朝起きると7時半。8時間寝ると、さすがにすっきりします。
てことで、猫の額の朝ごはん。今日はパンはないとかで、昨日の夜に上の子どもがパン的ななにかを焼いてくれました。なんでも、強力粉と塩と水でできているんだとか。
昼前までグダグダして、家をスタート。今日は某在日外国人教育関係の会議です。会議前に腹ごしらえ。
秋味の季節なんだなぁ。
で、会議。いろいろ考えることもあるし、できることもあるし、そんなこんなをいろいろ話。しかし、この人数の少なさはどうにかならんかなぁ。まぁみんな自費でやってるからこうなるんですけどね。で、それを打開するために、いろいろ暴言を吐いたりして、まぁそれはそれ。でも、2015年以来となるし、なによりSんむんさんの遺言をまっとうするためには、おそらく必要なことなんです。それはSんむんさんの遺言を託された方もわかって下さっているので、なんとかなるかもね。
で、呑み会。久しぶりに参加です。前回はウトロの呑み会だったし、その前はお座敷の打ちあわせだったし、ほんとうに出られないですね。でも、家に帰ってごはんを食べなきゃならないので、ほんとの短時間の参加です。ちょうど向かいに座られたのは、遺言を託された幸美さん。ここでビックリしたのが、おつれあいの転機がこの日だったんだとか。
まぁそんなこんなで1時間ばっか呑んで退散。
さてと。家に帰って、もっかいビールからやり直すかな。
年: 2022年
少しずつ動きはじめる
今日は午前は試験です。生徒たちはたいへんです。なにせ60分試験です。おそらく時間を持てあましますよね。と思ったら、やっぱり持もてあましてました。
で、午後は文化祭準備です。体育館とオープンホールの2カ所に放送セットが必要です。とりま、オープンホールのセットをしようと思ったら、1年生の部員がわさわさやってきたので、任せてみました。なんでも、昨日のセットの写真を撮ったんだとか。なるほどね。まずはそこからか。ただ、できれば「理由」を考えながらセットできるようになってほしい。でないと、応用がききません。セットができたら
「体育館に行ってこい!」
そうそう。走っていくのだよ。廊下は走るもの(笑)。わたしは店番です。
やがて体育館からみんな帰ってきて、お次は放送室でミーティング。土日のシフトを決めるらしいです。なのでやっぱりわたしは店番です。しかし、1人逃走したらしい。放っておきましょう。単に部内で浮いていくだけです。クラブなので、どうするかは自分で考えればいい。ちなみに、放送部はあーだこーだ言うだけの生徒は、やがて浮きます。汗をかく生徒がえらい。
放課後も帰らなきゃならない子は帰ったけど、そうじゃない子は体育館で待機です。まだ1年生と3年生が一緒に活動する機会が少ないので、意思疎通がうまくできていないところがあるけど、同じ時間・同じ空間を一緒に過ごすことで、少しずつできるようになってきます。covid-19でそういう機会がずいぶん奪われて、活動が動かなくなってしまっていたけど、この文化祭でなんとかならないかなと思っていました。そして、ほんの少しずつだけど動きはじめた。
この種火を大きく育てないな。そのためにも焦らない。
てことで、部員に任せて、わたしは歯医者へ(笑)。小一時間治療を受けて、無事終了。さぁ、帰ってビールだな。
指摘する
今日から2学期がはじまります。まいった…。朝の渡り廊下で担当している生徒があいさつしてきたので、声をかけました。
い「とうとうはじまってしまったなぁ」
生「はじまりましたねぇ」
い「誰か燃やしてくれへんかなぁ」
生「笑」
やはりあきれられてしまいました。
で、始業式。支店長の式辞は夏井いつきさんの話から「言葉の力」についての話です。けっこういい話だったのですが、「主人」ということばが出てきてゲンナリ。3日連続かよ。
てことで、始業式のあと
い「あれはあきませんので」
校「そやけど、他の言葉がないからなぁ」
い「おつれあいとかパートナーとか」
校「そんな言葉使っても、生徒、わからへんで」
い「わからんかったら説明すればいいですやん」
みたいなやりとり。支店長むっとしたかな。まぁええわ。
その後、支店長室に用事で行くと
「修正したで」
とのこと。見てみるとなるほど。ええ話やな。
その後、ゲンコをいじってみたりしながら、完全に平常モードです。疲れた。
家に帰ったら、家族全員ダウンです。もちろんcovid-19ではなく、寝不足です。なので、今日の晩ごはんの当番はわたしです。思いっきりつくってあげましょう。6品ばっかつくって、さぁビールだな。
「人権」という串
今日は午前・午後ともに研修です。まぁ、生徒もリハビリですが、教員もリハビリです。
午前は保健部研修。内容は発達障害の生徒の学習保障です。簡単に言えば、ipad使わせたらええやんかという話です。個人的にはDO-IT Japanとか知ってるし、まぁそらそうやなと思います。つまり、人間の動作を入力・処理・出力にわけて、苦手なところをテクノロジーで補えばいいじゃんって考え方で、まさに今回の話とピッタリくるのです。スライドの中に「車椅子ばっかり使ってたら歩けなくなるとか言わないですよね。なのに、ipadばっかり使ってたら読み書きできなくなるよっていうのはなぜ?」ってあって、これもその通りやなと。ただ、医療モデル・個人モデルのもとリハビリを強制されていた時代は踏まえてほしいとは思いましたがね。さらに熊谷さんの「名言」も書かれていて、大筋はええなと思いました。
で、後半は実践編です。GIGA-SCHOOLの昨今、教室には原則的にはwi-fiが来てます。なのでネットが使える。てことで、ipadを使ったさまざまなテクニックを披露されます。それはそれでいいのですが、なんかイヤになってくるのはコマーシャルっぽいからかなぁ。Appleやgoogleにどっぷりはまる感じが、なんとなくイヤなんですね。まぁわたしもはまらざるを得ないんですけどね。
それでも「今やタブレットはタップではなく音声で操作する時代」というのはなるほどなと。「これがSOCIETY5.0」とか言われると、なんかイヤやなと(笑)。
その実例として、アラームも「6時に起こして」と言えばいけるということをやってみせたあと、こんな実例も…。
「女性の先生も、家に帰って料理されるとき、キッチンタイマーを押さなくても、声で操作できますよ」
と。
はい、きました。
ここまで、なかなかええやんと思ってたのが、一気にテンションだだ下がりです。
昨日の職員会議で「ええかげん「くん」とか「さん」とか、生徒を性別で見るのをやめましょうよ」と言ったその翌日にこれかよ。
さらに近くの教員に
「あれアカンよね」
と言うと
「男の先生も料理つくりますよね」
と。いや、そういう話じゃない。ここは性別役割分業の話であり、アンペイドワークの話であり、家父長制の問題なんです。つまり「男もやる」ではなく「女と料理を紐づける」ことが問題だって話です。
まぁけっきょくそういうことなのかなぁ…。
ある課題においては精通していても、「人権」で串刺しされてないと、他の課題でこういう話が出てしまう。残念やなぁ。
まぁ授業のネタはできましたがね(笑)。
ちなみに、午後は進路研修。こちらはひたすらデータを読み上げられて、これはさすがに耐えられませんでした^^;。
さてと。ゲンコを仕上げて、明日の始業式のセッティングをして帰りますか。
社会モデルで考えよう→論客と会う
いよいよ夏休みが終わりかかってます。夏休みの最後は職員会議と校内研修の2日間です。ちなみに、かつてはバラバラにやってたのを2日間にまとめたので、みんなあきらめてくれます。
今日の午前は職員会議。最近はペーパーレスなので、みんなタブレットを持って参加します。なのでわたしもipadに議案書を入れて、ついでにゲンコをちょこちょこいじるなど(笑)。まぁそうなりますわな。
ただ、生徒の個人情報にかかわるものや、冊子として持っておかねばならないものは紙で配布されます。
で、ある生徒にかかわるペーパーを見ると、「〇〇くん」とあります。
んー…。盆明け仕事でジェンダー論をやった人間がこれを放置はできませんね。なので、挙手。
「あのー。そろそろ「さん」とか「くん」とか、生徒を性別で見るのはやめませんか?」
すると、その教員
「次からやめます」
と言われたのですが…。
わかってはるかなぁ。トランスジェンダーの問題ではないんですよ。生徒を性別と紐つけて見ること、あるいは性別に紐ついた形で生徒を見ることの問題なんです。
ちなみに、直後に、またまた「くん」とやりかかって「あっ!」とか言って、結局呼び捨てにされていて、不慣れなことをさせてしまったなと。まぁこれから問題提起していきましょう。
で、午後は人権研修です。講師は松波めぐみさん。タイトルは「社会モデルで考えよう」です。
うちの職場は「合理的配慮」の必要性を充分に認識しておられます。そして、さまざまな子らへの支援をしておられます。ただし、所轄分掌は保健部です。そこに一抹の不安がある。何かと言うと「日本型インクルーシブ教育」的な合理的配慮にならないかってことです。まぁ支援学級がないから、そこへの隔離はないとは思いますが、個に焦点化しすぎるあまり、木を見て森を見ず的な支援にならないかってことです。もっと言えば、従来の授業や評価のありようを問うことなく、支援が必要な子をサポートして「人並みの点をとらせる」みたいなことにならないかってことです。
なので、ここは合理的配慮の根幹にある社会モデルについてガッツリと話していただこうと思い、これは松波さんだなと。実は3年前に松永真純さんに来ていただいて話をしてもらいましたが、今回は、より理論的な話が聞けるのではないかとワクワク。
てことで、若い衆の車に乗せてもらって駅まで迎えに行くと、向こうから来られました。少しお疲れ?でしょうね。かなり忙しそうというか、追い込まれてそうというか。わたしもだけどね。
で、セッティングをしていると、続々と教員が来ます。時代も変わったなぁ。てか、10分前に来るのね。生徒には言うけど、自分はやらない人がほとんどだったのになぁ。
てことで、研修スタート。
まずは自己紹介から。ただ、自己紹介はそのまま自分と人権教育の出会い、そして障害者との出会いへと進んでいきます。このあたりが大切なんですよね。当事者ではない人が、出会いの中で変わっていく。それは、誰にでも開かれている可能性ですからね。なんというか、もちろん社会モデルも学んでほしいけど、そういうところも学んでほしいんですよね。
そして「気づき」へ。松波さんの「気づき」は、具体的な人との出会いの中での気づきです。ただそれだけではなくて、あえて言うなら「失敗」からの気づきです。これも大切ですね。失敗を単に失敗で終わらせずに引きずる。モヤモヤもんもんとする。するとそれが、それ以降の出会いの中で発酵する。そして気づく。性急に答えを求めないからこその気づきです。
そこから「特権」の話へ。最近、出口真紀子さんが発信しておられるのかな。きちんと読んでないというか、ホントに読むヒマがなくて、今どうしようもないのですが、そのうち読まなくちゃ。どんどん置いてけぼりになります。が、そこで言われていることはわかります。てか、「マジョリティとはなにか」という問いは、わたし自身も立てていて、そんな中で考えてきたし、どこかに書いてきたことです。でもそれはネットの片隅のことでした。それがケイン樹里安さんなんかがドカンと問を出されて、まとまってきたのかな。ただ、社会モデルを身につける上で、おそらく特権を自覚することは避けて通れませんね。もちろん、権力は網の目なので、ある特権を持っていることが絶対的な権力というわけではないです。が、「気にせずにすむこと」ということ気づくことは大切です。そしてここから社会モデルへと流れていきます。
社会モデルそのものは、まぁ、個人的には「直感的に知っている」話なのでアレですが、でも、多くの教員にとっては寝耳に水じゃなくて、青天の霹靂じゃなくて、まぁビックリでしょうね。
おそらく今回の話でとても大切だったのは、繰り返しになるけど「特権」ですね。それがストンと落ちるための大切な仕掛けだった気がします。
てことで、研修会終了。
研修終了後にいろんな人に
「どうやった?」
って聞いたら、
「今まで考えたこともなかった」「すごく新鮮だった」
と、かなり好評でした。みなさんの感想が楽しみです。
本来ならば、松波さんを「接待(笑)」しなきゃならないんですが、今日は所用で大阪に行かなきゃなりません。
ということで、JR→京阪→地下鉄の乗り継いで、難波へ。2時間かかりました。
ここで、H野Tまとさん、O崎H菜子さん、M田Rりぃさんと合流。なんか、論客ばかりです。わたしは小さくなりましょう。みなさんが繰り広げられる論議に「ほー」「へー」となりながら、ビール→日本酒→焼酎お湯割りという、身体に優しいコースを歩みます。「ほー」「へー」だけではアレなので、二丁目の話が出てきたところで、M崎R美子さんの話を振ってみました。結論は、あの方はクイアだってことでした。
そんなこんなで、3時間ばっかの呑みが終了。ここから帰るのか…。いや、明日も仕事だよ。
日常かと思いきや
とうとう8月の最終週が来てしまいました。巷のガッコではすでに2学期がはじまってるのかな。ただ、わたしの職場はまだはじまってません。まぁリハビリ期間です。リハビリ期間ということは、日常に向かわなきゃならないです。で、金曜日はそう思ってたけど、よく考えたら、今朝は滋賀県に行かなきゃならないのでした。
てことで、滋賀県へ。今日はリモート研修のビデオ撮りです。それはいいんだけど、そこそこ内容に縛りがあり、しかも1時間という制限もあります。なので、昨日、スライドをいじくっていたのでした。
最寄りの駅に降りたらお迎えの人が来られています。駅からビデオ撮りの会場まで至近距離なのになぁと思ってのですが、やはり歩きでした(笑)。いや、車に乗る距離じゃないし。
で、ビデオ撮り。眼の前にはGoProがあります。なぜに屋内なのにということは考えないことにします。
しばしタイピンマイクのチェックをして、収録開始。これまでやってきたいくつかのものを合体させたものです。ただ、エンディングはオリジナル。幸いGoProのカメラ側のディスプレイには時間が表示されます。それを見ながら話をします。だいたい思い通りの時間にしゃべれて、56分くらいで終了。
収録された方が
「ワンテイクで、しかも時間もピッタリ。すごい!」
とビビっておられました。いや、時計見ながらしゃべってたし。ついでに、ワンテイクじゃなきゃ延々と時間かかるし。てか、自分で収録したことも何度かあって、慣れてるし。
「Youtuberみたいですね」
と言われてしまって、なるほどなと。
そんなこんなで11時前に会場をあとにして、職場へ。
とりあえずおべんとを食べて、明日の研修会の準備をしたり、はたまた1日にあるテストの印刷をしたり。さらに赤点者の補充をしたり。まぁ生徒たちもリハビリってことです。
と
「原稿の進捗状況はいかがですか?」
というメールが来てビビるなど。まぁいつも締め切り前に出してるからなぁ。てか、もしかしたら、ここを読んでて、書いてないなと思われたのかもしれません。なので
「がんばります」
とお返事です。
そんなこんなで定時に退勤。今日は大学の頃によく行った飲み屋に行くことになってます。
お店に入って
「お久しぶりです」
というと
「あー、土肥さんって土肥さんやったんや」
とのお言葉。はい、そうです。
しかしここは時間がとまってるな。
とにかく絵になります。
とりあえず素膳をいただきましょう。
お客さんとマスターの会話がおもしろい。もちろんそこに加わろうとするのですが、そのタイミングが難しい。さらにオーダーするのも難しい。なんかCAやってる気分です。
そうそう。忘れちゃいけないへしこです。
うまいなぁ。
そんなこんなで2時間ばっか、落ち着いた、少し緊張した呑みの時間を楽しみました。
さぁ、帰ろう。日本酒3杯呑んだから、明日はしんどいかも…。
今日もシャットアウト
今日も特に用事のない日です。でも、なんかしらないけど、朝早く目が覚めます。まぁええか。
しばらくおふとんの中でゴロゴロしてから朝ごはん。朝ごはんを食べ終わるとパートナーが起きてました。明日から3人で旅行に行くので、それのチェックをしていたのですが、それの旅程を確認しだら、最終日に家に帰ってこられないことが判明(笑)。いったいなにをやってるんだ?とにかくいろいろケースを検討して、最終的に辻褄をあわせることにしました。
それにしてもフリーダムやな。
昼からリペアしてもらったジーンズを受け取りに行ったり。
そのあとは、やはり盆明け仕事の採点です。んー、出席管理をしていると、ビミョーな学生さんがおられます。このまま欠席にするか、それとも事情を聞くか。まぁ事情を聞きますか。ということでメール。
しかし、こんなことをやらなきゃならないのもオンラインでやるからですよね。
しかし、今日は涼しいな。窓を開けてたら風が通ります。久しぶりにクーラーをかけない午後を過ごせました。
さてと、明日から仕事か。おべんとをつくらなきゃ。
あ!明日のプレゼンつくるの、忘れてた!んーと、あれとこれをこうするじゃろ。で、完成。
そんな一日でした。
あ、連載のゲンコ…。
シャットアウト
土曜の朝は「猫の額」ではじまります。が、前に猫の額をアップしたのは1ヶ月半くらい前のことです。そのあとの土曜日は、なんかもう、どうしようもない日々でした。
てことで、アップ。
昼前に髪の毛をカットしに行きました。前にカットしたのが2ヶ月前か。ここ2~3週間は髪の毛がうるさかったけど、まったく行くヒマがありませんでした。ほんとうに余裕がない夏を送ってきたなぁと。
ちなみに、本来は今日は放送部の合宿でしたが、諸般の事情で中止して、ガッコで機材講習をしたのでした。なので、ぽっかりあいた日です。でも、今日は何も入れたくない。
カットから帰ってきたら昼ごはん。
チキンラーメン卵乗せです。ぜいたくです。
ということで、午後からひとつ研究会があったけど、パス。理由を書きにくいので、無届けパス。すみませんすみません。ちなみに、昨日の夜も会議があったけど、無届けパス。すみませんすみません。でも、そういう気分の日があるということです。
とにかく、他のことは一切やらず、自分の用事だけやりましょう。で、何をしたかというと、盆明け仕事の出欠確認とか採点とか。まぁでもこれをしておけば、あとが楽です。
夕方になったら脳みそがとまりました。あとはビールだな。
日常へ
今日は朝イチ、リハビリです。ずいぶん可動域が改善されてるらしく
「ここまで動くとは思いませんでした」
とのお言葉。てことで、リハビリは終了しました。4月から5ヶ月間、ありがとうございました。
「もうケガしないでくださいね」
うーん、二度あることは…。やめとこ。
で、出勤。
いきなり進路担当教員からこんなこと言われました。
進「卒業生が来てね、いろいろ話してて「一番印象に残ってる人って誰?」って聞いたら、いろんな先生の名前をあげてたわ」
い「ほうほう」
進「で「誰かひとりだけ」って言ったら、せんせいの名前が出てきた」
い「へー」
進「理由はね、「最後まで見捨てなかったから」だったんだって」
これはそうとううれしかったです。たぶん、クラスでこの話をしたんだろうなぁ。それが残ってたんだろうなぁ。
で、職員室へ。
同じセクションの若い衆から
「せんせいの顔を見ると「夏も終わりやなぁ」という気がします」
と言われました。わたしはツクツクボウシかよ(笑)。まぁでもそうでしょうね。
今日のタスクは放送部の機材講習と文化祭用のセットです。いつもは部員に任せてたけど、今年はやらなきゃなりません。
まずは機材講習。ところが1年生が半分しかこない。まぁふたり来たからそれでもマシか。
機材講習の最初は「音って何?」からはじまります。そして「小さな音を大きな音にするのが、放送部の仕事なんだよ」と。そんな感じで、そのふたりにはガッツリ教えておきました。
機材講習のあとは文化祭準備。
放送機材のセットのあとは、照明のセットです。これが力仕事です。1年生が
「照明もやるんですか!」
と驚いてたけど、こうやって信頼をかちとってきたんですよね。
てことで、スポットライトをセットして、フットライトをセットして、調光器を持ち込んで、ケーブルをネジ止めして。終わったら5時過ぎ。機材講習から4時間、ノンストップでやりきりました。
「今日はやせたで(笑)」
と部員を励まして、月曜日の予定を決めて、終了。
今日は昨日とは違う意味で、ビールがうまいやろなo(^^)o。
夏の終わりのダブルヘッダー
朝、9時から、とある高校の授業のゲストスピーカーで呼ばれています。与えられた時間は1時間45分。長丁場です。何を話そうかと思ったけど、ミッション4でいきますか。当日の朝になったけど、レジュメを送って、早めにスタート。と言っても、夏休みモードの早めでしかないですけどね。
学校に到着したら、始業式の最中です。なるほど…。
今回呼んでくださったのは校長さんなので、始業式が終わるまで待って、ご対面です。しばし雑談をしていると9時になったので
「あの、行かなくていいんですか?」
と尋ねると
「9時45分から10時35分です」
とのお答え。あー、打ち合わせの時間を含んでたんですね。てことは、なにをしゃべればいい(笑)?
それにしても、リベラルというかラディカルというか、すごい校長さんです。なんでも、すべての校則を撤廃されたんだとか。にもかかわらず校則をほしがる教員の方々がおられることを嘆いておられました。
そうこうするうちに視聴覚教室に行って、準備開始です。スライドを見せながら、
「前半がいいですか?後半がいいですか?」
と尋ねると、きっぱりとした口調で
「前半をお願いします」
とのお答え。なるほど。
てことで、授業開始。10人しかいない講座なので、それぞれの顔がはっきり見えます。ぽかんとしてる子もいれば、あきれてる子もいればに、くらいついてる子もいれば…。おもしろいです。
で、あっという間の50分が終わって、授業も終了。きっとこの校長さんなら「聞かせっぱなし」にせずに、子どもたちとわたしをつないでくださるでしょう。
てことで、高校をあとにして、午後の会場に移動です。
途中、スーパーのフードコートで昼ごはん。
ラーメンと餃子のセットです。頼みすぎたかな…。それにしても、4日連続のラーメンです。
と、となりでカレーを食べておられた女性が声をかけてくださいました。
「あの、せんせいですよね?今日話しされる」
「はい、そうです」
「実は、うちの娘がせんせいの学校の卒業生で。いま50になる」
えーと。いま50歳ということは、33年ばっか前の卒業生ってことですね。
なんでも今日話すことを知って、わざわざ来られたんだとか。
いろいろびっくりします。だって、30年以上前にうちの学校を卒業した生徒が、わたしの名前を覚えているだけでも変です。それに加えて、お母さんがわたしの名前を知っておられるわけですから、ほとんど意味がわかりません。
てことで、ラーメンを食べ終えて会場へ。1時間ばっかあるので、子どもの遊び場でしばし横になったり。やがて頃合いもよしということで、機材セット開始。そしてお座敷開始です。
今回は少しご高齢の方がたくさんおられるので、ゆっくりしゃべることにしたのですが、これがむずかしい。とにかく、もとが早口なんですね。とにかく静かです。
「あの、もしかしたら、笑うための間がない?」
うなずかれました。やっぱりか(笑)。
まぁでも、2時間の中で話をするためには、一定のペースで話さなきゃならないので、そのペースはキープしましょう。
ということで、ひとネタ残して無事終了。
片づけをして外に出たら、今日聞いてくださっていた方が雑談されていたので、しばし雑談に加えていただきました。やはり口調が早かったらしいです。あと、スピーカーの前に立ってたから、声の大きさがわからなかったのもよくなかったかな。まぁでも
「応援してます」
って言ってくださったから、なにかは伝わったのかな。
とにかく疲れた。帰りましょう。帰りに角打ち行こうかと思ったけど、その元気もない。
考えてみたら、先週木曜日から、ずっとお座敷でした。
木曜日が滋賀でダブルヘッダー、金曜日が米子、土曜日が出雲、日曜日が家でオンライン。月曜日・火曜日・水曜日は家でオンラインを3コマずつ、そして今日が京都でダブルヘッダー。都合8日間で16コマか。そりゃ疲れるわ。てか、よくこんな無謀なスケジューリングしたな。
とにかく帰ってビールを呑もう。
あ、いかん!4人のおべんきょ成果の〆切だ!