S vs Oの町で

夕方、大阪府南部の町へ移動。途中、ふと気になって、Tーマスに
「喜志って、藤井寺の先か?」
とメールすると
「先ですよ」
とのお答え。そうかぁ、かなり遠くまで来てるんやなぁ…(笑)。
さてと。今日のお座敷は2大勢力の抗争地です。ひとつはしみず。もうひとつはおおにしです。ふんわりさっくりの「しみず」に対して、どっしりとした「おおにし」。好みのわかれるところではありますが、わたしは断然「しみず派」です。
てことで、この話をマクラにすることに決定。

さて、ネタをふると、いきなり
「わたしもしみず派です!」
と挙手される方がおられます。なんと、わたしに「しみず」を教えてくださったY口さんのおつれあいだとか。いやぁ、お会いできてうれしかった!思わず握手してしまいました^^;;。

となると、あとはええ調子です。
どうやら、みなさん、真面目な話を聞きに来たと勘違いされておられるみたいで、とまどい感が満載ですが、まぁ、そこはそれ、ちゃんと笑ってくださる方もおられて、ギッチギチの1時間半終了です。

話し終わってから、みなさんがコミュニケーションカードを書いておられる最中、事務局の人となんとなく対談をしたりして、そうこうするうちにいろんな人が集まってこられて、気がつくと「宴会やろう」という話になっています。え、えらいこっちゃo(^^)o。

自分の言葉をとりもどす

ほんとに瑣末な日常を過ごしていると、特段ネタもないので何を書こうかと。で、たまにはこのエントリかなと。
まぁ、おおげさなタイトルですが、たいした話ではないです。

いままで、いろんなところでいろんな人と出会ってきました。で、そのたびにいろんな言葉を発してきました。もちろんそれらの言葉、すべてがオリジナルではない。誰かの言葉を借りてきたり、誰かの言葉にヒントを得たりしたものもあります。でも、基本的に「単なる借り物」ではなく、自分の中を一度くぐらせて、自分の経験や考えを経過させて、その上で出典を明らかにしながら発してきたつもりです。
何が言いたいかというと、「それらの言葉はわたしにとって血の通ったものであり、切実なものである」という、単にそれだけのことです。

問題はここからでして…。
それらは時として消費される。あるいは搾取される。そして、誰かの分析や解釈を加えられてしまう。その時の主体は誰か?それはわたしではなく、分析し解釈を加える「その人」です。
もちろんそんなことは織り込み済みですやってきたわけですが、なんかある時、ふと「ん?」と思ったんですよね。
で、そうなった時、とる道はいろいろあります。「口をつぐむ」「それでも語り続ける」「単著を出す(笑)」「分析する側にまわって、自らを分析する」etc
もちろんどれかが正解なわけでもなく、どれかひとつしか道がとれないわけでもない。
で、わたしはたぶん「おべんきょ」という道を、新たに選択した。それは、自分の言葉を自分の手のうちにとりもどすためらしいです。

ずっと、なぜ自分が「おべんきょ」をしたいと思ったのか、その心の奥底がわからなかったんです。でも、いろんな人といろんな言葉のやりとりをし、「言葉」について考え続ける中で、もしかしたら「こう」かもしれないと思った、その一里塚です。
でも、この一里塚は、忘れちゃいけない一里塚です。

今年もロープ職人

一昨年から「仮設劇場」の幕張りは外注することになりましたが、一本だけロープを自前で張らなくちゃなりません。なので、いつものようにねじり結びだのトラックノットだの。
そうこうするうちに
「垂れ幕できた」
とかいう声が聞こえたので、出動。こちらはねじり結びとインクノットですか。
にしても、垂れ幕は上はいいんですが、下のアンカーをどうとるかですね。これ、けっこう難しいです。特に今日は強風です。
「杭、ありますか?」
「サッカーゴールのなら」
「そいつ、3本くらい使えばいけるかなぁ。はじめの杭の根本に引っ掛けて、その杭の一番上からロープを張って、次の杭の根本に引っ掛けて。これ、3本くらいやったらいけますよ」
なんであたしゃこんなこと知ってるのかなぁ…。まぁ、熱くなると腕に彫られた「四駆命」の文字が浮かび上がるタイプなんでしょうね^^;;。
まぁ、今年も楽しませてもらってますが、こんなことやってたらおべんきょが進まないなぁ(;_;)。

こんなの読む日が来るとはなぁ

昨日の夜、読みたい文章があったので、ゴソゴソ本棚を探っていたのですが…。いや、本棚って、前後二段になっていて、しかもその上に本は横においてあるもんですよね^^;;。なので、よほどファイトがわいたり必要に迫られない限り、うしろの本を探すことはないんです。でも、えてして後ろにおもしろいというか必要な本が入っているわけで。
てことで、ゴソゴソ探していたら、いろいろと出てくるわ出てくるわ。なかでも、昔、若気の至りで定期購読していたこんな雑誌なんかが出てきて
「うわ(;_;)!」
と赤面してしまうのですが…。
でも、特集を見ていると、今なら興味を持って読めそうなものが目白押しです。そんな中
「あったあった!」
と取り出した「レズビアン/ゲイ・スタディーズ」。うーん、少しだけパラパラとめくった痕跡はありますね。
てことで、朝、本日の一冊てことでリュックの中へ。
行きの電車の中でちょいと広げて…。おっと。首を下向けたらあかんのや。てことは…。表紙が堂々と前を向くのか(笑)。
かつてK口くんが
「電車の中で解放新聞を広げるときのほんの少しの躊躇(笑)」
って言ってたのを思い出しました(笑)。

脅し

朝、事務室に行くと、事務長に呼び止められました。渡されたのは一通の封筒。中身を見ると、いまさらわかってる内容が書いてありました。
「要精検:肝機能」
んなことはわかってます。それこそ、検査する前からわかってることです。
だいたい、夏の終わりに検査をするからこういう結果になるわけです。去年は秋に検査があって、まったくのクリアでしたから。
特にこの夏はひどかった(笑)。8月第二週以降、ほぼ毎日飲み会があって、しかもとどめの死のロード。で、最終週はハグまでしたわけです。
で、検査はその翌日。
そりゃ血圧も上がるし、肝機能の数値も上がって当然です。ちなみに同僚の体育教員曰く。
「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ですね(笑)」
そうです。ハイ!です。

てことで、脅しにのることにしました(笑)。
とりあえず、何もない日はヱビス500を1本にとどめる。これで秋になったら再勝負をかけます(笑)。

で、休日(^^)

朝、寝坊です。うれしいなぁ。
9時前にのそのそ起き出して、上の子をつれて、軽くドライブ。実は「とあるところ」に「とあるもの」をわけてもらいに行ったのですが、不在。てか、今年つくってはるのかなぁ…。ま、また来ましょう。
で、家に帰って、昨日果たせなかった読書の時間。

ポスフェミ、難しいっす(;_;)。
昼が来たので、昼ごはんづくり。切り干し大根がいっぱいあるから、今日は切り干しづくしですね。あとは残りものをいただきましょう。で、当然ぷし!んま!
午後は読書…。のつもりが昼寝(笑)。いや、ポスフェミ読んでたら難しくて眠気が…。
4時半頃に目が覚めたので、今週のおべんとのネタづくり。さすがに料理をすると目が覚めるので、ちょいと読書をしたりして、とにかくひととおり目を通してしまいました。もちろん内容はさっぱりわかりません(笑)。
で、晩ごはん。やっぱり切り干しづくしです。
さてと。あとはテレビを見て寝るだけだ。
んー。休日。
明日から日常か(;_;)。

ま、休日^^;;

朝、みんな寝てるけど、わたしはこっそり家を出て…。朝練といきたいところですが、自転車に乗って駅へ。なにが悲しゅうて出勤?でも、ま、仕事だから仕方ないです。でも、「いるのが仕事」という仕事なんで、楽っちゃあ楽です。おべんきょでもしましょう。
で、メールチェックすると、「質問メール」が来てます。んー…。まぁ、質問には答えなくちゃね…。いろんなことを調べるのに1時間半ほどかかりました。ま、わたしもいろんな人に質問してるからしかたないですね。ついでにおべんきょのたしになったかもしれないし。
今日の当番は午前だけ。お昼ごはんは電車の中で食べますか。

んま(笑)!
で、帰りに髪の毛をカット。
家に帰ると今から昼ごはんということだったので、もう少しごはんを食べて、ついでに缶チューハイをぷし!んま!
さてと。読書…。のつもりが昼寝(笑)。
あとはダラダラとした半日です。
ま、ええかo(^^)o。

経験豊富な人から学ぶ

今日は職場の人権研修会です。さてさて、どんな内容でいこうかなぁ。
とにかく、ここ数年ずっと言われてきたのが「同和教育の継承」ってやつです。でも、基本的に掛け声だけって感じがします。なぜなら、継承できるシステムをどんどん壊している。
同和教育に限らず、ものごとを継承しやうとするなら、それが可能なシステムをつくらないとダメな気がします。例えば、「師匠の背中を見ながら」みたいな話があるわけですが、それはそれで「師匠の背中を見ることができる」というシステムがあるから可能になるわけです。簡単に言うなら、師匠の背中を見られないシステム、例えば「ものづくりをする師匠と営業にまわる後継者」ってやっちゃうと、「師匠の背中を見て育つ」ことはできないわけです。
で、「同和教育の継承」を謳うのであれば、それが可能となるシステムをつくらなきゃならない。もっと言うならば、仕事をする中で自然と継承できるのがシステムなわけです。例えば、人権を担当するセクションを二人体制にして、ひとりは若者を入れるとか、あるいは人権を担当するセクションの人間を意思決定機関に入れるとか。でも、そんなことよりも「進路」とか「生徒指導」とかを優先してきた。まぁ、「成果」を手っ取り早く出すなら、もちろんそんなあたりを優先するのが方法だろうなと思います。人権なんて、表向きの「成果」にはなりませんからね。てか、「人権の成果」なんてものが形にあらわれるとしたら、それは「人権」という言葉にあらわされないそうとうな深さのとりくみがあって、それが氷山の一角として形にあらわれたみたいなものかなと思います。例えば、「ひとりの留年も許さない」みたいな学校がほんとに実行できるとかね。でも、それってそうとうに教員にとってしんどいことです(笑)。
で、なにはともあれ、継承できないシステムにしてしまった。当然継承はされません。それをどう継承可能にしていくか。それがこの間ずっと考え続けている課題です。
ひとつはシステムを変えるように働きかけていく。これは不可欠です。でも、一方で、システムがないなら、それを補完する「なにか」を仕掛けなきゃならないんでしょうね。おそらくは、キーとなるのは「人権という言葉を使わない」かなと、ぼんやり考えています。

てことで、今日の人権研修は「経験豊富な同僚」に前に出てもらって、いろいろ話をしてもらうことにしました。ちなみに、ここでいう「経験豊富」というのの真逆にいるのはわたしです(笑)。つまり「さまざまな校種や課程を経験している人」という意味です。ですから、中学校の講師経験のある採用2年目の人にも前に出てもらいました。そんな人から、中学校や定時制で経験したことを話してもらおうと。そこでどんなふうに子どもや保護者とかかわったのか。どんなふうに集団づくりをしてきたのか。その具体的な「方法」を話してもらうことからスタートしてみたいと思いました。
結論的には、たぶんわたしが意図を伝えきれていなかったこともあって、少し言葉を引き出しきれていなかったかなとは思いましたが、でも、すごく大切な言葉を引き出すこともできたかなと思いました。
まぁ、だからといって、明日から何かが変わるとは思いません。でも、ほんのすこし「あ、あれならできる」ということを見つけてもらったらいいし、それを実際にやってきた人が隣にいることがわかっているんだから、ノウハウを聞くことができる。そういう関係づくりの最初の半歩ができたなら、それはそれでたとえ小さくても意味のある研修になるんじゃないかなって思いました。