初体験

朝、やはり緊張してるのか、6時すぎに目が覚めました。せっかくなので、プレゼンのチェック。んー、本番前だけど、やはり修正しましょう。
てことで、弘前大学に向かいます。
実は、「社会とジェンダー」という科目を今年度は夏季集中で開講して、その中日をわたしに担当させるという、かなり無謀な企てが今回のメインイベントです。
話は、去年の11月に遡ります。この日に芸術系の話をした人が今田さんで、その時いつもの調子で「呼んで」って言ったら、ほんとに呼んでくださったのですが、それがスポット参戦じゃなく、ガチの講義という。しかも、夏季集中の中日となると、基本は5コマしゃべらなきゃなりません。そんなにネタはないですよ。どうするねん…。とにかく、ポスター発表公開フルボッコ大会のあとの最大のプレッシャーです。
とりあえず、講義の開始は10時です。
1時間目は自己紹介を50分(笑)。これはいい。
2時間目は「セクシュアリティを知るために」を1時間半です。これ、かなり勉強しました。さらに、勉強だけじゃあれなので、Kうさんからもプレゼンもらったりして^^;;、必死でつくりました。でも、結果的にはよかったです。ほんとに「流れ」がよくわかりました。にしても、学生さん、よくついてくるなぁ^^;;
ここで昼休み。一息ついて…。あ、アカン。本職の仕事をひとつし忘れてた。あわてて書類をつくってメールで送って。
で、3時間目は「L/G/B/Tsのおかれた状況」です。これがまたまた新ネタです。ふだんはトランスジェンダー生徒交流会を中心に話をしてますが、今回はこれまたガチで話をすることにしました。でも、わたしはトランスについてはある程度わかるけど、LGBについてはまるっきりの素人です。なんしか、知ったかぶりにならないように、ここしばらくおべんきょしてました。とは言え、やはりダメですね。「なでる」程度の話しかできない自分が情けないです。とにかくこのDVDに手伝ってもらったりしながら、なんとか終了。
そして、4時間目は「トランスジェンダー生徒交流会を題材に」です。ここはわたしの専門分野です。サックリと話をして、最後に国連事務総長のメッセージを流して終了。ちょっと泣いちゃいました。
最後の5時間目は「カミングアウトストーリー」の上映です。わたしでは伝えきれない「柔らかさ」が、きっと伝わるかなと。
てことで、17時15分に無事終了。あとはコミュニケーションカードを書いてもらうだけです。なんと、最後に提出されたのは18時。45分間もしっかりと書かれたわけで、びっくりです。
それにしても疲れた。でも、この疲れは、きっと財産です。

あとは呑み会です。今田さんや山下さん、学生さんや同僚さんたちと向かったお店は「かだれ横丁のthunderbird」というお店。ビールはハートランドだし、肉もパスタもおいしいし、ワインもおいしい。さすがはいい店をご存知です。そんなお店で、「おべんきょ」について語りあったりセクシュアリティについて語りあったり。とても刺激的なひとときが過ごせました。
その後、近くのお店でギネスをいっぱいいただいて、今日の飲みは終了です。
さてと、明日は帰るだけ。
でも、今田さんは明日なんだよな^^;;。