朝、副社長がやってきて「あの研修、しない」とか言ってきました。「は?」と。理由を聞きに行ったら「社長に聞け」と。もちろん社長を問いただしましたよ。そしたら「日程が」とのこと。まぁそれならわからんわけではない。
しかし「は?」となった瞬間の頭への血の登り方はたいがいだったんで、今もこれだけ怒りがわく力が残っていたんだなと、かえって感心したりしました。
てことで、副社長に
「久しぶりにT-falのように沸騰しましたよ」
と報告。いや、瞬間湯沸かし器と言っても、もう死語でしょう。
てことで、その後も淡々と仕事をしてましたが…。呼び出し放送とか、そこここで聞こえてくる声を聞いているうちに、おそろしい違和感がわたしを襲ってきました。
なぜにそんなに不機嫌な声を出す?
なぜにそんなに投げやりな調子で話す?
なぜにそんなに威圧的な態度をとる?
そんなふうにしか子どもと接することができないのか?たぶん「人」とは接することができるんです。副社長とか社長とはにこやかにしゃべってますから。もちろんT-falのようにならずにね(笑)。
もしかしたら、子どもたちを「人」として見てないのかな。だとしたら、やはり「あの研修」は必要だよ。
ちなみにわたしは…。
ええ、今日は怒りましたとも。試験前なのに遊んでいるからね。
「君たち。君たちの態度は、まるで中学生が「勉強する」と言って友だちの家に行って結局遊んでたみたいな態度だよ」
「オレ、まだやってる」
「お前は厨房か!」
はい。怒りましたとも。それは、そのクラスの一番数学が苦手な子が遊びに釣られないためですけどね。