今日は下の子どもの学校の体育祭があるとかで、見物に行くことにしました。
とにかくゆるい。
とにかく「うちの学校は一番自由」ということを自他ともに認める学校です。まぁ、もともと誰かと競ったりする学校じゃないんです。例えば、「○○部の○○君、インターハイ出場!」みたいな垂れ幕はありません。てか、そもそも体育系のクラブはあるのか?かといって
「○○大学○○人合格!」みたいなのもありません。そういうところにはない学校です。でも、とても魅力のある、ある分野に特化した学校なんで、たくさんの生徒が希望をします。そもそも「特色ある学校」なんていわなくても、学校の成り立ちそのものが特色なんです。
街なかにある学校なんで、グラウンドの広さは小学校サイズというか、下手したら幼稚園サイズです。体育祭で描かれてるトラックなんて、スケートのショートトラックくらいのRです。でも、それでいいみたいです。だって、そのトラックをフルスピードで走れる運動神経を持ってるらしい生徒はきっといません(笑)。
でも、例えば「開会式をはじめるよ」というと自然と並ぶ。前で人が話しはじめたら聞く。そんな当たり前のことを当たり前にやるので、「並べ!」「早くしろ!」みたいな注意は一切ありません。体育祭の運営は、すべて生徒です。教員は何をしてるのかと思ったら、写真とってるだけでした(笑)。
うーん。なんか、定年前に最後にこんなところで教員やりたいなぁと、ぼんやりと考えちゃいました。まぁ、いろいろ無理ですが…。