四人会

先週は「三人会」でしたが、今日は四人会です。場所は近江八幡、滋人教の大会だとか。京都の大会の場合は平日開催だし動員もないし各学校の担当者が来るか来ないかみたいな感じで、参加者数は2〜300人といったところのようですが、滋賀はぜんぜん違います。なにせ、ホールの収容人数が1000人超え。土曜日開催です。たぶん、学校だけじゃなくて、いろんな人が参加するんでしょうね。
てことで、9時すぎに近江八幡に到着。中倉さんたちと合流して会場へ。今日のお座敷は14時からですが、それまでに入念に打ち合わせ。シンガーソングライターのS見さんはさっそくの声出しです。その横で人権書道家のA部さんは今日のネタの仕込みに余年がありません。そんな中、しゃべくりのわたしはやることがない(笑)。
で、昼過ぎに機材の設定。ここでトラブル発生です。プロジェクタがつながらない。認識をしないんですよね。てか、はじめは認識してたんだけど、徐々に認識しなくなっていって、最後は信号を出してくれないところまでいっちゃいました。letsnote使うようになってずいぶん長いですけど、こんなのははじめてです。結局、他のパソコンで映像を出すことになってしまいました。少し悲しい…。
で、本番です。今回は中倉さんの登場の音楽をかけたり、S見さんの歌詞の上映を担当したりと、けっこう忙しい。そして、わたしの持ち時間は20分です。
長く話すのは簡単なんですが、長いのを短くするのはとても難しいです。でも、それにチャレンジすることで、自分が伝えられるエッセンスがどこにあるのかがわかってきます。そして、わたしひとりじゃなくみんなでやるから、他の人のほうがふさわしいことはその人に任せればいい。それがチームワークってものなんでしょうね。協調性のないピン芸人のわたしにはとてもいいトレーニングの場です。
そんなこんなで、薄く笑いをとりながら、なんとか話をまとめて舞台袖へ。
「今日は2分オーバーでしたよ」
と、厳しい指摘。でも、3度目でここまできたのはたいしたもんでしょう(笑)。
人権書道ははじめてですけど、なるほどな。文字を書いてもらうための場の温め方もすごいし、なにより出てきた文字にとっさに対応する力も要求されます。すごいな…。
そしてエンディングはそれぞれが書いた人権にまつわる一文字をお見せして、みんなで歌を歌って、無事終了。
てことで、4人で1時間半という、ひとりで2時間しゃべるわたしには想像もできない密度の濃いお座敷でした。
それにしても、わたしが書いた「変」という色紙をほしいと言われた方がおられたのには驚きました(笑)。
全部終わって中倉さんの車に乗せてもらった瞬間どっと疲れが襲ってきました。たぶん、ものすごく緊張してテンションあげてたんだろうな…。

きっとおもしろいと思うんだけどなぁ

で、安心したところで京都市内でやってるミーティングへ。
これです。

けっこうおもしろい企画だと思うんですけどね。特に最後の全体会。登壇者はオール教職員です。しかも、stn発足当初のメンバーとここ数年の新採の人がコラボするなんて、まさにstnでしか企画できません。性の多様性教育にかかわる人なら「おー!」って言ってくれるんじゃないかなと思うのです。
だって、性の多様性なんて見向きもされなかった頃に集まった人たちがその頃の「昔話」をする。そんな中で、ようやく「子どもの」性の多様性は認められるようになったけど、教職員の性の多様性はいまだ置いてけぼりで、そういう教職員の世界にいるのが、ここ数年の新採の人たちです。
何が変わり、何が変わっていないのか、すなわち歴史をたどることはとても大切だと思うのです。ずっとやりたかった企画が、ようやくできるんですよね。
そして、こんな企画がもう一回できるかどうかはわからない。なぜなら、stn発足当初の人はほとんどがclosetだし、さらにそろそろ定年を迎えます(笑)。なので、最初で最後のチャンスかもしれないんです。
なんてことをこのブログで書いても、誰も読んでないよな(笑)。
てことで、ミーティングです。でも、最後はそんなところに入りきらないあんな話やこんな話へと、話は拡散していくわけで^^;;。気がつくと終電逃してました(笑)。

「カッコよさ」あれこれ

今日は体育祭。なので、メッチャ早くに出勤です。朝の気持ちいいグランドで放送セットの指示を飛ばすのは、それはそれで楽しいものです。抱えている仕事がなければね(笑)。
てことで、今日は放送席にパソコンを持ち込んで仕事です。が、なかなかうまくいきません。困ったな…。

それにしても、入学してくる子どもの雰囲気が変わりました。
いままでは「ダルくやるのがカッコいい」と思っていたのかな。でも今は「思いっ切りやるのがカッコいい」に変わった感じです。
例えば入場行進でも掛け声をかける。校歌はあえて大声で歌う。今までならダサいと思われたかもしれないけど、その「ダサい線」を越すと、それはそれで「カッコいい」と思えるところにくる。だから、たぶんいずれにしろ「カッコいい」からやっている。
ところが、かつての「カッコいい」は教員文化との親和性が少ないから批判されたけど、いまの「カッコいい」は教員文化と親和性が高い。だから評価される。
なんか、そんなことを感じました。まぁ、世相もあるだろうし、教員の枠の中で「カッコよさ」を見つけることができる子どもが入学してきてるってこともあるかな。
なんしか、「いい」体育祭でした。

その後、明日の学校公開の準備。2年生と「1年生に任せよう」と阿吽の呼吸で意思一致。まぁ、基礎中の基礎の組み方だし、いままで何度もやってきてるからさんざん見ているはずですが、任されなきゃできるようになりません。
しばらくして体育館に行ったら、できてました。よしよし。

考えるヒマもない

とあるゲンコの〆切まで、あと1週間弱。心配メールがやってきました。前にメールに返事した時は「糸口がつかめてない」と書いたのですが、その後糸口はつかめました。が、最近は糸口どころか山のように書かれているものがありそうで、逆に「今さらこんなこと書いてもなぁ」状態になっています。
まぁでも、それを書く前にやらなきゃならんこともあったりして、その作業をしようと思っていたら、それすらもできない今日のスケジュールに愕然とするなど。なにせ、1時間目はプリントづくり。2・3・4と授業があって、おべんと食べたら放送セット。午後からは体育祭の予行で、そのまま体育祭準備。
ダメじゃん…。それでも少しの時間を使って、なんとか作業は完了です。
疲れた…。きっとビールはうまいはずです。

夜はお友だちの悩み相談という呑み会^^;;
「いつきさんと一緒に呑むの、緊張します」
「なんでやねん」
「だって、RくんもIくんも「そら緊張するわ」って言ってます」
「Iくんなんて、しょっちゅう向こうから「呑みましょ」って言ってくるのに」
みたいな話をしながら呑み屋さんへ。
にしても、なんで緊張するんやろ…。
まずは久しぶりに会ったので生でカンパーイ。
うま!さすがに疲れてるだけのことはあります。
悩みの中身はガチですが、わたしにできることは一緒に飲むことと話を聴くことです。ダラダラ飲みながら、近況報告をしあったり、しょーもない話をしてみたり。でもまぁ、話をしてくれてうれしかったし、話を聞かせてもらえてよかったし。なによりも会えてよかった。
てことで、つい帰りに天一に寄ったりする夜でした^^;;

標準を設定しないこと

で、その背後にあるのは「一致した行動」なんでしょうね。「みんなで一致して」という考え。これ、ガッコのセンセは好きです。子どもにも要求し、同僚にも要求する。
でも、基本的にムリなんです。
生徒は居住地も違えば生活環境も違う。階層も違えば学力も違う。ちなみに、階層と学力を近づけるために学校間格差をつくったわけですけど、それは居住地と生活環境の格差を広げる結果になったわけで、結局「違う」んですよね。なのに「同じであること」を要求する。それは無理でしょう。
同様に教員についても、例えば社会と数学と芸術では思考形態そのものが違いますから、そこで「一致せよ」なんて不可能です。しかも、社会とか芸術なんて、教科内でもバラバラですからね。
わたしは常に「バラバラを前提にした枠組みのゆるさこそが大切」と考えているのですが、どうもそれは伝わりません。ここで大切なのは「枠組みがないのではない」ということなんです。一定の枠組みは、おそらくは必要なんです。が、それを異なる人が同居できるようにどうゆるめるかが問われているんです。
例えば、マンションの規則で「ゴミは8時から9時の間に出す」なんていう規則があったとしたら、8時前に出勤をする人とか夜勤の人は出せない。それをどうするかということです。今のやり方は「無理は認めない」です。そこには「「8時から9時の間に出せる人」が標準」という考え方がある。でも、無理なものは無理なんです。そして、その回避の方法はあらゆるマンションでとられている。つまり、「ゴミ収集車が来る時間」という枠組みはあるけど、「ゴミ出しの時間」というもののゆるさを実現するってことです。
同じことは学校でも言えるはずなんですよね。でも「一致させたい」し、そのために「会議を開く」んです。それはとてもまずいです。
いいじゃん、バラバラで。だって、標準そのものがないんだから、ある人の「当たり前」は別の人の「当たり前」とことなる。ある人の「当たり前」で枠をつくったら、他の人に歪みが行って、結果うまくまわらなくなる。仮に「ある人と別の人」を標準としても「更に別の人」が排除される。そして排除されるのは「マイノリティ」です。
そんなことなら「標準がないこと」を前提にデザインしたほうがよほどいい。そのことでうまくまわるなら、なんの問題もない。

会議だらけでなんにもできない

今日は4時間目と5時間目と放課後に会議です。合計4時間くらい会議なわけですが、これって勤務時間の半分会議をしていることになります。会議って、仕事を円滑にすすめるためにするものなんだろうけど、これだけ会議があったら仕事になりません(笑)。
もちろんかつてのように「方向を定めるため」に会議があるのなら、それはそれでとても大切です。でも、今の会議は「決まったことを伝達するため」にあるので、たぶんなくてもほとんど差し支えない。いちおう「会議に出した」という既成事実が必要なんだと思うんですけど、それすらも「既成事実が必要」という考え方(システムではなく)を変えればすむことです。
もちろん、「伝達」に対して「反論」があることもありますが、まぁ稀ですね。だって、所詮「伝達の場」ですからね。そこでの反論は、結局ガス抜きでしかない。
抜け切らないガスを抱えて会議は終わるんですよ。
あまり意味ないなぁ。その間にできることはヤマのようにある。

人権啓発ドラマ

今日は午後に人権教育関係の会議があって、そこで人権啓発ドラマを見たのですが…。
内容は部落差別にかかわる結婚差別を真正面からあつかったものです。2014年制作のもので、「cちゃんねる」なるものも出てくるし、連絡はLINEでとってるし、車は赤のPRIUSだし、なかなか「いま」を反映しています。それだけに、つくりそのものも今風だし、結末は感動的だし。部落問題そのものについても、ネットの問題出てくるし、部落であることを伝えるかどうかというテーマもあったり、都市型部落も農村型部落も出てきたり、ほんとによく考えられています。まぁ、てんこ盛りです。これを30分という尺の中で見事につくられています。
見終わって、涙も出てきました。
が…。なにか引っかかるものがあります。なんだろ…。

わたしは基本的には人権啓発の映像にドラマを使うのはキライです。使うならドキュメンタリーです。てか、そもそもドラマがあまり好きではない。
なぜなのかずっとわからなかったのですが、今日のドラマを見て「あぁ」と思いました。人権啓発ドラマって、化学調味料の味がするんだ。いわば「コンソメ味のポテチ」です。強制的に涙をしぼられる感じがする。
でも、現実ってそんなもんじゃないです。涙が出るシーンは、人によってさまざまだし、あるシーンをどう見るかは、見る人に委ねられています。もちろん、そのシーンを使うと決めるところに制作者の意図があるというのは前提ではありますが。でもそれは「天然素材」なんですよね。リアクションはそろわない。だからこそ豊かです。
それに対して、「化学調味料」の味は強制的であり均一です。たまにその「強制唾液プレイ」を経験するのはいいかもしれないけど、でもしんどくなってしまいます。
たぶんそういうことなんだろうなぁ。
少なくとも豊かな「天然素材」がものすごくたくさんあるという、ほんとにぜいたくな(笑)環境にいさせてもらっているからこそ、たぶん「化学調味料」の強制力を拒否するのかな。
そんな気がしました。

不思議やわ

今日は本来は月一回ある会議の日です。でも、欠席することにしました。もちろん原因は「ピシッ」です。とにもかくにも不安なので、行きつけのカイロプラクティックに通院です。
いつもの通り、足首をパタパタやりながら「ふむ、ここはOK。ここかな?ふむ」とつぶやきながら、あちこちのツボをちょい、ちょいと触られます。で、「テストします」と力の入り具合をチェック。カイロプラクティックだけど、ボキボキはありません。
30分ほどの施術のあと、「骨のズレはありませんね。まぁ、身体と心のストレスで神経の流れが遅れてたみたいです。それを整えました」と不思議なことを言われたのですが、たしかに腰の痛みも足のしびれもなくなったので、そうなんでしょうね。
不思議やわ。

ピキッ

朝、facebookを見るとショッキングなニュースが飛び込んできました。もう、茫然自失とはこのことかと。
理由はよくわかりませんが「いつまでもあると思うな」って言ってはったし、そういうことなんだろうなぁ。たしかに、たまに行くだけだしなぁ。でも、前に誰かが言ってたけど、「近場の常連客」がいないともたないのかなぁ…。
それにしても、11月27日に行こうと思ってたけど、どうしよう…(;_;)

で、絶不調の身体で午前3時間の授業をこなし、昼休み。
特に何もないのに、いきなり腰が「ピキッ」っていいました。「ヤバイ!」と思って、そこからはゆるゆる動くことにしました。幸いにして、歩くこともできるし、腰も痛くありません。

てことで、仕事はしなきゃなりません。リビングライブラリが来週にせまっています。人数が出たので、各セッションの割り振りをして、ほんとは教室のセットもしなきゃならないけど、それは明日まわし。とあるビデオの編集です。
4時くらいにとりあえずビデオも完成。まぁ、完成というほどのものじゃなくて、少し細工をした程度ですけどね。

てことで、定時あがりです。
うーん、ヤバイ。腰は痛くないけど、右足に軽いしびれがきてるぞ(;_;)

とまらない

午前は来週の打ち合わせのために近江八幡へ。中倉さんは入念に打ち合わせをされますが、あいも変わらずわたしはテキトーです(笑)。最後は会場のスタッフさんと「なんとかなる」と笑顔を交換して打ち合わせ終了。
その後大阪へ。今日は関西GIDネットワークの専門医研修会です。が、わたしは関係ないですよね(笑)。途中、大学生がやってきてインタビューを受けたり。
研修会が終わったら本番開始です。単なる飲み会です。お互いのたいへんな状況を交換して呑み会終了。その後Kうさんともう一軒。ワインを一杯で帰ろうと言ってたけど、結局ワインを一本で帰ることになりました。
まぁ、そんなもんでしょう。にしても、よく京都で降りられたな(笑)。