最近、某所でお米のことが話題になってます。どんな人がやってるのか見に行ったのですが、アテンドやってるんだ。
わたしの友だちの「黒い軍団」の人たちもタイとつないでいたけど、それは商売じゃなかったし、当然宣伝もしてませんでした。いろいろあがいて調べて、その先に「先に行ってた人がいた」ってわかる。そして、苦労してアクセスして、ようやくつなげてもらう。でも、それはその人の優しさなんです。なぜなら、そこまでしてからのSRSだと、その人は考えているからです。逆に言うなら、途中で挫折するようではSRSしてもうまくいかないと。まぁ、特例法前夜の話です。
でも、今は違うらしい。苦労の中身はお金なのかな。もちろんお金を貯めるということ、そしてそれを使うことで安心が得られるなら、それはそれでいいです。まっとうです。が、唖然としたのは「お客様の声」の中に親がいたことです。あぁ、ここまで来たんだと。「親は最後の壁」じゃないんだ。親がお金を出してくれるんだ。まぁ、それもまたいいんですけどね。
で、さらにいくつかサイトを見に行ったのですが、なんか、唖然としました。最近ではトランスはお金儲けになるんだ…。
まぁそりゃ、わたしのところにもお座敷の声がかかるくらいだから、それなりにニーズがあるのはわかります。が、それでメシが食えるらしい。まぁそれはそれでいいんでしょうけどね。
考えてみると、わたしの知ってる人々の中で、講演でメシを食ってるのは…。ひとりかな。でも、キツキツの生活してはります。しかも、話すことで自分の過去がフラッシュバックして、たまに落ちてはります。たぶん、自分のことを話すのって、そういうしんどさがあるんですよね。もうひとりいるけど、この人は交通整理が本業やしな(笑)。ちなみに、こちらは話の内容はアップデートしてはります。さすがは10年以上話してこられただけのことはあります。なんというか、具体から一般化みたいなことが必要だと、わたしなんかは思うのですが、世の中はたぶん「個別の課題」が知りたいんでしょうね。そんな時、提供できる話とニーズが一致する。
なんか、自分が話をしてる内容は時代遅れなんだろうかと思っちゃいます。自分であげたハードルを「ハードルが高い」と言ってるだけなんだろうか。いま、性別を変えることは、そんなに難しいことじゃない時代なんだろうか。
まぁ、たしかに、医療モデルは個人の力で突破できるってことです。極端な話、SRSをすれば性別が変えられて、それを話せばお金がもらえるなら、元はとれます(笑)。
でも、そんなことじゃないと思うんですよね。それは、在日や部落の人の講演を聞けばわかります。たとえ時代遅れでも、伝えなくちゃならないこともあるんだって信じるしかないですね。