この間、ずっと「ハンセン病」のことが気になってます。わたしはかつて1回だけ「邑久光明園」に行ったことがあります。あとは、2年前の夏のフィールドワークかな。それくらいです。まだまだ足りません。この間見た動画もその一環です。その中で竪山勲さんという方がよく出てきたので調べてみると…。
「違憲国賠訴訟を闘いぬいて : あるハンセン病回復者聞き取り」という論文が出てきたので「おぉ!」と思って著者を見ると、福岡さんと黒坂さんでした(笑)。てことで、さっそくダウンロードして読みました。
いやぁ、すごい人ですね。なんか読んでて涙が出てきました。そんなことを太田さんにメッセージすると、「勲が飛んだ!」というメッセージとともに、このリンクが返ってきました。こ、これは!「人間として」というドキュメンタリーです。いや、助かりました。
ただ、やはり落ちてこない。もちろん「病気に対する偏見」とかはわかっています。でも、それなら、わざわざハンセン病をやらなくてもいい。ハンセン病をやるためには、ハンセン病でないとダメという必然があります。もちろん、隔離政策とか断種手術とかがあることはわかってるけど、それと今をどうつなぐか。高校生の現在とどうつなぐか。きっとカギはこの間見た動画の中の言葉。
「ハンセン病の隔離政策に加担したという意味では加害者。しかし加担させられたという意味では被害者。だから当事者であるという意識を持つ」
なんだろうと思います。たぶんその言葉が、まだ身体に染み込んでいないから落ちてこないんだろな。
竪山さんと会いたいなぁ。