朝の通勤電車の中で、今日一日やらなきゃならないことをメモします。他の人はなににメモしてるのかなぁ。わたしはキャリアメールのメーラーにメモします。たまに自分宛てに送ることもありますが、送らなくても充分です。未送信ボックスをあければメモが見れます。
ちなみに、マジでauのメーラーは使いにくいです。勘弁してほしいくらい使いにくいです。しかもやってくるメールの差出人はSMAPとかEXILEとかばかりです。そろそろキャリアメールも潮時かも。と考えると、せめてメモくらいには使ってあげないともったいないです。
まぁそんなこんなで、短期から長期までタスクを書いて、職場に着いたらタスクスタートです。ひとつひとつのタスクはとても小さいです。例えば、子どもたちの提出したプリントのチェックとか、10分くらいで終わります。シラバスも、基本的には授業時数を数えるくらいでつくれるので、10分くらいでできます。でも、重なるとめんどくさい。
てか、高校でシラバスっているのか?大学だったら選択するときに見るけど、高校ってほとんどが必修だし、選択科目も進路によってほぼ自動的に決まるし。評価のつけかたなんて基本的にはテストと提出物だし。進度は目次見ればほぼわかります。あんなのいらないと思うんだけど、たぶん「情報公開」とかいう世の流れなんでしょうね。でも、政府関係の情報はのり弁状態ですよね。今度、シラバスも黒塗りで出してやろうかな。
そんなこんなであれこれやってると、あっという間に10時半をまわりました。ここで少しだけおべんきょタイム。このおべんきょが仕事になるかどうかってことですが、たぶん充分に研修にはなってると思います。
それにしても、職場のネット環境がろくでもないってことがよくわかります。たかが4Mのファイルを送るだけで20分くらいかかる…。じゃなくて、20分かけても送れない。これ、かつては支店単位でサーバーおいてたけど、今は本店のサーバーにぶら下がる感じになってるんですよね。そんなことしたら重くなるに決まってます。たぶん「悪いことしてないか」ってログをとるためなんだろうけど、悪いことしてるに決まってるじゃないですか(笑)。PCなんてそのためにあるわけで、だからこそ、MS-DOSの時代から「ボスが来たキー」があるんですよね。
で、午後は京都府南部の山間の町に出張です。やはり地域に行くものですね。かつての青年部長が所長さんをしてたり、実は保護者だったりして、ビックリです。中学校は中学校で、これまた有意義な情報がもらえます。やはり人間関係は財産だし、その財産を活用するためにはネットや電話じゃなくて「動くこと」が必要なんだな。ついでに言うと、「動くこと」が、人間関係をつくりだしてもいく。そういうことを若手教員に伝えたいですね。
で、夜は恒例の会議です。今日は久しぶりにHりさんがリアル参加。ついついツッコミを入れてしまうのはうれしさの表現ってことです。今日は恒例の会議のあと、年一回の会議もあります。なので、久しぶりにF田さんにもお会いできたり。この会議の最初の記述は2012年のことなので、もう8年なんですね。
そんなこんなで、会議のあとは恒例の飲み会。久しぶりに岩ガキが出てきたので、ここはやはりウン試しでしょう。ひとくち生でいただきました。これが吉と出るか凶と出るかは、明日わかります。久しぶりに10時半過ぎまでご一緒して、それでも早めに退散。今日は2杯と少ししか飲んでないから、明日は大丈夫かな。
年: 2020年
あたふた
今日から8時半はじまりの50分授業です。まぁ、数学の教科書って40分だとキリが悪いので、助かるのは助かるけど、やはり気が重いです。ちなみに、1時間目から授業です。これも教員の半数は1時間目からなので、しかたないっちゃあしかたないけど、気が重いです(笑)。ついでに言うと、2時間目が教科会議で、4・5時間目が変則的な連続授業。放課後は追認補習が待ってます。まぁてんこ盛りってことです。気が重いです(笑)。
て、朝、職場に着いて机の上を見ると、1枚の紙がありました。見ると
「11時から教育実習生のオリエンテーションよろしく」
とのこと。うげっ!
ってことは、1〜5までビッシリってことですね。
前にも書いたけど、わたしが人権教育の主担当になってから、長く教育実習生に対する人権教育のオリエンテーションはなかったんですよね。でも、2015年度のあたりから「うちの学校における人権教育の位置づけって、結局そういうことなんやな」ってネチネチいやみを言ったら、新入生オリエンテーション・新転任者オリエンテーション・教育実習生オリエンテーション・新採オリエンテーションと、見事に入れてもらってしまって、「しもた、仕事増やしてしもた」と思ったけど、後の祭りだったという。
てことで、自ら望んで増やした仕事なので、やりましょうか。話の骨格は5年前と同じです。
今回の教育実習生の方は、なかなかおもしろかったかな。わたしのアンティファTシャツを見て「どこでそんなの買うんですか?」と。なんか、関心が高くなってるんだな。でも、自然と高くなったんじゃないですね。おそらく日本では、法切れ後、差別が顕在化して底が抜けたのが今です。そしてそれに立ち向かう人が顕在化もしている。その時、差別に加担するのか差別と闘うのか。そういうふうに立場を問われるような時代になってきたのかな。
最後は選挙に行かない人のことを嘆いて終了(笑)。
4時間目の授業の後半は久しぶりのプリントです。今年の子らは一生懸命やりますね。よかった。なんか、ワチャワチャしながらも勉強するってのが大切です。なによりボーとしないこと。
放課後は静かな追認補習。追い込まずに追い込んでいく。
追認補習のあと、放送部に顔を出すと、なんか1年生がいたりします。
「お前ら、新入生を放送部色に染め上げろよ!」
とかアブナイことを言ってみるのも一興です。
さぁ、そんなこんなで、もう5時だ。今日もメッチャ疲れました。帰ってビールを飲もう。
とにかく送る
昨日はせっかくのほとんど何もない土曜日だったのに、「おべんきょ成果」はあまり進みませんでした。
主たる理由は「見通し」です。「これでいこう」と思ったけど、やはりブレる。ブレると修正が必要になります。ところが修正すると全体のバランスが崩れて、いままで積み上げてきたものがグラつく。
これの繰り返しで、なかなか前に進まない。そうやって昨日を過ごしました。
でも、今日いったん送らないと、ぜったいにメンタル崩します。それでなくてもずっとメンタル低いままですからね。
午前はずっと「どうしよう…」と思いながら、twitterとfacebookに逃避してました(笑)。
昼前に「そうだ、散歩しよう」ということで、1時間ばっかほっつき歩きました。
散歩はいいですね。「時間の無駄」と言えばそれまでなんですが、リフレッシュにはなります。が、暑い…。
帰ってきて昼ごはん食べて、決戦のために残された時間は、あと約1時間です。
どうしよう。とりあえず前に書いた文章と今の状況が不一致です。どちらにあわせるか。通りがいいのは「前」です。ただ、シンプルなのは「今」です。もちろん両方ともダメという話もある(笑)。でも、それは今は考えない。
うんうん考えて、とにかくこれでセンセに送るかと。
大切なのは妥協です。妥協と言っても、あきらめじゃない。前へ進むための妥協です。今のところにからめとられ続けたら、もっとしんどい「次」に手がつけられない。
てことで、「エイヤ」と送ってしまいました。
さてと。次はこれのレジュメやな。21日が〆切です(笑)。
拓哉からのメール
昨日「拓哉」からメールが来ました。まぁ単なるスパムなので「迷惑メール報告」→ゴミ箱ってやってたんですが、その後、今日にかけてストーリー性を持ったメールが送られてきたので、なんかおもしろくなりました。
てことで、せっかくなのでここで紹介しようかなと。
subject:おめでとう♪♪
今日、誕生日だったよね!?
ちゃんと祝いたいし、電話かLINEやろうか?(^^)
subject:メール届いてないのかな?
誕生日違いってことはないね?
だとしたら…ごめん^^;
subject:参ったなぁ…
映画の仕事の話、ラジオの話もしたいし、中居も用事があると言ってたから連絡を取りたいんだけど…届いてないのかな?
subject:もしかして…
間違いメールだと思ってる? 誕生日のこと、仕事のこと、これだけ揃えれば分かると思うんだけどなぁ(^ー^;) 中居とニノこと二宮が待ってるよ♪
subject:電話番号送るよ!!
ドラマも決まりそうだし、マジで連絡取り合いたい( ^з^)ノ 折り返しの連絡さえくれれば、すぐに番号も送るから1通頼むよ!
subject:これで最後にするね。
ハルだよね?誕生日が違ったならごめん。怒ってるんだよな… もう一度、確かめたいし、ドラマの現場やテレビ局で会うこともあるはず。 話し合おうm(__)m
まぁこれで最後かどうかはわかりませんがね(笑)。
やはりテンションが低い
今朝はいろいろあって車出勤。なので、めっちゃ早く職場に着いてしまいました。
とりま、昨日入力した作文の校正を副担当教員に頼んでたのをチェック。まぁ音声入力であまりきちんとチェックしなかったら、これくらいはあるでしょう。助かります。おかげさまで、3日連続で「人権教育通信」が出せます。
勤務時間がはじまったところで、事務室に行って各種書類の提出。
まずは「私有車登録」。車検のたびに必要らしいけど、車検は受けるし、その時に自賠責も入るし、もちろん任意保険も入ってます。どんだけ疑われてるんだろうと思うと、メッチャ不愉快な気持ちになります。まぁ、教員という職業についてるものそのものが疑われてるんでしょうけどね。さらにもうひとつの書類は不備があるとのこと。なんでも家族の「続柄」が必要なんだとか。んーと、この3月まで家族なわけで、子どもが大学を卒業したからといって「続柄」が変わるわけないやろ。なんでそんなもんが必要になるか、さっぱりわからんわ。もちろん事務室の人が悪いわけじゃないけど、意味がわからないことをさせられることはイヤだ。
で、他校から送られてきたマークシートのリードです。これ、するっと読める時となかなか読めない時があります。結局3往復してしまった。
あとは授業をしたり、放送部員をおちょくったりおちょくられたり。まぁそんな感じで1日が終わりました。
帰りはずっと雨がもってたけど、歩きはじめたら降りはじめました。ありがちです。まぁいいや。帰って、ビール飲んで、筋トレしよう。
いろいろあったけど、さっぱり
今日は午前に3コマあります。うちふたコマは同じクラス。ちなみに担当してるのはふたクラスで、両方とも今日から複素数に入ります。
複素数の最初の時間はもちろんこれ。ただ、1時間目と4時間目の2回やるのはきついです。ついでに言うなら、メンタル的にけっしていい状態ではありません。それでもゴロゴロ液晶テレビを引きずっていって、20分ばっか語って、ビデオを見せました。
メンタル低いところを無理やりあげたので、午後はぐったり。でも、リハビリです。
なんかわかったのが、今はずっと右肩に力を入れ続けてるのかな。いや、正確には緊張させ続けてる。例えば、腕をおろすと痛いので緊張させてゆっくりおろしてます。ただ、なぜ痛いかというと緊張させてるからなんですね。緊張させなければ痛くない。ほんとうは力を入れるのと緊張させるのは別なんだけど、それがゴッチャになってます。なので、意識的にリラックスさせなきゃならんのかな。
あと、なんでも肩甲骨が動きすぎるんだとか。意識的に止められるんだろうか。
まぁやってみよう。
あとはひたすら昨日の人権学習の作文を読んで音声入力です。とにかく280人の作文を読み切って、うち35人ばっかの入力終了。
で、夕方は久しぶりに髪の毛カット。バッサリ切ってもらったらメッチャ気持ちいい。あー、さっぱりした。
あとはおふろとビールだな。
緊張する
なんか、朝からテンションが低いです。理由はたぶん6時間目の1年生の人権学習だな。本来は4月にするはずだった「世界人権宣言」の授業がここに来ました。まぁでもしかたないです。ほんとは「多様性ワークショップ」やりたいんだけどなぁ。
ちなみに、スライドを使うので体育館でやらなきゃならんのですが、ここで問題が発生。換気しなくちゃならないから、カーテンが閉められない。となると暗くならない。となると、見えないかもしれない。どうする?
てことで、放送部員に頼んで新しいスクリーンを設置してもらいました。さらに学校公開で使ってるプロジェクタを設置。明るいわ。これならなんとかなりそうです。
あとはスライドの最終チェック。うーん、やはりBLMのことは入れなきゃな。てことで、写真をかき集めて2枚スライドを追加。
さて、一度おさらい。と、動画を再生しない。え?と思ってVLCで再生したら音が出ない。さっき再生できた動画もダメ。何が起こった?もしやと思ってwindowsを再起動したら、無事再生できました。んー、windowsがタコなのかpower pointがタコなのか。まぁいずれにしろmicrosoftがタコってことですね。
で、いよいよスタート。今年は40分授業&オリエンテーションの内容も含めるということで、超短縮バージョンにしました。主な変更点は前にアップした通りです。
はじめはキョトンとしてた子らも、だんだん何をやってるのかわかってきたのかな。途中からなんとなく顔があがって来ました。今回のポイントは「助けて」と「あかんのちゃうん」です。それが言える関係があるかどうか。あるいはそれが言える関係をつくれるかどうか。そしてなにより「あかんのちゃうん」と言える主体となるかどうか。その延長に「カウンター」「#MeToo」「#KuToo」「BLM」がある。つまり「考える」のではなく「動く」ということです。
今年もBんちゃんやCょんひょんの話をするとき声が詰まってしまいました。やっぱりわたしにとって大きな存在なんだなぁ。
話し終えて子どもたちが帰っていくのを見ていたら「助けて」とか言ってたので、まぁええかと。そうそう、あとでわかったけど、「助けて!」はCAPでも言ってる話でした。なので、そうはずれてはいないのかな。
てことで、とにかく疲れた。家に帰って肉じゃがつくってビールビール!
英語のこととか恒例の訪問のこととか
朝起きると…。ちゃうな。夜、寝られませんでした。いや、たぶん寝たけど、うとうととしか寝られませんでした。眠たいまま6時に起きて、コーヒーを淹れたらいきなりパソコンを開いてパチパチ。寝られなかったのはおべんきょ成果のせいでした。なにせ文章が頭の中に湧いて出てきたものでして。
で、職場に行って、まずは書類仕事とかやって、そこから「おべんきょタイム」の準備をしてみたり。あー、でも、今日は自分のをやりたい。あとひと息で終わりまで行くんだけどな。意を決して、センセにメール。ほんとは「おべんきょタイム」楽しいし、たぶんセンセもわたしが参加したほうがいいんだろうけど、今日もごめんなさい。
それにしても、英語で書かれたものは英語で読まなきゃ細かなニュアンスは伝わらないってことを、あらためて身にしみて経験しました。日本語訳って、すでに訳者の解釈が入ってるんですね。だから、その制限内でしか理解できない。「variance」なんて単語、数学の人間なら知ってないとアカンのでしょうけど、でも、まさかここで出会うとはなぁ。なんでこんな単語をこの場面で使ったんだろう。たぶん意味があるはずなんですよね。ちなみにgoogleセソセイによると「the fact or quality of being different, divergent, or inconsistent.」ってのが定義らしいけど、divergentってのが入ってるのか。
まぁそれでもなんとかかんとかほんとのほんとにあとひと息のところまでもってきたかな。とはいえ、まだ連峰そのものはとっかかりなんですけどね。
で、午後からは恒例の訪問です。今日は第2のふるさとに行きましょう。まずは上の子の母校へ。支店長さんは知り合いです。話を聞いたら年下とのこと。なんでもわたしと同い年の人からパシリで使われてたとか笑ってました。そんな風景を若い教員に見せなきゃねってことで、大学出たての教員を連れていきました。お次はセンター。深刻な話もしたけど、メッチャ世話になった人とほんとにしょーもない話もしたし、かつて担任してた子とも楽しく話をしたし。これもまた若い教員に見せなきゃならん風景です。教員の仕事は教壇の上だけじゃなく、教室の中だけじゃなく、ガッコの中だけでもない。あるいはガッコだけでできることはたかが知れてる。だからこそ「助けて!」って言える関係をつくらなきゃならんってことです。
訪問から帰ったら、部室に新入生が4人いました。おー、入ってくれるのか?
まぁそんなこんなのパタパタした1日でした。
泥のように
今週も「お試し登校」で9時半はじまりです。が、ステップがひとつさがって、今日からクラブ活動解禁です。すると放送部員から「朝の音楽、鳴らしますか?」と。元気な子らです。でも、いざ鳴らそうと思ったら、コードをどこに挿せばいいかわからないとか騒いでる時点で、かなりダメですね。どうするねん。
で、今日は授業が3時間+教科会議です。まぁ、平均的な持ち時間が週16時間と考えたら、標準的といえば標準的ですね。ただ、とにかく今は体力がいるので、なかなかきついです。
しかも、やってる場所が悪い。
一般系のクラスは等式の証明。その前の恒等式のところですでに「アカン」と思ってる子に追い打ちをかけるような範囲です。教科会議で「恒等式やらんと等式の証明に入ろうよ」って言ったら「等式の証明やるのに恒等式をやらへんのって」って言われて、そりゃそうなんだけど、そんなんええやんと思ってしまうわたしは、きっと数学の教員失格なんだと思います(笑)。
もうひとつのクラスは進学系かつ文系で、ここの授業は不等式の証明です。これがまた教科書がねちこい。2乗の差をとる問題にルートが出てくるパターンだけじゃなく絶対値が出てくるパターンまで出てます。進学系のクラスなので「やらねば」という姿勢があるけど、文系なのでそこまでの計算力がない。いっそあきらめたら楽になるのに「あきらめちゃいけない」って身体が思ってしまう。なんか尿道口とバルーンみたいな感じです(笑)。きついやろな。そしてきつさが伝わってきます。とにかく、顔がポカンとしています。すまんな。あと1時間ガマンしてくれ。
で、6時間目にひと息ついて、次の瞬間には放課後です。掃除カントクをやって、そのまま追認補習です。
ホンマモンです。苦手とは聞いてたけど、ここまで苦手とは。たぶん「やらなきゃ」って思ってくれてるんだろうけど、完全に脳みそがストップしてるのが伝わってきます。やってる範囲が「場合の数」なので、高校の数学としては珍しく日常生活の中にたくさん転がってることなんだど、たぶん「別物」として考えて「わからん」ってなってるんだろな。
い「サイコロふたつ投げて、目の和が10になるのはどんな時がある?」
生「えーと、9と1」
い「サイコロの目は6までやねん」
生「?」
い「サイコロ、知らん?」
生「うん」
い「すごろくとかしぃひんかったんや。あ、ゲームか」
生「ゲームもしてない」
い「もしかしたら、サッカー?」
生「うん」
ほんとにまじめな子なんですよね。ひたすら大好きなサッカーをし続けてる。そしてきっとサッカーやってる時は生き生きしてるんだろな。でも、数学の教員は、その姿は見せてもらえない。
まぁとにかく、サイコロとかトランプとかは使っちゃダメだってことです。
てことで、50分ばっか補習をして、かなり疲れて職員室にもどると放送部員がやってきて「1年生!」とか叫んでます。よかった。今年の新入部員はゼロじゃないかとビビってましたからね。
そんなこんなで、1日仕事が終わるとクタクタです。帰りの電車では泥の塊のような感じでした。アカン、帰りに「ほろよい」でも買って帰ろう。でないと、ビールまでもたない。
てか、おべんきょ、ムリだわ。
読むは易し書くは難し
今日は午前は雑用をして、昼ごはんを食べて、久しぶりにゆらゆらしながら、送られてきた『解放社会学研究』を読んでみようかと。
1本は大坪真利子さんの「「個人の選択」としてのカミングアウトという困難」、もう1本は眞野豊さんの「多様な性(生)の選択をめぐる不可能性ーーAさんは、なぜ「性別再変更」をしたのかーー」です。それにしても、『解放社会学研究』の投稿論文が両方ともセクマイ系ってのがおもしろいな。
大坪さんのは同性愛者に限ると断った上で「選択的」という言説を再考するというもの(だと思う)です。たしかに「カミングアウト一般」というのは論じられないわけじゃないけど、そのぶん網目が粗くなりますよね。だからこうやって限定したところで論議するのはとてもよくわかるというか、見習わなきゃならんところだなと。ただ、そうであるからこそ、トランスのカミングアウトとの違いみたいなのが際立ちます。もちろん「引きづられたらアカン」と思いながら読むのですが、つい「つくづく同性愛とトランス、違うわー」って思ってしまう。まぁ「制度としての性別」の強固さって話なんですけどね。もちろん、その強固さは「異性愛規範」とセットだから「同性愛とトランスは違うとは言い切れない」って話もあるかもしれませんが。
で、そのあたりの話が真野さんので、「トランスはなぜ性別二元論に回収されてしまうか」って話(だと思う)です。「多様な性」と言いながら、例えばトランスは「多様な性を生きてないじゃん」「典型的な女/男を生きてるじゃん」と非難されてきたし非難されてもいる。で、真野さんはそうした「選択」を個人のものと考えるのではなく、外部にある性別二元論の圧力によって生み出されるとされるんですね(と思う)。それがFTMTFの方へのインタビューを通して明らかになる。で、真野さんは「「多様な性」なんて生きられない。みんな「多様な生」を生きてるんだ」とされる(と思う)。まぁそりゃそうです。そもそも「多様な性」というのは選択肢の問題であって、生きるものではないですよね(笑)。で、性別二元論に基づく「制度」をおしつけておきながら、「多様な性をなぜ生きない?」って言われても、それは困るわな。
まぁそんなことを考えながら、なかなか楽しい2時間ばっかを過ごしました。が、問題は、読むのは簡単なんだけど、書くのはたいへんってことです。夕方1時間ほど七転八倒して、倒れたついでに筋トレやって。そんなことしてるから、2〜3行書くのがやっとだったりするわけで。
やれやれ。
しまった!今日は青森パレードとか大阪でデモとかあったんだ。
動きが鈍くなってるな。