めんどくさい

職員朝礼で、いきなり思い出させられました。今日は被曝の日した。
毎年、どこの業者が被曝車を搬入するかは落札で決まるらしいですが、今年度ははじめてのところみたいです。なにせ、事前の問診票を配布されましたからね。これは子どもたちも配布されてるみたいで、そこに堂々と性別欄がある。
実は今年番頭さんが変わったので、その人が勝手につくった問診票かと思ったのですが、それは誤解で、業者がつくったものだとか。もちろん、本店を通して申し入れをするようには話しました。
で、わたしはもちろん空欄です。
時間が来たので受付に行くと、とりあえず名簿の名前をチェック。さすがに名簿には性別は書いてありませんでした。が、問診票を見て、ごていねいに「ここ、記入しますね」と女性に○。まぁええけどね。よくないけど。
問題はここからです。なんでも被曝車にはふたりずつ入るんだとか。ほぅ。まぁええけどね。よくないけど。教職員は基本ひとりずつで、ふたりってのはここ20回のうち、たぶん2回目じゃないかな。ちなみに被曝車には「車内は3人」って書いてあります。とにかく効率重視です。
てことは、わたしも誰かと一緒にならなきゃアカンわけです。あー、めんどくさい。わたしはめんどくさくないけど、相手のことを考えるのがめんどくさい。ちなみに、当然のことながら壁を向いて着替えるので、相手の姿は1mmも見ません。なので、相手がわたしを見てるかどうかもわからない。でも、いろいろめんどくさい。
ただ、このめんどくささは「わたしのせい」なのか?それは違いますよね。効率を重視して複数人を着替えさせる被曝車の体制のせいですよね。そしてその無神経さは、問診票に性別を書かせるというところに如実にあらわれてるってことです。
てことで、明日番頭さんに話をして、本店に持っていってもらって、入札の時の条件として提示してもらうくらいのことはしてもらわなくちゃね。
めんどくさい。
でも、このめんどくさを通過しないと、めんどくさくない社会はこないってことだな。