好き放題

今日は某人権教育研究会の秋の研究大会です。これがあるから先週の金曜日今週の月曜日がしんどかったのでした。ただまぁそのおかげで、今朝はゆっくりと出勤です。
京都駅が近づいたところで、時間を調べたら、特急があるな…。駅からちょっと歩かなきゃならんし、その時間を考えるのと、今の体調を考えると、特急に乗ろうかな。チケットレスなら520円。高いけど安い。ということで、特急券をポチってしまいました。快適だ。
で、駅から20分ほど山越えをして、ようやく到着です。
開会前は、前会長とか、うちの研究会の前会長とか、はたまた事務局長とかと、大切なことからしょーもないことまでゴソゴソ話。なんでこんなことになったのかなぁ。一参加者なのに。で、まわりを見わたすと、みなさんまじめなかっこうで来ておられます。ジーンズに赤のパーカーとか、わたしひとりか。目立つな…。
開会行事のあとは冨田稔さんの講演です。
はっきり言って、言いたい放題です。なので、とてもおもしろい。てか、道徳教育の歴史と現状の話をする時に、奥歯にもののはさまったようなしゃべり方をしてもわかりません。そして単刀直入に話をすると政治とのからみになるのは不可避です。だって、道徳教育なんて政治そのまんまだもん。つまり、道徳教育について語ることは政治について語ることと同じってことです。もっと言うなら、道徳教育について語る時に「政治抜きに語る」とすれば、その行為そのものが非常に政治的であるということです。それにしても「廣済堂あかつき」ってどんな会社なんだ?
そうそう、「人権=自分らしく生きる権利」には笑いました。自分らしく生きるってなんだ(笑)?
お昼は近くにあるラーメン屋さんへ。「一喜蔵」というお店です。お兄さんが着ているTシャツがいい。

世界平和です。ちなみに頼んだのは「こってり」です。1日10食限定だとか。まだ早かったのであったのかな。かなり待ったけど、出てきたのはおいしそうな黒黄な色をしたラーメンです。

うまいわ。濃そうだけどそんなに濃くないかな。麺は細麺ですね。チャーシューが分厚い。全体的に量はかなりあるな。太りそうです(笑)。
てことで、午後の分科会へ。
ひとつめのレポートは小さな小学校での人権教育のとりくみ。なんかモヤッとします。まぁどんくさい子どもがいるみたいで、その子についてちょこっと書かれているんですけど、ものすごく不十分。そういう書き方をするなら、いっそ書かない方がいいかも。ただ、書いた限りはとりくみをきちんと書いてほしい。なにがモヤッとするかというと、「できないこと」をその子個人の特質にしてしまっていることですね。もちろん、その子個人の特質です。が、そのことと「達成できること」には違いがある。たぶんこの時に浦野さんと話したことが根底にあるのかな。例えば身体に障害があって空間の移動をする際に誰かの補助を得ることはOK。でも、それが知的に障害があってテストの点を取る際には誰かの補助を得ることはダメという価値観が学校の中にある。ともに「できない」という個人の特質があって、目的の達成のために補助を得るだけなのに、片方はダメで片方はOKなのはなぜなのか。おそらく勉強というものは個人が所有するものであるという前提があるんだろうけど、その前提そのものを見直すことをしたら、すんごい変わると思うんだけどなぁ。
2本目のレポートは小さな小学校での外国人の子どもへのとりくみ。はっきり言って、校長さんエライ。いろんなリソースを探しまくってお金もなんとか調達して、日本語教育をしておられます。なので、そのあたりの質問をしたら、校長は知りあいでした(笑)。そうか、Yさん校長か。みんなえらくなるなぁ。ただ、やはりこちらも日本人側は問われない。外国人だけが問われる。再び浦野さん登場です。「人間関係やコミュニケーション力というのは、相互行為の中に存在するものだから、片方だけがその責任を負うのは違うのでは?」みたいなことを言ったらぽかんとされました^^;;
3本目のレポートは中学校社会における授業実践。えーと、マニアックやな。なんでも山田孝野次郎さんになりきって大人への演説文を書くというとりくみらしいです。おもしろい。もちろん、当事者にはなれないんだけど、当事者が当事者に対して演説をするとして、「差別はいけないと思った」みたいな文章は書けないわけで、そういうことを狙っておられるようです。おもしろいわ。この方、いろんな人とつながっておられるみたいで、京都府内にこういう人がいるっていうのがうれしかったなぁ。
4本目のレポートは高校におけるLGBTについての教育のとりくみ。まぁまだまだなんだけど、でもカミングアウトした子どももいるみたいだし、これから伸びしろがあるよなぁ。なにしろ、教員自身が楽しんでおられる感じです。
ということで、すべてのレポートに質問をして、研究協議の時間もしゃべりまくって、好き放題をした1日でした。すみません。

家に帰ってPC見てダラダラしてたら、一本の電話。うちの研究会の会長でした。
「あのレポート、全国、どうや?」
えーと、なんでわたしに聞くねん(笑)。まぁでも、あと1年あります。そこまでよりよいとりくみにしていけばいいんだと思います。そんなことを話したら
「協力したってな」
とのお言葉。なにをせいと^^;;

まったり

今日は6人講座からはじまる日です。授業はつまってるけど、精神衛生的にはとてもいいです。なにせ、子どもたちはけっこうこの時間を楽しみにしてくれてます。不思議だな。でもまぁ、自分たちが知らない世界を知っているって思ってくれてるんだろうし、数学Bという科目も不思議な科目だし。
そういや、教員になった当時のカリで好きな科目は「代数・幾何」と「確率・統計」だったしなぁ。あと、数列も楽しかったし、それらがすべて詰まってます。
てことで、和から一般項を求めたり階差数列を使ってみたり。子どもたちに
「階差数列をつくることを「階差をとる」なんて言うんだよ。あ、教科書には載ってへんな。ちょっとプロっぽいやろ」
とかいうと、みんなうれしそうに笑ってました。穏やかやなぁ。
その後、2年生をふたクラス、試験範囲を終わらせて、ガッコを脱出です。今日は滝井参りの日です。8月は某在日外国人教育関係の生徒交流会があったので来られませんでした。久しぶりです。
「最近どうですか?」
「文章が書けません」
悩み深いです。
「それから?」
「冷蔵庫が壊れました。買い替えなくちゃなりません」
実は滝井参りの途中にまたまた冷蔵庫が動かなくなったという連絡がありました。まぁしかたないですね。やはり壊れてたんです。
そんな話をして、滝井参りは終了。続いて「まんまるの会」です。
今日のお題は「台風にまつわるあれこれ」です。みんな台風が来てる時にムチャやってます。もちろん、わたしも人のことは言えないわけですが(笑)。あと、去年の台風21号の影響は大きいですね。京都はたいしたことなかったけど、大阪の人はたいへんだってみたいです。それにしても
「人生ですべてを失ったのは2回。ひとつは阪神・淡路大震災で、もうひとつは台風21号です」
って話があって、深くうなづきながらも、トランスがそこに絡んでないことに思わず笑ってしまいました。
そこから当然のことながら話はまもなく来る台風19号です。関東の人たち、無事でありますように。
で、あとは宴会。今回はあまり人数も多くなかったので、けっこうのんびりまたーりとした集まりになりました。わたしも久しぶりに座ってごはんが食べられました。
そんなこんなで、またーりとした「まんまるの会」でした。

仕事を進める1日

今日も5時起きです。外に出ると暗い。まだ夜です。寒い。でも、東の空がほんの少しだけ白んでて、天頂あたりを見るとオリオンが見えます。久しぶりです。そんな季節なんですね。とにかく晴れてるみたいです。体育祭はあるな。
職場に着いたのは7時。そこからセットを開始します。まずはケーブルのセットから。昨日細工をしたおかげで、けっこうスムーズに運びます。やはり長いケーブルはリールに巻くのに限ります。
いつもなんだかんだで時間がかかるんですが、今日は8時前に音が出ました。1時間かかってません。ひと安心です。でも、これ、7時半集合はこわいな。

てことで、開会式まで放送席につきあって、あとは仕事をしましょう。今年は建物を封鎖してないから出入りが楽です。例年は建物を封鎖しないとみんな建物に入ってダラダラするんだけど、どうやらそんな子はいないみたいです。みんな体育祭を楽しんでるのかな。
てことで、まずは昨日Iけ田さんから「送って」って言われた書類の作成です。とはいえ、ほとんどできてるので、とりま送ったら「もう少し書いてね」って言われたので、そんなあたりの加筆です。あとは、今度発表しなくちゃならないレポートの作成とか。
ここで昼休み。午後の一発目のプログラムはわたしが担当です。なので、放送席へ。今年もつつがなく終了。
午後は2次校正。とにかくわけがわからんことがたまにあるので、音声を聞きながらの校正です。今回はかなり忠実にトランスクリプトを作成してくださってるので助かります。
校正が終わって浦野さんにテキストファイルを送ったところで、体育祭の最後のプログラムもほぼ終了のようです。やれやれ。
ということで、閉会式→崩しです。そうか、電話線がまだダンボールに巻いてたか。電工ドラム、もうひとつ壊しましょう(笑)。これで来年が楽になります。
子どもたちは最後にケーブルを拭いてますが、わたしはいつものように5時に退勤。電車が遅れてるらしいので、少し時間ができました。なのでおいしい日本酒でも買って帰りますか。
おべんきょはサッパリ進みませんが、仕事は劇的に進んだな。きっとこれがおべんきょに影響するはずだ。

ラッキー!

朝は5時起き。始発から2番目の電車に乗って出勤です。職場に着いたのは7時。今日は体育祭です。ここから1時間半で音が出せるところまで持って行かなきゃなりません。と思ったら、雨の可能性があるので延期という連絡が入りました。ラッキー!
何せ今日は出張のない出張日なので、ここに体育祭が入ると仕事ができなくなるんですよね。
時計を見ると、まだ8時にもなってません。長い一日になりそうです。

まずはメールのやりとりから開始です。続いてプリントづくり。そうだ。せっかくだからメッチャ長いスピーカーケーブルをリールに巻いて使えるようにしましょう。なにせ、50mとか80mとか100mとかありますからね。
電工ドラムの電線をはずして、代わりにスピーカーケーブルを巻きつけます。コンセントの代わりにジャックをつけてあげたら完了です。まぁ他にもコチョコチョやりました。
その後、ふと思い立ってレポート作成。これもサクサク。「作業」だとこんなに早いのかと。
と、Iけ田さんからメール。げ…。「書類を送ってみて」とのこと。マジっすか。「書式は?」と聞くと「テキトー」とのことなので、ネットにあった作成ツールでつくることにしました。まぁ、限りなく可能性は低いけど、出さなきゃ可能性はゼロです。

てことで、定時に退勤。えーと。それでも10時間働いたぞ(笑)。
さあ、さっさと家に帰って、ビール→お風呂→寝るですよ。明日も朝が早い。

なにもできない

朝の寝覚めはすっきり。barthがいいのか、単純にお風呂の時間帯がいいのか、はたまた昨日の睡眠不足を補うために寝たのかはわかりません。が、いずれにしろ寝ました。
今日はメッチャ仕事が混んでます。まずは5時間目が1時間目に時間割変更になったので、いきなり授業です。そして金曜日の授業を振り替えたから、3・4時間目の連続授業です。さらに午後は体育祭の予行です。放送やってたら、昼休みの準備からはじめて、ずっと出ずっぱりです。てことはおべんと食べる時間があるかどうかすらぁゃιぃ。
てことで、朝からバタバタ。昼はかろうじておべんとを食べたけど、そのあともバタバタ。結局4時くらいまでノンストップでした。
ちなみに先月末に送らなきゃならんレジュメをつくり忘れてて、今日項目だけのレジュメを送ったら「抄録を送れ」とのことでした。困ったな…。ネタバレするやん。てことでその旨送ったら、どうやらどうしても「文章」がほしいらしく、なんか抄録担当の人がやけっぱちのような文を考えたらしい。わたしとの連絡担当の人が、とてもすまなさそうに連絡をされてきたので「明日まで待ってください」と、なんの保険もない返事をするなど。なんせ明日は体育祭だからなぁ。時間あるかなぁ。雨降らないかなぁ。
で、定時に退勤。帰りに100均に寄ってタッチペンを買うなど。うちの下の子どもも使ってるこれです。
あとは家に帰ってビールを飲んで、お風呂に入って寝るだけです。明日は朝が早い。

トラブルは回避できたか…

今日も起床は6時です。毎朝早起きです。昨日は帰ってきて着替えてそのまま爆睡でした。とりま支度をして朝ごはん。

アジの一夜干しがめっちゃうまい。かむとジワーっと脂とダシが出てきます。
で、宿までK下さんが迎えに来てくださって、別府港に向かいます。途中、バイパスを通らずに下道を走ってくださいました。町並み、おもしろい。ほんとに旧道があって、そこは栄えた感じ。で、海側の道は埋め立てたところなのでなにもない。そうそう。小学校の建物がかっこいい。でも、3校あった小学校も今や統廃合で1校しかないんですよね。少子高齢化と過疎化です。そういや、漁師さんも集団でやるのはそこそこ若い人もいるらしいけど、ひとりでやってるのはけっこう高齢化してるとのことです。この国はどうなるんだろ。
で、港に到着。乗船手続きをすませて、帰りもレインボージェットです。
K下さん、船が出るまで岸壁におられて、出港時におじぎしてくださいました。ほんとにていねいな人です。いい出会いやったなぁo(^^)o。
ただほんとはフェリーでのんびり帰りたいんですけどね。なんか眠くて何をする気も起こらないけど、ブログの更新しなくちゃあとが詰むので、とりま更新。あとは海をボーと見てたら寝ちゃいました。
と、パートナーからメール。
「昨日の夜から冷蔵庫がとまってたらしい」
マジか。どうやらうんともすんとも言わないらしいです。とにかく子どもと一緒に食品をクーラーボックスに移してるらしいです。なんか、最近あちこちで起こってる大規模停電の気分です。でも、海の上ではなにもできません。
そうこうするうちに境港に到着。「やくも」の特急券を発見してもらって、缶コーヒーを飲みながらダラダラ。ほんとは本を読まなきゃならんのだけどなぁ。てか、もっと言うなら書かなきゃならんのだけどなぁ。
鬼太郎列車に乗ってしばらくしたら、冷蔵庫問題の続報が入ってきました。とにかく冷蔵庫はカラになったらしいです。メチャクチャいろんなもんが入ってたからたいへんやったやろなぁ。
い「ブレーカーは確認した?」
パ「したよ。コンセントに別のものをつないだら動いた」
そうか…。
パ「修理呼ぶよ」
い「そやね」
パ「出張料金4950円らしい」
しかたないですね。
うちの冷蔵庫のスペースは狭くて、59cmのタイプしか入らないんですよね。なんでこんなつくりかたしたのかなぁ。マニアックやわ、前の住人。新しいのを買ったら…。10万超えるな。高いなぁ。エアコンとあわせて25万か。でも、冷蔵庫なしの生活は考えられないからなぁ。
なんか、かつてSゃ納さんが
「シングルマザーは冷蔵庫が壊れるとジャグリング状態になる」
って言っておられたのを思い出しました。そりゃそうだわなぁ。
まぁ悩んでいてもしかたないし、なによりそれがパートナーに伝わるとパートナーがしんどくなります。必要な時は買うしかないと割りきりましょう。
ということで、「やくも」に乗る前にお昼ごはんをゲット。やがて「やくも」が来ました。

なんか、「やくも」の車両、懐かしい感じがします。381系ですか。国鉄の香りが漂う車両です。
で、お昼ごはん。

なぜかヱビスがない。まぁええけど。
そうこうするうちに、突然
「動いた!」
という連絡が入りました。パートナーの推測では、冷蔵庫の中にものを詰め過ぎてて、ドアが閉まらず、冷蔵庫が働き過ぎて過熱防止装置が働いたのではとのことでした。なるほど。ありうるわ。てことで
「中身減らしましょう」
とメールして、一件落着です。パートナーもホッとしたみたいでした。わたしもホッとしました。なので、ひと眠り。
岡山からは新幹線。昨日の行きに、今月末にあるシンポのプレゼンつくってましたが、それの続きです。まぁほぼほぼできたかなというところで、ようやく読書。ターゲットはこの時見つけたバトラーです。むずかしい…。頭に入りません(笑)。
京都に着いて地下鉄に向かうとちょうど来て、最寄り駅に着いてバス停に向かうとちょうど来て、とんとん拍子で家に到着。
家では今から冷蔵庫にものを詰めなおそうたしてるところでした。
わたしはゆらゆらしながらバトラーの続き。

暗くなると寒くなってきました。そんな季節になったんだなぁ。とにかく解題まで読み終えて終了。
冷蔵庫の中を見たらすっきり。たぶん冷蔵庫がストライキを起こしたんだな。
あとはビール→お風呂で寝るだけです。
長い1日でした。

初の離島体験

起床は6時。なぜにこんなに早く起きなきゃならんのかと思いながら駅に向かいます。新幹線→「やくも」と乗り継いで、とりま米子駅。

さらに乗り継いで境港駅。ここで昼ごはんゲット。で、レインボージェットに乗り込んでいただきます。

サーモンづくしらしいです。メッチャ多い。ちなみに、ビールはスー○ードライ一択でした。きついな。でも、なぜかうまかったので、よしとしましょう。
レインボージェットの乗り心地、おもしろいです。ほとんど揺れがない。たまにふわふわ上下動するのが楽しいです。
で、着いたのは西ノ島の別府港。別府港は大分にあるだけじゃなくて、島根県にもあると、はじめて知りました。迎えに来てくださったのはK下さん。とてもていねいな人で、ずっと連絡をとりあってました。ちなみに、つないでくださったのはN田さんでした。ほんとにお世話になってます。
到着したのは2時前。お座敷は6時15分から。ずいぶん時間があります。なのでゆっくりしましょうか。
とりあえず会場のチェックということで、向かったのは「西ノ島町コミュニティ図書館『いかあ屋』」です。入り口にはすでに立て看板。

照れます。
なんでもこの図書館、去年できたばかりだそうで、木の匂いが新しいです。なんと言っても靴を脱いで入るのがいいです。で、印刷物のチェック。と、ここでトラブル発覚。レジュメを送ってませんでした。早めに来てよかったというかなんというか。あわててレジュメをつくってプリントアウトしてもらってホッと一息です。
で、観光に連れて行ってもらいました。向かったのは摩天崖。まずは摩天崖を望む向かい側の山へ。

あの崖ですか…。
それにしても、途中の町並みがおもしろい。家の壁が木の板でできています。ちょうどDash島の舟屋みたいな感じですね。あと、1階に大きなスペースがある家もあったり。何に使うんだろ。
で、再び急な坂を登ります。すでに家はないです。
なんでも西ノ島はほとんど平野部がなくて、かろうじて3つの地区に人が住んでるだけだとか。しかもその土地のうちの半分くらいは埋め立てて広げたんだとか。そしてほとんどが山。それも切り立った山です。西ノ島・中ノ島・知夫里島の3つの島はもともとは火山で、そいつが噴火してできたカルデラが海面上昇によって内海になったんだとか。なので、西ノ島は基本的には山なんですね。
途中は放牧地です。
牛。

馬。

監視所跡。

こんなところにも戦争遺跡があるんですね。
そして摩天崖へ。メッチャ高い。真下に海があります。これはアカン。それにしても、ひたすら草っ原です。

その後今日泊まるホテルへ。部屋に入るとびっくりです。

全面窓!
お座敷までは2時間ほどあるので、お風呂に入ってしばし休憩。

6時前に再びK下さんが迎えに来てくださって、会場へ。50人ほど入れる部屋がほぼ満席です。隠岐島前高校から高校生も来てくれてるとのことです。うれしいな。
今日の話は久しぶりのミッション1。セリフが飛んでないか心配です。いちおうお風呂の中で復習はしたけど、全部はできなかったからなぁ。
てことで、いつものマシンガントークスタート。
とにかく反応がいい!K下さんとか教育長さんとか、大声で笑って下さいます。そのおかげか、聞いてくださるみなさんも笑って下さいます。もちろんガチのところは一生懸命聞いてくださる。そのメリハリがうれしいです。てことで、2時間メッチャ楽しく話させていただきました。
話し終わったら、感想を言いに来てくださる方や、質問をしてくださる方、さらにご自分の話をしに来てくださる方もいて、それがまたうれしいです。そんなこんなで9時頃まで会場で話し込んだりしてました。

でも、さすがにビールがほしい。てことで、K下さんと課長さんと3人で向かったのは「みやこ」です。たぶん^^;。
お店に入ると、みなさんラグビーワールドカップのサモア戦でもりあがっておられます。少しそちらも気になりながら、刺し身おいしい!

残念ながらイカはないとのこと。なんか、不漁らしいです。ちなみに、ここでもビールはスーパー○ライ。でもま、おいしかったからよしとしましょう。それにしても、突き出しがきゅうり丸っぽ一本のやみつききゅうりってどうよ。おいしすぎます。その後、日本酒→いそっ子とすすんで、時間は12時半。最終的にK下さんのおつれあいが迎えに来てくださったんだけど、ほんとに迷惑かけてしまいました。すみません。でも、それくらいに楽しかったってことです。
さて、明日も朝が早い(;_;)。

「自分らしく生きる」?

朝起きるとすっきりしてます。birth効果なのか、単に早く寝たからなのか。まぁ全部ひっくるめてでしょうね。やはりこういう日が大切です。
てことで、今日は朝から3時間連続です。本来は2時間しかないんですけど、来週出張なので、それの振替授業です。きつい。
とにかく何も考えずに授業をこなして、ようやくひといき。ちょっと自炊でもしますか。
午後は「おいた」をした子の相手をしてみたり。なかなか飲み込みが早いから助かります。放課後は文句のある子の相手をしてみたり。
「なんでわたしだけ。それって運なん?」
「そやで、運やで。交通違反と一緒やで」
「T先生も同じこと言ってたわ」
まぁそんなもんですよ。あきらめなされ(笑)。

てことで、1時間休みをとって退勤。向かうは豊中です。今日はこんなのがあります。

一歩くんと出会ったのは、ちょうど10年前ですね。あれからいろんなことがあって、今はお互いに人前で話をするようになりました。ちなみに、一歩くんもわたしも共通してるのは「自分「を」語る」のではなく「自分「で」語る」ところです。たぶんふたりとも「自分のことをわかってほしい」とか思ってません。自分のライフヒストリーを触媒にして、そこに起こる化学反応を期待しているんだと思います。
そんな一歩くんとわたしに「自分らしく生きる」というテーマで対談をしろというオファーが来たんですよね。おもしろいなと思ったけど「自分らしく生きてるのか?」というか「自分らしく」ってなんだ?ってふたりにそれを頼むか?と(笑)。でも、頼まれたことは断れません。それは一歩くんも同じだったみたいで、やることになりました。
ちなみに打ち合わせはしましたが、ぜんぜん打ち合わせていませんでした。その後、いちおうLINEで話す項目は決めたけど、一歩くん、よほど不安だったのか、おとついも「打ち合わせしよ」って言ってくれたけど、結局「なんとかなるで」ということで、やっぱり何も決めず。でもいちおうスライドだけ準備することにしました。でも、やっぱり不安なんでしょうね。豊中に向かう電車の中で、再びLINEで打ち合わせ。ここでようやく意思一致ができたかな。
てことで、会場に着いてセッティング。ところが音声が出ない。まいったな。まぁええか。てか、なんで画面の色が真っ黒になったんだ?でも、そんなことも言ってられないので、プロジェクタとつないで二人会開始です。

今回の二人会ではひとつのチャレンジをしようと思いました。それは、徹底的にライフヒストリーにこだわるってことです。用語説明もしないし、社会への発信もしない。ひたすらそれぞれがそれぞれのライフヒストリーを話す。社会化をするとすれば、それは聞く人に委ねる。そのためには、過去あったことへの今の自分の評価を徹底的に排除する。楽しかったことは掛け値なく楽しく話す。
てことで、普段は話さない親のところから話をスタートさせました。すると一歩くんもそれに応えるように親のところから話をスタート。へー、そんな子ども時代を過ごしたんだ(笑)。
歴史が重層的であるのと同じようにライフヒストリーも重層的です。そして、親や友だちや教員や、その他さまざまな人との相互作用の中にライフヒストリーがある。そして、内面はそこにはほとんどあらわれない。というより、内面は「あとになって言葉化される」。なので、言葉化される以前の内面は、ライフヒストリーには含めない。それがチャレンジでした。
そうやって語っていった時、ふたりのライフヒストリーは、あたりまだなんだけど、まったく違うんですよね。そういうライフヒストリーが、後になって言葉化された内面へと話が進んでいった時に、共通の体験へと変化していく。おそらくそんな二人会だったんじゃないかな。
そして最後に「自分らしく生きる」ってなに?という問いにふたりで答えました。
一「みんなから自分らしく生きたらいいんだよって言われたけど、その「らしさ」に自分はなかった」
い「「ありのまま」なんていうものは永遠に変化し続けつくり続けるものなので、そんなものはない」
まぁそういう結論しかないよなぁ(笑)。
終わってからいろんな人が来てるのがわかりました。みんな「おもしろかった」とか「斬新だった」とか言ってくれました。よかった(^^)。でも、グッタリと疲れました。
なので、打ち上げでははじめはしゃべれませんでした。もちろん燃料補給をしたらしゃべれるようになったけどね(笑)。
でもま、こんな機会はきっと二度とないだろうし、あったとしても二度はできないな。

やっと来たこの日

朝、思ってたほど絶不調じゃないです。よかった。たぶん「ちょぼやき会」の飲み方が身体に優しいんだろな。
とりまシャワーを浴びて出勤です。えーと、いつも前に立つ大きなおじさまの立ち位置がひどい。シートギリギリに立つから足の置き場がない。幸い隣と少し隙間があったので、斜めに座ることにしましたが。そもそもこの方、前のめりに立たれるので、きついなと思ってましたが、今日はひどすぎる。なので、思わず「少し隙間をつくってください」と言ったんだけど、なんか不満そうな顔をして、少し動いただけした。
まいったな…。

今日の授業は4時間。まずは6人講座から。雑談30分くらいののち、一気にシグマとか一般項が分数式であらわされた数列の和とかやりました。あと4時間あったら数列終わるなo(^^)o
お次は気になるクラス。今日は管理職が見に来ます。が、今日から教科書を使って式の演算三昧です。さぁ、何人がついてくるかな。案の定、魂を抜かれたような顔をする子が続出です。そんな中でも一生懸命聞いてくれる子がいて、「そういう子が出てきたなぁ」って思いました。
午後はプリントの解説。午後一が眠いのはわかるけど、こっちも眠いんだから起きろよなと(笑)。てか、もう再びこの解説、やらんからな。
放課後は走ろうかと思ったけど、雨も降ってることだし2次校正。内容は「場面の分析」です。おもしろすぎる。でも、そんなの、わたしにできるかなぁ。できるようにならなきゃなぁ。

定時に退勤。家に帰るとすでに家族はごはんを食べてます。早っ!とりまシャワーを浴びて、わたしもビール。
テレビを少し見て、お風呂タイム。今日もbirthを入れましょう。さらに新たに導入した時計とbluetoothのスピーカー。Bachを聞きながら15分の入浴です。さてと、体も温まったことだし、1時間ちょい雑務をして寝ましょうか。
やっとこの日が来た。次はいつだろう…。

「語る」ということ

朝、メッチャしんどいです。あたりまえです。昨日の今日です。それでも朝にシャワーを浴びて出勤です。
とりま授業の最初に昨日のできごとを話してみると、案外みんな食いついてきました。半年かけて、やっと雑談聞くようになってきたのかな。まぁ、今日も夜に飲むから、明日も雑談からのスタートだな。
空き時間は2次校正。相変わらずおもしろい。なんか、エスノメソドロジーの教科書のようです。もっとも、あの話をそう聞く人は、もしかしたら少ないかも。逆に「それ、考えすぎやろ」とか言われそう(笑)。なにしろ、ところどころに「あたりまえっちゃああたりまえなんですけど、でも」というフレーズがあって、これがしびれます。だって、まさにその「あたりまえ」を解読してるんですからね。

放課後は20分のラン。最初の1kmが7分以上かかってしまって、いかに体調が悪いかわかるというものです。でも、あとの2kmは6分30秒くらいだったのでホッとしました。

で、定時に退勤して、向かうは「生きセン」です。
が、その前に「Kっちゃん」へ。今回もビールをいっぱい飲んでからにしましょう。昨日も「行く」って言いましたからね。ちなみに角打ちの常連さんがふたり来ておられました(笑)。こっちを見て笑顔になられたので、これがまたうれしい。
「昨日はどうも」
「あんた、よう呑むなぁ」
みたいな会話。
で、「ちょぼやき会」の例会です。ちなみに第1回はこの時で、第2回はこの時。第3回は藤尾さんの話を聞く会でした。ここまでは会には名前がなかったんですが、こないだ「ちょぼやき会」になりました。で、今日は4回目。今日の話題提供者は「カフェ・ド・マキグチ」のシェフです。もともと牧口さんはご自分の人権学習の実践を話そうと思っておられたようですが、そうじゃない。「√ 」を話してほしいんです。なので、そういうオファーを出してみました。無茶振りですけどね。
考えてみると、わたしの友だちって、自分のことを話しはじめたら何時間でも話をする/できる人たちです。なので、そういう人ばっかりだと思い込んでました。そしてきっと牧口さんの友だちもそんな人ばっかりなんだろなと思うんです。ところがそんな友だちをいっぱい持っておられる牧口さん自身はそういう人ではないみたいなんですね。いや、はじめは「あえて語ってないのかな」と思って「語った裏には実は語らない/語れないことがある気がするんですが、普段語らないことってなんですか?」って質問をしたんだけど「なんだろ。考えたことがない」って返事でした。
牧口さん、きっとおもしろい人生を送っておられるんだろなと思うんだけど、もったいないなぁ。でも、そういう牧口さんの一面を知ることができたのはよかったです。
「ちょぼやき会」は実践報告の場ではなく、叙述的自己表現の場なんですよねo(^^)o。

てことで、会が終わるといつもの通り「やきやき」へ。今日の話を振り返ったり、次の話題提供者を考えてみたり、はたまた「変態が世界を変える」話をしてみたり。
とにかく、互いが互いへ向けて延々と語る。その延長線上に「今」の選択がある。それをひたすら聞く。おもしろい。