好きが伝わる語り

昨日は京都府国際センターで謀議をした関係で、今日は感想文読み&入力に捧げようと決意しました。
まずは1・2時間目の授業。ふたつのクラスで昨日のふぁよんさんの話へのわたしからのコメント。他の教員はしてくれてるかなぁ。例えばショートホームルームなんかでしてくれてたらうれしいんだけどなぁ。ちなみに、片方のクラスのある生徒が
「せんせいの人権の話が聞きたい」
とか言ってたけど、本気なのか?はたまた雑談で授業をつぶすための呼び水なのか?
まぁそんなこんなで1・2時間目の授業をサックリこなして、感想文の束を手にしました。しんどいな。でも、とにかく心を無にして読みましょう。読みはじめると、けっこうおもしろい作文があります。もちろん、歴史認識とかまだまだだったり、そもそも「ルーツ」の意味がわかってなかったりしてるのもあるけど、まぁそれはそれ。さらに言うなら、いいこと書いてるみたいに見えて、実は背景には排外的な思想が染みついていたりするのもあって、このあたりどうしたものかと。自分が担任をしてたらそこに言及するんだけど、そういうわけにもいかないからなぁ。それにしても、ふぁよんさんが日朝関係史を話してくださったのが助かったしありがたかったですね。
「読み」のあとは入力。音声入力は、早くて楽です。それをもってしても、3時間少しでは「読み&入力」は完了しません。ひとクラス残して入力中断。
授業のあとは、リハビリです。どうやら左の筋がカチカチらしいです。それをほぐすと、確かに曲がります。しかしむずかしいなぁ。
で、マダンセンターへ。今日は、なぜかわたしも共同執筆者になってしまったゲンコのインタビューです。が、なんと、Iそ田さんが突然
「first autherになってください」
とかおっしゃって、ビビるなど。いや、それはアカンでしょう。てことで、
「ま、まぁまたそれはあとで…」
とかごまかして、インタビュー開始です。
今日話しを聞かせていただいたのは音楽教員です。なんというか、いい意味で予想を裏切られたかな。そして、この人ほんとうに音楽が好きなんだなという感じがしたインタビューでした。しかし、どう分析したらいいのかなぁ。
てことで、Iそ田さんと軽く呑み。
「えーと、生中ともやしのナムルとポテサラとタコの唐揚げ」
あとはダラダラおしゃべりです。
「えーと、ホッピーの黒」
またまたおしゃべりです。
「えーと、中」
そしてまたおしゃべりです。
い「あの、食べ物は頼まないんですか?」
I「わたし、飲めたらそれでいいので」
すげぇな。
てことで、制限時間の2時間ガッツリホッピーを飲んでお開きです。
さてさて、どんな本になるんだろ…。

「わたしのとりみだし方」と暴走すること

人権学習月間2日目は、2年生の人権学習です。テーマは在日外国人について。ゲストスピーカーは金和永さんです。去年までは、このテーマは三木幸美さんに来てもらっていました。でも、今年はすでに講演依頼がはいってたとのことで、断念。ならば誰にお願いしようかと。というところで、ここはふぁよんさんにお願いしようかと。タイトルはもちろん「わたしのとりみだし方」です。
てことで、午前2時間の空き時間は準備。しまった、4時間目がつまってるってことは、迎えに行けないってことじゃん。幸い、同じセクションの若い衆がいってくれることになってホッ。
授業を2発終えて、昼休み。ふぁよんさんと「久しぶりー」とあいさつして、体育館へ。さっそくセット開始です。セットは思いの外早く終わったので、少しゆっくりおべんとです。
で、いよいよ講演会。
ふぁよんさんの語り口がいいですね。幸美ちゃんの語り口は、どちらかというと言葉に力がある。それは、言葉への信頼というか確信というか、そういうのがあるからかな。それに対してふぁよんさんの言葉は瞬間の躊躇がある。それは確信がないというわけではなくて、常に自分と対話し続けてる感じがあるのかな。なので、確信を持った次の瞬間に、その言葉への疑問が湧いてくるという感じ。
そんな中で、ライフストーリーが語られます。もちろん話はひいおじいさんやひいおばあさんのところから。そういうもんですよね(笑)。続いて猪飼野の歴史。ここまではいい。ここから、なぜ自分はこの話ができる/するのか。そして、自分の立場を問い直しはじめる。
話を聞きながら、この話はどこへ行くのだろうという期待感が湧いてきます。
やがて話は「とりみだし」へと入っていきます。自分のとりみだし経験を語りながら、ではまわりはどうするのかと問う。そしてふぁよんさんは
「とりみだしにつきあう。自分もとりみだす」
とされます。
そうなんだよなぁ。それが大切なんだよなぁ。
エンディングはベトナム人のお母さんへのインタビュー。
「子どもがベトナム語を忘れていくことが悲しい」というお母さんの言葉をひきながら、インタビュー中にベトナム語でキャッキャしてるおちびちゃんの姿を映して
「この子に対して日本の教育だけをするのか、ベトナムの教育もするべきなのか?」
という問いを残してフィニッシュです。
いいなぁ。子どもたちはどんな感想を持つのかなぁ。
で、仕事へ向かうふぁよんさんを駅まで送って
「また遊ぼうねー」
てバイバイ。
その後職場にもどって脱出準備。今日行かなかったら、次に行くタイミングがいつになるかわかりません。向かう先は京都府国際センターです。
この間、少し暴走気味に走ることにしています。誰の許可も同意も得ずに、とにかく思いついたこと、正しいと思ったことをしつづけています。そのひとつのことが、この夏の研究大会で日本語指導を必要とする子へについてのレポートを集めてガッツリ話題にすることです。そこにH江さんに来ていただいて深堀をしてもらう。その謀議ですね。
ここでいろいろ情報交換。課題はどんどん明確になってきます。やらなきゃならないこともどんどん増えていきます。でもそれをやろう。H江さんも
「暴走するくらいでなきゃ動かない」
って言っておられましたからね。
結局1時間くらいいろんな話をしました。さて、ロピアに寄って合挽きミンチを買って帰ろうかな。

ヤクゲトとかなんで閉校やねんとか

今日は久しぶりのヤクゲトの日です。しょっちゅう貼り忘れるので、常に在庫がある状態ではあるのですが、さすがに当初の予定より1ヶ月半近くうしろにずらしたので、在庫が底をつきかけてました。ちなみに、なぜうしろにずらしたかというと、もちろん骨折からの通院があるからです。そこへもってきて、火曜日の午前にガンガン出張が入ってきて、身動きがとれなくなってしまってました。
てことで、朝は少しゆっくり目。
頃合いがいいところでお医者さんへ。この間の血液検査の結果を見せたら
「うん、いいね」
と。あとは血圧ですね。
「老化した血管は元にはもどらないから」
と言いながらも
「お酒と塩分を控え目に」
と言われてしまいました。塩分は控えてるけどなぁ。
で、3ヶ月分のヤクをいただいて終了。

午後は某人権教育研究会の会議です。
京都府は5つのブロックにわかれて活動してますが、とあるブロックはたいへんだな。行かなくてよかったと、あらためて思います。でも、それに乗じていろいろ主張してみたり。もちろん、自分の主義主張なんかじゃありません。ひたすら、外国人の子どもたちの就修学の保障のためです。そのためには言わなくちゃならないことは言い、やらなきゃならないことをやる。そしてなにより、ためになったりおもしろかったりすることが大切です。子どもたちにかかわっている人が、ほんとうに限界でがんばっておられるがゆえにわからなくなることがある。わたしは幸か不幸かそういう状態ではない。だから、限界でがんばってる人の状況はわからない。でも、だからわかることがある。それぞれの立場の人が互いにできることを交換することが大切かなと。
そんな感じで会議も終了。すみやかに夜の仕事へ向けて移動開始です。

今日の夜の仕事のテーマは「動画鑑賞」です。
ここまで輪読しながらいろんなことを学んできました。それは参加されてるみなさんだけでなく、わたしもまた学んできました。なので、そういう学びを通して得たセンサーを使って動画を見る。
動画は「生野南小学校の生きる教育」です。どの番組もだけど、この番組にもこれまで学んだことがてんこ盛りです。それを単に「すごいなぁ」という見方で見るんじゃなく、分析的に見るという試みです。
番組を見たあとは、まずは自分とのディスカッション。そして、グループディスカッションとシェア。自己開示もあったし、いろんな意見が出てきておもしろかったですね。
ただ、できればもうひとふんばりしてほしいな。来週の動画も決めてます。わかってくれるかな。
しかし、こんなすごい実践をしている学校が、この3月に閉校になってたとは…。そりゃ、人数が少ないのはわかる。でも、予算の使い方はカジノとかじゃなくて教育だろうと思います。未来への投資をせずに、自分のまわりへの投資をし、しかもその資金はこれまで大切に培ってきた財産の切り売り。わたしはそんなのあかんやろうと思うけど、どうやらこの国ではそういうのがウケるらしいな。

ようやく終了

相変わらず月曜日は仕事に行きたくありません。てか、37年間働いてきたんだから、少し休憩させてほしいというのが正直なところです。が、ここで休憩したら、えらいことになる[1]お金と後継者。ので、休憩できないという。どうしようもないないな。
それでも出勤して授業。6月ですね。ダレダレです。まぁしかたがないです。試験まではまだ遠い。休日も行事もない[2]あ、人権学習があるか。教室の後ろにポスターが貼ってあります。。今年は涼しいのが救いかな。
授業の合間は組版です。今年はこれがあったか。2年やってないと忘れます。が、しばらくしたら思い出しました。それにしても、ここから7月中旬までめんどくさい作業が待ってるよなぁ。しかたないですけどね。
午後の会議では、この間の公開授業の感想を聞くなど。教科書にメモすることの是非なんかがあったり。そんな中で「なるほど」と思ったのは、教科書を映して授業をするのって、新採にはきついんじゃないかという意見です。つまり、板書をしてきた経験があるからそれができる。要は板書の延長として使うツールってことなのかな。そうそう「しゃべれ!立ち歩け!」に賛同してくれた若い衆がいたのもおもしろかったですね。
で、放課後は追認補充最終回。やっぱり「2×x^3」に4を代入するしかたがわからないようです。なので
「xは箱だからね。2×x^3は2×□×□×□だからね。2×4×4×4になるんだよ」
と。さらに、微分はできるけど積分ができないとのことなので、
「微分は1減らすよね。で、減らしちゃったからちょっと増やすために前に数字をつけるんだよ。逆に積分は1増やすんだよね。で、増やしちゃったからちょっと減らすために前に分数をつけるんだよ。でね、そういうやり方がぶれないようにすることが大切だね」
などと説明してみるなど。我ながらムチャクチャな説明してるな。まぁ点数とってくれたらいいんですよ。とってくれるかどうかは自信ないけど。
さぁ、追認補充もようやく終わりました。あとは、中庭コンサートのリハですね。時間がないから荷物を持ってリハに参加。ちょこっとセットを組んで音が出たところで退勤ミュージック。さぁ帰りましょう。電車退勤は楽だ。

footnotes

footnotes
1 お金と後継者。
2 あ、人権学習があるか。教室の後ろにポスターが貼ってあります。

こういう日も大切なんだと思いたい

朝はのんびり。ブログの更新をしたり、メールチェックしたり。と、出さなきゃならないコメントの催促のメール。しもた…。もしかしたら、まだここが更新されてないの、わたしのせいか?
それでも、1時間や2時間くらい遅れても大丈夫でしょうということで、ようやくの「走り」です。日差しは少しあるけど、昼前なのに空気はひんやり。気持ちいい。5kmを35分。1kmを6分44秒。ビミョーです。本来はもっとゆっくり歩く程度が要求されてるけど、これくらいは出てしまいます。てか、ほんとは身体は6分30秒くらいで走りたいんだろうな。でも、そんなタイムで走ってしまうと、お医者さんに怒られるな。
昼ごはんは家にあるものではなく買ってきたもので。日曜日の昼のほんの少しのぜいたくです。が、なんと、10円値上げされてました。

給料が激減して、将来的に年金もどうなるかわからんのに、カップ焼きそばが値上げになってどうすんねん。なにもかも安倍と黒田と菅と岸田が悪い。
腹を立てながら、野菜を切ってチンして、焼きそばは規定時間より1分短いところで湯切り。さらに野菜と一緒にチンして卵を落とせば完成です。

うまいのはうまいな。
で、走りながら考えたコメントを送りました。てか、3回やるって言ってたけど、3回分きちんと考えてなかったんですよね。ただ、前に担当されてた石元さんがくださったアドバイスを生かせた構成で行こうかなと。なので、3回目は最近オファーがある内容でいくことにしました。てことは、さっきのところを読んだら、すでに不要ということですね。やれやれ。
さて、次は何をしよう。ゲンコか?来年度の仕事の書類か?いや、夏の資料集の組版かなと思って送られてきたファイルを見た瞬間、嫌気が差しました。だって、表があって囲みがあって、これでもかといろいろあるから、めんどくさいです。たぶん、プリントアウトして組版しないとムリポです。
てことで、すべてやめて、ご恵投いただいた本を手に取りました。

この中の「性」のやつをパラパラ。案の定眠くなったのでしばし昼寝。部屋に風が通るから気持ちいい。
目が覚めたらもう少し読みましょう。それにしても『セクシュアルマイノリティ第3版』が参考文献にあがるんだなぁ。
夕方は少し散歩。帰ってきたらお風呂に入ってビールを飲んで1日終了。
あー、ムダな1日を過ごしてしまった。でも、きっとこういう1日が必要なんだ。

家の用事いろいろ

朝起きたら7時半。昨日は寝る前にパートナーがハンドマッサージをしてくれたので、少しは寝られたかな。ちなみに机の上のアロマオイルのレシピがあって、わたしが「もうなにもかもいや」とか言ってたらしく、マジでダメだったんだなと。
とりま、コーヒーを淹れて、猫の額へ。

朝ごはんを食べたら、今日やろうと思っていた自転車の修理です。上の子どもの自転車の後輪のシャフトが折れて、クイックリリースのシャフトも折れて、どうしようもなくなっていました。ネットで注文したのが届いていたけど、チャチいな。やはりSHIMANOのを買えばよかったかな。
とりま、ベアリングをはずして、軸受けの古いグリスを拭き取って、新しくグリスを塗ってと。で、ベアリングを再度入れて、さて、シャフトを…。入らない。そうか、ベアリングの押さえの方が入らないのか。まぁそんなものか。てことで、古いシャフトの押さえを流用です。しかし、なんであたしゃハブコーンレンチなんか持ってるんだろう。てことで、修理終了。あとは、各所の微修正をして、一丁あがり。
お次は実家のPC環境のセッティングです。とは言え、やることはほとんどないんですけどね。まぁプリンタまわりくらいかな。でも、それもあっという間に終了。ところが、「黒」が出ない。これは困った。いろいろ調べると、プリンタヘッドが目詰まりを起こしているらしいです。てことは、洗浄か…。まぁこれはまた今度ですね。
その他、あれやこれやとやって、気がついたら夕方です。走らなきゃと思ったら雨。
まぁレストってことですか。明日の天気を見たら晴れるみたいだから、明日走ろう。

とにかくやりきる

今日は車出勤です。なので、かなり早い時間に出勤です。とりまやらなきゃならないことをサクッとやって、さてと大仕事のうちのどれをやろうかと。やはり作文の入力かな。始業まで残り30分。いけるか?やるか!
てことで、誰もいない職員室でブツブツ音声入力。30分で3クラスやりきりました。なので、始業とともに担任さんに感想文を返却。担任さんだって早くクラスの子の作文を読みたいでしょうからね。なのに貸してくださるわけで、感謝しかないです。
お次は多様性ワークショップのカードの印刷です。実施日は再来週だけど、来週の火曜日に担任さんに説明することになってるとか。月曜日はまったく時間がないので、今日やる以外選択肢はないです。
2時間ばっか輪転機と丁合機と裁断機を相手にゴリゴリやって、あと少しというところで、裁断のミス。しもた…。まぁ7クラスしかないのに8クラス用に裁断してるから、なんとかなるかな。
ちなみに授業はふたクラスともプリントです。単元が終わったらプリントというペースだとこうなります。完全にここが息抜きの時間です。
午後は来週の人権学習のポスターづくり。その後追認関係のブリントづくり。このあたりでそうとう疲労がたまってきました。どうする?走る?アカン。ここで走ると、たぶんいろいろ崩壊します。ガマンだな。
定時になったところで退勤。すでにズタボロです。
帰り道に歯医者さんに寄り道。先週型取りをしたマウスピースの受け取りです。保険が効いて3000円か…。高いな。てか、歯は高い。
家に帰ったらウトロ運営会議のzoomです。途中、いきなり当てられてビビるなど。いや、集中していませんでした。すみません。
そんな感じで、9時にすべて終了。とにかくやりきった。

感想文にまみれる

朝、猛烈に眠いです。でも、今日に夕方リハビリがあるので、その分仕事を詰めないと、あとがえらいことになります。
1時間目は空き時間。ここで2時間目の準備と作文読み。意外なほど「寝た子を起こすな」が少ないです。というか、小さい頃に親から言われたことを思い出して「あれが差別だったのか」という感想を書いてくる子がいたりして、なかなかおもしろいです。
2時間目は授業公開。と言っても、どうせふだんからフルオープンにしているので、特に何がどうということもありません。やる気のないだるい授業が変わるわけでもないです。なんか、支店長と副支店長もやってきて、どうなんねん。ただ、忘れ物のヒモと物差しを職員室に取りに行ったり、本当にふだん授業のことを考えていないことが丸わかりになったかな。
ここで授業は一息。なので、作文読みの再開です。一応質問も書いてもらっているけど、あまりにも多くて答えるのは不可能かな。ただ、おもしろいのがありました。
「センセイは部落差別はなくなると思いますか?」
定番の質問ですが、これは答えなきゃならないかな。「なくなる/なくならない」ではなく「なくし続ける」なんですよね。それは「いつきさんにとっての理想の社会ってなんですか?」と同じです。そんなもん、ないです。ただ「よりマシな社会」を追い求めて右往左往するだけのことです。
もうひとつ
「人権学習では部落差別について聞くけど、それ以外の時間には聞かない。現実にあるの?」
これはもう、わたしの授業を受けていたらあり得ない話です。だって、角打ちの話をしたら自動的に部落や在日の話になりますからね。わたしはそういう世界で生きている。だから、部落や在日やセクマイは日常会話です。でも、圧倒的多数の教員はそういう世界には生きていない。てか、生徒もそうですね。そういう世界に生きていない。だから日常会話の中には出てこない。ただ、出てくる時はある。でも、その時は「部落」という形をとらず「あそこ」という形で出てくる。だから、わからない。でもまぁ、考えようによっては、あからさまに「部落」という言葉を使えないところまでは押し込んできたってことでもあるかな。
作文読みが終わったら、生徒に許可をとりに行きます。もちろん全員ではないけど、プライベートなことを書いてくれた子には許可をとりに行かなきゃならんかなと。
い「あれ、載せてええやろ」
生「えー」
い「かまへんやん」
生「しゃーないは、載せさせたるわ」
い「ありがと」
これでOK(笑)。
さて、音声入力の開始です。早いし楽です。これがあるおかげで、子どもたちの感想文をその週のうちに担任さんに返せます。
で、午後の授業。猛烈に眠いです。でも、生徒も眠そうです。なので、授業の半分はプリントです。
授業が終わったら、そのままリハビリへ。今週はセルフリハビリやる時間がほとんどなかったからなぁ。作業療法士さん、相変わらず攻めてこられます。いてててて。でも、随分と動くようになりました。
帰りに実家に寄ってwifiのセッティング。APモードにしなきゃならないかと思いきや、あっさりとつながってしまい、戸惑うなど。二重ルーター問題はどこに行ったんだろう。てか、あれ、ルーターが入ってないのか?謎は深まるばかりですが、まぁつながったからよしとしましょう。
さぁ、長い1日が終わりました。あとはお風呂とビールを残すだけです。

タイトルを変えるには理由がある

今日は3年生の人権学習の日です。実は時間割変更を依頼するのを忘れていて、めっちゃビビりながらガッコに行ったのですが、特別時間割を組んでもらってることが判明してホッとした1日のはじまりでした。思わず教務部長に
「ありがとう。こうやってなにも言わなくても自動的に進んでいると、メッチャストレスが減るわー。さすがは教務や」
と言うと
「はじめて褒められたわ(笑)」
と言い返されたり。まぁそうですよね。教務ってうまくまわってるのが当たり前で、そうじゃない時に存在が顕在化する。放送と似たところがありますからね。
さらに事務に行ったらプロジェクターが用意されていて、これも感謝です。ほんとにみなさんの支えがなければどうしようもありません。
ちなみに、今日の内容は恒例の「部落差別」です。去年は「でも闘う人がいた」をつけ加えたのでした。今年はどうしようかと思いながら出勤してたのですが、「そうだ、タイトルを変えよう」と思いました。そのためには「入り」をつけたさなきゃ。
まずは
「さぁ!今年も人権学習だo(^^)o」
からスタートしましょう。そして、なぜ人権学習をするのかを、世界人権宣言の授業を振り返りながらおさらいです。
人権学習はみんながハッビーになるためにあるんですよね。なのに、子どもたちは人権学習の日は自分が加害者であることを突きつけられる日と勘違いしてる。いや、加害者であることは間違いないんだけど、それは「みんなが」ハッビーになるために乗り越えなきゃならないものとして存在しているわけで、単に加害者であることを突きつけてもイヤになるだけです。
ただ、みんながハッビーになるためには学ばなきゃならない。その時の題材としてさまざまな人権課題を闘ってきた人をとりあげるとともに、その人権課題に共通する社会構造を見つけること。それが人権学習なんじゃないかと。
なので、タイトルは「部落差別を考える」から「部落差別から学ぶ」に変更です。
そんなこんなでスライドをリメイクしたり、PCやプロジェクターの動作確認をして、午前の空き時間が終了。3・4と授業をして、昼休みは機材セット。10分だすき間があったので、おべんとをかきこんで、再び体育館へ。
そして人権学習スタートです。
「いいかい、みんな、自分が奪われている権利を認識することが大切なんだ。なぜなら、奪われていることが当たり前になると、そのことに気づけなくなるからね。それは君たちだけじゃない。わたしたち教員もまた同じ。そして、その奪われている権利を獲得する。そのために人権学習があるんだ」
ほとんどアジテーションです。でも、みんな、なんか、固唾をのんで話を聞いてくれている感じがします。
その後映像を見てもらって、そのまま部落についての認識度のあたりを話しはじめたところでチャイム。
「ここでいったん休憩ね」
と言うと、みんないきなり「ふー」とか言って脱力してたから、メッチャガチで聞いてくれてたのかな。
休み時間のあとは後半戦投入です。そのまま45分走りきって終了。
疲れた。
でもまだ機材の撤収と感想文読みが待ってます。ほんとは走りたいけど、走ったら今週のスケジュールが崩壊します。これから3週間はガマンですね。
3クラス感想文を読んだところで定時が来ました。よし、帰ろう。角打ちに寄ろう。
角打ちに行くと、いつものおじさまたちがしょーもない話をしておられます。ホッとします。今日はフロアのおじさまたちと同じテーブルで飲もうかな。
とりま、日本酒と鶏天。

うまいわー。もうあと半分飲もうかと思ったら、おじさまが
「出したるわ。ただし半分と違ごて1杯やぞ」
とのお言葉。ありがたくいただいていると、これまたいつものおじさまが来られて、もうひと盛り上がり。なので、さらに半分飲もうと思ったら、おじさまが
「出したるわ」
とのお言葉。ありがたくいただいたところで閉店時間になりました。
「おねぇさんは390円ね」
安いわ…。
さぁ、帰ってビールをもう一杯飲もう。明日への活力です。

やはり火曜日は長い

今日は骨折関係の受診日です。なので、朝イチ病院へ。今日もレントゲンを撮ってもらいました。
 
くっついてます。あと1ヶ月くらいでもう少し攻めたことができるようになるかなと。手首の方も最初の頃より柔らかくなってきてて、リハビリの成果は少しずつ出てるみたいです。
てことで、診察のあとはリハビリ。
作「ふむ、もう少しいくはずやな」
い「いてててて」
今日も70%を攻めてこられます。
リハビリが終わったら、午後の出張先へ。
会議では行事をめぐって少し論争に。てか、わたしの発言を「昔の人間の熱い思い」で整理するのをやめろ。熱くもなんともなく、どちらかというと、冷静に可能な範囲を考えながら必要なことを提案してるだけですわ。とにかく人の心を勝手に決めた発言をさんざんされるのはイヤですね。わたしはそんなにウェットな人間ではないです。どちらかというとドライというか冷たい人間です。「思い」では動かないのに、勝手にそんなものを押しつけられるのはゴメンです。さらに「思い」をわたしに付与することで、自分は「思いではなく冷静に」という印象をまわりに与えるわけですから、そうとうにひどい話のもっていきかたですね。
まぁ、今年度の最後にどうなったかはわかるか…。
で、会議が終わった瞬間にダッシュして夜の仕事へ。今はあるペーパーを読みあわせをしてますが、とりま今回が最終です。次回からは、そういう知識を持って次回からは「番組」という形ではあるけど、現場を分析する。
ちなみに今回の「ネタ」は見解の相違です。あった出来事そのものを話すと、みなさん「それはアカンやろ」と笑っておられました。ただ、それが単に不義理とかそういうので「アカンやろ」ではなく、教育の現場でおこなわれた時、なぜ生徒にとってアカンのかということが説明できないといけないかなと。
そんなあたりをひとくさり話して、今日のお題に入っていきました。途中大宜味村役場前の石碑の話なんかを入れながら、1時間ばっか読みあわせをして終了。こんなのでええんかなぁ。
帰り道に学生さんに会ったら元気にあいさつしてくれたので、ちょっとうれしかったかな。たぶん飲みながら話したらおもしろい子らなんやろなぁ。
さぁ、帰ってビールだ。しかし火曜日は長い一日です。そして、明日も長い一日になりそうです。