今年も母女→悪友と

今日は大津で近畿ブロックの「母と女性教職員の会」があります。しんどいなと思いながらコーヒーを淹れて、窓の外を見ると、雪!

マジか。まぁでも毎年こんな日は何日かあるんだけど、今年は少ないだけのことですね。
てことで、電車に乗って大津に向かうんだけど、山科でも雪。そして大津も雪。雪の中をしばし歩いて会場へ。この時点でなんとなくボーとしてます。
で、「女性部長会議」を終えて(笑)、午前の記念講演。講師は艮香織さんです。はじめてお会いしたのは、たしか11年前です。あの時はたいへんでした(笑)。その後、長い長いブランクがあって、その次はHリムさん企画の時ですね。あの時はすげーって思いました。で、今回の母女をするにあたって、地元のOくちゃんさんが「ガチの性教育の講演を企画したい」とのことで、「つきましては艮さんをお呼びしたいけど、どない?」とか言われて「それええやん!」となって、今回の企画になったと。
今回は2年前と違って「人権とは」という話から入られました。と、滋賀のお友だちのE川さんから「えらそうや」とのメール。えらそうなわけではないのですよ。聞いてる人の大多数は教職員で、その人たちに「知識」の伝達をしてるのですよ。なので「知識や理屈、あるいは言葉として「知っておく」ことは大切かなと思ってます」と返事しときました。いや、ほんまにそうなんですよ。どこかで誰かからツッコミが入った時に「アワアワアワ」ってならないためにも大切なんです。
あと、やはり「性」は「人権」ってことはおさえとかなきゃならんですよね。隣の人と「これまで受けてきた性教育について話す」というセッションがあったので「どんなの受けてきました?」と聞くと「男女の身体の違いとか」って言われたので「それ、生物ですやん」とツッコんでみると「たしかにそうですね」と。
いや、生殖器の話も大切です。でも、それを教えることを性教育とは言わない。同時に、例えば「人間関係」を教えることも大切なんじゃないかな。だからこそ「人権」がからまってくる。
艮さんの話は、そこからユネスコの話とかWHOの話とかに進んでいきます。が、ここらあたりで、明らかに時間が足りない(笑)。てか、スライド見ると、もともと時間が足りない。てことで、ここらへんは最小限で飛ばされて、最後の最後に再び「人権」へ。ネタはどこかで聞いた話です。それがちょっとうれしかったかな。

昼ごはんのあとは、分科会。わたしは「女性の生き方」分科会の司会です。いろいろ変だけど、もっと変なこともあったから、ええんでしょう。
ちなみに分科会の前に「討議の柱」を考えなきゃならないのですが、おふたりの提案者の共通項を必死で考えました。かたや子どものアドボカシーの話、かたやご自分のライフストーリー。共通点はどこか。いろいろ考えたんだけど、自分がジェンダーにからめとられながらもそれに気づいてない状況から、今の状況へと変わっていかれたんだなと思ったので
「「気づく、向きあう、変える」でどない」
というと
「教研やー」
って笑われました。そりゃそうだ。
分科会の前半は提案者の話。おふたりともマジメです。そしてがんばり屋さん。そのこととジェンダーが結びつくんですね。でも、渦中にいるとそのことに気づかない。さらに言うなら、ジェンダーが内在化している。だから逃げられない。それがどこかで破綻する。それは子育ての中であったり、過剰な家事であったり。そこでようやく気づく。そこから自分が置かれている「位置」と向きあう。そして自らの生き方を変えていく。そんな話でした。
で、わたしの司会は後半、いわゆる討議の時間です。誰も発言しなかったらどうしようかと思ったけど、けっこう活発に発言が出て助かりました。でも、あえてグループ討議の時間をつくったり。
そうそう。
「いつまで性別でわけるのか。最小限必要なところ以外はわけなくてもいいのでは」
とかいう話が出てきて、さらに
「最小限必要なところって?」
という問いに、
「身体」
ってつぶやきが聞こえてきて、メッチャ反応しかかったけど、ここで反応したら共同研究者になるのでガマンするなど(笑)。
てなことで、分科会も無事終了。

分科会のあとは懇親会。4時半から6時半というメッチャ早めの晩ごはんですが、遠方からの人もおられるのでしかたないですね。ビールがキリンだったのでラッキーでした。
で、懇親会が終わったら京都駅へ。そのまま、なぜか南行きに歩いて、とあるホテルへ。ここに大学時代の「悪友」が泊まってます。なんでも今度子どもさんが京都の大学に入学されるんだとか。てことは、また会える機会ができるかな。韓国料理をつつきながら、悪友とかおつれあいとか子どもさんとしばし懇談。
でも、明日は仕事だ。早上がりにしましょうか(^^)。

まぁつつがなく

目が覚めると6時。寝坊ができません。でも、ふとんでゴロゴロするのは大切かな。8時前までゴロゴロして、ふと「整形外科に行こうかな」と。
実はダメな1日を過ごした最後、駅前でコケて、ひざを打ったみたいなんですが、まだ違和感がのこってるんですよね。走れはするんだけど、階段を登るときに膝を外へ逃さないと、小さな痛みが走ります。
てことで、いつもの整形外科へ。待合室では事務作業。でも、すぐに呼ばれました。
医「どうされましたか?」
い「酔ってコケました」
まったく動じられません(笑)。さすがや。
医「そんなに酔うんですか?」
い「いや、眠くなるんです」
まったく動じられません。まぁ、すでに慣れておられるんでしょうね。
結論的には、ヒザのお皿を保持している腱のうちの1本がダメージ受けていて、ほっとけば治るらしいです。ひと安心。
家に帰って事務作業の続き。よし、ほぼできた。あとは最後のゲンコが来たら、そいつを組んで、ページ振ったら入稿できます。
続いて20日が〆切の書類づくり。いろいろものすごく悩んだけど、とにかくダメもとでチャレンジしてみようかな。そこからしか「次」はありません。
と、資料がない。資料を探すのは今日しかない。てことで、実家へ。たしか資料をダンボールに入れておいといたはずです。で、実家に行ったけど、ない。てことは…。仕方ないので、子どものバイクに乗って、山の中をくねくね。おぉ!楽しい。山の中で発掘作業をして、無事90年代の資料を見つけました。よかった。
家に帰ったら1時をまわってます。昼ごはんだな。やはりこれだな。

休日の昼ごはんはトゥンセラーメンです。
久しぶりの猫の額。

陽射しが暖かいです。
午後は書類づくりの続きです。んーと、ここは何を書くんだ?幸いアンチョコを送ってくださってるので、それを見ながらゴソゴソ書くんだけど、つくづくわたしって人権一筋で来たんだなと。いや、人権一筋と言えば聞こえはいいけど、数学についてはなにもしてない。いや、なにもしてないわけではないけど、それを「形」にしてない。なので書くことができない。
でもまぁええか。しゃーないというか、それが自分の軌跡なんですよね。
てことで、夕方にはストップ。
晩ごはんは子どもがつくったタコのおでん。タコの足を蛇腹に切って串にさしてくれてます。手が込んでる。うまいわ。
ついでにちょいと夜ふかしして、下の子どもと一緒に「マツコ会議」を見るなど。東京藝大すげえな…。

不気味(笑)

朝、楽です。やはり飲み会がなければ翌朝は楽なんだな。
問題は気になるクラスで昨日切れたから、今日どんな感じで「入り」をしようかなと。いろいろ考えたけど、とにかく昨日切れた子に「すまん」から入ることにしました。当然その子も「いや、ボクも」ってことで、この件は終了。
で、少し話。
「昨日、小学校の1年生の授業見てきたんやけどな。みんな一生懸命「すごい」を伝えようとしてたんや。それを見ながら、なぜ切れたかを、ずっと考えてたんやわ。でな、もしかしたらと思ったのはな、言葉やねん。昨日の小学生は、必死で「すごい」を伝えてた。その言葉は「つながるための言葉」やったんやわ。それに対して、最近のこのクラスの言葉は、「この言葉を言えば相手は黙るだろう」という、要は「つながりを切るための言葉」な気がしたんやわ。たぶん、それやと思う。そういう言葉をさんざん聞かされて、それがガマンできなくなって、プツンと切れたんやと思う。まぁ、昨日のはとばっちりと言えばとばっちりなんやけどな」
そんなことを話して、もう一回子どもたちが授業とつながるための復習をしました。寝てる子もいたけど、昨日切れた子は必死で勉強してました。というか、教室がシンと静まり返ってました。久しぶりです。
まぁ不気味ではあるけど、こんな時間もあっていい。

てことで、授業が終わったら、ひたすら事務作業。とにかく2月の間にやらなきゃならんことがドカンとあります。〆切が早いのからサクサクやらなきゃならんし、やれば終わる。3月にホッとして、ほんとにやらなきゃならんことをやるために、今はガシガシやるしかないですね。
帰りに血液検査の採血。さぁ、今回はどんな感じかな。もちろん気になるのは肝機能(笑)。昨日は家だったからなぁ…。

イマドキの授業

今日は午後から出張です。今週から6人講座がなくなったので午後の授業を午前に振り替えました。まぁ、わたしはすき間が多いので、こんなのが可能になります。
で、午前は2時間連続です。ふたつのクラスが対象的です。気になるクラスはどこまで気になるんだろ。今日は久々に荒れました(笑)。
てことで、予定していた電車よりひとつ遅いのになってしまいました。まぁ間に合うかな。
最寄駅に着いたらビミョーな時間です。昼ごはんが先か、受付が先か。受付にしましょう。資料の確保が優先です。資料を受けとって、そのままラーメン屋さんへ。出てきたラーメンを見て、あれ?と思うなど。見たことあるなと思ったら、前に某所のイ○ンモールに出してる支店で食べたのでした。
今日の出張は、とある小学校の国語の研究発表会です。この研究発表会はもともと第2のふるさとの会議で行こうということになってましたが、授業があるから無理やなと思ってました。そしたら最近新聞に掲載されて、おもしろそうだったので、やはり行こうかなと。なので行くことにしました。
まずは授業参観。どの学年にしようかと思ったけど、ここは1年生ですね。「「すごい」を友だちに伝える」という授業です。うちの子どもたちに受けさせたい授業です(笑)。なんでかというと、子どもたちの言葉が軽い。つながるための言葉じゃなくて、「これを言えば会話が切れる」という言葉なんです。ずっとそういう言葉を聞いていると精神が厳しくなります。なので、小学1年生がどんな言葉を使うのか、というか、そういう授業を見てみたいなと思ったんです。
で、ひとこと感想を言うなら「うわぁ、アクティブラーニング」です。感覚としては、はじめてカービングスキーを見た時の感じ。同じスキーのはずなんだけど、滑り方がまったく違う。つまり、同じ授業なんだけど、やり方がまったく違う。もっとも、わたしもアクティブ的ラーニングはやってますけどね。ただ、それが成立するかどうかは、ひたすら子どもたちにかかってます。前提として「参加」ってのがあるんですよね。その「参加」はここにはあるけど、高校にはない。その違いはなんなんだろう。
そう考えたとき、次に出てくるのは「この子らが大きくなって高校に入ったらどうなるんだろう」ですね。はたして高校でもアクティブラーニングができるんだろうか。どこかで「参加」から逃げていくときがくるんだろうか。あるいは「すごい」を伝えたくないと思うときがくるんだろうか。そしてそれは学校という制度の問題なんだろうか。それとも社会の問題なんだろうか。あるいは、問題はそれら両方にあるんだろうか。
授業参観のあとは協議の時間。いくつか質問してみたり。ただ高校の教員なので、ピントははずれてたかもね。小学校の教員の質問の中には新学習指導要領にかかわる話とか観点別評価の話とかが出てきて、ここでもカルチャー・ショックがあったり(笑)。
で、講演会。講師は水戸部修治さん。講演、うまいな。それにしても、一方で思うのはなぜこんなに複雑になってきたんだろうってことですね。授業も評価もメッチャ複雑。この複雑さを通してつけたい力はいったいなんなんだろう。あるいはこれまでの授業や評価のやり方ではつけられなかったんだろうか。
それはカービングスキーも同じです。カービングスキーを通して、だれもがそれまでの超上級者の滑りに近づくことができるようになった。でも、それはなにをしたくてそうなったのかってことです。例えば、ほんのひとにぎりの人しかできない滑りへと近づくプロセスを楽しむ人には、カービングスキーの普及はそのプロセスの楽しみを奪ったかもしれない。そして、簡単に「あこがれ」に到達することで「興味」も奪ったかもしれない。
アクティブラーニングはおもしろいし、可能な範囲で取り入れたいとも思います。「解くスキルをひとり占めするな」とずっと言ってきたわたしが、今年得たのは「ひとりで解こうとするな」です。そうすることで、確実に顔があがる子が出てきた。ただ、それがどんな学力をつけるのか。今日行った小学校ではひとり静かに考える時間の先にアクティブラーニングがあるようです。たぶんそれこそがアクティブラーニングなんでしょうね。ただ、その「ひとり静かに考える」ことから逃げる子どもが出てきたときのアクティブラーニングはどうなるのか。あるいは「対話的」が苦手な子はどうなるのか。さらには対話を拒否する子どもはどうなるのか。
こんな問は、さらに次の問へと移行します。
今、学校教育はどの方向に行こうとしているのか。行き先がわからないままに、新たな試みをしてるのか。それともわかってるのか。わかってるつもりになってるだけなのか。「わたしたち」がわかってるのとは違う方向が、実は隠されたところにあるのか。
「おもしろい!」と思う気持ちとは別に、ものすごいモヤモヤが残る発表会ではありました。

世界が広がると感受性も増すのかな

朝、寒いです。久しぶりにお湯をかけた車のウィンドウが再凍結します。通勤途中も手が痛い。でも、これが普段の冬なんですよね。
電車の中から自分宛てにトドリストをメールします。職場に着いたら、トドリストに従ってサクサク仕事。
授業は2発。合間に生徒の走りにつきあってみたり。
それにしても、タイムは一緒に走る人に左右されるもんですね。今日は約4kmのコースをいいペースで走れました。

これ、ここ数年で一番早いペースかもしれません。
そんなこんなで、いろいろしてたら、あっという間に定時です。さっさと職場をあとにして、崇仁へ。今日は久しぶりのちょぼやき会です。会の前はいつもの通り、軽く燃料補給。今日は昨日角打ちで教えてもらった「おでん」を食べようかな。

うまい!味噌味がたまりません。一味をかけると、またおいしい。味噌味をビールで洗い流して、お店を出ました。
で、ちょぼやき会。今日の担当はYもぎ田さんです。現在リビングライブラリで本としてお世話になってる方です。今日の話はうちのガッコで話されてる内容+αを話してくださいました。
Yもぎ田さんの話を聞くと、仕事だけの人間がいかに狭い世界に生きているのかがよくわかります。たとえその職場がどれだけ大企業であってもです。話の中で「同じ話題しかない」みたいなことを言っておられましたが、そうなんですよね。結局仕事のグチがメインの話題になるんですよね。同質集団ってそういうことなんです。
そんなYもぎ田さんが、いろんなことがあって、仕事100%の生活がガラリと変わる。ここからがYもぎ田さんのおもしろいところなんですね。たぶんもともと興味をたくさん持つ方なのかな。そういうYもぎ田さんの特性が発揮される人生がはじまります。ただ、単に興味を持つだけじゃなくて、その興味を少し引いたところから観察したり、あるいは寄ったところから共感したり。そんなひとつが、例えば水俣病。そして水俣病から原発のことを問い直されます。
おもしろいなと思ったのは「被害者・当事者」となった時に、じぶんの「加害者性」へと思いを巡らせる。その加害者性は「他の問題」ではなく、自分自身の被害者性である原発へと向かうんですね。
ご本人は「考えるのが好き」って言っておられたけど、「考えながら生きる」ということがいかに大切か、そしてそれがいかに自分が生きる世界を広げてくれるかが、とてもよくわかる話でした。
うちの子ら、この話を聞いてるんですよね。伝わってるかな。というか、伝えるのはわたしたちの仕事か。
ちょぼやき会のあとは、今日は「中光園」に行きました。ここ、この間来たところです。ここでお腹いっぱいになるまで食べて、崇仁新町に行こうかと思ったけど、これは無理だなと。
てことで、いつものようにUりんちゃんに送ってもらって帰りました。家に帰ると10時過ぎ。よかった。10時半には寝られる…。

新年のあいさつ

今日は午前も午後も出張です。なので、朝は少しゆっくりめ。電車に乗って第2のふるさとへ。保小中高の合同会議です。
なんというか、保育園ってすごいなとあらためて思いました。職員一人ひとりが部落問題について自分のテーマを決めて調べて、それを互いに発表しあうとかやっておられるんですよ。すごいわ。それを聞いた小学校の教員は「うちの学校、かつては同じようなことを合宿してやってました」とか。
そういうのを聞くと、ほんとに高校ってのはチームワークとしてはダメだなって思います。まぁわたしもそのチームワークを乱す人間ではあるんですけどね。そして、その自由さが大切だってこともわかってるんですけどね。ただ、教職員の人数が多いということと、仕事が分担されることで専門化されてることのメリットも大いにあるしなぁ。そして、大学はもっとダメなんてしょうね(笑)。
午後の会議の前に隣のガッコの食堂へ。てか、食堂のあるガッコはいいなぁ。もちろん、温かいごはんを安くで食べられるってのもメリットなんですけど、それだけじゃなくて、みんなで食卓を囲んで食事ができるので、そういうところでムダ話ができるんですよね。それがいい。もっとも、ひとりでごはんを食べることになる人もいたりするってのもあるわけですが。てか、かつておべんとを持っていくことで、そういう「輪」を壊したわたしが言うことでもないか(笑)。
で、午後の会議。ここで話題になったのが「マイクロアグレッション」をめぐる話です。
どうやらきむうじゃさんの「「日本語おじょうずですね」は差別か」という問いにいまだに捕まっておられる方がいる。それはとてもいいことだと思います。簡単に答えを出したりあきらめたりするんじゃなくて、考え続ける。
ただ、考える時の立場が違う。つまり、言葉を発する側にとって、それは差別と「される」のかということにこだわっておられる。もちろん大切な観点です。が、おそらくマイクロアグレッションはそういうのではない。被差別の側が「なんとも言えない居心地の悪さ」に出会った時に、「マイクロアグレッション」という概念を手に入れることで、その居心地の悪さに名前をつけることが可能となり、説明することが可能となる。
例えば「日本語おじょうずですね」の中に込められているのは、「日本語ネイティブスピーカー=日本人」というステレオタイプなんだけど、そのステレオタイプは同時に「在日」という存在をそこから排除することによって成立している。そこに在日は反応する。で、なぜ反応するかというと、在日という存在がカテゴリー集団として与えられてきたトラウマなんですよね。それがvulnelabilityへとつながり、マイクロアグレッションへとつながっていく。それは言葉を受けとる側のことなんですよね。つまり、マイクロアグレッションがマイクロアグレッションとして存在するのは、あるカテゴリー集団に対して与えられたトラウマとの関係なんだってことを、この間考えたんです。
ま、そんな話をするのですが、言葉を発する側としては「何も言えなくなる」「コミュニケーションがとれなくなる」となってしまうんですよね。
まぁ、継続論議だな(笑)。
で、少し早く会議が終わって、少し早く京都駅に着いたので、久しぶりに角打ちに行こうかなと。考えてみたら、今年になってまだ行ってません。
「あけましておめでとうございます」
と扉を開けたら、みなさん
「おー、来た」「久しぶりやな」
と声をかけてくださいました。うれしいな。たぶんたまに来る常連としてカウントしてもらってるんだろな。てことで、いつものを注文。

せっかくなので、「主」のようなおじさまに身の上話を聞いてみたり。果たしてこの行為はカミングアウトなのかアウティングなのか(笑)。でも、カミングアウトを迫る問いに答えてくださるわけで、やはりそこにはケン・プラマーの『セクシュアルストーリーの時代』的なものがあるのかなと思ったり。
そんなこんなで小一時間で帰ろうとしたら、いつもにぎやかなおじさまがお酒をおごってくださってたらしいです。マジっすか。お代は280円!
てことで、家に帰ってお風呂→ビールだな。
と思って家族でワイワイごはんを食べているうちに、いつの間にやらデッサンの話になりました。わたし以外の家族というか、うちの母親もパートナーの母親も、メッチャデッサンがうまいんです。
「わたしは絵が苦手」
と言ったら、上の子どもが
「そんなことはない」
と言って出してきたのがこれ(笑)。


そういや、昔こんなの書いてたな^^;

朦朧

朝、定時の5時45分に目覚めて、コーヒーとお茶の準備はしましたが、再びおふとんに入ったら、そのまま動けなくなりました。てことで、1時間年休決定です。
8時前に起き出して、あわてて準備して出勤。途中でパンを買おうと思ってたけど、めあてのパン屋さんは臨時休業しておられました。マジか。ここが最終なんですよね。なので、朝ごはんはカップスープに決定です。やれやれ。
それにしても眠いです。それでもやっとの思いでノートチェックして、3時間目の授業です。とりま試験を返して、物言いを受け付けて。ここでダウンです。まぁいいや。水曜からガッツリしましょう。
ダウンしながらも考えているのは気になるクラスのことです。ふと思い立って30点未満の子の人数を調べると、1学期中間から減り続けています。平均点も少しだけではあるけど上昇しています。なにより、今回のテストで明らかにがんばった子がいます。あの子らなりに「なんとかしなきゃ」って思ってるんだよな。そこはみんなに伝えよう。
4時間目は半分ダウン。でも、ちょいと気になる子の情報を仕入れに行ったり。5時間目は気になるクラス。3時間目に考えたことを話してみたり。個々の生徒にも「今回がんばったね。ノート見て「あ、勉強したんや」って思ったよ」とか声をかけてみたり。なんか、うれしはずかしそうな顔をしてました。後半は授業。やんちゃな子が「あんた、勉強すんの」と別の子を茶化すと「やってみようかなと思ったん」と返事してました。まだまだ小さな声だけど、ようやくそんな子が出てきたのがうれしいです。
6時間目は迷ったけど走ろうかと。てことで、気になるクラスの子らに混じって走りました。体育の時は、みんなけっこうかわいいんですよね。
放課後もDVDを焼いたり発送作業をしてみたり。ちょこちょこ作業。でも、眠気が限界です。幸い今週はイベントはひとつしかありません。とにかく身体を休めなきゃ。
てことで、家に帰ってビール飲んで、お風呂に入って10時過ぎに寝ちゃいました。

実存を問い直す場としてのカフェ・ド・まきぐち

朝、センターに行くと、すでに朝がはじまってました。みんなすごいな。朝ごはんを食べさせてもらって、しばしうだうだ。やがてIずみちゃんが散歩から帰ってきたり、Sゅんすけが起きてきたりして、台所でワイワイ。ちなみに、台所の采配はYもちゃんがやってくれて、ほんとうにありがたい。と、久しぶりのKうたさんがやってきて、びっくりするなど。
それにしても「心配しました?」って聞かれて「心配なんてするはずがない」と答えるなど。だって、心配な子じゃないからなぁ。
てことで、11時前から片づけ開始。わたしは着替えに出て、帰ってきたら片づけすんでました。ありがとー。

そこから枚方へ移動開始。今日はカフェ・ド・まきぐちの日です。なんか今回は荒れそうな感じです。
それでもはじめは和やかに乾杯。そして和やかに自己紹介。そして和やかにおいしいイタリアンをいただきます。が、連日の呑み会とか夜ふかしで、完全に身体がまいってます。なので、床の上にごろり。しばし睡眠です。と、なにやら空気がすごいことになってます。
そうか。発話権の問題が起こったか。しかもそこにジェンダーが絡んでる。問題提起されたのはSゃ納さんだから、的確です。そこから、それぞれが実存を問い直される時間がスタートしました。
ただ、わたしは眠い。再び床の上に横になると、優しいシェフがタオルケットをかけてくださったり。
そんなこんなで、最後はちくわぶをいただいて、今回のカフェ・ド・まきぐちも終了です。疲れた…。帰りのバスでいろいろ振り返りをしてたら、運転手さんに怒られてしまいました。うーん。
家に帰ると12時前。明日大丈夫か?

引っ越し手伝い→玖伊屋

今日は友だちの引っ越しの手伝いです。そんな時に実力を発揮するのが「hi jet」です。ちなみに、なんでこの読みが「ハイゼット」なのかはわかりません。
これだけ載るのか?って思う荷物だったけど、みごとに荷台に乗りきりました。ひと安心です。あとは向こうで荷物をおろして運ぶだけ。半日ばっかで終了です。にしても、冷蔵庫は小型とはいえ重たいな…。
夕方に友だちとバイバイしてマダンセンターへ。今日は玖伊屋です。センターに到着したら、すでにIちくんが来てくれてました。ここからふたりでおでんづくり。野菜と練り物と卵はIちくんが持ってきてくれました。わたしの担当はすじ肉です。どうしようかと思ったけど、ここは「まくすじ」やな。ということで、わたしはまくすじの下茹でとゆで卵の担当。Iちくんはひたすら大根を切ってくれました。
そうこうするうちに、いろいろお客さんも来られて、あとはみんなでワイワイ。と、Uりんちゃん登場。アドボとカボチャのサラダを持ってきてくれました。うまい!
今日はいつになくお酒が少なめだったので、追加で買いに行ってもらったり。そんなこんなで、1時過ぎに眠たくなってきたので、いったん離脱です。ちょうどそこにSゅんすけが来てくれたけど、ごめん。また明日!