いろんな仕事には「〆切」と「ほんとうの〆切」と「デッドライン」と「ほんとうのデッドライン」があるっていうのは知ってました(笑)。
で、〆切は先週水曜日。ほんとうの〆切は先週末。デッドラインは今朝だったのですが、最後の最後、まだひとつ足りません。しかたないので、とりあえず電話したら、「あと少し」とのこと。よかった(^^)。では、印刷屋さんに5時に来てもらうよう連絡をしましょう。
で、4時にメールチェックしたら、まだ来てません。で、メールしたら、なんと「時間の都合でできない」と言っておられたところをやってくださっているとのこと。ありがたい!
いや、この方、ほんとうにていねいに仕事をされるので、しかたないのはわかっているのです。あとは送られてきたら、わたしがトップスピードで作業をすればいいだけのことです。
と…。来ました!
さっそくお礼のメールだけ打って、作業開始。文言については間違いがあるわけがない。ただ、必要最小限の漢字の統一とアラビア数字への変換だけはしなくちゃなりません。で、流し込んで、見出しをつけて、ページチェック!よし!扉はすべて奇数になっている。
さて!印刷!
と、そこへ印刷屋さんが来られました。
ふぅ。なんとか「ほんとうのデッドライン」は守れたらしいo(^^)o
あ、あの、、、
ご存知だとは思いますが、あまりデッドラインを極められるのは、印刷業の皆さまの労働強化に繋がる可能性があるのではないでしょうか。。。
今はどうか分かりませんが。20年弱前、大手印刷会社勤めの人と夕食を共にする機会がありました。そのとき、その方曰く「原稿が締切に遅れられると、現場の年休計画が吹っ飛んだり、深夜残業や徹夜を生む。漫画家で締切を守らない人とか、とっても迷惑」とのことでした。
お尻(出版日)が決まっている印刷物だと、原稿の遅れは後工程の労働者にしわ寄せが行く。いつきさまの原稿が、どういう性格(出版日が固定されているのか?他)のものか?分かりませんが。
はい。よくよくわかっています。わたしもまた「後工程」のうちのひとりなんで^^;;。
おとついは、そんなことも含めての、すべてのデッドラインです。