体的には、昨日書いたように「個人と社会の距離を困難とする」というのが小林さんがたどり着いた障害の捉え方なんだけど、それを「障害者と健常者の距離」と勘違いしてる子が多数います。そうなると、「社会がどうあるか」ではなく「自分がどうするか」になってしまう。それではまったく話が変わってしまう。
まぁそれでも「当事者の話を聞く」という言葉は残ってたみたいなので、それはいいんだけど、その言葉の意味も変わってくる。
でも、だからこそ作文を返す必要があるんでしょうね。もちろん「そのこととして聞いている」子どももいるから、そういう作文を読むことで「そうか」とわかってくれる子も出てくるかな。
ただ、もちろん授業はあるわけです。なぜか、いつになく引き締まった感じです。ここしばらく少し苦言を呈してきたからかな。でも、気にしてる子がやらない。わからないことを放っておいてます。どうしたもんだろ。
午前のうちに作文読み完了。速やかに入力開始。少し入力を進めたところでおべんと。ふぅ。
食べ終わったら作文入力と思ったけど、メッチャ眠いので、しばし横になります。でも、あかんあかん。再び作文入力開始。
と、若い衆が突然掃除をはじめました。この音が大きい。机に突っ伏してた他の若い衆が
「お前はオカンか」
とか言ってます。なるほど。しかし、掃除の音を変換するのはやめてほしいな。
そんなこともありながら、作文入力終了。
ちなみに、担任さんに子どもたちが誤読してたことを話すと
「それでと、せんせいがはじめにコメントしてくれたから、何人かは「個人と社会の距離」と捉えられたんですよ」
と言ってくれて、やはりそういうのが必要なんだと思ったり。
てことで、クタクタになったところで定時が来たので退勤。
今日は帰りにお医者さんに寄らなきゃなりません。
「血圧、いかがですか?」
「地味に下がってます」
と、血圧の表を見せました。
「下がってますね。なにかされてますか?」
「土日は走ってます」
てことで、結論は
「行いがいいし、今の薬をもう少し続けましょうか」
とのこと。行いは悪いけどね…。
それでもようやく2学期の人権学習が終わりました。明日から別のことができそうです。

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