一歩踏み出す

なんしか、午後に出張があるとえらいことです。出張の前はひたすら準備。そして、ゴーです。が、眠いです。案の定、途中気を失いかけました。
で、家に帰って、いよいよ一歩踏み出すことにしました。
ずーっと前にまりあさんに助けてもらいながらパーツを買ったcore2duoマシンですが、XPからubuntuに入れ替えです。
インストールは、今やめっちゃ簡単です。ほっておいたらインストール完了。無線LANをUSBに突っ込んだら、あっさり認識しました。すごいわ。でと。このままだったら印刷でけんな…。プリンタドライバは…。世の中には転がってるもんですね。なんでも、ターミナルでスーパーユーザーになって、ゴニョゴニョしたら、あっという間にドライバも入っちゃいました。
しかし、この感じ、3.1の時代に帰った感じです。たぶん、あーゆーのが一番よかったんじゃないかなぁ。堅牢なOSの上にX-WINDOWを乗せる。
で、DVDstylerを放り込んだところで、「こんなもんにしといたるわ!」です。
あー、疲れた。よく寝られそうです(笑)。

長丁場

猛烈に眠い状態で、それでもなんとか1日を終えて…。まぁ、ちょっと気を失っていましたが^^;;。
新快速に乗って大阪へ。毎月恒例の会議です。
レジュメを見て、ぐぇ!ってなりました。多い。これは長丁場になりそうです。
で、会議開始。これがまた、論議が沸騰します。まぁそりゃ、「「genderをあらわす」ってなに?」みたいな話をしはじめたら、たいへんなことになりますよ。
てことで、延々3時間の会議があって、ようやくいつものお店へ。「来ないと思ってました」って、来ますがな。呑みを途中で切り上げたけど、結局終電には間にあわず。まぁ、そこはなんとかして帰るわけですが(笑)。
ぜったいに明日はしんどいよな。

柔らかい

朝、5時半にスマホのアラームがなって目が覚めました。しまった、切っておくのを忘れてた。かなり悲しいけど、目が覚めたものはしかたありません。とりあえず朝風呂に行ってみたりして。その後グダグダして、ホテルを脱出。
今日の午前は大分高教組女性部のお座敷です。
この学習会、かなり歴史があるようです。配布された冊子を見たら、「市川房枝」とか「中島通子」とか並んでいます。「すげー」とか思ってさらにページをめくると、「2016年」のところにわたしの名前が書いてありました^^;;。これはアカンな。
てことで、お座敷開始。なんですが、知ってる人がそこそこいます。中には「何度も聞いたやろ!」みたいな人もおられて、これはまずいなと。ネタバレしてるやん。とにかく、ネタをバラさないようにクギを刺して、話を進めていきました。
それにしても、空気がいいです。とても柔らかい。ウェルカム感がすごく伝わってきます。そういう空気に話を引き出してもらえるんですよね。知らず知らずのうちに会場が一体になっていきます。やはり、これが大分なんですよね。
なんか、話をすることを通して、逆にわたしがとても元気をもらいました。
終わってから、とりあえずビールをいっぱいもらって(笑)、しばし別室で個人的なよもやま話。それから、会場にもどって、フリートークとか閉会行事に参加して、さらにいろんな人といろいろ話。やはり、ややこしいケースを抱えている人がいるんですね。それにしても
「トランスと気づいた→手術したい」
という短絡的思考が蔓延するこの世の中はなんとかならんのかなぁ。

その後、悪い友だち3人と一緒に昼ごはんを食べて、しばしグダグダトーク。いいクールダウンです。
で、ソニックに乗って新幹線に乗って、なんとか帰宅。もう限界です。
ビールを呑んで寝よう。
ちなみに、新幹線の中ではビールは呑まなかった(笑)。

今年は大丈夫だと思う(笑)→煽る

朝、朦朧として目が覚めて、キャンプ上であることを認識しました。さて、どうするか…。
とりあえず、のそのそ起き出して、外を見ると雨が降りそうです。うーん、テントどうしよう…。と思うまもなく、霧雨のような雨が降りはじめました。ま、しゃーないです。雨には勝てません。それでもほどなく雨もあがったから、助かりました。
昨日つくったサムゲタンをたべたりしながら、ゆるゆると時間は過ぎていきます。片づけなきゃならないけど、片づけるのは億劫。それがキャンプの朝というものです。
それでも、なんとかかんとか必要最低限のものだけボチボチ片づけて、わたしは一足先にバイバイ。
電車に乗って、一路西へ。たどりついたのは、別府です。
とりあえず、お風呂です。なにせ、塩だく+汗だくなので、もう、どーしようもないです。
お風呂から帰ってきたら、今回の仕掛け人W田さんがホテルの前におられました。
てことで、今日の飲み会の場所に移動。あとは、飲んで食べてしゃべっての、あいも変わらずの楽しい時間を過ごしました。とりあえず、10時にいったん解散。別れ際に少し話をしてくれた人もいたりして、やっぱりいい時間だったんだなってことを再確認して、二次会へ(笑)。ここで、幹事のI永さんを煽りまくったりして、0時まで呑み。
さて、帰りましょう。ホテルに着いて、ベッドにもぐりこんだ瞬間、寝ちゃいました。

今年はたぶん大丈夫!

朝、O田さんがうちに荷物をとりに来て、いよいよ今年の「トランスジェンダー生徒交流会のキャンプ」のはじまりです。
去年は前日の大雨のせいで大雨洪水警報が発令されて、JR全線がウヤ。アクロバティックな車作戦でなんとか実現したキャンプですが、今年はたぶん大丈夫です。
まずは、集合場所の京都駅山陰線乗り場に行ったのですが、結局誰も来ませんでした。やはりみんな車か…。そんなこともあるかと思い、Yー子ちゃんに車のお迎えをお願いしていたのですが、いきなり電話。「どーしよー、豊中のほうに行っちゃった」。それ、反対方向やし(笑)。とりあえず茨木で待ちあわせをして、そこからどうにかこうにか無事京都縦貫自動車道に乗ることができました。
キャンプ場所に到着したら、ちょうど他の人たちも着いたところのようです。いきなりみんな着替えはじめました。まぁ、そりゃそうでしょうねぇ。海はうれしいのもあるだろうけど、それと同じくらい「水着を着られる」ことがうれしいんじゃないかなぁ。シスジェンダーの子どもたちなら当たり前のように着られる水着だけど、この子らにとってはここに至るハードルの高さと言ったら…。
まぁ、そんなこちらの気持ちなんて関係なく、みんなキャーキャー言って泳いでます。トランス男性の卒業生たちも「じゃあ」と一緒に泳いでいます。思わず
「おーおー、胸オペ組が脱いどるわ」
と笑うと、みんな
「こいつは名古屋産、こいつも名古屋産、こいつも名古屋産」
とか言いはじめて、名古屋産の多さに思わず笑ってしまいました。てか、わたしも名古屋産か…^^;;。
ということで、わたしも水着に着替えて海に入ってみたり。んー、久しぶりです。去年は考えることもできないことです。
みんなでチャプチャプやって、続いてカヌーです。Kうさん、本気です。子どもを乗せてしばしカヌーイング。
そして、料理づくりです。もちろんビールを飲みながらです。あちらではローストビーフをつくったり、こちらでは焼鳥を焼いたり、はたまた巨大なハムをスライスして焼いたり。どんだけ充実してるねん。というか、どんだけ本気やねん(笑)。
そうこうするうちに、飲み物はワインに進化しています。
ローストビーフができあがったら、サムゲタンづくりです。まぁ、鶏肉にお米とニンニクと生姜を詰めて、ダッチオーブンに放り込むだけですけどね。あとはダッチオーブンがつくってくれます。
みんなで料理をつつきながら、飲むわしゃべるわ。もうムチャクチャです。でも、みんなこの日を楽しみにしていたのがヒシヒシと伝わってきます。楽しみにしているのは子どもたちだけじゃないです。KうさんもO田さんも、そして卒業生も保護者のみなさんも、みんなが楽しみにしている。だから、楽しさを炸裂させています。なんか、ほんとうに「やってよかった!」って思えます。
ここに至る道は、去年「家があるからやろう」というO田さんの発案と、「やろうやろう」というKうさんとわたしのノリと。そして、Yデーから1週間しかたってないのに下見に行ってハチを駆除する無謀さに敷き詰められています。でも、いろんなことがあったけど、やはりやってよかったと心の底から思える夜でした。
が、限界は2時頃にやってきました。ホンマにあかんわ。寝よう…。

細々と収束へ向けて

今日は午前は授業でなにもできません。ま、それはそれ。本務です(笑)。
とは言え、さほどやることもないので、子どもたちに1学期間の感想を書いてもらったり。「わかりやすい」って書いてもらえたら、やっぱりうれしいです。その一方、ノート主体で勉強したい子どもがいるのが「なるほどなぁ」でした。それはそれで、その子らなりのやり方なんですね。2学期への課題にしましょう。従来のやり方と新しいやり方の融合。けっこうハードルが高いです。でも、こんな小さなことであっても新たな発見があって、変化しようと思えるのは楽しいですね。
それにしても、子どもたちはクラス単位での論議というか意見交換というか、そういうのが苦手にさせられてるなって思います。なかなか全体で動かない。いや、別に常に常に全体でとはまったく思わないのですが、全体で考えなきゃならない、あるいは共有しなくちゃならない時にそれができないのはヤバイです。
なんか、クラスの中にfacebookつながりがある感じ?ある意見が出たら「イイネ」の関係しかない。思わず「やっぱ、twitterの殺伐感が好きやなぁ」とつぶやいてしまいました。だって「煽り叩きはネットの華」です。ま、わたしは見てるだけだけど^^;;。

午後は雑務。なんか、やり残してる仕事を見つけては、職場の中をウロウロ。健康診断の結果をもらったら、メッチャ健康なことがわかって、それを見せた同僚から「もっと働け」と笑われたり。平和やなぁ…。公開フルボッコ大会さえなければなぁ(笑)。

大詰め?→bigwaveへの序章(笑)

今日のmustは成績処理です。とは言え、他の人がすべての成績を入力し終えるまではなーんにもできません。でもま、まとまった時間がとれるのは午後ですから、それはそれでよしです。
てことで、午後はひたすら成績処理。うーん。ある子どもの成績から、満点と平均点を設定して点数化する時の欠点というかなんというか、そういうのの存在に気づいたり。
いや、当たり前のことなんだけど、そして、この手のことはさんざん論議されてるんだろうけど…。こういう点数化って、母集団のバラツキが大きい時はいろんな数値が出せるんだけど、母集団のバラツキが小さくなると、平均点まわりにだけ分布して、満点が出せないんですね。まぁ、とても簡単に言えば、満点を出そうとすると0点も出さなきゃならないんだけど、それがいなければ、低点数を多人数出さないとバランスがとれない。ところが、母集団のバラツキが小さいと、低点数がそもそも相対的にいない。となると、例えばひとり満点を出すためにかなりの人数を平均以下にしなくちゃならなくなるんだけど、そうなるとそこまでして満点を出さなきゃならないか?って話になる。
結局、こういうのって、ある程度の母集団の大きさとバラツキに担保されているんですよね。ところが、今の高校制度はバラツキを極力抑えて同質性を求めようとしている。満点と平均点の設定による差別化とは、相反する話になってしまう。
やはり多様であるほうが自然なんだなと、あらためてミルトン・ダイヤモンドさんへのリスペクトが(笑)。

てことで、さっさと成績処理を終えて、会議もすませて、お家へと。
帰りの電車は読書の時間。ものすごくおもしろい本なんですけど、読めば読むほど「残ってる場所はあるのか?」という気がします。が、きっとここまで積み上げてもらってるんだから、その「肩の上に立」たなきゃな。
しかし、わたしの公開フルボッコミニ大会まで、あと1ヶ月を切ってるよ!にもかかわらず、一文字も書けてない(笑)。
bigwaveが来るな…(;_;)。

いつまでできるかな?→ホーム感

朝、雨です。てか、家を出た時は降ってなかったじゃん。なぜに、駅を降りたら雨?折りたたみでは防ぎきれない雨をくらって、ずぶ濡れになって出勤。しかも、汗ダク。
にしても、ほとんどの教員は車出勤だから、この感覚がわからんだろな。雨を防げてクーラーが効いて、座ったまま。例えば「2列で歩くな!」って言ったって、車もつくりが2列じゃん(笑)。教員の仕事を考えた時、車出勤が禁止というのは論外だと思うけど、生徒の気持ちを知るためには、たまには、それも悪条件下での電車出勤もいいと思うんだけどなぁ。
なーんてことを考えながら、仕事。
と、「教職員の政治活動に罰則」なるニュースが飛び込んできました。まぁ、前にも産経新聞は書いてましたけど、今回の参院選の結果を受けて、現実のこととなるわけですね。
これ、成立したとして、1年2年の間に適用される人間は、たぶんいないでしょうね。でも、「罰則がある」という効果はありますよね。自主規制しますから。そして、3年とか5年たった時、「初の適用事例」みたいなニュースが駆け巡ることになる。
ちなみに、刑事罰が与えられるわけですから、当然線引きは必要なんですけど、たぶんその「線」は「特定秘密」なんでしょうね(笑)。
ま、今や、定年までの年数とここらあたりの法律のチキンレース状態です。
しかし、誰かわたし(たち)を守ってくれる人は、いるのかなぁ。勤評闘争の時みたいに。逆に「いい気味や」って思ってる人のほうが多いんじゃないかなぁ。

なんて、とても暗い気持ちで仕事を切り上げて、京都駅前で学生さんたちと打ち合わせ。ビールはおいしいし、ワインもおいしい。こちらは楽しい。昨日のアウェイ感とはまったく違います。こちらはホーム感があります。まぁ、そんなもんか。

歩く→流行病→歩く→会議の作法?→アウェイ

今日は午前午後と会議の出張があって、夜は呑み会。長丁場です。てか、夜の呑み会、めんどくさいです。
とりあえず、午前の会議のために第二の故郷へ。毎回思うけど、この図書館へ行く強烈な登りの20分、なんとかならないか?まさか、頭を鍛える前に身体を鍛えよというわけでもないだろうけど、ほんとにこれはアカンと思います。

で、会議。
子どもたちの学力について話し合う、とてもおもしろい会議です。
それにしても、やはり「発達障害」は流行ってるのかな。単に気づくようになって顕在化しただけなのかな。それとも、子育てのあり方が変化したのかな。いや、「子育てのせい」なんじゃないんです。「子育ての変化」が「顕在化を促した」のかなってことです。あるいは、みんな検査をするようになってボーダーの裾野が広がったのかな。よくわからないけど、「増えた」ことは確かなようです。
これ、実は「GID」にも同じことが言えるかと(笑)。流行りなのか、顕在化なのか、それが社会の変化によるものなのか子育てによるものなのか、はたまた感染してるのか。なんしか「増えて」いますからねぇ。
まぁ、そんなことを考えながら、ムラの子たちの学力について、変化したこと変化してないことなんかについてみんなで話し合いました。

で、会議のあとは次の会議の場所へ移動。これがまた、メッチャめんどくさい。並行して走るふたつの鉄道の間はけっこうあるのに、その間をつなぐ交通機関はありません。しかも、出張先は両方の鉄道の外側にある。
途中

を食べて、再び田んぼの中を30分ほどテクテク。メッチャ湿度が高くて大汗かきました。

午後の会議は人権担当者の会議です。
会議の司会ってむずかしいですね。いかに参加者にしゃべってもらうか。今年の担当者はけっこうお互いを知ってる感じなのでやりやすいんですけど、会議のまわし方でしゃべるかしゃべらないかが決まります。
なんか、いろいろ考えたけど、たぶん司会がしゃべりすぎないことが大切なのかなと。でなくて、話をまわす。論点を明らかにして、意見を募る。はじめのうちは、出なければ指名もあり。で、締めくくり的な発言が出たら、「まぁこんなところですかね」と終える。最後を司会がまとめちゃうと、常に司会の私見で終わってしまうので、参加者が発言しなくなってしまう危険性がある気がします。
今日の会議は途中、司会者が放置してくれたおかげで(笑)、ずいぶんと意見交流ができたかな。ちなみに、京都府南部では特別支援学校の地殻変動が起こっているようです。

で、夜の呑み会にそなえて、いったん職場へ。雑務をわわわ!とやっつけちゃいます。で、夜の呑み会の前に駅までテクテク。必要な切符をゲットして、呑み会会場へ。
今日は生徒指導関係の人々の呑み会です。なんでわたしがそんなところに行くかというと、わたしは生徒指導部に属しているからです(笑)。
にしても、アウェイ感はハンパないです。
なにせ、もとから他校の教員を知らない。しかも、根っからの文系畑で来たから、横のつながりのない人間関係の中にいます。なので、ますます知らない。さらに「大部屋」にいなくなって久しいので、自校の教員すら知らない(笑)。
そんなところにもってきて、そもそも話題があわない。
まぁそんなこんなで、ハンパないアウェイ感に身を包まれると、人は自然に無口になって、自然とお酒を飲むようになるのです。
てことで、紹興酒を半分ほど飲んだところで「あ!これはアカンやつや」と気づいて、水を飲んでました。
でも、そんな中、優しい人もいるわけで、ひとりでいると横に来てくれて話をしてくれるとか、ほんとにありがたい。
でも、家に帰って汗ダクの身体をシャワーでなんとかして、ビールを飲んだ瞬間、ようやく緊張した笑顔がほどけましたとさ。