今日は「関西インクルーシブ教育研究会」なる研究会です。
事の発端は、ひとりでおべんきょがしんどくなって、かと言って今のおべんきょ場所はあまりにも遠いので、どうしたものかと倉石さんにメールしたら「こんなのあるよ」と紹介してもらったという。でもそれは去年のことです。それから約1年たったのですが、先日このペーパーと出会って痛く感動して著者名を見ると、なんと「関西インクルーシブ教育研究会」の中の人だったことが判明して、それなら教えを請いに行かねばと決意したのが先週のことでした。
ということで、お昼すぎに指定された場所に行くと、なんとわたしをご存知の学生さんが!なんでも阪大でお座敷したところにおられたとか。悪いことはできひんな…。
そんなことで、なんとなく研究会開始です。まずは文献講読。たんと著者の方がいらっしゃってびっくりです。と、続々と人が来られるのですが、みなさん大学教員かよ!しかも名古屋からも来られてるのかよ!すごいな…。みなさん、ガチで「インクルーシブ教育」の専門家です。が、まさに今日の本はサブタイトルが「専門性の権力をめぐって」です。なので、論議が研究者の立ち位置とかに飛んでいっておもしろいのなんのって。特に「発達障害は構築的か?」みたいな論議はトランスジェンダーをめぐる論議と似てるところもあるので、メッチャおもしろかったです。
で、後半は研究報告。スコットランドのインクルーシブ教育の話から、世界各国のインクルーシブ教育についての話を互いにされます。世界の話はついていけないので、現場の話を少しして参加してみたり。でもこうやってお互いの問題意識を出しあうことで、次の課題が見つかるんだなぁ。いいなぁ。
てことで、5時ピッタリに終了。そして飲み会はなし!すばらしい。
帰りの電車である人と一緒になって年齢の話をしたら「今日の一番の驚きです」と驚かれてしまったのはまぁそれはそれ。
さてと、帰って少しだけペーパーいじろうかな。