自習!自習!

ずっと避け続けていたフェミニズムでしたが、諸事情により、どうしても避けることができなくなってしまいました。おかげさまで、ここしばらく、フェミニズムの初心者本を読んでます。
しかし、考えてみると、トランスのことを考えたり発信したりするのに、フェミニズムを避けてやっていた自分の器用さというか、足元の危うさというか、そのあたりを、いまさらながら「こわっ!」って思います。
まぁ、たぶん、それに代わる別のことを援用しているのはいるのですが、そしてそれは一定有効だし、他の人にはない観点を提案してきたんだとは思うのですが、そろそろ限界ですね。次の一歩を踏み出すには、避けられなくなったってことです。

で、初心者本ではあるけど読みはじめて、「よかった!」って思いました。
こんな感じはいつ以来だろう。
「パラムの会」と出会った時、あるいは『同和はこわい考』と出会った時。それ以来かなぁ…。
わたしがフェミニズムを避け続けてきたのは、フェミニズムはわたしを否定するものだろうという固定観念があったんです。でも、そうではなくて、自分のための思想だったってことに気づいたっていうことでしょうか。もちろん、そこに至るまでにさまざまな「先輩たち」の存在があったであろうことは容易に想像ができます。そうやって到達した「今」が見せてくれる世界は、とても厳しくも優しいですね。

さて、もっともっと深めていこう。