今日は今年度最後の授業日です。とは言え、図書室学習だから、やるのは子どもたちです。ちなみに、わたしは2時間目と3時間目。1時間目の図書室をのぞいたら、こないだ肩をハグしてくれた同僚が去年担当したクラスの図書室学習をやってました。みんな「久しぶりー」って言ってくれたのはうれしいんだけど、なぜに放送部の部長まで「久しぶり」やねん。さっき放送室で会ったやろ(笑)。
で、2時間連続で2クラス図書室学習です。大丈夫かなぁ。気になってる子に手を出せないもどかしさです。これが正しいやり方かどうかわかりません。赤点とるかもしれない子には、わたしからアプローチして教える方がいいんだろうか。でも、単に自分の思い込みとして、それをしたくないんですよね。だって、この期に及んでそれはないだろうと思うし、その子自身が自らの意思で自らの人脈を使い自らの方法でハードルをクリアすることにこそ意味があると思ってるんですよね。だから、年度末に「ようがんばったな。赤点とらんかって、メッチャうれしいわ」って言えるんですよね。がんばるのは、あの子たちなんです。そのために、「やらない」という選択をする。でも、「それでいいんだろうか」とブレまくります。まだまだ青いです^^;;。
昼におべんとうを食べながら、なんとなくN教組のニュースレターを読んでたら、木村靖子元大空小学校校長の対談があって、思わずガッツリ読んじゃいました。おもしろいわ、これ。
「校長に必要なのはコーディネート力」
「校長室でのリーダーシップは必要ない」
「教職員がやりたいことをやって、校長は責任をとればいい」
思わず若手教員に見せると、
「それ、○○室においといてください」
とか、香ばしいことを言われたりして(笑)。
で、午後から出張。電車に乗ったあたりで「やる気スイッチ」が切れました。が、会議がはじまると、いらんスイッチが入ります。なにせ、今日は労働局との懇談会です。進路指導の立場からはわからない人権教育の立場からの発言をしなきゃなりません。
「たしかに、進路指導は必要なんですけど、その後の問題があって、例えば早期退職の調査もしていますが、労働条件が原因でやめてる子もいます。これはやはり事業所の問題でしょう」
「いま、発達障害についていうなら、ボーダーの子も含めると、障害者雇用枠の2%はすでに「狭き門」じゃないですか?」
「12月に「部落差別解消推進法」ができた背景には、部落地名総鑑の問題がありますよね。そういう意味では、いま、再び就職差別を許さないという意志をあらためて持つ必要がありますよね」
みたいな発言をしたのですが、ひとりスーツ着てないし、靴は脱いでるし、態度悪かったやろなぁ(笑)。
会議が終わったところで、完全に「やる気スイッチ」が切れたので、帰りに立ち呑みに行って日本酒を一杯ひっかけて帰りました。それでも6時台。平穏な日です。