大詰め?→bigwaveへの序章(笑)

今日のmustは成績処理です。とは言え、他の人がすべての成績を入力し終えるまではなーんにもできません。でもま、まとまった時間がとれるのは午後ですから、それはそれでよしです。
てことで、午後はひたすら成績処理。うーん。ある子どもの成績から、満点と平均点を設定して点数化する時の欠点というかなんというか、そういうのの存在に気づいたり。
いや、当たり前のことなんだけど、そして、この手のことはさんざん論議されてるんだろうけど…。こういう点数化って、母集団のバラツキが大きい時はいろんな数値が出せるんだけど、母集団のバラツキが小さくなると、平均点まわりにだけ分布して、満点が出せないんですね。まぁ、とても簡単に言えば、満点を出そうとすると0点も出さなきゃならないんだけど、それがいなければ、低点数を多人数出さないとバランスがとれない。ところが、母集団のバラツキが小さいと、低点数がそもそも相対的にいない。となると、例えばひとり満点を出すためにかなりの人数を平均以下にしなくちゃならなくなるんだけど、そうなるとそこまでして満点を出さなきゃならないか?って話になる。
結局、こういうのって、ある程度の母集団の大きさとバラツキに担保されているんですよね。ところが、今の高校制度はバラツキを極力抑えて同質性を求めようとしている。満点と平均点の設定による差別化とは、相反する話になってしまう。
やはり多様であるほうが自然なんだなと、あらためてミルトン・ダイヤモンドさんへのリスペクトが(笑)。

てことで、さっさと成績処理を終えて、会議もすませて、お家へと。
帰りの電車は読書の時間。ものすごくおもしろい本なんですけど、読めば読むほど「残ってる場所はあるのか?」という気がします。が、きっとここまで積み上げてもらってるんだから、その「肩の上に立」たなきゃな。
しかし、わたしの公開フルボッコミニ大会まで、あと1ヶ月を切ってるよ!にもかかわらず、一文字も書けてない(笑)。
bigwaveが来るな…(;_;)。